想像ふくらむ骨

先日INAXギャラリーで開催されていた「小さな骨の動物園」展
あれ、なかなかよかったです。（現在東京で開催中）

あらためて会場で購入した本を眺めていると、骨の魅力が
伝わってきます。

※BE-PALの７月号にも関連記事が掲載されています。

哺乳類も鳥類も魚もみなそれぞれに進化を遂げ、大地を
駆ける・大空を羽ばたく・水中を速く泳ぐ　などなど
他の種族にはない武器で自分のプライドを保ち、地球上に
共存しています。

毛皮を纏った外観だけ見ても、かわいいとか、強そうとか
それだけで充分楽しいですが．．．

あの動物の駆けるのが速いのはなぜ？高く飛べるのはなぜ？
速く泳げるのは．．とかのメカニズムの疑問には、骨を見ると
すべて解ります、見えてくるんです。

各パーツの長さ、形状、動く角度、部分によっては軽量化や
強度を高めたり．．．細部まで綿密な設計が行き届いていて．．
自分達では何ひとつ加工できないのに　何万年と受け継いだ
ＤＮＡが骨格を形成する、　　凄いことだ
骨を眺めていて美しいとも感じとれる．．パーフェクトな美が
そこにある。

余談ですが画像の霊長類の頭蓋骨、浜木綿子の観察医だったら
うまく復元できるでしょうか？