今年シカゴホワイトソックスでメジャーデビューした右腕の快速球投手です。主に中継ぎとして登板していますが、クリスセイル、マットソーントン、アディソンリード等同じチームにあって非常に素晴らしい球速を誇る投手の内でも、その球速は頭一つ抜き出ている公称196cm、84kg、現在26歳の右腕投手です。この投手のファストボールの平均球速は97.2マイル、156.4kmを記録し、最速は100マイルを超しています。現時点でファストボールの平均球速は、メジャー全投手の内4位に入る速さを誇っています。この投手のファストボールで95マイル以下を計時する事はまずなく、97から99マイルの表示が殆どであります。しかしこの投手の投球フォームを見ていると、いつも非常に疑問を感じてしまいます。それはバートロコロンや五十嵐亮太の様に、一旦担ぐ様な感じの右腕なのですが、この投手の場合そこからかなり思い切りその右腕が横方向に振られた感じから、物凄く速い球が投じられて来ます。腕への負担は非常に大きく、短いイニングの中継ぎなら兎も角、ある程度長いイニングの場合とか、将来を考えると不安が多いのですが、その速さと共に切れ味も鋭く、打者の手元での伸びも素晴らしい快速球の魅力を減じる事のない改良を望みたく思います。尚何故かフルネームのネーサンアンドリュージョーンズからネーサンジョーンズ(Nathan Jones)と表記される事もあるみたいであり、サイト等によってはネートジョーンズで検索しても出て来ない事もあります。