ちょうど今「えだまめ」が旬です。
ハサミで枝から鞘をひとつずつ切り取り、
鞘を捻って枝豆の実を取り出します。
スーパーでは枝から鞘を切り取って袋に詰めて売っていますが、
私は枝に鞘が付いたのを買います。
二束ほどの枝豆を鞘からはずすのに一時間くらいでしょうか。。。
鞘をひとつひとつ捻って実を取り出すことだけに集中します。
この時間が大好きです。
鞘から飛び出す薄緑色の実のことだけを考えます。
次の鞘からも薄緑色の実が飛び出すと嬉しく
虫に喰われて黒くなったり、
実が小さいままで育っていなかったりするとなんだか寂しくなり、
また次に元気な薄緑色の実が飛び出すと嬉しく、、、
何も考えないことってこんなに穏やかで
この穏やかさって嬉しいことなんですねえ。。。
自然が教えてくれたり、
何も考えない時間の中で湧き上がるように感じる嬉しさが、
これほどまでに鮮明で斬新なことに気付かせてもらいました。
枝豆は小袋に小分けにして冷凍します。
具沢山のお味噌汁の具にしたり、
炊き込みご飯の彩りにしたり、
ちらし寿司の酢飯に炊き込んだりと、
食卓で大活躍するまで、冷凍室の中で出番を待ちます。
「ウチは晩酌しないから」と、
今まで枝豆ってほとんど買った事がありませんでしたが、
昨年でしょうか、、、
産直市場に出ている枝豆を買ってみたのがきっかけでした。
産直市場には、
喰わず嫌いで出合えなかった農産物との出会いがあります。
来週はどんな野菜に出会えるでしょう。。。