
20日、静岡県藤枝市で開催された 『朝比奈大龍勢』 に行ってきました。
臨時駐車場からシャトルバスで会場に向かいます。 (会場周辺には駐車場なし) 約20分・400円
会場の殿の休耕田はコスモスが一面に咲いていました。
朝早くから、鍋や焼き鳥やバーベキューの準備、一升瓶やビールやおにぎりなどを配達する人などで賑わっていました。
(各地域の連で場所が決まっているようです)
大龍勢は2年に一度秋に開催される、伝統の大きな龍勢(ロケット花火)を打ち上げる祭りです。
おそろいの法被を着た人が準備を始めました。
火薬を使う危険な祭り、丹精込めて作った自慢の花火をお披露目、気合が入ります。 (男子のみ?)
発射台(15mくらいか)龍勢をセットしているところ。
花火をセットし終わって 龍勢の連の代表者の 「♪おおりゅ~う~せぇい」 の口上が
始まりました。
スポンサーの名前を全部読み上げたあと 「点火お願いします」 の合図。
消防署も待機しています。
導火線に火が付き、着火!
煙が出てから 少しもじもじしますが (なかなかタイミングが分からない) 少しゆらりと
頭を持ち上げたと思ったら、一瞬にして白煙を上げて空高く飛んで行きます。
シュー
龍勢は打ち上げの勇壮さと、どれだけ昇って行くのかを見る楽しみの他に、
もう一つ楽しみがあります。
それは最高地点に来て、流星が破裂してから。。 空中ショーの始まり。
龍勢には工夫を凝らした仕掛けがしてあります。
破裂のあと カラフルなスモーク、大小の落下傘の飛び出し。
ヒューと笛を吹いたような音や、パチパチ閃光が飛び出したりします。
先ほどの口上の人が、「上がれ上がれ~」 炸裂してからは仕掛けの説明 「出ました~」
とか 「まだ出ます」 「まだまだ~」 とかのマイクパフォーマンスが楽しい。
降りてきた落下傘。
龍勢が成功したら、その連の人達は万歳三唱、出来のいいものにはたくさんの拍手があります。
店も出ています。
地元の人たちで賑わっています。
桟敷の上に照明がぶら下がっているのは、この祭りは昼だけでなく、夜もあるので
宴会は日が暮れてからが本番ってところでしょうか。
(まだ夜の部は見たことないです、次回は夜来よう)
龍勢上がりました!
同様の花火を打ち上げる祭りは、ここの他に、静岡県草薙と滋賀県米原にあるそうです。
龍勢の長さは10m以上あります。
弾頭の部分 この中に打ち上げ用の火薬と、仕掛けが入っている。
(これ自体にパラシュートが付いていて、最高点で炸裂したあとは空を漂って静かに降りて来ます)
↑ 云われ
飛び上がらず発射台で、爆発してしまったものもありました。
大龍勢は2回目、龍勢が一瞬にして飛んでいく爽快感と、祭りの雰囲気が大好きです。