『少年たんていブラウン1』 ドナルド・ソボル作 花輪かんじ訳
たまにしか本を買わないのに、ことり文庫の店長さんは、いつも、息子の読書について相談にのってくれる。図書館で借りてきてしまうのに、本当に申し訳ないデス。
そんな訳で、この本も、探偵モノが大好きな息子にと、教えて頂いた一冊。
百科事典というあだ名を持つ、物知りなロイ。
もちろん、物知りだけではありません。推理もバッチリ!冴えているのです。
警察署長さんのお父さんも顔負けの推理は、強盗犯人も捕まえてしまうほど。
今まで読んできた探偵モノとは違って、かっこいー主人公!
しかも、ロイの推理は、物語の中では明かされることがありません。
読者が考えて、答えを出すのです。答えは、後ろについていて、後で読める仕組み。
こんな推理小説、はじめて!
おかげで、何度も読み返して、じっくり考えることができるのです。
答えは、大抵、言葉のやりとりに隠されています。
ということで、母は、ほぼ正解!
最後の事件も、母が完璧に解決しました。
息子くんたら、どうしたんでしょう?
素直に「母さんって、スゲエ!」だって(笑)。
こんなことで尊敬されてもねー。ま、いいか。こんなことでも、尊敬してもらえて。
1章を15分もあれば読んでしまえるというのも(推理する時間が少なくなれば、もっと短縮可能)、寝る前の読書には、ぴったりでした。
何しろ、宿題の山に追われて、時間がありませんからねー。ぴったり。
それでも、最近は、その15分を捻出するのさえ難しい。。。
さあ、まだ夏休みの宿題が終わってませんよー。早く、早く!
終わらせてしまえば、2巻は、もっと早く読めてしまうはず。
早く、そんな夜が来ますように
(っていうか、あと3日で終わらせないと駄目なんだけど)