- 糅物…主食である穀物とともに炊き合わせを行う食物。転じて、飢饉などで食糧不足に陥った際の救荒食物のこと。「糧物」とも。
- 江戸時代に米沢藩重臣・莅戸善政(大華)が著した飢饉救済の手引書。
ようするに雪深い米沢で餓死しないようにと食べられるものを植えさせたのが始まりでしょう。
そのかてものを料理して!!と友人に言われました。かてものに興味をもたれた方から彼女の住む森でインタビューを受け当日かてもの料理を振る舞うということ。
かてものだけではもったいないと米沢らしい発想で、もってのほか(食用の菊、天皇家の御紋と一緒ゆえもってのほか)、打ち豆(丸い豆を売って平たくしたもの、火の通りよく使い勝手が良い)、塩漬けの蕗やわらび(米沢では野菜や山菜を旬のうちに取り塩漬けにします)も使って色々作ってみようということになりました。米沢の伝統食に通じる食材たちです。
先日マツコデラックスの番組で米沢のグルメがブーム?とやっていたけれど同じタイミングでかてものにスポットが当たるとは????チャンス到来。新たなかてもの料理を考えて人に知ってもらう素晴らしい機会となりそうです。
今日の晩御飯:ぎょうざ、佃煮