ぽんた*ぷらり

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PONTAPURARI SINCE 2005

ぶらり島の旅

2006年06月18日 | ぷらり
午後から天気が回復しそう...思い立ったらすぐ出発! 
高速を飛ばして..一時間後には船の切符の販売機の前..
いつもは日間賀へ行くのでたまには篠島にしよう

海が荒れていたので、波を切ってしぶきを上げ揺れながら
進んで行くのはスリルがあって楽しかったです。
10分間の船旅でした。

篠島港で降りる人は少なく、ほとんどの人が日間賀行きです(人気ない)
30年ぶりに上陸した篠島、港を出てあたりを見渡しても料理屋
とか旅館なんて一軒も見当たらない...

とりあえず観光案内所へ行ってみたけど、そこは無人で廃墟同然でした。
パンフが置いてあったので、それをたよりに店がありそうな
東側の海水浴場方面へ行ってみる事にしました。

海水浴場へ辿り着くまで、しょぼい店が2件ほど...
目的地についても食事の出来そうな店はありませんでした(腹減った)
今度は海岸から山越えでもう一度島の西側へ..

坂を下ったところで店を数件発見、どの店にしようか迷っていたら、
地元のおじいさんに声をかけられ「食事はすぐそこ」がいいと勧められ、
ついでに島の名所や歴史について熱心に説明して頂き、食事が済んだら
島を案内してくれるという約束までしてしまいました。
とりあえず地引網元 『丸万』 で食事をする事にしました。


私は、2千円の刺身定食を注文..
魚はカレイとアジ?貝はタイラギとナガゲそれに貝の煮物と
じゃこ煮、それだけのシンプルなものなんだけど...
うまい..街で食べている刺身は何だったんだろう、やっぱ
天然で新鮮な物に勝る物はないな~高級魚でなくても感動もん
のうまさです。胃袋が感動して御飯お代わりしてしまいました。

食事が済んで、先ほど約束したおじいさん、待っているのかな?
と、半信半疑でしたが...
店を出たら軽トラックPANASONIC号に乗って待っておられました。
クルマで案内してあげるという事で、息子は助手席
私達夫婦は?? 荷台?? に乗っていざ出発!
まずは、東の海岸へ出て海水浴場方面へ..

荷台に乗るのは初めての経験、風があたるのは心地
いいけど、しっかり掴っていないと大変、転がって
しまいます..スリル満点でした。

※ほんとうは道交法では違反です..篠島は取締り無いのか
 バイクはノーヘル、2ケツで普通に走っています。


海水浴場から先はクルマがすれ違えないほど狭い登り坂。
壊れそうな軽トラに鞭打ってグイグイ運転する77歳のおじいさん、
荷台に乗っているほうもたまらない、さながらインディジョーンズ..
テーマ曲が頭をよぎります。

手に力を入れて一生懸命つかまって...急坂を登りきったら
目的地に到着...「歌碑公園」です

そこからは徒歩で展望台へ..

おじいさんがみせたかったのはこの景色か~~~納得
日本の夕陽百景のひとつ『松島』です
♪海は広いな大きな、  スカッと心晴れ晴れ   来てよかった。


帰りは「神明神社」を横に見て港まで送っていただきました。
おじいさんの名前は小久保義三さん、通称「島のテレビ屋さん」

小久保さんは最後に「篠島はいい所いっぱいあるから宣伝して下さい」
といっていました。
最近ちょっと元気の無い篠島を危惧しておられるようでした。

篠島は歴史もあり景色もよく名所旧跡も数多くあります、魚はうまいし
いい所ですよ。   
            「篠島のホームページ」 
 
コメント
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