ふしぎなロシア人形バーバ (単行本)
ルース・エインズワース(著), ジョーン・ヒクソン(イラスト), 多賀 京子(翻訳)
〈しあわせの国〉は、お店で売れなかったおもちゃや、家の中で、どこかに行ってしまったおもちゃが、行く国です。これは、その国にある「バラやしき」のおはなし。
ある日のこと、バラやしきの住人たちの元に、二人の新しい住人がやってきます。一人は、べラという女の子。そしてもう一人は、バーバというロシア人形。
バーバは、とても優しく、働き者で、ピアノが上手。そして・・・驚くほど、たくさん食べるのです。これには、大変な秘密が・・・。
ロシア人形といえば、ほら、あれです。うふふ。
バーバが、「わたしって、よく食べるんです。」と言うところで、母は、バーバの秘密がわかってしまいました。けれど、息子は、何も不思議には思っていない様子。
それよりも、べラの我がままぶりの方が気になるようで、「こいつムカツク!」などと言いながら、それでも、その台詞を暗唱しては、大笑い。子どもって、こういうのが楽しくて仕方がないんですねー。
ようやく、べラたちが、夜中にこっそり台所に入り込み、そこでバーバの秘密を見てしまうシーンで、バーバの秘密に気づいた様でした。
「あ!あ!あ!」と声をあげて飛び上がった息子。「あれだよね?ね?」
ところが、物語では、なかなか秘密が明かされません。息子は、伏線が張られる度に、「ほら、ね。そうだよね?ね?」と。
目がキラキラ輝いているのよね。本当に、読み甲斐があります
さて、秘密が明かされてからは、子どもたちの冒険、悪戯どころ満載の物語。息子好みの一冊でした。
本当は、人形の国の話ということで、男の子にはどうだろう?と思ったのですが、その生き生きとした物語は、男の子向きとか女の子向きとか、そういうことを越えていました。
ルース・エインズワース(著), ジョーン・ヒクソン(イラスト), 多賀 京子(翻訳)
〈しあわせの国〉は、お店で売れなかったおもちゃや、家の中で、どこかに行ってしまったおもちゃが、行く国です。これは、その国にある「バラやしき」のおはなし。
ある日のこと、バラやしきの住人たちの元に、二人の新しい住人がやってきます。一人は、べラという女の子。そしてもう一人は、バーバというロシア人形。
バーバは、とても優しく、働き者で、ピアノが上手。そして・・・驚くほど、たくさん食べるのです。これには、大変な秘密が・・・。
ロシア人形といえば、ほら、あれです。うふふ。
バーバが、「わたしって、よく食べるんです。」と言うところで、母は、バーバの秘密がわかってしまいました。けれど、息子は、何も不思議には思っていない様子。
それよりも、べラの我がままぶりの方が気になるようで、「こいつムカツク!」などと言いながら、それでも、その台詞を暗唱しては、大笑い。子どもって、こういうのが楽しくて仕方がないんですねー。
ようやく、べラたちが、夜中にこっそり台所に入り込み、そこでバーバの秘密を見てしまうシーンで、バーバの秘密に気づいた様でした。
「あ!あ!あ!」と声をあげて飛び上がった息子。「あれだよね?ね?」
ところが、物語では、なかなか秘密が明かされません。息子は、伏線が張られる度に、「ほら、ね。そうだよね?ね?」と。
目がキラキラ輝いているのよね。本当に、読み甲斐があります
さて、秘密が明かされてからは、子どもたちの冒険、悪戯どころ満載の物語。息子好みの一冊でした。
本当は、人形の国の話ということで、男の子にはどうだろう?と思ったのですが、その生き生きとした物語は、男の子向きとか女の子向きとか、そういうことを越えていました。
それにしても、ロシアの人形・マトリョーシカ。欲しくなっちゃいました。
でも、夜中、部屋をのぞいてみたら、みんなで、合唱していたりして!冷蔵庫のものが、どんどん減ってしまったらどうしよう!!
そんなことを考えたら、ますます、欲しくなってしまいました
思った以上に長いお話で、おまけに、学校の宿題で(さすがに、5年生ともなると、難しい宿題が出されます。作文とか、手紙とか、気になる新聞の切り抜きをして感想とか)読めない日も多く、読了するまでに、かなり時間がかかってしまいました。
けれど、一度も飽きることがなかった一冊でした!宿題が終わらずに、本が読めない日は、半べそかいて、いじけて布団に潜り込んでいた程 はいはい。宿題は、学校から帰ったら、すぐにやってしまいましょう