守田です。(20170408 23:30)
トルコから戻ってさっそく報告会など行います。
第一弾は13日に京都市の「すみれや」で行います。午後7時からです。シノップで今回の企画の主催者のトルコの弁護士の方達やシノップ市民の方達、コーディネーターのプナールさん、そしてフランスから参加された大学教授たちや東京から参加した弁護士の甫守さんと「シノップへの輸出は必ず止められる。頑張ろう!」と意気高く決意を固めて来られましたのでその息吹をお伝えします!ぜひご参加ください。
また15日に同じく京都市の市民環境研究所で、放射性廃棄物拡散問題第7回学習研究会を行います。午後2時からです。これまた僕がチューターを務めます。ここではトルコのことはあまり触れませんが、放射性廃棄物の拡散を食い止める「放射能公害防止法」の制定への取組など、今後、いかに歩むべきかに踏み込んだ検討と討論を行いたいと思っています。
23日には京都府美山町で「原発からの命の守り方」についてお話しします。南丹市の「小さき声の会」が主催で、共催が綾部市の「京都・北部市民測定所たんぽぽ」と舞鶴市の「子どもの未来を考える舞鶴ママの会」です。原発により近い京都北部の女性たちを中心とした集まりになりそうです。
この他、僕自身は、講演等はしませんが、4月22日に僕も世話人として力を入れて活動している「京都「被爆2世3世の会」」の総会と記念講演会があり、京都工芸繊維大学の宗川吉汪先生が、「虚構の放射能安全基準を斬る! 福島甲状腺がんの原因は原発事故だ!」と題してお話しされます。これもぜひともおすすめです!
以下、それぞれの企画の詳細をご紹介します。どうぞご参加ください。
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4月13日 京都市元田中
トルコ•シノップ訪問報告会
〜日本からの原発輸出に反対して〜
https://www.facebook.com/events/1036078393159162/
フリーライターの守田敏也さんが、3月末から4月にトルコを訪問しました。
トルコには三菱重工がフランスのアレバ社と組んで黒海沿岸に原発を作ろうとしています。この計画は問題が多いのですが、なによりも福島の原発事故を経験した私たちが海外に同じような問題を押し付ける形になることを食い止めたいものです。
トルコと日本とフランスでの反対運動を盛り上げて、この計画を止めるために、何ができるか。トルコから帰って来たばかりの守田さんの報告を聞きながら、一緒に考えましょう。
時間:19時〜21時(18時開場)
会場:すみれや2階
参加費:1000円
定員:30名
*軽食販売します。
すみれや 京都市左京区田中里の前町49−1
075-741-6673
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4月15日 京都市元田中
放射性廃棄物拡散問題に関する第7回学習研究会
福島第一原発事故で放出された放射能にさらされ、除染作業などによって集められた膨大な放射性「汚染土」。これを8000Bq/kgのものなら公共事業で再利用してしまえというあまりにひどい政策が進められつつあります。私たちは、このあまりにひどい対策についての学習研究会を立ち上げ継続してきました。
第7回研究会は2月ぶりの開催ですので、再々度、この問題の大づかみな捉え返しを行った上で、今回は、いかにして放射性廃棄物の拡散を止めていくのかという点に踏み込んだ考察を行いたいと思います。
参考にするのは各地から声の上がり出している放射能汚染防止法制定に向けた動き。京都からもこうした声をあげていくことはできないか、参加者のみなさんと意見交換していきたいです。
今回も基調的な報告を守田敏也さんが行い、その上でいかに汚染の拡大拡散を止めるのか、みなさんのご意見をお聞して討論します。ぜひご参加下さい。
日時 4月15日(土曜日)午後2~4時
場所 市民環境研究所(京都市左京区田中里ノ前21石川ビル305)
主催 NPO法人・市民環境研究所
呼びかけ 石田紀郎(市民環境研究所代表理事)
守田敏也(フリーライター・市民環境研究所研究員)
参加費 若干のカンパをお願いしています。
連絡先 090‐5015‐5862(守田)
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4月22日 京都市
京都「被爆2世・3世の会」2017年度総会
オープン企画<記念学習講演>
虚構の「放射能安全基準」を斬る!
福島甲状腺がんの原因は原発事故だ!
講師 宗川吉汪(そうかわよしひろ)先生(京都工芸繊維大学名誉教授・日本科学者会議京都支部代表幹事)
◆4月22日(土) 14:30~16:30
◆会場 ラボール京都(京都労働者総合会館)4階 第1会議室(中京区・四条通御前)
◆参加費 無料
福島では2017年4月をめどに帰還困難区域を除く多くの地域で避難指示が解除され、実質的な強制帰還がすすめられています。その基準とされているのが年間線量20ミリシーベルト以下の放射能は「安全だ!」とする虚構の「放射能安全論」です。本当にそうなのか? 現実はどうなのか? 多発している小児甲状腺がんの事実から放射能汚染のもたらしている福島の実態に迫る学習講演を行ないます。
宗川先生は一昨年ブックレット『福島原発事故と小児童甲状腺がん』(共著)を著され、福島の実態を鋭く解き明かされました。今年4月にもブックレットの第2弾発刊を予定されています。真実に目を向け、事実に基づいて低線量被曝の危険性を学び、被災者の完全救済と“核の脅威から解き放たれる”社会実現に向けた運動を強めていきましょう。
当日は同会場で13時30分から京都「被爆2世・3世の会」年次総会も開催します。会員外の方の参加も自由です。お時間のある方はこちらにも是非ご参加下さい。
京都「被爆2世・3世の会」
連絡先 電話・FAX 075-811-3203(京都原水協気付)
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4月23日 京都府南丹市美山町
守田敏也さんにきこう
防災のココロガマエとはじめての安定ヨウソザイ 知っとくと守れること
東日本大震災から7年目の春、いまだ収束困難な東京電力福島第一原子力発電所の事故‥南丹市も、綾部市も、舞鶴市も、あのまちこのまち 原発とはとなりあわせですね。いざという時の減災をこの機会にいっしょにまなびませんか?
日時:4月23日(日) 9時半受付 10時〜正午
場所:旧大野小学校(南丹市美山町三埜南畑28)
主催:小さき声の会(南丹市)
共催:京都・北部市民測定所たんぽぽ(綾部市)、子どもの未来を考える舞鶴ママの会
後援:南丹市
問合せ:080-4569-0868
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