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鵜飼の里

2007年03月15日 | 街道・宿場・古い街なみ
岐阜県の長良川は鵜飼で有名。

難攻不落の城としても知られる岐阜城のもと、毎年5月11日~10月15日の間開かれます。
そこで活躍するのが鵜匠さんと鵜。。。今日は鵜匠さんが住んでいる町を訪ねてみました。

長良橋の北側、川沿いの道を上流に向かって歩いていくと、なにやら見えてきました。
もう今年の鵜飼の準備、篝火(かがりび)用の木が束ねられていっぱい積まれています。
これで夏の夜空を焦がし水面を照らします。 ※松の木だそうです。

長良川の鵜匠さんは6人、世襲制なのだそうです。軒下に「鵜匠○○宅」と書いたプレート
が出ています。

今日の目的地、鵜匠の山下純司さんの店 『鵜の庵』 でお食事を...

鵜飼の里


ここの名物は「鵜鮎ぞうすい」鵜がとった長良川の天然鮎のぞうすいです。
それと、もう一つの楽しみは窓越しに「鵜」を見ながら食事が出来るということです。

*鵜鮎雑炊は 雑炊・甘露煮・空揚の3品で1,000円  鮎のなれずし1,500円

雑炊はまだ..


雑炊は香ばしく焼いてほぐした鮎の身と、鮎のだし 素晴らしく美味しいです。
なれずしも独特の風味と とろける感じがクセになりそうなほど。日本酒に会う。
空揚げも小魚だけど存在感あり、自家製の甘露煮はもう絶品...  鵜がやってきました。

鵜を見ながら


奥のケージの中の鵜は現役の鵜で、外のプール付きの庭で気ままに遊んでいるのが引退した鵜。
時々ポーズを取ってくれます。

食事が終わる頃、山下純司さんが私達のところまで来てくれていろいろお話してくださいました。
山下さんは現在68歳、長良の鵜匠の最年長 とても情熱的な凛とした方です。 

ほんのひと時でしたが、いい時間を過ごせました。忘れられない思い出に...なりました。

出番待ち


食後は中庭へ出て鵜を真近で観察、羽の色は和色で言うと「黒緑」光沢があって綺麗です。
傍らには、鵜を運ぶ籠・天秤棒・松明など出番を待っています。
その奥には『鵜飼資料園』があって、鵜飼に関する文献、手作りの鵜飼船の模型などが
展示されています。

長良川


山下さんの手縄さばきを是非一度この目で見てみたい。

>>> 『長良川鵜飼のご案内
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