ぽんた*ぷらり

見る☆食べる☆遊ぶ☆飲む=ハッピィディ 



PONTAPURARI SINCE 2005

内田佐七家

2010年06月21日 | 歴史的建造物・史跡
南知多町内海の  『内田佐七家』 を見学してきました。

正式には「尾州廻船内海船船主内田佐七家」と言い、内海を代表する廻船主、今でいう

海運業で名を馳せた家です。



初代、内田佐七が廻船業初めたのが、文政元年、小さな船から始まり幕末期には10隻

近くを所有し、伊勢湾をまたにかける大船主になりました。

時代が変わり、廻船業が難しくなると、多業種に転じ19世紀末には船から撤退しました。

この地でなじみの深い「知多バス」の創業が内田家だそうです。



古民家? 古屋敷好きなので 各地を見て回っていますが、これだけ大きなお屋敷はなかなかないです。

天井の梁、柱が凄い   ここまで必要なのだろうかというくらいの柱が 二重、三重に

重なっていて圧巻です。



台所の釜などはまだ現役、イベント時には火が入ります。

サンドスキーがありました。 新しいものが好きだったのでしょうか。



すべてを知り尽くしているような古時計がお勝手の中心に



とにかく大きなお屋敷で、部屋数が多い  上がって全室見学することができます。



弁財船、いわゆる「千石船」の模型 江戸時代の遠隔地輸送に活躍しました。



お屋敷には、心なごませる庭が二つ。  茶の間に面した北庭と。。



お座敷から一望できる南庭



二階の格子窓越に外を眺めると いにしえの家並みが連なります



平成 昭和 大正 明治 ・・・ この建物が歴史の証人 



観るものが数多くあり紹介しきれませんので、是非一度 訪ねてみてください。

土日のみ公開 (有料300円)  『内田佐七家






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 内海の街並散策  | トップ | アトリエぜんきゅう »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。