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津島の古い町でもんぺ探し

2010年06月24日 | 街道・宿場・古い街なみ
津島の古い町並みを散策

軒下に大八車が立て掛けてある木造の古い建物は、よくテレビのぷらり旅番組で取り上げ

られる「麹屋」さん。

創業が安政2年(1855)だそうで、150年もこの場所で「麹」の店を営んでいます。

今でも、麹のほか、甘酒や金山寺味噌などを販売しています。


麹屋さんの前の南北に続いている通りは「佐屋街道」、江戸時代に東海道の七里の渡しの

迂回路として整備された脇往還(バイパス道)で、東海道宮宿と桑名宿とを結んでいました。


宮~桑名間は、七里の渡=船旅になるので、悪天候で船が出なかったり、運賃がなかったり

船が苦手とか言った人? などで陸路を選ぶ人の往来が絶えなかったようです。


(街道には一里塚や4カ所の宿場、本陣も整備されて、東海道並の一級国道扱いだった)


津島神社の参道と交わるこの辺りは、当時の町屋造りの建物や当時の道標などが数多く現存

しているので、歩いてみると、いろいろな江戸時代の名残を発見できると思います。



麹屋の前には「上切の井戸」という名の井戸があります。

江戸時代に共同井戸として街道脇に整備された一つで、津島には他に2つ残っています。



麹屋の数軒南にある「平徳呉服店」 このお店の歴史は、ネットでは調べられませんでしたが、

建物の雰囲気からして、相当昔からお店をやっているものと思います。

今日は、このお店に用事があって来ました。

義母の贈り物に「もんぺ」を買いに。 

山村なのでなかなか、自力で町に出て買いに行くのが大変らしく、こちらで探すことに。。。


市内の店を何軒も廻りましたが、取り扱っているお店が見つかりません。。。

最後に来たのがここで、訪ねてみたら 普通~に 店頭に並んでいました。



最近のもんぺはお洒落で、久留米絣の縦縞模様で、普通~に。。 普段着にいいです。


肌ざわりや天然の色合い、チャックの付いたポケットや、膝の部分は補強してあったり

実用的でもあり なかなかの物で、現代の若い人にもお勧めできます。
 


値段も品質からして絶対にお値打ち 絣の作務衣なら上下で1万円位するが、もんぺは。。

見てのお楽しみ。


平徳さんには、もんぺの他、祭りの法被や帯、手作りの巾着、手提げ袋など 町のお店には

ないものがいろいろ。。。
 

津島観光や佐屋街道散策のときの おみやげ探しに 面白いと思います。
コメント
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