松井秀喜の今シーズンは、メジャー昇格がある程度想定されてはいたものの、マイナー契約で始まりました。メジャーに昇格したものの、ヤンキース時代の年俸とは比較にならない程の、格安の条件であります。チームの考え方としては38歳のベテラン、少しでも活躍してくれれば儲けもの、もし活躍してくれなくても大きな出費ではないという考えだったと思います。従って膝に古傷を抱える松井秀喜を守備に就かせる事に決して慎重ではなく、故障者続出もあり、取り敢えず守れそうだから守備に就かせたという感覚であったと思います。つまりチーム事情優先でありました。ではやはり守備に就くには問題のある事が露呈してしまった現在の彼は、今後どういう扱いになるのでしょうか？先ず守備に就く機会は減り、当然の如く出場機会は限られてく来ると思います。ＤＨとして期待に応えられるだけの数字を残す事以外に、彼の生き残る道ないと思います。幸いＤＨのライバル、ルークスコットが信じられない程の打撃不振に陥っている今、本来の打棒を復活させるチャンスではあると思います。もしそれが出来ない様なら、彼にとって物凄く厳しい通告を受ける日が何時来てもおかしくないと思わざるを得ません。