昭和55年から平成1年まで、南海ーダイエーホークスで活躍した捕手です。公称は170cm,96kgでしたが、特に選手生活晩年近くには、その体重は公称サイズを遥かに越していたと思います。その体型の為か、脚は非常に遅く、全く期待出来ないものでした。又守備でも動きが悪く、パスボールも多いのですが、最大の弱点はもの凄く肩の弱かった事でしょう。投手としては、守備面に関して、これ以上嫌な捕手はいなかった事でしょう。しかし打撃に関しては、かなりのセンスはあったと思います。その体型の割に内角球も、巧く引きつけて打てましたし、ミートポイントは確かなものがありました。体重管理が巧く出来る選手であったならば、結構率の残せる中距離打者に育ったのではないかと思います。実働10年間の内、一度たりとも規定打席に達する事が出来ませんでしたが、昭和58年には0.313,15本塁打、61打点と活躍し彼自身唯一のベストナインに選ばれています。ある意味、記憶にはもの凄く残る選手だったでしょう。
通算成績 714試合 0.255 78本塁打 270打点
通算成績 714試合 0.255 78本塁打 270打点
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