守田です(20200828 16:30)
● 安倍辞任の速報をマスコミ各社が配信
みなさま。安倍首相がついに辞任の意向を固めたそうです。マスコミ各社が報じています。
安倍首相が辞意 体調悪化、職務継続は困難と判断
共同通信 8/28(金) 14:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/db2e61469f2c03baf239cf8480c88bce6cecff1f
安倍首相 辞任の意向固める 持病が悪化したことなど理由に
NHK 2020年8月28日 14時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200828/k10012588071000.html
【速報中】安倍首相が辞任の意向 午後5時から記者会見
朝日新聞 2020年8月28日 14時21分
https://digital.asahi.com/articles/ASN8X2T4XN8WUTFK01C.html
安倍首相、辞任の意向固める
毎日新聞2020年8月28日 14時19分
https://mainichi.jp/articles/20200828/k00/00m/010/084000c
安倍首相辞任へ
産経新聞 2020・8・28 14時11分
https://www.sankei.com/politics/news/200828/plt2008280015-n1.html
安倍首相が退陣の意向、持病が悪化…記者会見で表明へ
読売新聞 2020/08/28 14:41
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200828-OYT1T50214/
安倍首相辞任の意向を報じるNHK
● さまざまな悪政への抵抗が安倍退陣をもたらした
マスコミ各社は、辞任の意向を固めた直接的な要因が、持病の潰瘍性大腸炎の悪化にあることを述べています。詳しくは午後5時から安倍首相自身の会見によって明らかにされるようです。
難病の悪化事態はお気の毒なこと。この点を論じるときは、常に同じようにこの病で苦しまれている人々への配慮が必要です。
しかし安倍首相の退陣を病だけのせいにして、本質を隠すことを許してはなりません。やはり安倍首相退陣の本当の理由は、度重なる悪政、不正や偽造の重なりに対する民衆の抵抗によって、政権維持の意欲が失われたことにあります。
例えばアベノミクスの柱の一つであった原発の海外輸出政策は、その全部がとん挫しました。福島原発事故のあった日本で、繰り返し原発反対行動が展開され、原発の危険性が世界中にアピールされたからです。
森友・加計・桜を見る会などに対しても、不屈な批判活動が各地で続けられてきました。不正から逃げ切ろうとする安倍首相に対して、自ら命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんが懸命の訴えで肉薄するなど、さまざまな努力が重ねられました。
もちろん立憲主義を踏みにじった安保法の策定=自衛隊を戦争のできる組織に変えようとする施策への抵抗も大きなものがありました。それならの重なりの上で、新型コロナウイルス対策の前面に立たないあり方が、政権への不信を拡大しました。
さらに安倍首相が肝いりで推してきた河合夫妻の、選挙における買収行為が立件され、裁判が始まったことも大きな位置を持っています。カジノなど総合型リゾート(IR)事業での汚職による秋元議員の度重なる逮捕も同じです。
そもそもこうした法的追究から身を守ろうと、黒川検事の検事総長への就任を画策したものの、Twitterデモなどが渦巻く中で、賭けマージャン問題が浮上し、黒川氏が辞任に追い込まれたこともダメージを拡大しました。
総じて、強権的な政治運営で憲法を踏みにじって戦争への道を進めたり、福島原発事故を省みずに原発を売りまくろうとしたり、それらの政治を、えこひいきやワイロで強引に進めようとしてきた安倍政治がついに瓦解の時を迎えたのです。
すべての原発輸出計画がとん挫 2019年01月18日 東京新聞
● 安倍政治の終焉を次への始まりに!
病の悪化は表面的な理由にすぎない。私たちが、悪政と不正にまみれた現政権を止めたのです!自信と誇りを持ちましょう。
少なくとも安倍政権のもとでの憲法改悪の道は完全に途絶えました。私たちは平和と民主主義の大きな部分を、何はともあれ守り通すことができました。
繰り返しますが、このことを何度も確認する必要があります。自民・公明や為政者は、民衆に倒されたのではなく、難病に倒れたのだと強調して、本質を隠そうとするだろうからです。
同時にこの私たちの勝利は、新たな始まりにすぎないことも確認しましょう。安倍政権のもとでの数々の悪政と不正を正していかなくてはなりません。安保法制をもう一度、覆して、戦争の道を閉ざさなければいけない。
森友・加計・桜疑惑をさらに鋭く追及し、権力者たちの罪を暴き続けなくてはなりません。新自由主義的な施策のもとでの医療や福祉、教育、金融、水など、社会的共通資本を壊す政策も逆転させていかなくてはならない。
なによりさらに進んで、この安倍政権の悪政を支えてきた、自民・公明政権を終わらなくてはいけません。
ただしそのための野党共闘もいま揺らいでいます。なにを軸に共闘を強化すればよいのか。僕は今こそ、ほとんどの野党が福島原発事故まで原発賛成で、国際原子力ムラの手のうちに乗せられてきたことを越えることだと思っています。
野党の方たちにはこの過去への反省が欠けています。福島原発事故のときも、どの党も避難を呼びかけてはくれなかったし、その後の被曝の危険性ときちんと向き合ってもいません。ここを正さないと、現代世界の暴力体系を打ち破れない。
ではどうしたら良いのか。やはり下からの、草の根からの、民主主義の活動、ラディカルデモクラシーを強めることです。とくに福島原発事故後に、みんなで学んできた点=暴力の象徴としての核との対決を、いまこそ強化することです。
そこにこそ本当の平和への道がある。そしてそこにこそ民主主義の成熟があると僕は思います。ともに頑張りましょう!
安倍首相の退陣を求めるデモ(東京) 2018年7月19日 毎日新聞
#安倍辞任 #安倍政治を許さない #安倍政権終焉 #ラディカルデモクラシー
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