今庄町と敦賀市を隔てる木の芽峠はスキー場ベースからひたすら昇ったところにありました。
峠の歴史は天長7年(830)まで遡るとか。
※日本海を眺めるには、ここから20分くらい登山しないと見えないそうです。
木の芽峠には、峠の茶屋番と言われる茅葺の建物が現存しています。
築550年ほどの堂々とした佇まいの一軒家で、今でも峠の関守を務めた前川家の
子孫の方が住んでおられます。
茅葺の構造、葺き替えてまだ新しい。
維持が大変と思います。
お屋敷の上の高台には、大変珍しい貴重な、梨の巨木があり、雪のような白い花を
咲かせていました。
茶屋と言っても売店などはありません、普通に生活されているお宅です。
薪を焚く煙の匂いがたまらない、古(いにしえ)へと導かれて行くような。。
先人の足音が聞こえる。。。
スキ-場周辺は自然の宝庫、図鑑でしか見たことがないような植物がたくさん。
ザゼンソウ
ごっそり盗掘された跡がありました悲しいことです、ここにあってこそ美しいのに。
山菜キング タラノメ
天ぷらにするとおいしいけど見るだけ。
山葵
何か知らないけど、山の花。
スキー場入口には山菜採取禁止の看板ありました。 採っちゃだめです。