ひらのかおるタウン通信

ひらのかおるの日々の暮らしや市民活動の中で、みなさんにお伝えしたい情報や雑感などを綴っています。

第四次行財政改革プラン推進計画(案)って どんなん?

2008-01-14 | Weblog
パブリックコメントを募集している第四次行財政改革プラン推進計画(案)は役場とホームページでしか閲覧できません。ほとんどの住民の目には触れないということです。

そこで、12日午後からは日頃議会リポート配布を協力していただいているみなさんに呼びかけて、推進計画(案)と財政収支見通し(案)を一緒に検討してみました。

下水道料金の値上げやふれあいセンターの使用料などの値上げ、個人給付の見直しなど住民生活に影響のある16項目が挙がっています。

「JR新駅をつくるときは財政は大丈夫いうて、値上げしたり民営化するときは財政難やいうのは、詐欺やな」
「ふれあいセンターの全額減免見直し(5割に変更)してもいいけど、公民館の役割もあるしもう少し減免率が高くてもいいな」
「高齢者の配食サービスは安否確認の福祉的要素も高い。変更したら(1食350円から500円に)利用しにくくなるやろな」
「平均寿命も85歳越えているし、年長者祝い金は99歳以上にして他は廃止しても良いのでは」
「障害者福祉金や難病者福祉金、遺児福祉金の減額や対象期間の引き下げはあかん。弱い立場の人への給付は必要や」などなどの感想がでました。

なんといっても、「こんな大事なことが住民が見られへんのはおかしいし、細かい字で書いた資料も説明がないとわかりにくい。説明会をしてもらわな」ということでした。


推進計画案にあがった内容は、予算や条例改正で議会に提案されます。住民の負担になることは反対ですが、財政健全化についての対案や、行政サービスの継続をするための財源をどうするのかについてしっかりとした意見も示さなくてはなりません。そのためにも、みなさんの意見を聞かせていただくことはとても大事です。

合間に乗願寺(浄土谷)の鏡開きの御餅入りぜんざいをいただきながらワイワイと賑やかな検討会でした。


花の街 アンダルシア風?

2008-01-14 | Weblog
フジ住宅による町営住宅跡地の住宅開発がすすんでいます。東大寺地区の半坂・岸ノ下にはモデルハウスもでき、販売中です。

今年からは鈴谷・滝谷地区の造成工事に取り掛かるということで、フジ住宅の地元折衝担当のHdk一級建築士事務所が、周辺住民への個別の説明に回り始めています。
ようやく1月中には周辺の住民への全体の説明会が開かれるということになっています。説明会は造成工事について熊谷組が行うとのことです。

以前に自治会からの回覧板で造成工事図面が示されていました。特に鈴谷地区は土地の勾配がきつく、大掛かりな造成が行われるので、問題も多いのではないかと心配していました。

1月12日午前、町営住宅跡地利用懇話会の山崎自治会の担当の方の同席のうえ、特に擁壁が住宅に接している数軒でHdkから説明を聞きました。

ある住民の方のお宅は、東も南側も宅地より高く造成され(盛り土)、その上に2階建ての住宅が建つことになり、住環境に大きく影響が出るようです。初めて図面を見られてかなりショックのようでした。

フジ住宅のイメージパースによれば鈴谷地区は「花の街 アンダルシア(スペイン)風」ということでしたが、隣接する住宅は洞窟?影響を最小限になるようすべきでしょう。

出席した住民の方の誰もが造成工事の説明も重要だが、いったいどんな住宅開発が行われるのか、それが聞きたいのだとおっしゃる。当然のことです。