昭和30年代、投手の奪三振の記録に就いてはかなり話題になっていたかと思います。当時奪三振と言えば絶対欠かせない投手、金田正一が当時の奪三振世界記録ウオルタージョンソンの3508を追い越したシーンはテレビや新聞でも大きく取り上げられた記憶があります。後の王貞治の本塁打の時もそうですが、その頃からマスコミは世界記録と平気で騒いでいたのだと今にして思います。又稲尾和久投手が昭和30年に作られた金田正一の日本記録、奪三振350を超す353の記録を作った36年も印象深いものがありました。金田正一が400イニング、稲尾和久が404イニングとイニング数と奪三振数が非常に近く、従って奪三振率もほぼ差はなく金田正一7.875に対し稲尾和久7.863でした。その当時あの負けず嫌いな金田正一の事ですから、奪三振率の低い稲尾和久の記録は新記録ではないとか、奪三振率の方が重視されるべきとかの発言をするのではないかと勝手に期待していたのですが、相手が稲尾和久という事もあり、私の知り得る限り残念ながらというかその種の発言は聞かれず、何故か多少がっかりした記憶があります。
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