明日は指導主事訪問があります。放課後、教室をのぞいてみます。
2年生は、2クラスほぼ同じ内容の授業を行います。そこで、二人で授業のおさらいの真っ最中です。
ここで、
「これはどの形を使って作ったと思いますか?」
って聞くよね。そうすると、
「△4つと、○2つと...」
って答えるよね。
それで分からない子のために、ヒントカードをどのタイミングで出すかだけど..
ヒントカートがあるって分かると、すぐに頼ろうとするよね。
そうだね。ヒントカードがあるって臭わせないようにしようか?
こういう形は、ここに△を重ねると分かるけど、意外と子供ってこっち向きに当てて、
「あれっ、ぴったりしない。」
なんて言うよね。
じゅあ、そういうときは
「△の向きはそれだけかなあ?」
とか
「ここが、これだけ開いていると変じゃない?」
なんて声を掛けようね。
そして、机の上に山積みになった具体物の数をチェックします。
「え~と、一人○はいくつあればいいんだっけ。」
「一人2つで、32人だから.....。」
「これで~よしと。」
「それから、△は、一人いくつ用意するんだっけ?」
それぞれのクラスで、掲示をする先生、片付けをする先生、作品にコメントを入れる先生、お掃除する先生、そして授業の構想を練る先生.......
ところが、その頃大変なことが起こります。指導案に、不備が見つかります。子ども達の支援について、とても大事なことを記入してありませんでした。それは、分掌上私が気づかなければならないことであるし、何度も指導案をチェックしているのですから、気づかなければならないことです。
すぐにお願いして、指導案の当日案を作成していただきます。そして、文や体裁を比べて手直しして印刷し、綴じ込みます。
あ~あ、自分の不手際で、こんなに忙しそうな先生方に迷惑をかけてしまったなあ....と、ため息がでます。
明日の、話し合いを行う会議室に行き、机を並べて会場作りをします。そこへちょうど内山先生が来てくださいます。そして、一緒に机を動かしたり、いすを並べたりしてくださいます。そこから、職員室まで一緒に歩きながら、内山先生がこうおっしゃいます。
「去年だって、この時期指導課の訪問が何度もあったけど、そんなにあっぷあっぷしてなかったけど、今年はそれほど訪問が多くないのに、なんか忙しいし、後手後手に回るんだよね~。」
「それってさあ、島さんがいなくなったのが大きいと思うな。見えないところで、きっと島さんが埋めてくれていたんだよ。今年は、おれがそれに気づかないからなあ~。」
っと答えます。
..........................
あ~あ..........................................
................
だめだなあ~..........................
しっかりしなくっちゃ.................
...
そのときです。
ずっと上の方から、声がするのです。
「出てこいよ。一緒に遊ぼう!!」
「だめだよ、なかなかうまく仕事ができないよ~。」
「だけど、いつまでも そこに じっとしているわけにはいかないよ。」
.............
う~ん、スイミーって、大人にとっても実は人生を教えているんだって思いました。
「だめだ」っていくら思っていても、だめ。とにかく、その岩陰から出なくっちゃ。そして、とても完全なことができなくて、何をしたらいいのか分からなかったら、先が見えなくてもいいから、
とにかく思いついたことは「ぱっ」とやってみる。
たいしたことでなくていいから、
何もしないよりいいだろう。
そう思って、ガラスマイペットをもって、音楽室に向かいます。
是非、お早めに申込みをよろしくお願いいたします。
皆様にもよろしくお伝え下さい。
授業研究の会 2008年度・第12回
教師が変わる、授業が変わる、子どもが変わる。
― 斎藤喜博の授業論に学ぶ ―
日時 2008年8月8日(金)13:00~10日(日)12:00 (2泊3日)
場所 あいち健康プラザ(愛知健康の森 『健康宿泊館・健康開発館』)
〒470-2101 愛知県知多郡東浦町大字森岡字源吾山1―1
TEL 0562-82-0211 /FAX 0562-82-0215
交通〈1〉電車で:東海道本線JR大府駅下車(JR名古屋駅から13分)。
①JR大府駅西口を出て,知多バス「中部公園―森岡台循環」または「げんきの郷」行きに乗車。「あいち健康プラザ」下車。
②タクシーで約5分 ③ 会場へ直通送迎バス(12:00より4便)
〈2〉車で:名古屋高速道路から知多半島道路に入り、東海大府IC下車(20分)。東海大府ICから一般道で「あいち健康プラザ」へ(10分)
会費 30,000円(参加費・資料代・宿泊費・食事代を含む)
主な内容 授業実践・学級づくりの報告、教材解釈、実習、実践サポート他。
(実践サポートで報告を希望される方は、申し込みの際にその旨ご記入ください。)
参加者定員 80名
申し込み方法 はがき・ファックス・メール いずれでも受け付けます。
必ず下記事項を明記してお申し込みください。
① 名前 性別 郵便番号 住所 電話・ファックス番号 メールアドレス(ある方は必ず)
② 勤務校名 担当学年 または 担当教科
参加回数(初参加 または ○回目)
申し込み先 〒272-0015 市川市鬼高 3-13-6-501
白 銀 一 彦(TEL/FAX047-370-1525)
e-mail has07850@snow.odn.ne.jp
しめ切り 7月10日(木)(受付は先着順です。早目にお申し込みください)
○ 参加申し込みをいただいたあと、こちらから参加確認のはがきをお送りします。
○ 大会当日は、体育・表現の実習ができる服装、国語辞典をご持参ください。
指導主事の訪問、子どもたちや先生方のご活躍を祈ります。