人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

マックス・バーバコウ監督「パーム・スプリングス」& ユーゴ・ジュラン監督「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」を観る 〜 ギンレイホール

2021年08月18日 07時19分33秒 | 日記

18日(水)。わが家に来てから今日で2412日目を迎え、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの首都侵攻を受けて、国外に脱出したガニ大統領が出国時に多額の現金を持ち出した疑いがあるとロシア通信などが16日報じた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     私利私欲に満ちたこんな大統領じゃ タリバンに勝てるわけがない どこに亡命した?

 

         

 

昨日、夕食に「豚もも肉のシソ巻き焼き」「生野菜とアボカドのサラダ」「冷奴」「大根の味噌汁」を作りました 「豚肉~」は初挑戦ですが、とても美味しくでき、娘から合格点をもらいました

 

     

 

         

 

昨日、ギンレイホールで「パーム・スプリングス」と「ラブ・セカンド・サイト   はじまりは初恋のおわりから」の2本立てを観ました

「パーム・スプリングス」はマックス・バーバコウ監督による2020年製作アメリカ・香港合作映画(90分)です

カリフォルニアの砂漠のリゾート地パーム・スプリングスで行われた結婚式に出席したナイルズ(アンディ・サムバーグ)と花嫁の介添人のサラ(クリスティン・ミリティ) ナイルズのサラへの猛烈なアタックから2人は次第にロマンティックなムードになるが、謎の老人に突如弓矢で襲撃され、ナイルズは肩を射抜かれてしまう 近くの洞窟へと逃げ込む2人は、洞窟の中で赤い光に包まれ、2人とも目覚めると結婚式当日の朝に戻っていた 状況を呑み込むことが出来ないサラがナイルズに問いただすと、彼はすでに何十万回も「今日」を繰り返しているという   2人はこの無限タイムループから抜け出すために奮闘する

 

     

 

この作品は、映画館がコロナの影響で営業できない中、ドライブシアターで限定上映したところ、映画に飢えていた観客を沸かせたと言われていますが、よく分かります 鬱屈した閉塞感をぶち破るのに相応しい”笑えるラブコメディー”です 自分がナイルズのようにタイムループに陥ったらどうなるだろうか と考えると、夜も眠れなくなってしまいました。昼寝しましたが

 

         

 

「ラブ・セカンド・サイト   はじまりは初恋のおわりから」はユーゴ・ジュラン監督による2019年製作フランス・ベルギー合作映画(118分)です

高校時代に出会い、一目ぼれから結婚したラファエル(フランソワ・シビル)とオリヴィア(ジョセフィーヌ・ジャピ) 人気SF作家として多忙な毎日を送るラファエルと、小さなピアノ教室を運営するオリヴィアの夫婦生活はすれ違いが続いていた オリヴィアと大喧嘩をした翌朝、ラファエルは見覚えのない部屋で目を覚ます そこは夫婦の立場が逆転した”もう一つの世界”で、ラファエルはしがない中学教師、オリヴィアは人気ピアニストで、ラファエルのことを知らなかった ラファエルは元の世界に戻るべく、SF最新作のストーリーのラストを書き直す

 

     

 

2人の出会いは、学校の音楽教室のピアノでオリヴィアがシューベルトの「セレナーデ」を弾いているのをラファエルが偶然聴いたことでした この曲は、もう一つの世界にいるオリヴィアがもう一度彼の前で弾くことになります この曲はフランツ・シューベルト(1797‐1828)が1828年に作曲した歌曲集「白鳥の歌  D957」の第4曲で、映画ではフランツ・リストがピアノ用に編曲したものが演奏されています そして、オリヴィアはラストのピアノ・リサイタルのシーンでショパンの「幻想即興曲  嬰ハ短調 作品66」を弾きます この曲はフレデリック・ショパン(1810‐1849)が1834年に作曲したピアノ曲です この映画では、オリヴィアのラファエルに対する激しい想いが伝わってくるような情熱的な演奏シーンが展開しました

いつも思うのですが、映画において音楽は重要な要素です

コメント
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