6年理科 土地の作りと変化
昨日に引き続き「火山灰」から火山からできる土地について調べます。
まず、昨日予告した、教科書に載っている「火山灰の洗い出し」について、作業の仕方を調べてノートにまとめてもらいます。
「実験に入ると、机の上を片付けるでしょ。そうすると、次は何をするか教科書を見れなくて困るでしょ。ノートに書いて、手順を覚えておくのです。」と指示します。
その後はその手順に従って実験を進めてもらいます。
まず、火山灰を容器に入れ、よくこすって粒を崩し、洗います。この際水が少なくしてよくこすり、それから水を入れた方が上手に、早く洗えます。
そこに残る結晶をこぼさないように注意しながら、水をこぼします。
これを何度か繰り返し、水が透明になると、そこにこのような火山灰の中の結晶が残ります。
これを、解剖顕微鏡で見ていきます。
「わ~、宝石みたい。」
「透明で、光ってる。」
「私たちの班の方がきれいだよ。」
「こっちだよ。こっちには金色の結晶まであるよ。」
「どれどれ...」
今まで、この実験は何度か行ったことがあります。
でも、ここまで素直に驚き、喜んでくれたのは初めてです。
聞いているこちらまで嬉しくなります。
「次に、目の前に実物があるうちに、見えている結晶を調べ、ノートに記録しなさい。」
と指示します。
「そして、机間指導しながら、流れる水の働きの石と、形は同じ?色はどう?」
などと、観察する観点を話します。
すると、
とがってる。四角い。ごつごつしている。ガラスが割れたみたい..
と気づきます。
そこで、それは溶岩が瞬時に固まったときにできた、結晶であることを話します。
比較対象として、花崗岩を机に起き、溶岩が地下でゆっくり固まると、このように大きな結晶になり、火山灰のように早く固まると、こんなに小さな結晶になります。
と説明します。
砂つぶは身近すぎてしっかり見つめたことがないからでしょうか?大地のつくりの導入で運動場の砂粒のj観察をしたときも「これ、きれい!」「珍しい色だ!」とかなりはしゃぐ声が聞かれました。もちろん、火山灰も綺麗でしたが^^