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2年生国語 たんぽぽのちえ
国語において、「読む」ことは大事です。特に音読はその基本になります。
だから、音読も子ども任せにせず、時に基本を教え込むことが必要だと思うのです。
声の大きさ、速さ、間の開け方等はもちろんです。
付け加えて、どの言葉を丁寧に読むと上手になるかを教えます。
もちろん、動詞や形容詞を丁寧に読むのは当たり前です。
しかし、それらの言葉に添えられている、助詞や助動詞を丁寧に読むことで、読みは格段に丁寧になります。
また、息の吸い方や、体の開き方など、体の使い方を教えてあげると、無理なく抑揚のある読み方になります。
そこで、そのような指導の際に役立つのが、黒板に拡大して教材を掲示する方法です。
これだと、全員が顔を上げます。
どの子の顔も口も、教師からよく見えます。
全員が同じ箇所を見るので、群読のさい、呼吸まで合わせることができます。
さらに、ほら、この子の息の吸い方を見てごらん。
この口の開け方はすごいでしょ。
よく見ているでしょ。このぐらい目を開いて見るといいんだね。
などと、よい子の読みを全員にその場で紹介することができます。
さらにこんなふうに、一番後ろに立ってもらえば、
体を開いて息を吸っている様子、
感情を込めるのに従って、微妙に動く体の動きも全員がみることができます。
また、全員の前で読んだ後に
思わず拍手がわき起こったり
○○さん、やっぱり上手だよね~
などと友達から褒められることで、読んだ子も自信がつきます。
とくに、低学年においては、たっぷり汗をかくぐらい音読しておいてから、内容に入っていくと楽しく学習する雰囲気ができると思います。
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