大杉勝男はパリーグ10年、セリーグ9年の現役生活をすごしました。そこでセパでの実績を比較して見ます。先ずは打率ですが、パでは1171安打の0.281,セでは1057安打の0.293をマークしています。本塁打数はパで287本、セで199本を記録しています。残念ながら1本不足でセでは200本塁打には達していません。打点に関してはパで819打点、セで688打点を記録しています。リーグ関係なしに、素晴らしい実績を残したと言っていいのでしょう。この数字を見るだけでも。セパでの彼の打撃の違いが解るかと思います。つまり長打力抜群で30本塁打以上を6回マーク、内40本塁打以上を3回マークしたパリーグ時代,本塁打数こそ30本塁打以上が2回と少ないながらも、打率3割以上がパリーグ時代の2回より、遥かに多い5回を記録したセリーグ時代は、より円熟した打撃をしていたと言えるのでしょう。打点に関しては通算で4回100打点以上を記録し,90打点以上は8回記録していますが、矢張り長打力に優れたパリーグ時代に100打点以上3回,90打点以上を5回記録していますが、長打力に若干の陰りの見え出したセリーグ時代にも100打点以上1回、90打点以上3回という数字も本当に素晴らしいものかと思います。
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