ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『エーミールと60ぴきのざりがに』

2005-12-25 10:50:58 | 息子と読んだ本のこと・児童書
昨日は、クリスマス・イブ!
プレゼントのことでは、色々と考えることがある母ではありましたが、せっかくだもの、クリスマスの本でも読もう!と、張り切って二階にあがりました。
ところが、息子ときたら
「今日、図書館のおはなし会で、クリスマスの本をたくさん読んだから、もういい。それより、エーミールを最後まで読んで!」だって。
え~。クリスマスの本って、今の時期しか読めないのになぁ~
でも、クリスマスの物語を4つもきいてきたから、たしかにお腹が一杯なのかも。

という訳で、エーミールの最終章を読みました。
今までの話とは、全く、毛色の違うものでした。
エーミールが、大好きな使用人・アルフレッドを助けるために奮闘するのです。

指を切って、そこから敗血症になってしまったアルフレッド。
吹雪の夜、ほとんど動けなくなり、死を待つばかりの彼をソリに乗せ、エーミールは、町のお医者の元まで行くのです。
お父さんもお母さんも、「あきらめなさい。」としか言えなかった、猛吹雪。
エーミールは、決死の覚悟で外に出て行くのです。
頼れるのは、自分、そして、馬のルーカスのみ。

その奮闘の様子は壮絶で、エーミールのアルフレッドを想う気持ちが切々と伝わってきた。
案の定、母は大泣きしてしまい・・・あまりにも泣きすぎて、途中で鼻はかむし、ヒックヒックいってしまって、読み続けられないほどでした。
本当に、困った母なのです。

息子は、冷静にきいていました。
たぶん、果たして二人は助かるのだろうか?ということで、頭が一杯だったのじゃないかな?
もしかしたら、泣きすぎの母に、引いたかもしれないけど・・・(母が泣くのには、慣れっこになっているとは思うが)

今朝、旦那さまが一言。
「お前、顔が・・・けろっこでめたん・・・みたいになってるよ。」

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