街道が交差していた津島のこのあたりは、老舗のお店が数多くあります。
そのうちの一軒 天王川公園の北側にある 「柿屋饅頭」 さん。
皮が厚めの酒まんじゅう 「柿屋饅頭」 が名物。
尾張津島天王まつりのまきわら船をかたどった 「まつり最中」 も名物。
津島神社参道にある みたらし団子屋の 「赤のれん」 さん。
団子が焼ける匂いに釣られ ちょっと休憩。
今日は梅雨の中休みで蒸し暑い一日でした。
今年初の かき氷 と みたらし団子 を注文。
団子が来ました。
よくあるべったりした甘タレではなく、きりっと醤油仕立て。
焼きたての醤油の香ばしさが鼻をくすぐります。
素朴な味がいい~
かき氷を作る音が聞こえてきました。
氷掻き機が シャリシャリシャリシャリ その音を聞いているだけで涼感たっぷり。
注文した黄色のかき氷がきました。
味はレモン味。
食感は。。。 これが本当のかき氷
軽くて、キメが細かくて、スムーズで、口に含むと すぅ~っと溶けてしまう。
これが口溶けというものなんでしょうか 何ともいえずいい気分 一口ひとくちが楽しい。
ふわふわ氷は溶けていくのも早い、蜜の濃いところを狙って、でも最後まで味が残る
ように加減しながら、てっぺんを押さえて少し溶かしては食べる。
最近の主流のキューブアイスを砕いた物とは別物、作っている時の音からして違う。
かき氷と言えばこれ、昔ながらのガラスの器も涼しげ。
時代のニーズとともに、かき氷用の大きい氷を扱う「製氷商」が姿を消して行っていると
何かの記事で読んだことがあります。
本物のかき(掻き)氷は何時まで食べられるかと思うと、有難い一品です。
もうひとつ、かき氷は やっぱ(ここみたいに)クーラーの効いていない場所で食べる
のが正解と思います。
ごちそうさまでした~
頭のてっぺんから足の先まで清涼感で満たされました。