水口の(自分用の)おみやげにと思い、地元の酒蔵 「美冨久酒造」 に立ち寄ってみました。
かなり大きな蔵です。
創業90年以上の蔵、建物も歴史ある佇まい。
販売しているところ。 漆喰壁が美しい。
美冨久は初めての出会いになります。
宣伝用の酒びん型の提灯が面白い。
提灯に書いてあるように 「山廃仕込」 で醸すのが特徴のようです。
先客がおられたのでお店の人とはあまり話が出来ませんでしたが、蔵の雰囲気からして
伝統を重んじた酒造りをしているって感じを受けました。
試飲もできるのですがクルマなのでNG。
主人におススメを聞くと、旬の酒は 「あらばしり」 と 「でけたて」 の2本だそうで、
一期一会 迷わず購入しました。
家で早速、両方開けて飲み比べをしました。
「でけたて」は濃厚で辛め、「あらばしり」は若いけどしっかりした飲み口。
これが山廃仕込みかどうかは分かりませんが、十分醸され 旨味が乗って
酸味を持った昔ながらの伝統を受け継いでいる酒という感じがしました。
私、よくドライブに行くときに、目的地近辺に酒蔵がないかを調べて、蔵元に行き酒を購入するのを楽しみにしています。
決まって飲んでいる銘柄もありませんし、高級な大吟醸とかを嗜むそんな身分ではないし、プレミアのつく酒なんて とても。。
ご当地の手頃な価格の純米を購入して家に帰ってから「一期一会」を味わっています。
日本酒は味わいがそれぞれに違うのがおもしろい。。
香りと味と蔵の情景が脳裏にインプットされていきます。
「去年の渓 明日の渓」佐々木一男さんの著書になぞらえて。。「去年の酒 明日の酒」探し。
あとどれだけの酒と出会えるか。。。
酒蔵巡りは続きます。
2月25日・26日は常滑の「澤田酒造」の蔵開きです。
(おみやげに頂ける杯がなかなかのもの)