前回得点に占める本塁打の割合で王貞治選手が44.1%と書きましたが、通算本塁打2位の野村克也選手を200本以上離しているので、率でもかなり差があるかと思っていました。しかし今回調べて見ると野村克也選手は657本塁打で1509得点の43.5パーセント、門田博光選手が567本塁打で1319得点で43.0%と想像していた程の差がない事に気づきました。後続の打者の力量やその選手の走力にもよりますが、意外な程似通った数字であり、違う言い方をすれば得点に於ける本塁打の占める割合としては、この数字付近が限度とも言えるかと思います。通算得点ベスト10の選手を少し分析しますと、最も安打数の少ない選手が落合博満選手の2371本、8人の選手が通算本塁打400本を楽に超しています。400本塁打とは程遠い二人の選手、福本豊と石井琢朗両選手は殆ど上位打線を務め、自身の走力で得点圏に進み、中軸打者の打力により得点を重ねケースが多かったと言えるかと思います。
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