春一番が吹いた後に、お話し会なんて、私ったら、なんてラッキーだったのでしょう。
図書館ボランティアで、絵本を読んでいるのですが、3月は、私のお当番。
大好きな、この絵本を読みました。
「はるかぜ とぷう」 小野かおる
絵が、とにかくカワイイ。
細かく描きこまれた絵だから、大勢の子どもを前にした読み聞かせには、不向きかもしれないけれど、
それでも、やっぱり、この季節に読みたくなってしまいます。ああ、大好き。
たしか、去年も、これを読んだ!
娘に、練習を申し込んで、聞いてもらったら、
「まあ、おもしろいかな。」と、言っていました(笑)
「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」
2冊読むので、色々と候補をあげたのですが、今回のリーダーさんが、この本を読んで欲しいと仰るので、快諾。
この絵、ちっとも好みじゃないのだけれど(すいません)、なんか、魅力的なんですよね。不思議。
これも、お家で練習したのですが、娘さん、ガタンゴトン、ゴーと、母と一緒に読んでくれました。
そして、読み終わったら、「もう一回!」と、アンコールの声。
おおー。久しぶりのアンコールだー!
と、いうことで、もちろん、「でんしゃで かえろう」 で、やまの駅に帰りました。
帰り道は、ガタンゴトン、ゴー!だけじゃなく、だいたい、暗唱できるようになっていた(笑)
と、いうことで、もちろん、暗闇の中、布団をかぶって、ふたりで「ゴー」「トンネルをぬけたらー」
「なのはなばたけ!」「なのはなばたけを でんしゃはいくよ」「ゴー」と、やりました。
ああ、楽しいなあ~。身を寄せ合って、こそこそ言うのって、なんて、楽しいんでしょう。
声を揃えて、暗唱するのって、なんて、楽しいんでしょう。
暗闇って、なんて、わくわくするんでしょう。
しまいには、けらけら、二人で笑ってしまって、眠れなくなってしまいました。
息子と暗闇で暗唱して笑った、賢治の「ゆきわたり」を思い出しました。
娘さんも、こんな楽しみ方が出来るようになったんだね。
最近、児童書に傾きつつある、我が家の読み聞かせタイムですが、絵本の楽しさは、やっぱり、
児童書には、ないものだから、バランスよく(逆に、児童書の面白さは、絵本では体験できないし)
読みたいなあ・・・と、思います。
小学生って、そういう意味で、どちらも楽しめる、物凄く、貴重な時。大切にしたいな。
そうそう、図書館のお話し会でも、小さな女の子が、やっぱり、「ゴー」って、一緒に声をあげてくれました。
かわいい!楽しい!
もうすぐ春。電車に乗って、旅行に行きたいなー。
で、プログラムを書いたリーダーさんは、思いっきり
「はるかぜと ぷう」って書いてしまって、間違いを指摘されたのだと教えてくれました(笑)
みーんな、間違えちゃいますよね。
でも、やっぱり読みたいです。かわいい、とぷう。
マーガレットさんは、小野かおるさんの絵本が、全部お好きなのですかー。
私は、この本しか知らないのです。
図書館で探してみます!
小野かおるさんの絵本は全部好き!
それなのに、なーーがい間「はるかぜと ぷう」だと勘違いしてました。とほほ。