
『たのしいムーミン一家』
トーベ・ヤンソン作・絵 山室静 訳
ようやく、読み終わりました!
長かったなあ~。本当に、長い道のりだったあ~
一巻では、全編を通して、彗星を巡る冒険が描かれていたのですが、今回は、[飛行おに]の魔法の帽子を拾ったところから始まり、ニョロニョロの島を探検したり、幻の魚を釣りに出かけたり、妙な言葉を使う夫婦・トフスランとビフスランが登場したりと、様々な冒険と大騒動が詰まった本でした。
それでも、最後には、しっかり!飛行おにも登場して、「飛行おにって、どんなヤツなの?」という謎も無事にとけ、一安心。
とても優しい人で、ちょっとビックリ。息子は一言「鬼じゃないじゃん!」と
でも、ムーミンだからね。鬼が鬼らしくなくても、仕方ないと諦めたようです(笑)
(原語では、どんな単語なのかなあ?それとも、鬼の定義が違うのかしら?)
だいたい、最後の最後に、他人のモノを盗んでしまう癖のある、トフスラン・ビフスラン夫婦が、英雄となって、パーティの主役になってしまうのだから、ムーミン谷の人々の人の良さったら・・・・・。
夫婦は、ママのハンドバックを見つけてくれた英雄として、パーティの主役になるのですが、実は、盗ってしまったバックをママに返しただけなんです。悲しむママを見て、可哀想になってね。
この事実を知っているのは、この夫婦と、作者と、読者のみ!
最初は、ムーミン谷の人々の「人の良さ」に呆れてしまった私。
最高のブラックユーモア?なんて、ひねくれた見方をしてみたのですが、たぶん、違うのでしょうね。
ここでは、何をしたって、何をされたって、許してしまう何かがあるのです。決して、良い人ばかりが出てくる訳じゃない、ムーミン作品。
うぬぼれ屋さんもいるし、議論したがりもいるし、人を不快にさせるような事ばかり言う人もいる。でも、何やかや言って、結局のところ、楽しく暮らしているのです。こんな世の中だったら、さぞかし、素晴らしいだろうなあ。
さあ、トフスラン・ビフスラン語パニックは、これで一段落するでしょう!
次は、図書館に予約していた「名探偵シリーズ」の続巻の予定です。何冊か絵本を読んでからね。
今回は、長かったです。面白かったのですが、読みずらかったのと、30分読めない日が続いたのが、たたりました。
さて、ムーミンの世界。「くまのプーさん」もそうでしたが、色々な人がいて、本当に尊重しあっている社会なんですよ。
こういうのって、本当にいいなあ~と思います。
学校もこんなだったら、自殺なんてなくなるのになあ。
言葉遊びのほうはどうかしら?またしばらくして思い出すのも楽しそうですよね。
私はアニメしか知らないのですが、確かにいい人ばかりじゃないかも…何をしたって許される何か、かぁ。素敵ですね。