明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

中嶌哲演さんと守田で「隠れ病む身=被爆者の苦しみ」について語り合いました ぜひお聴き下さい 明日に向けて(2206)

2022年05月12日 13時00分00秒 | 明日に向けて(2201~2400)

守田です(20220512 13:00)

哲演さんは、被爆者との出会いから社会的歩みを始められた

中嶌哲演さんと「隠れ病む身」について語る 中嶌―守田対談 20220108


小浜明通寺住職の中嶌哲演さんと話し合いました。2022年1月8日のことでした。
4月17日に行った、京都「被爆二世・三世の会」で中嶌哲演さんの講演を予定していたのですが、体調が悪くご参加できなかったので、この時、講演に代わるものとして、この対談を上映させていただきました。
なお当初「インタビュー」としてご案内しましたが、僕もたくさんお話しているので「対談」がふさわしいです。この点、お詫びして訂正します。

演題は以下の句を、哲演さんから教わったことに由来しています。
「死ぬる気で出征したる故郷へ隠れ病む身となりて帰りぬ」
「今日こそは命断たんと力して研ぎたる出刃はちり紙も切れり」
「熱臭きシャボンの泡にまぎれなく我が黒髪はぬけてやまざり」

出征先の広島で被爆された方が書かれた句です。(この方自身は和歌山の方だそうです)
哲演さんは学生時代に実存主義に傾倒し、社会運動への関心は薄かったのだそうですが、大学から福井に戻ったころに平和行進に参加し、この句の作者である被爆者と出会い、被爆と向き合うことになりました。
やがて小浜で激しい原発反対運動を担うようになられたのも、この体験があったから。哲演さんの原点には原爆による被爆との対決があるのです。


「隠れ病む身」について語る中嶌哲演さん 動画より 2022年1月8日 明通寺にて


「隠れ病む身」の苦悩といかに向き合うのか

このインタビューを僕が志したのは、哲演さんへの強いリスペクトとともに、この歩みについてより深く知り、さらには「隠れ病む身」がどうしたら隠れなくてよいようになるのか、共に探りたかったからでした。
僕は京都「被爆二世・三世の会」の仲間や、神奈川の森川聖詩さんとともに、被爆二世三世健康調査アンケートを行い、遺伝的影響についてしっかり把握しながら、被爆二世、三世がよりよく生きられる道を切り拓かんとしてきました。
そのためには遺伝的影響としっかり向き合い、被爆・被曝によって身体に生じていることを見すえるとともに、その点をカミングアウトもし、社会に広く知らしめる中で、被爆者や障害者、病弱者差別と闘い、越えていかなくてはならない。
国に保障や補償もさせなくてはいけない。未来への保証も勝ち取る必要があります。


被爆二世三世健康調査アンケートにご協力を! QRコードからHPとアンケートが見れます。

それこそがまさに「隠れ病む身」の苦悩と向き合いつつ、越えていくことなのですが、この点を話したいと、昨年12月に哲演さんに申し入れ、まずは明通寺でお話したのでした。
すると哲演さんは「まさにこのことこそが自分の積年の課題だった」とおしゃられました。哲演さんは「何度もそのことが喉元から出かかった」ものの、当事者のいない中でそれを語って良いのかと、悩み続けられたのだそうです。
それでインタビューを何回かに分けて行うことを喜んで受けて下さると共に、4月17日の私たちの年次総会で記念講演していただくことも、快くお引き受けくださいました。

それで1月8日に1回目の対談動画を撮ることになったのですが、哲演さん、僕が年末に持参した森川聖詩さんの著、『核なき未来へ~被爆二世からのメッセージ~』を大晦日から元旦にかけて熟読され、僕を待っていて下さいました。
それでこの日に2時間ほど、「隠れ病む身」との向き合いについて、深い話を交わすことができました。それを1時間半ぐらいに編集しました。
原発に反対する原点について深く語り合いました。ぜひお聴き下さい。お知り合いにもお勧めください。


被爆問題、二世問題、遺伝的影響について深めたい方は6月5日の企画のご視聴を

ZOOMによる公開講座 
企画 神奈川県原爆被災者の会二世・三世支部 & 京都「被爆二世・三世の会」

2022年6月5日(日)13:30~16:00
被爆二世健診…43年目の真実~データが語る遺伝的影響と「ほしょう」を考える~

話 森川聖詩(神奈川県原爆被災者の会二世・三世支部副支部長)
守田敏也(京都「被爆二世・三世の会」世話人)

◯厚生省が1979年度から行ってきた「被爆二世健康診断調査」(被爆二世健診)とはなぜなんのために行われてきたのか。日本政府による被爆の影響隠しと向き合う。
◯1982年、厚生省が「遺伝的影響は認められない」と公表しようとした「健診結果集計データ」がむしろ遺伝的影響をしっかり示していた。この事実を初めて明らかに(本邦初公開)。―森川講演より
◯京都「被爆二世・三世の会」による「被爆二世・三世健康アンケート調査」でつかまれた被爆二世・三世の健康・生活実態、めざすべき「ほしょう」(補償・保障・保証)を考える。―守田講演より

お申し込みフォーム
https://forms.gle/z1dCc95tjBZ4cKr57

参加費無料ですが、できる方には投げ銭をお願いしています。投げ銭先はまたお知らせします。
連絡075-811-3203(平)090-3540-1590(森川)morita_sccrc@yahoo.co.jp(守田)


#中嶌哲演 #京都被爆二世三世の会 #隠れ病む身 #明通寺 #原爆 #被爆者 #原発反対 #被曝防護 #若狭原発

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