たとえば、メールをチェックしようとして
メールウェアであるOutlookexpress(アウトルックエクスプレス)を開いて
「送受信」したけれど、「受信トレイ」のどこに目的のメールがあるのやら
ぎょうさんありすぎて、探すことすらおっくうになってしまう・・・というような
話を耳にします。ごちゃごちゃ受信したメールやら、送信済みのメールも
果ては、「迷惑メール」に至っても、タンスに押し込んだ着なくなった服みたいに
長いことそうしてると、見つけるは大変で、整理をまめにしてないせいで
「そういうもんや」とあきらめて、ごちゃごちゃのまま
ほったらかしてる人も結構いてるんやろなと想像します。
「ソート」するとか耳にしたことありませんか?
パソコンにあるデータは、メールに限らず写真ですら全部がデジタルデータですので
タンスの整理をするよりはずっと簡単に「整理」する方法があります。
理屈や規則にそって、こうしたごちゃごちゃになったフォルダの中のファイルを
一定の規則に「整列」させて並び替えることができます。
この機能を、あらゆるパソコンの操作の共通語として「ソート」と呼んでいます。
では、そのソートの機能をさっきのメール探しの例で
OutlookExpress(アウトルックエクスプレス)の画面を使って説明しましょう
上の写真は、とりあえず「受信トレイ」を開いた画面ですが・・・
右上のメールヘッダっていう、どこの誰かから、どんな内容のメールが
いつ着いたってわかる画面に注目すると、
その欄の上に「送信者」とか「件名」とか「受信日時」
といったような区切りの項目欄のバーがあります。
実はこの項目欄を示すそれぞれのバーこそが、「ソート」の機能を備えています
こういうのは、何よりチャレンジ精神で「ものは試し」「習うより慣れろ」
というぐらいですので、どないなろうがおそれずに
説明聞くよりも実際にいじくり回すのが近道です・・
それぞれの「バー」をクリックしてみましょう・・・
「送信者」と書いてあるバーをクリックすると・・・なんということでしょぉ~
送ってきた相手ごとに整列させることができます。しかもアイウエオ順とかABC順になって・・・
「件名」をクリックすると同じような現象が見え隠れしますが・・・
件名の並び替え自体があんまりこういう「ソート」には向いていない一面が
あるともいえます。
むしろ「受信日時」とか「送信日時」といった時間の並び替えなどの数値に
もっともその威力を発揮します。早速「受信日時」のボタンをクリックすると
もっとも最近に並び替えられたり、その反対に
もっとも昔の時間に並び替えることができるのです。
これは「昇順」「降順」という規則がクリックするたびに繰り返されて
どっちかの並び替えが選べます。
こんなことを知っていると、やたらと多い迷惑メールの削除も
お目当てのメール探すのに、大いに役立ってくれます。
※メールに限っては、あらかじめよくメールを交わす相手専用のフォルダをこしらえておき
メッセージのルールとかフィルタと呼ばれる選別機能をつかって
受信と同時にフォルダに振り分けることもできますので
こういう機能にもチャレンジするのが大切です。
「ソート」というのは、パソコンにあるたくさんのファイルを整理するのに
欠かせない機能です。メールに限った話ではありません。
どこかのフォルダを開いて、「縮小版」とか「一覧」とかある仕分けのボタンを
クリックすると、その中に「詳細」というボタンがあるので、これを選ぶと
フォルダの上に項目で仕分けしたバーが現れます。
そこで、さっきと同じような手順で、「名前」や「種類」、「サイズ」や更新日・作成日
などという区分けされた項目のボタンをクリックすると
ごちゃごちゃになってるファイルの数々が見事に規則に沿って「整列」してしまいます。
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