明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1473)静岡県で広がる原子力災害対策(ヨウ素剤配布)の動き(3日焼津市、4日静岡市、11日富士宮市でお話します)

2018年02月25日 23時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です(20180225 23:30)

3月に静岡県で連続講演をします。
3日焼津市、4日静岡市、11日富士宮市で講演し、12日に富士市でも小さなお話会に参加します。

僕が初めて静岡県で講演したのは昨年7月のことでした。牧之原市と静岡市で連続してお話させていただきました。
その時の静岡市での講演動画があわせて約7000回も再生されました。以下の二つです。
https://www.facebook.com/gomizeromirai/videos/1722213984485398/?hc_location=ufi
https://www.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=TUUCX2qGlhc&app=desktop

静岡のみなさんとは、その後にこの講演会の振り返り企画に僕がビデオトークで参加させていただくなどして、より関係性を深めて来ることができました。
またこれと前後して、富士宮市で行政によるヨウ素剤事前配布が可能かも・・・という話が持ち上がってきて、富士宮市にも訪れて講演させていただくことができました。
この時は市会議員の若林しず子さんや静岡市の小笠原学さんの尽力のもと、富士宮市役所を訪れ、危機管理局の方と懇談し、市長ともお話することもできました。
その場で市長が「ヨウ素剤の積極的備蓄を行い、市民に周知徹底する」ことを表明してくださいました。

今回、これらの流れを受け、新たに焼津市で講演を行い、再度、静岡市と富士宮市で講演し、さらに富士市でも小さなお話会を持ってきます。
ところでどうして静岡県内でこうした動きが強まっているのでしょうか。はじめて牧之原市を訪れたときに知ったのは、静岡県もまた福島原発事故で漏れ出した放射能の影響で大きな被害を受けたことでした。
とくに牧之原市など、静岡県のあちこちに見渡す限り広がるお茶畑の上に放射能が降り注いだため、2011年、静岡県内の新茶の多くに出荷規制がかかり、販売ができない事態においやられたのでした。

このとき全国のお茶のバイヤーたちは、静岡茶が手に入らないことに困窮し、鹿児島で大量のお茶を買い入れて間に合わせたそうなのですが、その後、この流れが戻らなくなってしまった。
いまでは静岡茶からは放射能は検出されず、安全性が確認されているのですが、ひとたびブランド力のある静岡茶よりも相対的に安い鹿児島茶でバイヤーさんたちが賄うことのできた流れが止まらなくなってしまったのだそうです。
精魂込めて作ったお茶が汚されてしまった。その結果、売ることもできなくなってしまった。しかもバイヤーも他に奪われてしまった・・・。お茶農家さんの多い地域の嘆きと怒りは大きいです。
こうしたことを背景に静岡県内では多くの自治体が浜岡原発の再稼働に反対しています。賛成している首長はごくわずかで、それも浜岡から相対的に遠い地域に限られています。

また富士宮市役所を訪れたときに痛感したのですが、もともとこの市は目の前にある富士山と向かいあっている。富士宮市役所7階の展望室から見る富士山は本当に雄大で美しいのですが、しかしその富士山が噴火し、町が襲われるリスクがここにはある。( いや本当はこのリスクはもっと広範にあるのですが・・・)
ちょうど僕が市長にお会いしに行った時も、展望室がある7階の会議室で、市民を交えた富士山噴火予測とその対策の講座が開かれていました。
それだけではありません。静岡県ではかなり前から東海地震の発生も予測されており、それに加えて南海トラフ地震で短時間のうちに津波が沿岸部に押し寄せてくることも予測されていて、他の県と比べてかなり高い防災意識が作られている。
この高い防災意識が、福島原発事故後に原発災害のことも結びつき始めていると言えるのかもしれません。

もちろんここでも火つけ役となっているのは、全国と同じようにかねてから危険な原発に反対してコツコツと活動してきた方たちですが、そんな中で今回特筆すべきことは、子育て世代のお母さんたちがヨウ素剤配布の必要性を考えだし動きだしたことです。
今回の焼津市、静岡市での連続企画もそれで立ち上がりました。これまた静岡市を中心に牧之原市とも富士宮市とも連携をとって活躍してくれている小笠原さんがしっかりと支えてくださっています。
それで焼津市・静岡市で「うちっちも安定ヨウ素剤をくばるっち」という素敵なグループが立ち上りました!このグループは安定ヨウ素剤の自主配布の可能性も探っています。
グループのFacebookのページをご紹介しておきます!
https://www.facebook.com/yousozaikubarutti/

以上の動きに掉さすために、3月3日4日、11日12日と再び静岡県を訪れます。
東海地方のみなさん。ぜひお近くの会場にお越しください!

*****

3月3日焼津市 4日静岡市                                                                                       

焼津・静岡ママ企画 原子力防災・守田敏也さんリレー講演会

3.11福島原発事故からの教訓 『安定ヨウ素剤ってなあに?』
~子どもたちの健康を守るための知識を持とう~
焼津会場 https://www.facebook.com/events/157659041693335/
静岡会場 https://www.facebook.com/events/396244317483956/

浜岡原子力発電所を持つ静岡県。
万が一のことがあれば、偏西風と浜風により焼津市や静岡市まで放射能が飛んでくる恐れがあります。
そんな時どんな対応をしたら良いのでしょう?

福島原発事故の教訓を生かすために。みんなが安心安全に暮らせるように。
いま一度、災害に遭ったときのことを家族で話し合うために。そんなきっかけづくりをするための講演会を開催します。
難しくなりがちな内容をとてもわかりやすく話して下さる守田さんと一緒に、子どもの身を守るために、家族の身を守るために、自分の身を守るために。
まずは安定ヨウ素剤のなぜ?なに?を学びましょう。

3月3日(土)13:30~16:00
場所:焼津 魚市場会館2F(焼津市中港2-6-13)
講師:守田敏也さん
参加費:大人1000円(お子様同伴歓迎します)
駐車場:有
暖かい服装でお越しください。会場内にキッズスペースがあります。
お子様の泣き声など気にせずご参加ください。
「焼津流、平和の作り方」
市民グループ焼津港100年会議(かまぼこ屋根の会)
飛び込み企画として会場をお借りしています。
http://kamavox.eshizuoka.jp/e1875421.html

3月4日(日)10:00~12:00
静岡市西部生涯学習センター 第2・3集会室
静岡市田町3丁目46-5/054-255-3960  (駐車場に限りがあります。)
静岡市西部生涯学習センター http://sgc.shizuokacity.jp/lc/detail.asp?lcid=3

当日はしずおかマラソン交通規制にご注意ください。会場までのバスは午前中運休です。
静岡マラソン交通規制マップ http://www.shizuoka-marathon.com/traffic/
参加費/1000円(焼津市・静岡市)
会場内キッズスペースあります。
泣き声など気にせずご参加ください。

申し込み
焼津会場:kiramekuinochi812☆gmail.com (寺本)☆印を@へお願いします
静岡会場:090-7955-1613(森木) 090-3954-6563(小笠原)hugandtouch35☆yahoo.co.jp ☆印を@へお願いします メッセージでも受け付けます☆

講師:守田敏也さん《全国各地で、原発からの命の守り方を講演中。難しい内容を、分かりやすく話してくれます。》
1959年生まれ。京都市在住、フリーライター。関西を中心に各地で放射線防護の講演を積極的に行っている。
2014年よりドイツ・フランス・ベラルーシ・トルコ・ポーランド・台湾でも公演を実施。特にトルコでは日本からの原発輸出予定地シノップに関わりを持っている。
兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員会委員として、篠山市の安定ヨウ素剤事前配布に貢献。
著書は物理学者矢ケ崎克馬氏との共著『内部被曝』(岩波ブックレット)、原発災害対策について述べた『原発からの命の守り方』(海象社)がある。

主催/うちっちも安定ヨウ素剤配るっち
https://www.facebook.com/yousozaikubarutti/posts/333733043812701
賛同:かまぼこ屋根の会、311を忘れないin静岡、支援交流『虹っ子』バディプロジェクト、福島子ども支援基金、焼津市民の会  (50音順、敬称略)

***

3月11日 富士宮市

3.11を忘れない 第2回 原発災害からのいのちの守り方
https://www.facebook.com/events/1924424551201752/

東日本大震災から7年近くが経とうとしています。
原発災害は数年経っても復興が叶わないことを経験しています。また避難時に混乱の中正しい対処が出来なかったこともあります。
それらの反省を込めて今後起きる災害に対し、どう対処すればいいのか、どうしたら命を守れるのか皆さんと学びたいと思います。
是非ご参加下さい。

講師 守田敏也さん
東日本大震災体験者のお話 小笠原明日香さん

2018年3月11日(日)
午後1時30分〜
富士宮駅前交流センター きらら
2階 集会室
参加費500円

主催:防災を考えるみんなの会
連絡先:090-9133-9030(山田)

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明日に向けて(1469)原発からの命の守り方のお話を広瀬隆さん広河隆一さんと一緒に行います。その他の講演予定も掲載しています・・・。

2018年02月15日 17時00分00秒 | 講演予定一覧

守田です(20180215 17:00)

このところ講演小旅行が続いていてなかなか記事を更新できておらず、できても講演スケジュール案内が主で申し訳なく思っています。
それでもこれだけ多くの講演依頼が来るのはこの国の深部から新しい変革の波が起きている証だと僕は実感しています。
ともあれ一つ一つの講演で心を込めてお話し、この波を少しでも大きく育てたいと思っています。
ということで再び講演等のお知らせをお送りします。詳細も書き添えます。

***

2月16日 京都市北区

明日16日に京都市北区の白い鳩保育園ホールでお話します。
18時30分から20時30分まで。
企画の名前は「平和から府政を考えよう~子育てカフェ番外編~」です。

まず「いらんちゃ米軍基地 経ヶ岬Xバンドレーダー基地の今」というDVDを視聴。
そのあと僕が「原発の危険からいのちを守る府政を~日本列島の全原発が危ない~」というタイトルでお話します。

以下、チラシの案内です。
「京都府にはXバンドレーダーという米軍基地があり、隣接する福井には原発があります。一歩間違えば生活が脅かされる問題です。
今、これらがどんな状況なのか、京都に住む私たちは知っておくことが大切です。4月には京都府知事選挙がありますが、安心して子どもを育てられる京都に住み続けたいという親の思いを育てたいですね」

主催は福祉保育労白い鳩分会、新婦人北支部。
連絡先は電話0754932947 FAX0754935480 です。

***

2月17日 京都市中京区

17日に広瀬隆さんとのジョイント講演会に参加してお話します。
午後1時半から京都市のコープイン京都にてです。

広瀬隆さん&守田敏也さん~ジョイント講演会
https://www.facebook.com/events/368974836849823/

日 時 2018年2月17日(土)。13:30~16:45。開場13:00。
場 所 コープイン京都。アクセス→こちら。
主 催 京都脱原発原告団,ウチら困ってんねん@京都
協 賛 (株)デイズジャパン:フォトジャーナリズム月刊誌『DAYS JAPAN』を発行
賛 同 募集中(ただし,チラシ掲載は締め切りました。あとはWeb掲載)。現状は下に記載。
講 師 広瀬隆さん,守田敏也さん。
参加費 1,000円。ただし,大学生,原発事故避難者,障がい者は500円。高校生以下無料。
連絡先 吉田明生 09056602416 meiseiあっとpp.iij4u.or.jp。蒔田直子09037043640。

なおこれに向けて広瀬さんの新書の書評を書きましたので以下の記事をご覧ください。

明日に向けて(1466)『日本列島の全原発が危ない!』―書評・広瀬隆さん白熱授業
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/cbf4f5ee72a3e64946041ffa15787d1d
https://toshikyoto.com/press/2529

***

2月24日 兵庫県篠山市

24日に広河隆一さんを篠山市にお招きしての講演会があり、僕が司会を務めさせていただいて、後半で対談もさせていただきます。
これに先立って19日から広河さんの写真展も行われます。
以下は詳細です。

広河隆一氏写真展&講演会を開催します!
http://livedoor.blogimg.jp/newwind/imgs/d/0/d0358aa9.jpg

フォトジャーナリスト広河隆一氏を兵庫県篠山市にお迎えして、「チェルノブイリと福島~ヨウ素剤配布から見えること~」と題して講演会を開催させていただきます。
合わせて、講演会前には、篠山市役所本庁舎1階ロビー、そして篠山市民センター市民ギャラリーにおいて広河氏の写真展を開催させていただきます。
ぜひ多くの市民の皆様にご参集いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

【広河隆一さん写真展】
と き:2018年2月19日(月)~2月21日(水)8:00~17:15   
但し、21日(水)は、展示会場移動のため15:00までの展示となります。
ところ:篠山市役所本庁舎 1階ロビー 兵庫県篠山市北新町41

と き:2018年2月22日(木)~2月24日(土)9:00~22:00
但し、24日(土)は、16:30頃までの展示となります。
ところ:篠山市民センター 市民ギャラリー 兵庫県篠山市黒岡191-1

参加費:写真展は、両会場とも無料となっております。
会場には自由に出入りできますので、ぜひこの機会に広河氏の写真を御覧ください。

【広河隆一さん講演会+篠山市からの報告+守田敏也さんとの対談】
http://livedoor.blogimg.jp/newwind/imgs/4/8/48b6ddea.jpg

と き 2018年2月24日(土)13:30開演(13:00開場)~16:30
ところ 篠山市民センター 2階 催事場1・2 兵庫県篠山市黒岡191-1
テーマ「チェルノブイリと福島~ヨウ素剤配布から見えること~」
講師  フォトジャーナリスト 広河隆一 氏
対談  広河氏のご講演の後、引き続き、篠山市の原子力防災の取り組みについての報告と広河隆一氏と守田敏也氏(篠山市原子力災害対策検討委員会委員)による対談が予定されております。
参加費 1,000円(前売券)・1,200円(当日券)但し、高校生以下の学生、児童のみなさんは、無料とします。
前売券取扱所 小山書店(篠山市)、よしだパン屋(丹波市)、みとき屋(南丹市)
前売券の販売につきましては、下記お問い合わせ先でも受付させていただきます。
メールまたはFAXに、氏名(代表者)、参加者数、ご連絡先(携帯電話又はメール等)の必要事項をお間違えのないように記載いただきご送付ください。
受付させていただきました方には、メール又はFAXで受付完了のご連絡をさせていただきますので、印刷などしていただき会場受付に当日ご持参いただき、前売券の料金をお支払いください。

託 児 講演会当日は、託児の準備をさせていただきます。
託児後お希望の方は、事前に氏名、お子様の年齢、人数、ご連絡先(携帯電話又はメール等)の必要事項をお間違えのないように記載していただき、必ず事前にメール又はFAXでお申し込みください。

主 催 広河隆一写真展・講演会実行委員会
協 賛 篠山市
後 援 丹波市・篠山市教育委員会・神戸新聞社・丹波新聞社

お問い合わせ:広河隆一写真展・講演会実行委員会
担当 中川政和 TEL090-1071-6724 FAX079-568-2399
mail newwind□nkgw.info(□を@に変えて送信してください)

***

以下は企画名とイベントページなどの掲載のみを行います。3月はとくに静岡県を駆け巡ることになりそうです。5日に神奈川県茅ケ崎市、10日に京都市でもお話します。

3月3日 静岡県焼津市

守田敏也さん講演会 安定ヨウ素剤ってなあに?~子どもたちの健康を守るための知識を持とう~
13時半から 焼津市魚市場会館2Fにて
https://www.facebook.com/events/157659041693335/

3月4日 静岡県静岡市

3.11福島原発事故からの教訓 安定ヨウ素剤ってなあに? 子どもたちの健康を守る知識を持とう!
午前10時から 静岡市西部生涯学習センター 第2・3集会室
https://www.facebook.com/events/396244317483956/

3月5日 神奈川県茅ケ崎市

「子どもの命を守るためにできること」
原発事故や頻発する自然災害から命を守るためのお話
午前10時から 茅ヶ崎市役所分庁舎6階コミュニティーホール
https://www.facebook.com/events/429053440831219/

3月10日 京都市下京区

守田さん、おしえて~  原発・ぼうさい 今どーなってるの?
午後2時から しんらん交流館
https://www.facebook.com/events/208727266371739/

3月11日 静岡県富士宮市

311を忘れない 原発災害からのいのちのまもり方
午後1時半 富士宮駅前交流センターきらら 2階集会室
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10213048270339754&set=a.3300903639751.2140616.1182740570&type=3&theater

なお3月12日に富士市での開催も検討中です。

以上、お近くの会場にぜひお越しください!

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明日に向けて(1463)原発からの命の守り方、日本政府はなぜ原発政策をあらためようとしないのかについてお話します。(大津市、京都市)

2018年01月20日 10時00分00秒 | 講演予定一覧

守田です。(20180120 10:00)

原発問題に関する講演のお知らせです。

1月26日(金)午前10時より大津市でお話します。コープ自然派京都さんの主催です。
高浜原発に続く大飯原発の再稼働への動きも踏まえて、原発からいかに命を守るのかをお話します。

1月27日(土)午後1時より京都市左京区の市民環境研究所でお話します。
放射性廃棄物拡散問題に関する学習研究会の第10回目の催しですが、今回は安定ヨウ素剤のことなどに焦点を当てます。
篠山市が発行した原子力災害対策ハンドブックをテキストにします。

1月28日(日)午後2時より京都市左京区の京都大学でお話します。
第19回左京フォーラムでの開催で、演題は「原発と原爆-なぜ日本は原発を止められないのか?-」となっています。
なぜ日本政府が原発政策をあらためようとしないのか、幾つかの角度からお話し、原発ゼロ実現の展望をみなさんと探りたいと思います。

ぜひそれぞれの会場にお越しください。
以下、それぞれの案内を貼り付けます(講師紹介は省略します)

*****

1月26日 大津市

守田さんと一緒に考えよう!大切ないのちを守るためにできること
https://www.facebook.com/events/896127483884136/

京都市役所や大津市役所から60キロほどのところにある原発。高浜原発が動き出し、大飯原発も動き出そうとしています。このままで大丈夫?もしも原子力災害が起きてしまったら?福島原発事故以来、各地で放射能から身を守るための講演など精力的に活動されている守田敏也さんをお招きし、被ばくしないためには?内部被ばくから身を守るためには?などなど気になることも、一緒に考えてみましょう。
*保育のご用意はありませんが、お子さまもご一緒に会場内へどうぞ。

日 時: 2018年1月26日(金) 10:00~12:00
会 場:大津市市民活動センター大会議室(大津市浜大津4-1-1(明日都浜大津1階))京阪浜大津駅から徒歩1分(陸橋渡ってすぐ)
講 師:守田敏也さん

参加費:組合員300円/一般400円
定 員:20名 *定員に達した場合 先着順
託児:なし 託児対象外(1才半未満)の同伴:可 
申込み締切日:1/23(火) 17:00
主催:ビジョン/未来と平和
イベントID:06170399

------------------------
お問い合わせ・お申し込み
------------------------
<月~金8:30~20:00> フリーダイアル:0120-408-300(携帯・IPフォン:088-603-0080)
お申込み時1~5をお伝えください。
1、イベントID 
2、参加者氏名 
3、組合員コード 
4、参加人数
5、連絡先

***

1月27日 京都市左京区

放射性廃棄物拡散問題に関する第10回学習研究会
https://www.facebook.com/events/144470069585300/

福島第一原発事故で放出された放射能にさらされ、除染作業などによって集められた膨大な放射性「汚染土」。これを8000Bq/kgのものなら公共事業で再利用してしまえというあまりにひどい政策が進められつつあります。
私たちは、この問題についての学習研究会を立ち上げ継続してきました。

このところ暫くお休みしてしまいましたが、研究会を再開したいと思います。第10回研究会は、少し毛色を変えて被曝防護問題の中の安定ヨウ素剤についての学習を行います。
兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員会に参加し、安定ヨウ素剤の市民への事前配布に関わるとともに、原子力災害対策ハンドブックを作成するなどして来た守田敏也さんに、ヨウ素剤問題について話していただきます。
同時に守田さんを中心に「ヨウ素剤を配ってよ@京都」というグループが立ち上がったのでその説明を受けます。ぜひご参加ください。

2018年1月27日(土)午後1時~3時
場所 市民環境研究所(京都市左京区田中里ノ前21石川ビル305)
主催 NPO法人・市民環境研究所
呼びかけ 石田紀郎(市民環境研究所代表理事)
      守田敏也(フリーライター・市民環境研究所研究員)
参加費 今回より1000円をお願いします。資料を出します。
連絡先 090‐5015‐5862(守田)

***

1月28日 京都市左京区

第19回左京フォーラム:守田敏也さん講演会:「原発と原爆-なぜ日本は原発を止められないのか?-」
https://www.facebook.com/events/2037302259816101/

非核保有国であるドイツやイタリアなどの先進国は言うに及ばず東アジアでも韓国や台湾など多くの国々が脱原発へと舵を切りつつあります。にもかかわらず福島原発事故という史上最大の原発事故を引き起こした日本政府は遮二無二、原発再稼働の道を突き進もうとしています。なぜ、脱原発・再生可能エネルギーへの転換という世界的な潮流に逆行してまで日本は原発に固執し続けるのか?原発・原爆問題に詳しい守田敏也さんにお話しいただきます。

日時:2018年1月28日(日)14:00~17:00
場所:京都大学文学部 新棟2階 第7講義室
http://www.gssc.kyoto-u.ac.jp/career/events/venues/fac-liter-r7/
講師:守田敏也さん(フリーライター、左京区在住)
資料代:500円(学生無料、その他応相談)
主催:戦争をさせない左京1000人委員会

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明日に向けて(1449)京都市、加古川市で原子力防災についてお話します。mumokutekiでの異色対談にも参加します!

2017年11月24日 21時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です(20171124 21:30)

明日より横浜市、世田谷区、富士宮市、京都市と連続講演します。
詳細は「明日に向けて(1448)」に載せていますのでそちらをご覧下さい。

さらにその後にもさまざまな場で講演させていただき、対談等にも参加します。クローズドな企画もあります。
今宵はそれらを列挙してお伝えしておきます。お近くの方、ぜひご参加ください。なお長くなるので2回のメールに分けます。

12月1日の午後と夜に新日本婦人の会京都のみなさんを対象にお話会をします。午後と夜(キンカン行動を挟んで)の開催です。

12月3日に京都市西京セロネットでお話しします。西京区役所で午後1時半からです。
12月4日に異色対談に参加します。「311以降の日本と、これからの日本」ダイアローグというタイトルです。
登壇者は・谷崎テトラ(放送作家)・沖野修也(音楽家/DJ)・座間宮ガレイ(日本選挙新聞代表)・丹下紘希(人間/映像作家)・守田敏也(ジャーナリスト)・栗乃まろん(クラシカルホメオパシー)・樋口摩彌(社会学者)・出路雅明(ヒューマンフォーラム代表)です。

12月5日に午後3時から奈良県法隆寺駅そばで養護教員の組合にてお話しします。クローズドな会ですが、奈良県の方でご参加希望の方は直接僕にご連絡ください。
12月9日に加古川市でお話しします。「原子力防災と福島避難者の声を聞く会」というタイトルです。午後2時からです。

なお12月9日から京都市のひとまち交流館にて、写真展「スマホでほっと」が開催されます。
僕も「世界は日本(福島)からの発信を渇望している!」と題して幾つかの作品を出展しますが、僕が撮ったものよりも僕が海外を訪れた際に受けた報道内容(新聞記事)などを出展します。
紙面にデカデカと僕の写真が載ったトルコ紙など、実物のカラーコピーも展示してくださるそうです。
僕は16日夕方6時ごろに現場にお邪魔します。

以下、詳細をお知らせします。なおクローズドな会、それに準じる会のご案内は割愛します。

***

12月3日 京都市 西京区

西京原発ゼロネット第12回つどい
https://www.facebook.com/events/1921205278197715/?active_tab=discussion

12月3日(日曜日)
13:30~16:00
西京区役所(千代原口)
 参加無料(会場でのカンパお願いします)

「安定ヨウ素剤」配布はなぜ必要か?
 ~原発事故から身をまもるために~

①お話 木船郁子さん(子ども未来を考える舞鶴ママの会)
②お話 守田敏也さん(ジャーナリスト)

主催 原発ゼロをめざす西京ネットワーク
連絡先 事務局 TEL075-394-5996 FAX075-394-1050

***

12月4日 京都市 mumokutekiホール

「311以降の日本と、これからの日本」ダイアローグ @mumokuteki ホール
http://mumokuteki.com/hall/hnews/1905

311以降の日本をどのように感じ、どのように生きて来たのか?
そして、これからどのように未来を手繰り寄せていくのか?
全く異なるジャンルの登壇者からの言葉を融合し、明日の生き方を探るダイアローグ!

 日時:12月4日(月)17:00~20:00
場所:mumkuteki ホール
参加費:2000円

ダイアローグ予約サイト
http://ur0.biz/H4LO
(予約された方から優先的に入場出来ます。定員に達したら受付終了となります。)

◎登壇者
・谷崎テトラ(放送作家)
・沖野修也(音楽家/DJ)
・座間宮ガレイ(日本選挙新聞代表)
・丹下紘希(人間/映像作家)
・守田敏也(ジャーナリスト)
・栗乃まろん(クラシカルホメオパシー)
・樋口摩彌(社会学者)
・出路雅明(ヒューマンフォーラム代表)

◎司会
廣海緑朗(mumokuteki/NPO法人みんなの地球のくらしかた)

※このイベントは信頼資本財団の理念に共感し、11月11日からの「HOSP月 間」の提携イベントとして開催致します。(HOSP月間:http://hosp.strikingly.com/

懇親会 20:15〜21:30
終了後に懇親会を同会場で開催します。
オーガニックや無添加に配慮したお弁当とお飲物をご用意致します。
お食事をしながら親交を深め、歓談の場として下さい。
参加費:3000円(お弁当付き/ドリンク別途)
※懇親会のみの御参加も可能です。「Naturalist」の特製弁当を御用意致します。
 
懇親会予約サイト
http://ur0.biz/H4Me

主催:(株)ヒューマンフォーラム mumokuteki
協力:信頼資本財団

お問合せ:hall@mumokuteki.com

***

12月9日 兵庫県 加古川市

「原子力防災と福島避難者の声を聞く会」~守田敏也さん講演会~

と き:12月9日(土)14時開会~16時半
ところ:県加古川総合庁舎1F かこむ講座研修室
テーマ:「原子力防災と福島避難者の声を聞く会」

内 容:講演と報告
①  「原子力防災(篠山市の教訓)と世界の流れ」 90分
フリージャーナリスト  守田敏也さん 
②  福島原発事故避難者の声           30分
福島県からの避難者  菅野みずえさん
③  フリー討論                 25分

参加費:前売り500円 当日700円

主 催:脱原発はりまアクション
共 催:コープ自然派兵庫

***

12月9日~17日 ひとまち交流館・京都

写真展「スマホでほっと」
https://www.facebook.com/events/353122115111369/

スマホでバシバシ写真を撮って人に見せては自慢しているT・Tが仲間25人と共に開く壮大な写真展。
400枚を超える写真には、暮らしと人生、風景と生きもの、たたかいと休息、実にさまざま。ひょっとすると、「あら、わたしが撮った写真みたい」「映ってるのは、わたしかしら」と、あなたが想われるものがあるかもしれない。

12月9日~17日
ひとまち交流館・京都

平日  13時から20時
土曜日 10時から20時
日曜日 10時から17時
最終日 10時から15時

京都民報の記事です。
https://www.facebook.com/allrightSmartphonespictures/photos/gm.363336940756553/329252904144893/?type=3&theater

主催:京都市民のいい顔を見る会・写真展実行委員会
連絡先:09096276366(とう) atomical@dream.com(吉田)

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明日に向けて(1448)原子力防災について、ヨーロッパの反核事情について、横浜、世田谷、富士宮、京都でお話します!

2017年11月21日 17時00分00秒 | 講演予定一覧

守田です(20171121 17:00)

11月15日に帰国しました。素晴らしい旅でした。支えていただいたみなさんにあらためて感謝を申し上げます。

すぐ翌日16日に「ウチら困ってんねん@京都」のミーティングに出席し、18日には日本共産党京都府後援会総会に招かれて20分ほどスピーチさせていただきました。
19日にも京都市伏見区の醍醐母親大会で講演させていただき、今週末にさまざまなところでお話させていただきます。
今回はさしあたってのスケジュールをお伝えしておきます。

11月22日は京都市中京区での京都被爆2世3世の会例会で、この間の旅の報告を行います。
11月25日は横浜市鶴見区でのAPAST主催企画で、後藤政志さんとジョイントでお話します。僕の演題は「ヨーロッパの原発事情と核のない未来の展望」です。
11月26日は東京都世田谷区で原子力防災についてお話します。保坂展人世田谷区長と対談もさせていただきます。
11月27日は静岡県富士宮市で原子力防災についてお話します。世田谷でも富士宮でもとくにヨウ素剤配布に焦点をあてて話します。
11月29日は京都市左京区で「フランス・ドイツの原発事情と核のない未来の展望」というタイトルでお話します。この間のフランス・ドイツ訪問の報告会第二弾です。

以下、詳細をお伝えします。

***

11月22日 京都市
京都「被爆2世・3世の会」例会にてフランス・ドイツ訪問報告
午後6時30分よりラボール京都4階にて。例会も含めて一般参加可能。
京都市中京区壬生仙念町30-2 阪急電車西院駅から徒歩5分
「2世・3世の会」ホームページ http://aogiri2-3.jp

***

11月25日横浜市鶴見区

APAST主催講演会【ヨーロッパの原発事情の現地報告と再稼働問題】を考える

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10212254210648758&set=pcb.10212254214368851&type=3&theater

「ヨーロッパの原発事情と核のない未来の展望」
~ドイツ、ベラルーシ、トルコ、ポーランド、フランスを訪れて~
フリージャーナリスト 守田敏也

「福島原発と同型の沸騰水型原発の再稼動」
~柏崎刈羽原発・東海第二原発・女川原発の技術的問題~
APAST理事長 後藤 政志

2017年11月25日(土)14時~17時15分
鶴見駅前ホール(4階 第一会議室)
横浜市鶴見区豊岡町3番28号第二竹内ビル(1階ツタヤ)4階
JR京浜東北線 鶴見駅 西口徒歩1分
一般:800円、会員500円
終了後、懇親会を予定しています。

***

11月26日 東京都世田谷区

その日その時、子どもの命を守るために
https://www.facebook.com/events/1466295220122921/

6年半前のあの時、あなたは何をしていたか覚えていますか?
そしてもし明日、その時がきたら?と、想像してみましょう。
あなたは何をするでしょうか?
 
「M7クラスの直下型地震が30年以内に70%の確率でおこる」とされている、首都圏に住む私たち。
次の原発事故が起こった時、私たちはあの時のように立ち尽くさず、 子どもの命を守る行動がとれるでしょうか?
水に食料、懐中電灯にラジオ・・・・さまざまな災害への備えの中に 「原子力災害」への備えをプラスしませんか?  
講師は市民防災の第一人者として、全国を飛び回っている守田敏也さんです。 守田さんの「目からウロコの防災考」を聞いて、 今日からできる「その時」への備え方を学びましょう。
後半の守田さんと保坂区長の対談も必見ですよ!
 
タイムテーブル
11月26日(日)13:30~16:00
・13:30~ 守田敏也さんのお話「講演タイトル」
・14:45~ 守田敏也さんと保坂区長の対談
 
会場:生活クラブ館地下1階スペース
〒156-0051 東京都世田谷区宮坂3丁目13
https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%E9%A4%A8/@35.6529837,139.6376165,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xbe8f6261cb47548!8m2!3d35.6529837!4d139.6376165
 
参加費:500円
託児:ありませんが、会場内にキッズスペースを設けます。 お子様連れでのご参加、大歓迎です!
お申込み:「こくちーず」にてお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/490465/ 
※イベント終了後に守田敏也さんを囲んだ懇親会を企画中です。 会場・参加費等の詳細は追ってお知らせ致しますので、今しばらくお待ち下さい。
 
共催
福島の子どもたちとともに・世田谷の会
羽根木割烹着ーず

主催:せたがや防災 i 131

***

11月27日 静岡県富士宮市

原発災害からの命の守り方
https://www.facebook.com/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E7%81%BD%E5%AE%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%81%AE%E5%AE%88%E3%82%8A%E6%96%B9-126334834730117/

東日本大震災、福島原発事故から6年8か月が経ちました。しかしいまだに、ふるさとである福島に帰られない方々が多くいらっしゃいます。
地震後の原発事故による放射能汚染にたいし「安定ヨウ素剤が手元にあれば、子どもに飲ませたかった」と後悔している保護者の方がいます。
3.11以降富士山のきのこが放射能で汚染されました。
富士宮市は浜岡原発から80㎞離れていますが、安全とは言い切れません。今後私たちは原発災害からどのようにいのちを守ったらいいのでしょうか。
守田さんのお話を聞いて皆さんと一緒に考えましょう。

11月27日(月) 午後7時~9時
駅前交流センターきらら 第一会議室
(富士宮市中央町5番7号 JR富士宮駅北口 電話番号0544-22-8111)
講師 守田敏也氏

主催:防災を考えるみんなの会(連絡先:090-2133-9030山田)

***

11月29日 京都市左京区

守田敏也報告会 フランス・ドイツの原発事情と核のない未来の展望~パリ、アルザス・ロレーヌ、オーバハウゼン、ドルトムントを周って~

https://www.facebook.com/events/1624126624312703/

11月29日(水)午後7時~9時
キッチンハリーナにて
606-8267 京都市左京区北白川西町85-4
参加費1000円

守田です。10月末よりパリに渡り、11月2~4日に反核世界社会フォーラムに参加。その後、アルザス・ローレーヌ地方のエピナル、コルマールで講演。さらにドイツに渡ってオーバハウゼンで講演し、ドルトムントでNGOのIBBの会議に参加して、福島の今、日本民衆の今を発信するとともに、各国からパリに集った人々と交流を深めるとともに各地の脱原発運動との交流も実現してきました。
ハリーナさんの場をお借りしてまずは報告会の第一弾を行います。ぜひご参加下さい。参加費1000円です。

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明日に向けて(1385)スリーマイル島原発の閉鎖が決定。脱原発の流れが加速している!(3日に城陽市でお話しします)

2017年06月02日 17時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です。(20170602 17:30)

明日6月3日に京都府城陽市でお話しします。「大きく拓けてきた脱原発の展望を語る 原発メーカー東芝が崩壊!どうなる?トルコへの原発輸出‥高浜原発は? 脱原発の可能性を世界的視点から展望します」がタイトルです。東芝とトルコのこと軸に世界の脱原発の流れについて話しますが、この準備をしている最中に、脱原発の流れを象徴する事態がまた一つ入ってきました。アメリカスリーマイル島原発が閉鎖されるという報です。今回はみなさんと脱原発への決意をさらに前向きに固めるためにも、この事態を掘り下げておこうと思います。

5月30日に、アメリカスリーマイル島原発の閉鎖が、所有者のエクセロンから発表されました。同原発は1979年に2号機が大事故を起こしたものの、1号機が運転を続けていましたが、今後、米政府による特別の支援等がない限り、2019年9月30日までに閉鎖されるのだそうです。理由は採算悪化だとされています。シェールガスの価格低下などを背景に電力市場で苦戦が続いてきたことが、エクセロンから明らかにされており、報道各社もこの点のみを伝えています。

実際にはシェールガスの豊富な供給だけが原因なのではありません。むしろ福島原発事故後の世界的な脱原発運動の発展の中で、世界中の規制当局が規制基準をあげざるを得なくなり、どこでも採算割れを起こしていることこそが本質的な要因なのです。要するに原発は安全性を少し深く考えたらそれだけでもう採算に合わないしろものなのです。アメリカだけではなく世界各地で同じようなことが起こっています。危険性の固まりである原発にもはや未来などないことを私たち民衆の脱原発運動が突きつけているのです!

アメリカの規制当局は、とくに真っ先にこうした要求を取り上げざるを得ませんでした。なぜか。「アメリカの規制当局が日本よりましだから」という論調もありますが正しくはありません。そもそもアメリカ国内には、福島第一原発で次々とメルトダウンを起こした「マークⅠ」型格納容器を使った原発がたくさんあることのです。しかもその上、これまでのアメリカでの試算では、そのマークⅠ型原発=沸騰水型原発よりも、加圧水型原発の方が事故の可能性が高いという統計が出ていたのです。そのため沸騰水型にとどまらず、すべての原発の対策強化が求められたのでした。そもそも1979年に大事故を起こしたスリーマイル島原発も、沸騰水型ではなく加圧水型です。

このため2012年3月にアメリカ原子力規制委員会から、安全対策強化に向けた指令が国内全原発の所有者に対して出されました。内容は(1)複数のユニットの事故も想定し設計基準を超える事故に耐えられる自然災害対策を行う。911事件以降に各原発内に配備して来た仮設の電源やポンプなどをさらに強化する。(2)使用済み燃料プールに水位計を設置して水位監視を強化する。(3)マークⅠ及びマークⅡ型格納容器に関しては、格納容器ベント系統を強化し、過酷事故でもベント弁を確実に開放できるようにする。というものでした。

これとともに「情報要求文書」の提出も義務づけられました。そこでは以下の評価や解析が求められました。(1)最新の知見を用いて地震と洪水リスクの評価を行う。(2)地震と洪水に対する対処能力について現場での詳細な検査を実施する。(3)複数ユニットでの過酷事故に対応できる人員配置と情報伝達に関する評価を行う。僕自身はこれでもまだ足りないというか、原発はそもそも安全性の面では完成などしようのないテクノロジーなので、こうした対処でも安全性は確保できず、廃炉以外に道がないと思っていますが、ともあれこれらによって安全対策のためのコストが大幅に上がったことはよく分かります。

さらにこうした対処にバックフィット制度が適用されたのも大きなことでした。この点は日本の規制当局も「新規性基準」において採用したのですが、通例さまざまなプラントの規制は、建設された当時のものを満たしていればよく、新たに加わった規制が過去にさかのぼって適用されることはまれだと言えます。しかし危険性の大きな原発ではそんなことを言っていたら恐ろしいわけですから、上記の指令が新たに建設する原発だけでなく、過去に作られた全ての原発にも当然のこととして採用されることになったのです。そしてこのように新たな知見を採用して安全対策を重ねたら、どんどんコストが上がってしまい、そこにシェールガスの価格低下が相まって、まったく採算があわなくなってしまったのでした。これがスリーマイル島原発が廃炉になる理由ですが、当然にもこれは他の原発にも共通する問題です。このためアメリカではこのところ原発廃炉が続いているのです。

東芝の大崩壊もこのことと大きく関連しています。福島第一原発事故時に東芝は、子会社のウェスチングハウス社が6基、東芝本体が2基の原発を受注していました。しかしどの原発の現場でも建設費が高騰しはじめました。アメリカの資本主義は新自由主義のなかで情け容赦のない儲け主義体質を極めてきていますから、すぐに高騰したリスクの押し付け合いがはじまり、訴訟の泥沼が現出。現場の作業も遅れるばかりでさらに建設費があがるという悪循環のスパイラルにはまってしまいました。

一方で東芝本体が受注した原発(サウステキサスプロジェクト)は、GEの技術を元にマークⅠ型原発を手がけて来た東芝本体による設計だったため、即刻、資金の大半を供出していた電力会社が逃げ出してしまい、計画が頓挫してしまいました。しかし自分に都合の悪い事態を直視できなかった東芝は、もはや幻となった計画への新たな出資者が現れるのを待ち続け、あたら無駄な出費を拡大し、年々、傷口を拡大して、崩壊の要因の一つを形成してしまったのでした。そもそも東芝は福島第一原発事故を起こした責任企業そのものでありながら、自らの責任を捉え返すまっとうな視点を持てなかったために、崩壊へと突き進んでしまったのでもあります。スリーマイル島原発の閉鎖の報も、こうした流れの中で必然的に出て来たことであり、今後、アメリカのみならず、世界各地で原発の閉鎖が確実に続くのです。ここには原発に将来的展望などまったくないこと、民衆の脱原発の声が歴史を変えつつあることがはっきりと現れています。

このことは、都合の悪いことはなんでも無視して突っ走って来た安倍政権にとってもかなりの大ピンチなのです。原発は投資すればするだけ損益を拡大するしかないどうしようもないものになってしまったことが明らかだからです。にもかかわらず安倍政権は相変わらず東芝と同じ崩壊の道を歩んでいます。しかも自ら「トップセールス」と銘打って旗ふりして来た原発輸出路線の頓挫に変えて、強引に各原発の再稼働を強行し出しましたが、現実を直視できないものにけして未来はありません。世界の流れは明らかに脱原発なのです。

実際に台湾では完成目前の第4原発(通称日の丸原発)が凍結され、新政権で鮮明に脱原発が打ち出されました。日本が官民一体の売り込みをかけてきたベトナムも昨年暮れに輸入計画を白紙撤回しました。台湾もベトナムも世界の趨勢の中から原発推進がまったく国益にならないことをつかみとったのです。これらのことからいま、世界中で原発計画に大きな動揺が走っています。

みなさん。いまこそ正念場です。脱原発の流れをさらに確かなものにするために、奮闘を続けましょう。核のない未来に向けて歴史は大きく動きつつあります!

*****

原発講演会「大きく拓けてきた脱原発の展望を語る」。原発メーカー東芝が崩壊!どうなる?トルコへの原発輸出‥高浜原発は? 脱原発の可能性を世界的視点から展望します。午後2時からJR城陽駅そば鴻ノ巣会館ホールにて。入場無料。主催は原発ゼロをめざす城陽の会。http://www.geocities.jp/genpatudame/

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明日に向けて(1383)「原発汚染土8000Bq/kg以下再利用問題」を捉え返す(5月28日の学習研究会に向けて)−1

2017年05月24日 23時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です(20170524 23:30)

5月28日(日)に「放射性廃棄物拡散問題第8回学習研究会」を行います。今回のメインテーマは「放射能汚染防止法制定に向けて」ですが、ここでその前提となる「原発汚染土8000Bq/kg以下再利用問題」を再度、整理して捉え直しておきたいと思います。

1、毎日新聞による報道

「8000Bq/kg」問題が大きくクローズアップされたのは、以下の毎日新聞の記事によってでした。

原発汚染土 「8000ベクレル以下」なら再利用を決定
毎日新聞2016年6月30日 20時30分(最終更新 6月30日 21時23分)

http://mainichi.jp/articles/20160701/k00/00m/040/063000c

記事の冒頭にはこう書かれていました。(幸いリンク先が生きているのぜひ全文をおさえておいてください)

「東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の汚染土などの除染廃棄物について、環境省は30日、放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル以下であれば、公共事業の盛り土などに限定して再利用する基本方針を正式決定した。」

 

2、問題の発端は福島原発事故直後の汚泥の汚染

ただしここで私たちが整理しておく必要があるのは「8000Bq/kg」という数値は今回初めて出て来たものではないということです。

発端は福島原発事故直後に、各地の汚泥からものすごい量の放射能が検出されたことにあります。しかも問題はただ汚染がものすごかっただけではなく、この国はこうした膨大な量の放射能漏れを「あり得ないこと」としてきたため、この事態に対処する法律がなかったことにもありました。こうした中で共同通信が2011年5月13日に行った東京都への取材から、3月下旬に採取された汚泥焼却灰から1キロあたり17万ベクレルもの放射性物質が検出されたことを明らかにしました。江東区の「東部スラッジプラント」からでした。同時期に大田区と板橋区の下水処理場2か所でも汚泥焼却灰から10~14万Bq/kgの放射性物質が検出されていたことも明らかになりました。

この頃はまだまだ東日本大震災と原発事故後の混乱が続いていました。ちょうど放射能汚染の実態が徐々に明らかになりつつあった頃で、その一環として汚泥問題が記事になりましたが、それほど大きな反響を呼んだわけではありませんでした。しかしここには今日につながる重大な問題が隠されていました。このため僕もすぐにこの問題を記事化しました。以下にアドレスを記しておきます。

 明日に向けて(112) 放射能汚染が各地に拡大中・・・ 2011年5月14日
 http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/24da6e3ad75d730622dbab7916ff40d7

 明日に向けて(153)汚泥から放射能が。北海道・大阪でも!・・・2011年6月15日
 http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/43c6ee2e40d8dc763f98e04bc72314a6 

二つ目の記事の中で僕はこう論じています。

「全国で、汚泥から放射性物質が検出されだしています。見つかったのは、北海道、青森、山形、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡、大阪の16都道府県ですが、大阪で検出されたならば、福島原発との間にまたがる地域、愛知、京都などでも、検出されうるのではないかと懸念されます。その意味で、検出はもっと広域から行われることになるのではないか。

また非常に重要なポイントは、汚泥は焼却処理がなされているということです。しかもダイオキシンを出さないために、高温での処理がなされています。その場合、雨などによって流され、集められてきた放射性物質にどのような化学反応がもたらされるのか。当然、沸点の低いものは、揮発して再度、大気中に出てしまいます。

恐らくはこれらの影響もあって、汚泥処理施設の周りの放射線量が高くなっている地域が多く、「中には汚泥の保管場所を「放射線管理区域」に指定する自治体も出ています」とNHKは報じています。具体的には前橋市の名があげられている。」

今にして思うのは、あの時、政府は放射性物質の焼却を中止すべきだったということです。もちろん、この国の廃棄物処理はその多くが焼却によっていますからそれは大変困難なことであったでしょう。

だとするならば、つまり何百歩も譲ったとしても、最低限、焼却の大いなる危険性を社会に対して明らかにし、被曝防護の徹底化を呼びかけるべきでした。それで防げる被曝もあったはずです。しかしそうした防護策はまったく出されなかった。このことで人々は2次被曝、3次被曝とでも呼べるものに遭遇しました。首都圏を含む膨大な数の人々がです。

このように本来、住民を守る義務を負っているはずのこの国の官僚は、事故直後から続けられてきた焼却による被曝から人々を守りませんでしたし、いまもなお守ろうとしていません。それどころかいわば「現に起こっている事態に法律を追いつかせること」に心血を注いだのでした。その結果として出て来たのが8000Bq/kgという数字であったわけです。あまりにも本末転倒したものであることを私たちはおさえておく必要があります。

 

3、8000Bq/kgの初めての提示

さて問題の8000Bq/kgという数値は、6月16日に「原子力災害対策本部」から出された関連省庁への通知の中で初めて登場しました。8000Bq/kg以下の「上下水処理等副次産物」を、通常の管理型処分場で埋め立てて良いとする技術基準が示されたのでした。環境省を含む各関連省はこれに基づいてその後の方針を策定していきました。以下が問題の通達です。

放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取り扱いに関する考え方

http://www.mlit.go.jp/common/000147621.pdf

 

さらに6月23日に環境省が福島県内での方針を発表しました。福島県内において「上下水処理等副次産物」と同じく8000Bq/kgまでの放射性廃棄物を管理型処分場で埋立て良いとする基準が示されました。

福島県内の災害廃棄物の処理の方針

https://www.env.go.jp/jishin/attach/fukushima_hoshin110623.pdf

8月30日にはこれらを受け、「放射性物質に汚染された廃棄物の処理」と「土壌等の除染」の二本柱からなる、いわゆる「放射性物質汚染対処特措法」が新たに公布され、一部施行されました。これによって、それまで原子力災害対策本部からの通知や環境省からの方針の形で出されていた、8000Bq/kg以下のものを一般の廃棄物と同じく通常の管理型処分場で埋め立て可能にすることが合法化されたのでした。

「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」

http://www.env.go.jp/jishin/rmp/attach/law_h23-110a.pdf

 

4、問題の本質は被曝が野放しに続けられていることにある!

以上が8000Bq/kgという数値が出て来たもともとの経緯ですが、ここまでで整理すべきことは、そもそも問題の背後にあるのは、放射性物質の原発外への放出を想定せず、原発外での放射性物質の管理に関する法律を作ってこなかった国の大きなあやまり、責任にあるということです。ここにはもともと「原発の外へ膨大な放射能が漏れることなどありえない」という認識が、原発を動かす上での住民への重大な約束であった事実も含まれています。このことだけでも本来、原子力政策が放棄されるべき重みがあります。

しかもこの国の官僚たちは、法律を作ってこなかっただけでなく、現に進行する被曝になんら歯止めをかけようとせずに、ただ法的つじつまをあわせることばかりを進めてきたのでした。私たちはあくまでもこの責任を追及し続けるのでなければなりません。

同時にこうした被曝の野放しや、さらなる被曝の強制にストップをかけるために、この大きな法的かつ道義的欠陥を民衆側から埋め合わせるものとしての「放射能汚染防止法」を策定していくことが問われています。

このもとで放射性物質の危険性への注意喚起をもっと大規模に行い、放射性廃棄物を厳しく管理していくことで、これ以上の被曝を少しでも低減していくことこそが問われています。これがこの問題の本質であることをまずはおさえておきましょう。

続く

以下、5月28日の学習研究会のお知らせを貼付けておきます。

*****

放射性廃棄物拡散問題第8回学習研究会

福島第一原発事故で放出された放射能にさらされ、除染作業などによって集められた膨大な放射性「汚染土」。これを8000Bq/kgのものなら公共事業で再利用してしまえというあまりにひどい政策が進められつつあります。私たちは、この問題についての学習研究会を立ち上げ継続してきました。

第8回研究会は、前回に引き続いて全国で活発化しつつある放射能汚染防止法制定の動きについて考察します。テキストとして『制定しよう 放射能汚染防止法』(山本行雄著 星雲社)を使います。それぞれの方がお持ちになる必要はありません。主要部分をレジュメ化してご紹介します。
今回も基調的な報告を守田敏也さんが行い、その上でみなさんのご意見をお聞して討論します。ぜひご参加ください

5月28日(日) 午後2時~4時
場所 市民環境研究所(京都市左京区田中里ノ前21石川ビル305)
主催 NPO法人・市民環境研究所

呼びかけ 石田紀郎(市民環境研究所代表理事)
     守田敏也(フリーライター・市民環境研究所研究員)
参加費 若干のカンパをお願いしています。
連絡先 090‐5015‐5862(守田)

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明日に向けて(1373)くらしとせいじについて楽しく語ろう!(滋賀・京都での試み)

2017年04月25日 23時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です(20170425 23:30)

4月29日に滋賀県米原市で「くらしとせいじカフェ@まいばら」に参加します。

「くらしとせいじカフェ」は、2014年7月の県知事選挙を機に、滋賀県中で取り組まれだした試み。それぞれの町で何人かが集まって、「気軽にくらしとせいじについて話そう」と始まりだし、ずいぶんたくさんの取組が重ねられてきました。キャッチは「滋賀のお母ちゃん発!「くらし」と「せいじ」のことを、おしゃべりしませんか」。Facebookページもあるのでご紹介します。

https://www.facebook.com/kurashitoseijicafe/

 

僕も各地のカフェに参加させていただきてきましたが、とくに彦根市、長浜市、米原市で二ヶ月に一回、持ち回りで行われているカフェには毎回、参加してきました。次回で16回目になるのかな?

今回は米原で開催ですがここでのカフェはいつも「渡部建具店」で開催。JR柏原駅近くの素敵なお店です。東京からUターンして故郷に戻って来た渡部優さん、秀夫さんご夫婦が営まれています。

その建部建具店さんが、マガジン9に素敵なコラムを連載していることを最近になって知りました!いや前にもちらっと聞いてはいなのだけれど。ともあれとくに5回目の「おかあちゃんに学ぶ草の根自治」(2014年10月22日)は、滋賀で「くらしとせいじカフェ」が立ち上がって来た時の様子がよくあらわされているのでぜひご覧下さい。タイトルに使われている優さんの絵もとても良いです!

http://www.magazine9.jp/article/watabe/15318/

 

この3つの町での開催では、毎回、民進党国会議員の田島一成さんと僕がその時々の世情にあわせて発話させていただいて、その後にみんなでわちゃわちゃ討論しています。田島さんは主に国会報告をされ、僕は原発の問題を軸にしながら、時事的なお話をしています。今回、僕が頼まれたタイトルは「市民運動に関わってきて学んだこと、伝え方、大切にしていること。+3月末から4月にかけて訪問するトルコの報告」。

「とても面白い演題を投げてもらえたなあ」という気がしています。この領域で主題的に話すのはたぶん初めて。でも言いたい事はとてもたくさんあります。楽しみですがきちんとしぼっておかないとなあ。

またいつも午前中に行うことが多いのですが、今回は珍しく夕方からの開催。しかも初めての試みとして二部に「おいしい作戦会議」が設けられ、ご飯とお酒を持ち寄ることになりました。これまた楽しみ!みなさま、ぜひ米原のカフェをのぞきに来てください。29日午後4時から8時までの予定です。

 

さて、僕自身としてはこうした滋賀での試みにも大いに刺激されつつ、京都でもくらしのこと、せいじのことを大いに語りあおうとみんなと取り組んできたのが「ウチら困ってんねん@京都」での取組です。

略称を「ウチこま」というのですが、もともとは2016年初頭に行われた京都市長選のときに、初の女性候補として立ち上がってくれた本田久美子さんを応援する勝手連として動いてきたグループを継承したもの。

選挙が終わって「勝手連」ではなくなるときに、新たに名称を作り直す必要に迫られました。最初はシールズの若者たちに見習って、かっこいい横文字の名前を付けようとあれこれ考えたのですが、どうも自分たちにフィットするものが浮かんで来ない。そのうちにメンバーの1人が「ウチら、困ってんねんから、『ウチら困ってんねん@京都』でええんと違う?」と発言し、爆笑が起こって「それがウチららしい!」ということになりここに落ち着いてしまいました。かっこいい横文字はどこへいったやら。

 

「ウチこま」は「くらしとせいじ」一般よりも、もう少し「京都市政」にシフトした取組です。京都は外からは華やかな観光都市に見えると思いますが、ここ数年、市政が金儲け優先でひどいことが横行しているのですね。例えば祈りの場である下鴨神社の糺ノ森の一部が、豪華マンション建設のために売り払われてしまうとか。それでなんと私たちの側が、鎮守の森を守ることになっています。あるいは子どものための行政が本当にひどい。障害者やお年寄りもどんどん暮らしにくくなっている。でもそれぞれの現場で起こっているあまりにえぐいことが、市民全体には見えてない側面があるので、シリーズ「京都の今とこれからを考える」という企画を重ねて、現場で苦労している市民の声を拾い集めて来ています。

同時に前回の京都市長選では、私たちが応援した本田候補が勝つことができなかった。この反省として、選挙はいまからもう取り組まなくてはダメ、候補者が決まるのをまたずに始めてしまおう!と考えて動き出し、いまは本田さんに勝手に「また候補になって欲しい」とお願いして走り出しています。

そんな「ウチこま」で5月13日に「ぶっちゃけ選挙ばなし」という企画を行います。「もう京都市長選をはじめてしまおう、そのために思っていることをぶっちゃけて!」という企画で、幾人かに京都市長選について思うところを話していただきます。同時に「もし自分が市長だったら」というテーマでみなさんに自分の思いを温めてきてもらって、どんどん発言してもらいます。

もちろん「そもそもウチは選挙なんか嫌いなんじゃい」とかいう発言も大歓迎。何でも思っていることを語り合う企画にしようと思っています。(でもそれぞれが参加者みんなのことを考えて、誰もが話せるように配慮していただくのが当然の条件なのですが)

ちなみに僕自身は、選挙にむけて新しい運動を提案しようと思っています。お寺さんへの大アンケートです。京都市役所からわずか60キロに位置している高浜原発がこの5月にも再稼働してしまうかもしれません。これに対して京都市中のお寺さんの意見を聞きたいと思っているのです。とくに聞きたいのは災害対策。中でも「放射能の到来時にご本尊をどこに避難させるつもりなのか」です!!この他、いかに門徒さん、信徒さんを守ろうとしているのかも聞きたいですね。

さらにもう一つ。「もんじゅ」の大失敗のもとでの廃炉が決定しましたが、この国家の無謀で危険な計画の名に、文殊菩薩の名が使われて来たことをそれぞれのお寺がいまどう考えているのかをぜひお聞きしたい。実はこれは僕が核戦争防止国際医師会議(IPPNW)ドイツ支部のジーテントプフさんを南禅寺にお連れした時に問われたことでもあるのです。クリスチャンである彼女、「なんでたかだかデバイスに神の名をつけたのですか。信じられない。「マリア原発」なんて絶対にあり得ない。なんでこんなことが許されるのですか」と怒りました。僕はとても恥ずかしかった。何かを深く反省しなくてはと思いました。そのことを京都のすべてのお寺さんとともに考えたいのです。そういう捉え返しもなしに観光の町で京都が良い顔をしていてはならないと思うのです。とても不誠実です。そんなことを単にお寺だけにとどまらず京都の話題としていきたいと思っています。 

 

さて、滋賀の「くらしとせいじカフェ」に話しを戻すと、さらに6月5日にも面白い企画が立ち上がって来ているのです。「原発と被曝@議員さん向け勉強会」です。くらしから立ち上がったせいじへの関心、思いを議会にのせて政策に反映させていくのが議員さん達が負っている役割。その議員さんに原発について、そして被曝についてがっつりおさえていただこうとの思いから立ち上がった企画で、講師として僕を呼んでくださることになりました。これまた面白い。

それぞれの「くらしとせいじカフェ」で各地の議員さんたちとのつながりができているので、ぜひ多くの議員さんに来ていただければなと思います。いろんな立場の方が来てくれると面白い。保守の方達にも来ていただきたいです。

 以上、三つの企画の案内を貼付けておきます。せいじを身近な場に取り戻すことから、世の中をもっと私たちにとって温かく、暮らしやすい場に変えて行きましょう。そのためにいろんな試みを重ねて行きましょう。ぜひ滋賀と京都の試みにも足を運んでみてください。もちろん他の場の知恵をもってきていただくのも大歓迎です。「くらしとせいじ」についての語り合いの環を広げていきましょう!

*****

4月29日滋賀県米原

くらしとせいじカフェ@米原&おいしい作戦会議

https://www.facebook.com/events/426543031017701/ 

第一部:16:00 - 18:00
くらしとせいじカフェ@まいばら
スピーカー
田島一成さん 「国政報告」
守田敏也さん 「市民運動に関わってきて学んだこと、伝え方、大切にしていること。+3月末から4月にかけて訪問するトルコの報告」
質疑応答 この日のお話への質問だけでなく、日頃セイジゴトについて持っている疑問もこの機会にぜひ聞いてください☆

第二部:18:00 - 20:00くらい
おいしい作戦会議 くらしとせいじカフェ滋賀2区のこれからについて、ざっくばらんに話しあいましょう。おいしいごはんを食べながら!
ごはん、のみもの、お酒:持ち寄り
第一部、第二部どちらかのみのご参加も大歓迎!
とき:2017年4月29日(土) 16:00-20:00
ところ:渡部建具店(滋賀県米原市柏原871)
第一部参加費:500円 ☆カンパ歓迎☆

***** 

5月13日京都府京都市

ぶっちゃけ選挙ばなし そのⅡ

https://www.facebook.com/events/223616921455479/

 

京都に暮らしているあなた!

今の京都市政

あまりに冷たいと思いませんか?

 

保育所は待機がいっぱい

子どもの医療費も他市より高い

子どもやママたちに冷たい市政。

 

敬老乗車証も、乗るたび有料の方向

介護保険もどんどん改悪

お年寄りに冷たい市政。

 

下鴨神社糺ノ森に高級マンション

二条城には大型バス駐車場

木を切り、自然を破壊して

金儲け優先の町こわし市政。

 

原発の避難計画はおざなり

安心して暮らせない市政。

 

こんな市政を変えるために、

今から市長選を始めませんか?

 

そのための、ぶっちゃけトーク

「もし私が京都市長なら‥‥」

あなたの思いを持って来てください。

 

ゲストスピーカー

中村和雄さん 浦田沙緒音さん 井崎敦子さん 石田紀郎さん

日時 5月13日(土曜日)13:30〜16:30

場所 洛陽教会地下ホール(京都市寺町丸太町上ル 駐車場なし)

主催 ウチら困ってんねん@京都

連絡 090—3704−3640

入場無料(カンパ制)!

*****

6月5日滋賀県草津市

原発と被曝@議員さん向け学習会

https://www.facebook.com/events/1742856582605967/

 

原発のことをエネルギー政策だけじゃなくて被曝の観点からも語ってほしいー!と空に向かって叫んでるだけじゃぁ語ってなどもらえないことに気づいたので私たちが「原発」をどうみてどう考えているのか、「市民の声を国に届けることが政治家の役目です」と言ってくれる議員のみなさまに知っていただくことにした企画。(もちろん議員でない方も大歓迎)

この機会を是非活かし街宣、駅立ち、スピーチに展開くださいねー。市民のこころに響くのはリアリティのある言葉です。

外部被曝は燃える石炭に手をかざすようなもの。

内部被曝は燃える石炭をそのまま飲み込むようなもの。

わたしたちにの身近にある「命」や「くらし」の観点から原発をどうか訴えていただきたいと思っています。

様々な場所でお世話になっている守田敏也さんが今回もお力添えくださいます。

そして…お願いごと。手弁当で動いています。参加費は1000円以上のカンパということでチカラをかしてください。カンパは全て講師代と会場費にさせていただきます。既に5名の方参加表明いただいています。ありがとうございます!

 

時:6月5日(18時30分から)

場:草津まちづくりセンター306

尚、参加される方は申し込みをお願いします。09082080423

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明日に向けて(1368)トルコ訪問報告、原発と放射能からの命の守り方などをお話しします。

2017年04月08日 23時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です。(20170408 23:30) 

トルコから戻ってさっそく報告会など行います。

第一弾は13日に京都市の「すみれや」で行います。午後7時からです。シノップで今回の企画の主催者のトルコの弁護士の方達やシノップ市民の方達、コーディネーターのプナールさん、そしてフランスから参加された大学教授たちや東京から参加した弁護士の甫守さんと「シノップへの輸出は必ず止められる。頑張ろう!」と意気高く決意を固めて来られましたのでその息吹をお伝えします!ぜひご参加ください。

また15日に同じく京都市の市民環境研究所で、放射性廃棄物拡散問題第7回学習研究会を行います。午後2時からです。これまた僕がチューターを務めます。ここではトルコのことはあまり触れませんが、放射性廃棄物の拡散を食い止める「放射能公害防止法」の制定への取組など、今後、いかに歩むべきかに踏み込んだ検討と討論を行いたいと思っています。

23日には京都府美山町で「原発からの命の守り方」についてお話しします。南丹市の「小さき声の会」が主催で、共催が綾部市の「京都・北部市民測定所たんぽぽ」と舞鶴市の「子どもの未来を考える舞鶴ママの会」です。原発により近い京都北部の女性たちを中心とした集まりになりそうです。

この他、僕自身は、講演等はしませんが、4月22日に僕も世話人として力を入れて活動している「京都「被爆2世3世の会」」の総会と記念講演会があり、京都工芸繊維大学の宗川吉汪先生が、「虚構の放射能安全基準を斬る! 福島甲状腺がんの原因は原発事故だ!」と題してお話しされます。これもぜひともおすすめです!

以下、それぞれの企画の詳細をご紹介します。どうぞご参加ください。

*****

4月13日 京都市元田中

トルコ•シノップ訪問報告会

〜日本からの原発輸出に反対して〜

https://www.facebook.com/events/1036078393159162/

 

フリーライターの守田敏也さんが、3月末から4月にトルコを訪問しました。

トルコには三菱重工がフランスのアレバ社と組んで黒海沿岸に原発を作ろうとしています。この計画は問題が多いのですが、なによりも福島の原発事故を経験した私たちが海外に同じような問題を押し付ける形になることを食い止めたいものです。

トルコと日本とフランスでの反対運動を盛り上げて、この計画を止めるために、何ができるか。トルコから帰って来たばかりの守田さんの報告を聞きながら、一緒に考えましょう。 

時間:19時〜21時(18時開場)

会場:すみれや2階

参加費:1000円

定員:30名

*軽食販売します。

すみれや 京都市左京区田中里の前町49−1

http://sumireya.org

075-741-6673

 

*****

4月15日 京都市元田中

放射性廃棄物拡散問題に関する第7回学習研究会

福島第一原発事故で放出された放射能にさらされ、除染作業などによって集められた膨大な放射性「汚染土」。これを8000Bq/kgのものなら公共事業で再利用してしまえというあまりにひどい政策が進められつつあります。私たちは、このあまりにひどい対策についての学習研究会を立ち上げ継続してきました。

第7回研究会は2月ぶりの開催ですので、再々度、この問題の大づかみな捉え返しを行った上で、今回は、いかにして放射性廃棄物の拡散を止めていくのかという点に踏み込んだ考察を行いたいと思います。

参考にするのは各地から声の上がり出している放射能汚染防止法制定に向けた動き。京都からもこうした声をあげていくことはできないか、参加者のみなさんと意見交換していきたいです。

今回も基調的な報告を守田敏也さんが行い、その上でいかに汚染の拡大拡散を止めるのか、みなさんのご意見をお聞して討論します。ぜひご参加下さい。 

日時 4月15日(土曜日)午後2~4時

場所 市民環境研究所(京都市左京区田中里ノ前21石川ビル305)

主催 NPO法人・市民環境研究所

呼びかけ 石田紀郎(市民環境研究所代表理事) 

     守田敏也(フリーライター・市民環境研究所研究員)

参加費 若干のカンパをお願いしています。

連絡先 090‐5015‐5862(守田)

 

*****

4月22日 京都市

京都「被爆2世・3世の会」2017年度総会

オープン企画<記念学習講演>

チラシ(pdfファイル)

虚構の「放射能安全基準」を斬る!

福島甲状腺がんの原因は原発事故だ!

講師 宗川吉汪(そうかわよしひろ)先生(京都工芸繊維大学名誉教授・日本科学者会議京都支部代表幹事)

◆4月22日(土) 14:30~16:30

◆会場 ラボール京都(京都労働者総合会館)4階 第1会議室(中京区・四条通御前)

◆参加費 無料

福島では2017年4月をめどに帰還困難区域を除く多くの地域で避難指示が解除され、実質的な強制帰還がすすめられています。その基準とされているのが年間線量20ミリシーベルト以下の放射能は「安全だ!」とする虚構の「放射能安全論」です。本当にそうなのか? 現実はどうなのか? 多発している小児甲状腺がんの事実から放射能汚染のもたらしている福島の実態に迫る学習講演を行ないます。

宗川先生は一昨年ブックレット『福島原発事故と小児童甲状腺がん』(共著)を著され、福島の実態を鋭く解き明かされました。今年4月にもブックレットの第2弾発刊を予定されています。真実に目を向け、事実に基づいて低線量被曝の危険性を学び、被災者の完全救済と“核の脅威から解き放たれる”社会実現に向けた運動を強めていきましょう。

当日は同会場で13時30分から京都「被爆2世・3世の会」年次総会も開催します。会員外の方の参加も自由です。お時間のある方はこちらにも是非ご参加下さい。

京都「被爆2世・3世の会」

連絡先 電話・FAX 075-811-3203(京都原水協気付)

 

*****

4月23日 京都府南丹市美山町

守田敏也さんにきこう

防災のココロガマエとはじめての安定ヨウソザイ 知っとくと守れること

東日本大震災から7年目の春、いまだ収束困難な東京電力福島第一原子力発電所の事故‥南丹市も、綾部市も、舞鶴市も、あのまちこのまち 原発とはとなりあわせですね。いざという時の減災をこの機会にいっしょにまなびませんか?

日時:4月23日(日) 9時半受付 10時〜正午

場所:旧大野小学校(南丹市美山町三埜南畑28)

主催:小さき声の会(南丹市)

共催:京都・北部市民測定所たんぽぽ(綾部市)、子どもの未来を考える舞鶴ママの会

後援:南丹市

問合せ:080-4569-0868

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明日に向けて(1361)京都の未来を考える企画、びわこ123キャンプ、コープ自然派和歌山でお話しします!

2017年03月24日 22時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です(20170324 22:30)

週末から月曜日にかけて3つの企画に参加してお話しします。

3月26日午前中は京都市で「第8回 京都の今とこれからを考える」に参加します。この企画は1年前に行われた京都市長選に際し、本田久美子候補を応援した「勝手連」を継承する「ウチら困ってんねん@京都」の主催によるもの。僕もメンバーです。

私たちによる昨年の京都市長選の敗北の総括は「選挙期間があまりに短かった」というもの。「本田さんが立ったのが遅かった」と言いたいのではありません。選挙戦を「候補が決まる前から始めるべきだった」と考えたのです。

今回の企画はその考えに基づくもの。私たちなりに推したい候補を考察中ですが、しかし誰が立つのだとしても、先んじて「みこし」を作ってしまおうと思うのです。

そもそも現市長のもとで京都市はどんどんお金儲け優先、お金持ち優先の市政がまかり通っています。例えば古来から祈りの場であった下鴨神社のある「糺ノ森」の一部が、なんとマンション建設のために売り払われてしまいました。また京都市美術館の名前が特定企業に売られ、企業の名を冠した美術館に変わろうとしています。

一方で、子どもや障がい者に対する行政は冷たさを増すばかり。その一つ一つの現場と向かい合っている人々と結合し、助け合う中で、京都市政をお金儲けから住民優先へと転換したい。そのために、次の市長選でこそ民衆の側に立った人を押し上げたい。だから今からもう選挙を見据えて、さまざまな京都市での取組を行っていきたいと思うのです。

僕は京都市での脱原発運動の進め方の新しい提案をしようと思います。「なるほど京都ならではの運動だ!」と思えるサプライズ提案をします!内容は来てのお楽しみです!

この他、教育問題のプロフェッショナルである前回の市長選候補の本田久美子さんにも来て、その後の教育行政、子どもへの施策の移り変わりをお話いただきます。

合計8つの課題で発話を受けます。京都市内の方も近郊の方もぜひお集まりください!

 

さてこの日の午後は滋賀県高島市マキノ町に飛んでいって「びわこ123キャンプ」に参加します。福島や関東などの子どもたちを招いて繰り返し行っている保養キャンプです。今回がなんと14回目の開催。

僕もほぼ毎回、参加して子どもたちに身の守り方をお話ししています。今回は午後3時ぐらいからのお話になります。一般参加も可能ですので、詳しくは主催者にお尋ねください。

なお同キャンプはカンパで運営されています。その点でのご協力もお願いしたいです。

3月27日は早朝から和歌山県に向かいます。和歌山市の紀ノ川で「~さまざまな食の汚染から、子どもの体を守るために~」というタイトルでお話しします。

主催はコープ自然派和歌山さんです。

主に放射能の脅威とその中で何をどうやって食べるのかについてお話ししますが、+アルファとして原発メーカーの崩壊の中でのトルコへの原発輸出問題にも触れます。

なおすでに申し込み期日が過ぎていますので、参加ご希望の方は直接、コープ自然派和歌山に問い合わせをお願いします。

みなさま。お近くの会場でお会いしましょう。

以下、それぞれの詳しい案内を貼付けます。

*****

326日京都市

 

第8回 京都の今とこれからを考える

京都市長選挙から1年 京都市政は今‥

https://www.facebook.com/events/675147479355661/


3月26日午前9時45分から!

京都教育文化センター1F101号室にて。

参加費500円

発言者多彩です!

一年前の市長選で候補として大活躍してくださった本田久美子さんも発言してくださいます。ぜひお越しください。

☆☆☆

京都市長選から一年

お金儲け優先市政のもと

矛盾が深まるばかりです

 

糺ノ森では

ひどい破壊が進み

京都市美術館の名前まで

売りに出されています

 

福井の原発は停まってるけど

避難計画はおざなり

避難者対策は冷たいまま

 

保育所も小学校も

障がい者支援対策も

悪くなるばかりで

冷たさが際立っています

 

こんな京都市はいやだ!

 

再び会って

みんなで考えませんか?

京都市政を変えるため

新たな歩みを始めませんか?

 

スピーチ 

本田久美子さん 京都の教育について

守田敏也さん  京都の脱原発運動のこれからについて

中津さん    糺ノ森パリ報告

小岸さん    京都市美術館のこと

大西さん    障害のある子どもと共に

榛葉さん    息子さんの死亡事故裁判について

ジョナさんと

お母さん(趙さん) 車いすと京都市政

萩原さん    原発事故避難者として 

主催 ウチら困ってんねん@京都

連絡 携帯 090-8202-3831(山本)

*****

3月26日 滋賀県高島市

びわこ123キャンプ

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=734227370089317&set=a.147984038713656.1073741888.100005061817278&type=3&theater

第14回 東日本大震災支援プロジェクト 『びわこ☆1・2・3キャンプ』 

〜東日本大震災による福島第一原発事故で、福島をはじめとする広い範囲でそれまでよりも放射線量の高い地域ができてしまいました。

学校や通学路、住宅の除染も行われていますが十分ではなく、事故から6年になろうとしている今でも、決して安心して子どもたちが生活できる状況ではありません〜

【期間】

2016年 3月25日(土)~ 4月 4日(火)

【宿泊先】

白藤学園マキノ研修センター

(滋賀県高島市マキノ町新保1132)

【カンパ振込先】

ゆうちょ銀行

振替口座記号番号 00910-1-256985

加入者名 びわこ☆1・2・3キャンプ実行委員会

一口 1000円(何口でも感謝です)

(被災者の方々の負担にならないように、交通費や宿泊費・食材費などを私たちの支援でまかなえるよう、ご協力をどうぞ宜しくお願いします。)

【ボランティアも募集中】

子どもたちと遊んだり、話を聞いたり、ごはん作り、洗濯、移動など色んな仕事があります。

ぜひ私たちの仲間になって関わってください。

※現地までの交通費は実費になります。

※お子さま連れのボラ希望は(ボラさん自身のお子さまの危機管理を考え…)ご遠慮お願いしております。

※ボラは高校生以上とさせて頂いています。

【主催】

びわこ☆1・2・3キャンプ実行委員会

【後援】

滋賀県・滋賀県教育委員会

滋賀県社会福祉協議会

高島市・高島市教育委員会

【協力】白藤学園 東洋産業

よつ葉ホームデリバリー

***** 

3月27日 和歌山市紀ノ川

3/27 ★春休み企画★ 守田敏也さん講演会 ~さまざまな食の汚染から、子どもの体を守るために~

http://www.shizenha.ne.jp/wakayama/detail/5/index.html?articleId=20689

私たちのいのちを育む食べ物。子どもたちの成長を支える食べ物。そんな大切な食べ物が汚染されているとしたら…?農薬、化学肥料、遺伝子組み換え食品、放射性物質による汚染…いま私たちを取り巻く食環境は、必ずしも安全とは言えません。特に成長期にある子どもは、食の汚染により大人の何倍もの影響を受けると言われています。講師に守田敏也さんをお招きして、食の汚染から様々な社会問題についても語っていただきます。安全な食べ物の選び方や、内部被ばくを避ける方法について学び、自分や家族の体を守っていくために何ができるか考えてみませんか?

※お子さまと一緒にキッズスペースでお聴きすることもできます。 

■日 時:3月27日(月)10:00~12:00

■場 所:河北コミュニティセンター ワークルーム (和歌山市市小路192番地の3)南海電鉄紀ノ川駅下車 徒歩3分

■講 師:守田敏也さん
フリーライター、篠山市原子力災害対策検討委員会委員。著書『原発からの命の守り方』(海象社)『内部被曝』(共著、岩波ブックレット)他、ブログ「明日に向けて」発信中

■参加費:組合員200円 組合員以外300円



■定 員:60名   

■持ち物:筆記用具



■託 児:あり。(0歳~小学生) 託児の定員15名

組合員500円/1人、組合員以外750円/1人
※託児はきのくに子どもNPOに依頼します。先着順で、申し込みは定員になり次第締め切らせていただきます。


■子どもの同伴:可 ※応募多数の場合抽選。外れた方のみ連絡いたします。



■申込み締切日:3/17(金) 

■申し込み先:フリーダイヤル0120-408-300、携帯・IPフォン088-603-0080(組合員サービスセンター)

参加申込内容
①組合員コード②組合員氏名と電話番号

③参加する人の氏名と電話番号④託児の有無・人数・名前 ※託児のある場合

 

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