『パタポン~幼い子の詩集①②』
『おはつ』 工藤直子
お気に入りのブログのコメントの中に、素敵な詩を見つけた。
これが、今の私の気持ちに、ぴたりとはまってしまい、もう、いてもたってもいられなくなった。
「あかちゃん」 まど・みちお
「おはつ」 工藤直子
この二つの詩。どうしても、活字になって印刷されているものを読みたくなって、早速、図書館のサイトで予約して、詩集を借りてきてもらった。借りてきた3冊の詩集。どの詩集にも、他に、好きな詩がいくつも見つかって、まるで宝箱のよう。
そう。詩って、宝物みたい。ひとつひとつが、キラキラ輝いているの。
これは、小説には、ないものだなあと思う。本当に、不思議。
何度も読み返して、気に入った詩をノートに書き写した。
そうだ!赤ちゃんのアルバムの最初のページには、「あかちゃん」と「おはつ」を書いて入れよう!そんなことを密かに決心。
気分が高ぶりすぎの私は、そのうちに、書くだけでは収まらなくなってしまった。
無性に、朗読したくなったのだ。小学生のときみたいに、大きな声で。
旦那さんが会社に行った隙に、眠っている娘の横で、朗読!!
いやあ。詩集に、こんなに心沸き立ったのは、久しぶりです。くすくす。
私ったら、子どもみたい。
でも、そういう詩が、一杯つまっている詩集なのです。この3冊の詩集は。
そう。この詩集のせいなのです。きっと。
そんなとき、思いがけない人から、出産祝いの小包が届いて・・・なんと、そこに詩集『おはつ』が!
シンジラレナイ!!こんなサプライズ、あって良いのだろうか!
嬉しいやら、ビックリするやら。
我が家に届いた『おはつ』には、素敵な物語が加わって、さらに、素敵な詩集になりました
詩を朗読しながら、小学生の頃、よく教科書にのっている詩を暗唱したのを思い出した。今でも覚えているのは、「太郎をねむらせ 太郎の屋根に雪ふりつむ. 次郎をねむらせ 次郎の屋根に雪ふりつむ」。色々な詩がのっていた教科書。どうして、これが私の中に残っているのかな?そんなことを考えるのも、またオモシロイ。