TOMTOM絵日記

~旅の想い出徒然日記~

2018.04.07 “新生御園座開場”

2018-04-22 00:05:43 | 名古屋

〈2018.04.07 sat〉
06:30 起床
07:50 出発
08:36 津発 名古屋行特急 
09:28 名古屋着
    名鉄で金山へ移動
    名古屋ボストン美術館
12:00 桂新堂百福庵
13:00 north face
14:00 JRケードタワー
    JR名古屋高島屋
    地下鉄で伏見に移動
15:30 御園座
20:15 終演
20:45 名古屋発鳥羽行特急
21:34 津着


柿葺落四月大歌舞伎

松本幸四郎改め 二代目 松本白 鸚
市川染五郎改め 十代目 松本幸四郎
襲名披露
平成30年4月1日(日)~25日(水)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時~

【昼の部】
〈寿曽我対面〉(11:00-11:50)
工藤祐経    工藤祐経
曽我五郎    中村 又五郎
曽我十郎    中村 鴈治郎
大磯の虎    中村 壱太郎
化粧坂少将   中村 米 吉
梶原平次    中村 吉之丞
梶原平三    中村 寿治郎
八幡三郎    中村 種之助
近江小藤太   中村 歌 昇
小林妹舞鶴   市川 高麗蔵
鬼王新左衛門  大谷 友右衛門

 曽我十郎と五郎が、父の仇である工藤祐経を討ち果たした曽我兄弟の仇討は、謡曲をはじめ浄瑠璃、歌舞伎などにとり上げられています。将軍源頼朝の信任が厚い祐経の館で、巻狩の総奉行就任の祝宴が執り行われる中、曽我十郎、五郎の兄弟が対面を願い出ます。実はこの兄弟は18年前、祐経が闇討ちにした河津三郎の遺児でした。仇を討とうと逸る五郎は祐経に詰め寄りますが、十郎が押し止めます。祐経は兄弟に巻狩の通行切手を与え再会を約束するのでした。歌舞伎の様式美が見事に凝縮された柿葺落にふさわしい一幕です。(歌舞伎美人HPより)

 
幕間 30分

〈二代目松本白鸚・十代目松本幸四郎 襲名披露 口上〉(12:20-12:35)
幸四郎改め松本 白 鸚
染五郎改め松本 幸四郎
     坂田 藤十郎
     幹部俳優出演

 裃姿の俳優が舞台に並びお祝いを述べ、この度襲名披露する新白鸚、新幸四郎が皆様にご挨拶を申し上げる一幕です。(歌舞伎美人HPより)

 
幕間 25分

〈籠釣瓶花街酔醒〉(13:00-15:00)
序幕  吉原仲之町見染の場より
大詰  立花屋二階の場まで

佐野次郎左衛門  染五郎改め松本 幸四郎
兵庫屋八ツ橋   中村 雀右衛門
下男治六     中村 又五郎     
兵庫屋九重    市川 高麗蔵
兵庫屋七越    澤村 宗之助
兵庫屋初菊    中村 米 吉
若い者与助    大谷 廣太郎
絹商人丈助    中村 吉之丞
絹商人丹兵衛   嵐  橘三郎
釣鐘権八     松本 錦 吾
繁山栄之丞    中村 歌 六
立花屋女房おきつ 片岡 秀太郎
立花屋長兵衛   幸四郎改め松本 白 鸚

 江戸の世話狂言「縁切物」の代表作で、あばた面のぶ男が全盛の花魁をひと目見たことで身も心も奪われてしまい、身請けの直前に愛想尽かしをされて女を殺害するという筋で、名ぜりふや様式美などみどころが多く、女が男に対して抱く複雑な感情など、近代的要素を多分に持ち合わせた、現代のお客様にも通じる世話物狂言です。序幕の豪華な花魁道中に見とれている次郎左衛門のほうを八ツ橋が振り返って微笑する「見染め」は女方芸の美的極致といえるでしょう。満座の中で愛想尽かしをされた次郎左衛門の「縁切り」での悲劇味が、妖刀“籠釣瓶”で八ツ橋を斬る「殺し場」へと続く、哀感あふれる名作です。(歌舞伎美人HPより)

【夜の部】
〈梶原平三誉石切〉(16:00-17:20)
鶴ヶ岡八幡社頭の場

梶原平三     中村 吉右衛門
六郎太夫     中村 歌 六
梢        中村 雀右衛門
山口十郎     中村 歌 昇
川島八平     中村 種之助
岡崎将監     中村 米 吉
森村兵衛     中村 吉之丞
剣菱呑助     嵐  橘三郎
飛脚早助     澤村 宗之助
俣野五郎     中村 又五郎
大庭三郎     市川 左團次

 梶原平三は源頼朝の優れた腹心で、多くの芝居では憎まれ役のイメージで登場しますが、この作品の梶原は、知性あふれる好人物として描かれています。頼朝公旗揚げのための金策に困る、青貝師(らでん細工の職人)六郎太夫と娘の梢が、平家方大名の大庭に銘刀を売りに訪れますが、大庭は刀の切れ味を試さないと納得しません。そこで梶原は、鎌倉八幡宮の石の手水鉢を一刀両断にして銘刀の誉を示します。紅白の梅が美しい早春の舞台そのままに、時代物の典型的な役柄がそろう、爽やかな義太夫狂言の一幕をお楽しみください。(歌舞伎美人HPより)

 幕間 30分

〈歌舞伎十八番の内 勧進帳〉(17:50-19:00)
武蔵坊弁慶    幸四郎改め松本 白 鸚
富樫左衛門    染五郎改め松本 幸四郎
亀井六郎     大谷 友右衛門
片岡八郎     市川 高麗蔵
駿河次郎     大谷 廣太郎
常陸坊海尊    松本 錦 吾
源義経      中村 鴈治郎

 歌舞伎十八番のなかでも屈指の人気を誇る作品です。兄頼朝に疎まれて、都から東北へ逃げ落ちる義経とその家来たち。立ちはだかる安宅の関守は頼朝の命を受けた富樫。一触即発の緊張感は乾坤一擲(けんこんいってき)の弁慶の踏ん張りを経て、一期一会の情けへと昇華してゆく。弁慶は全身全霊を投げ打って主君義経を守ります。勧進帳の読み上げ、山伏問答、呼び止めと双方の詰め寄り、富樫から疑った詫びの印として酒をすすめられての弁慶の延年の舞、飛び六方での花道の引込みと見せ場は続き、息もつかせぬ展開に心打たれる名作です。(歌舞伎美人HPより)

 幕間 25分

〈夕霧 伊左衛門 廓文章 吉田屋〉(19:25-20:15)
藤屋伊左衛門   染五郎改め松本 幸四郎
扇屋夕霧     中村 壱太郎
阿波の大尽    中村 寿治郎
吉田屋喜左衛門  中村 歌 六
吉田屋女房おきさ 片岡 秀太郎

 年の瀬の大坂新町の廓。吉田屋の格子先へ紙衣を着た男が訪ねてきます。新町で全盛の太夫、扇屋夕霧の恋人で、つい先頃まで夜ごと豪遊していた藤屋伊左衛門の変わり果てた姿です。伊左衛門は放蕩のため勘当され、今は落ちぶれ果てています。昔の恩を忘れぬ喜左衛門は、夕霧を伊左衛門に会わせますが、伊左衛門はすねて見せます。夕霧は伊左衛門が顔を出さないので病になったのではないかと心配していたと話します。そこへ藤屋から勘当が許されたという知らせとともに、夕霧身請けの千両箱が運び込まれ、一度に春が来たように浮き立つ吉田屋の座敷。恋模様を情緒たっぷりに、竹本と清元の掛合で描かれる上方和事の代表的な作品です。(歌舞伎美人HPより)


早くからo田さんと御園座新生開場に行く予定をしていた
隈研吾さんプロデュースの御園座を紹介するTV番組を見たダンナから
「私も行きたい」と声があがった
ダンナとの外出は結構面倒臭い
まぁそうも言ってられないか
午前中は閉館の決まった“名古屋ボストン美術館”を見学
「ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション」
1.古代エジプト美術
メンカウラー王頭部
ツタンカーメン王頭部
人間と雄羊と頭部形装飾の首飾り
2.中国美術
陳容《九龍図巻》その長さ、約10メートル!世界を駆ける九つの龍
徽宗《五色鸚鵡図巻》春を呼ぶ五色の鸚鵡
馬遠《柳岸遠山図》悠久の時、遥かなる河畔
周季常《施財貧者図(五百羅漢図のうち)》ボストンが震撼した驚異の羅漢図
3.日本美術
喜多川歌麿《三味線を弾く美人図》歌麿が描く高嶺の花
尾形乾山・尾形光琳《銹絵観瀑図角皿》モースも愛した兄弟の絆
曾我蕭白《風仙図屏風》渦巻く風と水、圧巻のダイナミズム
英一蝶《涅槃図》170年ぶりの修理を経て初の里帰り
4.フランス絵画
クロード・モネ 《ルーアン大聖堂、正面》それは、光と色の戯れ
クロード・モネ《くぼ地のヒナゲシ畑、ジヴェルニー近郊》モネのヒナゲシ、待望の初来名
エドガー・ドガ《腕を組んだバレエの踊り子》ドガ、未完の踊り子
ポール・セザンヌ《卓上の果物と水差し》コレクター、最愛のセザンヌ
フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》
フィンセント・ファン・ゴッホ《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》
 ゴッホのルーラン夫妻、二人そろって日本へ。
5.アメリカ絵画
ジョン・シングルトン・コプリー《ジョン・エイモリー》海と富を手に入れた男
フィッツ・ヘンリー・レーン《ニューヨーク港》ニューヨーク、希望と変革の幕開け
6.版画・写真
エドワード・ホッパー《機関車》白と黒との重厚なる対話
ウィンスロー・ホーマー《八点鐘》油彩から銅版へ
7.現代美術
アンディ・ウォーホル《ジャッキー》ポップの王様による「悲劇のヒロイン」
村上隆《If the Double Helix Wakes Up...》世界のムラカミ、躍動するDNA














昼食は“桂新堂百福庵”「海老まぶし膳」
前 菜 活き車海老の「塩焼き」又は「お刺身」、   
     玉子焼き  
椀 物 甘海老真丈  
吸 物 桜海老とおかひじき  
御 飯 焼き車海老と赤海老そぼろのまぶし   
  一膳目… そのまま車海老の旨みをご堪能ください。  
  二膳目… だし醤油と薬味を加えて、味の変化をお楽しみください。  
  三膳目… 玉子をかけてお召し上がりください。  
  四膳目…だしをかけてお召し上がりください。  
お菓子 季節のえびせんべい

お料理の前に桶の中で泳ぐ活きた車海老を店員さんが見せてくださり、
しばらくするとお料理された車海老が運ばれる













甘~い海老の出汁が美味しい








1日先着50食の限定らしい


金山から名駅に移動
“north face”でジャンジャンお買い物(笑)
ダンナのジム用のパンツ(結構なお値段ヨッ)
明日のお出かけ用のハットをお揃いで購入(笑)
私もシャツ買った
JRゲートタワーで一目惚れしたリュックも買った
明日持ってこー
ついでに“レ ・トワール ・デュ ・ソレイユ ”でお土産も
高島屋B
1でお弁当買って御園座へ

柿葺落四月大歌舞伎
松本幸四郎改め 二代目 松本白 鸚
市川染五郎改め 十代目 松本幸四郎
襲名披露
平成30年4月7日(土) 夜の部 午後4時~



なまこ塀を外壁に、朱色をコンセプトカラーに新装なった御園座
「梶原平三誉石切」
o田さん御贔屓の吉右衛門さんが凛々しい
梢のまだ少女らしい雰囲気まで演じわける雀右衛門さんの演技力がスゴイ
歌六さんの演じられる六郎太夫の好々爺ぶりが見事
「勧進帳」
主役の武蔵坊弁慶を演じる鸚さんのパワーがスゴイ
年齢を感じさせない若々しい演技と、
そこに弁慶が居るかのように弁慶にななりきって演じられる集中力
役者さんの力量の深さを感じる舞台
「廓文章」
関西歌舞伎に意欲的な幸四郎さんの姿勢が感じられる素晴らしい舞台
歌舞伎座で鑑賞した仁左衛門さんの伊左衛門、玉三郎さんの夕霧が素晴らしかったが、
幸四郎さんの伊左衛門、壱太郎さんの夕霧には若々しく爽やかな色気が感じられ、
これからの舞台が期待される
































御園座全体が朱色に染まり、気分もウキウキ



o田さんに頂いた“治一郎バウムクーヘン”
しっ~とり美味しい
ご馳走様




分厚い


忙しかったけど“名古屋ボストン美術館”で『陳容《九龍図巻》』に圧倒され、
『曾我蕭白《風仙図屏風》』に懐かしさを感じ、
クロード・モネ 《ルーアン大聖堂、正面》』に安心を感じ、
『フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》』
『フィンセント・ファン・ゴッホ《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》』
にパワーと優しさを感じた
短い時間ながらo田さんと新生御園座の雰囲気を楽しみ、
舞台に熱中し、楽しく充実した一日でした
久しぶりのshoppingも楽しかったワ



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