1979年、セリーグ5年目の大杉勝男は、何故か急激に成績を落とします。前年より全ての数字が著しく落ち、バットスピードが落ちた様に感じました。当時34歳の年齢から、まだまだ一流選手として通用すると思うものの、若干の不安を感じたものでした。しかし彼は再び蘇ります。翌1980年0.301,21本塁打,82打点をマークし、未だ打撃術の高さを示してくれました。更に信じられない事に翌1981年、彼は36歳にして自己最高打率の0.343をマークし、本塁打も20本、78打点と健在振りを遺憾なく見せてくれました。その当時の彼は、本当にクラッチヒッターの典型とも言うべきタイプで、チャンスに強く、長打力こそ衰えたものの、相手投手に与える恐怖はもの凄いものだったでしょう。当時主に3番を打っていた若松勉との比較ですが、確かに打率は若松勉の方が高かったと思いますが、相手投手に与える恐怖感、威圧感に於いては遥かに大杉勝男の方が勝っていたかと思います。最近の選手で言えば、シアトルマリナーズでDHとして大活躍した、エドガーマルチネスの姿がその当時の大杉勝男をより思い出させてくれるものです。
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大杉の勝負強さはデータを見れば必然的
そもそも、どうせ現役みたことないやつが言ってるんだろ。名無しみたいな雑魚が大杉をバカにすんな。
大杉1人だけが打てば順位が上がる訳ないだろ。