3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

投手のローテーション(5)

2011-04-08 21:23:37 | Weblog
現在の投手ローテーションは、メジャーの場合5人の先発投手と中継ぎ、抑えの投手で構成され、先発投手はおよそ100球を目途に交代し、中4日で登板するのが一応原則的になっています。その為か、完封がかかっているか、かなり投球数が少ない時以外は、あまり完投はありません。一方日本プロ野球の場合、5,6人の先発投手と中継ぎ、抑えで構成され、一応投球数は目安にはなっているものの、メジャー程厳密ではなく、従ってメジャーより完投は多いものです。登板間隔としては一週間に1回の先発投手が多いかと思います。昔のローテーションですと、3,4人の主力投手だけで先発とリリーフを賄い、その他の投手は負け試合での登板が主でした。現在は先発、中継ぎ、抑えと日米共勝ちゲームでの役割のある投手は圧倒的に増えています。昔と違い、現在の投手個人を見ていけば登板機会が増えているのですが、果たして必ずしもいい事とは言えない気もします。チームの4番手以降の投手の登板が多いと言う事は、所謂二流投手の登板も見せられる訳です。つまり力の乏しい投手同士の投げ合いを見せられる機会も増えていると思います。次回もう少し比較していきたく思います。