メジャーリーグの今シーズンが始まってからの最大の楽しみの一つとして、快速球投手の登板の際の球速をＭＬＢｔｖの画面のスピードガンでの数値とpitch f/xでの数値を見る事にあります。リアルタイムで見るのが理想ではありますが、なかなか時間的に難しい事も多く主にオンデマンドで楽しんでいます。その快速球投手の内でも、矢張りチャップマン投手の球速には非常に興味を持って見ています。彼の現在の成績は4勝4敗、17セーブ、防御率1.70と素晴らしいものですが、4敗という数字が示す様に常に完璧なりりーフをしている訳ではありません。しかしその数字以上の楽しみを彼は与えてくれています。その楽しみの一つは球速です。最近3試合の最速を少し列記して見ます。13日101.3マイル、163.0km、14日102.4マイル、164.8km、15日100,2マイル、161.2kmと物凄い数値を記録しています。シーズン当初，制球を意識して抑え気味と思われた球速はかなり出て来ています。もう一つは驚異的としか思えない奪三振率です。前回も触れましたが更にアップして来ており、現在42.1イニングで79奪三振、奪三振率は実に16.8になります。アウトのほぼ3分の2近くを三振で奪っている事になります。1イニングの登板で2奪三振は驚く事ではないという事になるかと思います。あの驚異的な速さの腕の振りから繰り出される快速球を、今後も見続けたく思っています。