佐藤さとる・作
4年生にもなると、比較的、誰とでも遊ぶ男の子でも、よく遊ぶ子、遊ばない子が出てくるようだ。
その中でも、虫とりはこの子と、サッカーはこの子と、と、相手によって遊び方が違うのがおもしろい。その中の一人は、おしゃべり派。
読書家で、息子より、視点が変わっていて(息子の発想パターンに、私が慣れっこになっているだけかもしれないけれど)、びっくりするようなことを言い出したりする。
おかげさまで、息子と二人での会話は、周りの大人たちには意味不明。それでも、おしゃべり好きの二人は、楽しそうに話をしている。
先日、あまりに学校から帰ってくるのが遅かったので、何をしていたのかと訊ねると、ただ、二人で話しながら帰ってきただけだと言う。
「話が盛り上がっちゃってさあ。」
「何の話してきたの?」
「スーパー赤ちゃんの話をしてきた。」
「は?」
スーパー赤ちゃん??
「あのね、ぼくらの話し合いではね。一番のスーパー赤ちゃんは『生まれたらすぐに世界一周をする赤ちゃん』ってことに決まったから。」
「・・・・・。」
どうやら、二人で交互に『どんな赤ちゃんがいたら、すごいか?』について意見交換し、最後に、これならすごいという赤ちゃんを決定したようだ。意味不明~!
そんな訳で、私の大好きだったこの本を、息子に読んでやりたくなった。
幼い頃の私を夢中にさせた、佐藤さとる氏の本だ。
本を手に取ると、私までワクワクしてしまう。
昨日は、まさに、たつや(タッチュン)が、いかにスーパー赤ちゃんであるかが描かれていた。
ピッピとは、対象的な息子の反応。
黙って、口をはさむことなく、息を飲むように本をのぞきこんでいる。同じなのは、「もっと読んで!」というところかな。
さすが、佐藤さとる!大人が読んでも、うなるほどの完成度!
ピッピもそうだけれど、こういう完成度の高い作品を読むと、ああ、児童『文学』なんだなあ~と思う。続きが楽しみ♪
ピッピを読んでるのねーと思っていたら早くも終わってしまったんですね。私も大好きだったピッピ。そして佐藤さとるさん。いいですねえ。コロボックルのシリーズもいつか読んでくださいね。
いつか、「スーパーおばさん」について話し合うことがあったら、ぜひ教えてください(笑)
ところで、ピッピの選択、バッチリだったみたいですね。「やかまし村」も好きなので、もし息子さんに読んであげることがあったら、是非反応をお聞かせください。
遅くなりましたが、ご心配をおかけしてすみません。これからもよろしくお願いします。
こんな不思議な二人と会話したいと、お思いになる方がおられようとは!さすがです!
それぞれとなら話せるのですが、二人そろうと、さすがの私も、付き合いきれなくて・・・
近くにいらしたら、本当に良かったのに!!
さて、コロボックルシリーズは、なかなか読めそうにないのです。
というのも、これは、私の中では特別に大切な本の一冊で・・・一番、ベストなときに読んであげたいと、日々、タイミングを計っております(笑)
一人で読んでくれるようになってからの方がいいような気もしたりして・・・
思い入れがありすぎる本を読むのって、難しいのですね♪
「クソばばあ」「鬼ばばあ」と、日ごろ叫びすぎている彼らなので・・・誰が、鬼ばばじゃ!(あ、すいません。地が出てしまいました)
「やかまし村」は、ピッピの続編を読んだ後に、絶対に読みたいと思います♪
もう、リンドグレーンの大ファンです!
息子君もきっといつか・・と思うだけでわくわくです。
ノートンといぬいさん!
読んだことありません。早速、図書館の検索をしました。やった!小さな図書館にも、ちゃんとありました(ないものも多いのです)。
またまた、次の楽しみが増えてしまいました(笑)。もう、ノートが一杯です!