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日米を問わず名選手を紹介。

投手のローテーション(6)

2011-04-09 21:20:43 | Weblog
最近よく言われている事の一つに、現在の打者は一試合に多くの投手と対戦する為、昔の様に少ない投手と対戦するより、なかなか慣れる事が出来ず、打率を上げるには不利という事です。しかし果たしてそうでしょうか?実際この事が成り立つには、登板する投手のレベルが昔と現在では殆ど同じという事が前提に、なっていなければならないと思います。つまり多くの投手が登板するという事は、レベルの低い投手も登板すると言う事になります。例えば先発の場合、エース格の投手の中3日と、決してそうではない5、6番手の投手の中6日、どちらの方に球威があるでしょうか?又リリーフでも連投或いは中1,2日のエース格の投手とリリーフ専門の投手、どちらに威力があるか結構疑問に思います。最低限言える事としては、現在の投手の方が、力がなくても重要な場面での登板が多いという事です。もっと言ってしまえば、現在の方が力のない投手でも登板機会が多いという事です。従って投手の力量を無視して、現在の打者が不利と言う事は一概に言えないかと思います。以上書きましたが、レベルに就いては昔と現在を比較した訳ではなく、あくまでもチーム内での順位を表しています。