『ごぶごぶ ごぼごぼ』 駒形 克己
小さな娘のために、クリスマスプレゼントに、ことり文庫さんから届けてもらった絵本。
初めて読んだときは、
・・・たぶん、『がたんごとん がたんごとん』じゃないという理由だけで・・・
思い切り、「イヤ!」の意思表示。
大きく振りかぶって、本を投げた。投げたんです!ん、もー。
ところが、いつのまにか
本を広げると、面白そうに手を出すようになった娘。
今までは、私の読む音(声)を楽しんでいるようでしたが、どうやら、
自分で触ることの楽しみが生まれたようです。
ところどころに、穴のあいた○が隠されているのが、とても不思議な様子で
ページをめくるたびに、指で、○をなぞります。
今では、各ページの○の中で、どれが、穴のあいた○なのか、覚えてしまいました。
いつも、間違わずに、穴のあいた○を選び出して、指でなぞります。
この絵本が、「今のハマリ本」だということをパパに教えてあげたら、
パパと○を使って、楽しいことをしているらしいです。
穴にさしこまれた指を、パパが、次のページから引っ張ってるらしい・・・
指をひっぱられて、「うきゃ うきゃ。」言って喜んでいる娘を発見。
そ、そ、そんな遊びかたって・・・。一応、絵本なんだけど、ま、いいか。
それから、それから
「繰り返し言葉を楽しむ」だけでなく、「擬音?を楽しむ」喜びも、知ったようです。
ぷく ぷく ぷく
ぷ ぷ ぷ
さわ さわ さわ
ごぶごぶ ごぼごぼ
楽しそうに、笑います。
おかげで、『じゃあじゃあ びりびり』という、擬音の絵本も喜ぶようになりました。
そのせいなのか・・・?
『がたんごとん がたんごとん』への、あの目を見張るような集中力は、なくなってしまいました(笑)
「がたんごとん がたんごとん」という言葉は、ちゃんと聞いているのですけれど、
あの、大好きだった「のせてくださーい!」に、あまり興味が持てない様子。
なんでしょうか?面白いです。
しかし・・・・
何冊読んでも、どんな絵本を読んでも、いつでも、じっと聞いてくれていた息子と比べ、
娘の聞かなさ加減ったら
一冊終わるか終わらないかのうちに、さっさとハイハイして、どこかに行ってしまいますから。
(おもちゃも同じく。全く!という程、遊びません)
娘の方が普通だという声もありますが
こんな月齢でも、こんなにも明確に、性格に差が出てくるものなのだなあと、
感心するやら呆れるやら。
子育ては、何回やっても、同じということはないですな。
ベテラン?
いやいや、いつでも、その子の前では、初心者ママなのですな。きっと。
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今日はすこしあったかいですね。春のはじまりの頃を
思い出して、そうそうこんな感じだよね、と嬉しく
なりました。(でも、まだまだ寒さは続くのでしょうが)
ごぶごぶ ごぼごぼ
私にとっても思い出の1冊です。
まだ「赤ちゃん絵本」の存在にも慣れていなかった頃、
こどものとも0,1,2をそれはそれは楽しみに購読していて、
この絵本が届いた月は、「あーこんな絵本があるんだ」と
驚いたもものでした。デザインの斬新さといい、色の美しさといい、
擬音の楽しさといい、こんな絵本で育っていく赤ちゃんと、
こんな絵本を赤ちゃんと一緒に楽しむことができる親になった自分を
とても幸せだと感じました。
その時の本がハードカバーになって、そして11年も前のことを
思い出して話せる場所と友がいて、私って幸せものかも♪
今日、娘が帰宅したら、早速こももさんちの赤ちゃんが
この本気に入っているんだよーと話そうと思います。
絵本を媒体にして いろんな楽しみを味わっている娘ちゃん、
いいなぁって思います。
『じゃあじゃあびりびり』の最初にも、破っても叱らないで(だったかな?)
って、書いてありますもんね。
擬音?たぶんお宅にも、擬音星人がいらっしゃるはず???(笑)
娘ちゃんの、擬音感覚もきっと鍛えられていくと思いますよー。
ママは一人だけど、「対子ども」を考えると、子どもそれぞれに
対応の仕方があって、成長具合があって、趣味や癖があって・・・
いつも初心者ママなのかもしれませんね。
5月には歩いてるかなー?
喜んで読んだ絵本でした。
見て、さわって、聞いて、楽しんで。
娘ちゃんの反応と同じく、穴の部分をさわって、そのうち
迷わずあてられるようになると、すごく得意なのです。
パパとの遊びも楽しそうだな。
近いうちに、ごぶごぶ=パパ本ってことになるかもですね。
子どもの生まれもった性質って、どういうんでしょうね。
うちもまったく違ってびっくりです。
足して2で割ってほしいこと、多々ですよー。
擬音の楽しみ、触る楽しみ、絵本ってほんとにたくさんのことが楽しめるって、こんなに小さいころから知ってるなんて幸せですね♪
いつも思うのですが、息子くんは赤ちゃんのときよほどおとなしかったんですね。今はおとなしいうちの息子たちも、あかんぼのときは、破いたり壊したりしまくってましたよ。前のアパートのふすま、落書きしたのは長男、破きまくったのは次男です
はっとさせられます。
本当に・・・この本を
子どもと一緒に楽しめる親になった喜びを
いっぱい、いっぱい感じておかなくては。
途中で放り投げてもらえるのも、今だけの楽しみ♪
かもしれませんね。うふふ。
みなさんおススメの この絵本は、
私にとっては、新感覚の絵本でした。
(息子と長女は、ずっと松谷さんのシリーズでしたので)
この世の不思議を発見したかのように、
○をなぞるのが、とてもオカシイです。
今は、もう5年生の女の子と、同じ○をなぞっているのだと思うと、
なんだか、感無量です。
ここにも、擬音星人が!!
「あのね、母さん。
今日、○○が、がーってやったらさ、
▲がどどどーって倒れてさあ、机の中のものが
ざざーって・・・」
オイ!なんの話だよ!!
そんな毎日でございます。
でも、5年生になったら、少し減ったかも。
成長してるんですね。あれでも(笑)
かわいくて、食べちゃうかもしれません!!がうっ!
うちの娘は、まだ、慎重に慎重に
中に、何か隠れてるかもしれないからーって感じで
触りますよ。
触り方も、どんどん変化していくのですね。
ああ、そういう楽しみもあるのだなあと、嬉しくなりました。
ずっと読み続けていきたい絵本ですね。
楽しみ♪楽しみ♪
うちの息子は、夜泣きは酷くて、私をノイローゼにさせてくれましたが、
その他は、本当に「お利口ちゃん」だったのです。
障子も襖も、一度も破られたことがありませんでした。
おもちゃも、壊したことありません。
絵本も、全部、新品同様でした。
病院の待合室も、電車の椅子でも、いつも静かに座っている子だったのですよー。
偶然居合わせた子のお母さんが、気の毒になる位でした。
(周りの人たちに、比べられちゃうから・・・)
だから、かえって逆スパルタで、息子を追い立てていた気がします。
やんちゃになれ!やんちゃになれ!って。
でも、その心配は、小学校にあがってから、無用に終わりました。
教訓。子どもは、どこかで親を困らせるように出来ているようです。