いつから2月だったっけ?何してたっけ?
ちょっと、考えこんでしまう程、忙しく過ごしていたのだけれど
ぼちぼちと読めました。(月末は、読めない日が多かったけれど)
2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1297ページクレスカ15歳 冬の終りに
本を閉じた瞬間、ボレイコ夫人の小さく力強い、温かい、荒れた手が、優しく包み込んでくれたような、そんな気がした。辛く厳しい灰色の時代にあっても、人は、こんなにも輝いていられるのだということに安心する。勇気をもらった気がする。レルイカがかっこいい!
読了日:02月22日 著者:マウゴジャタ・ムシェロヴィチ
生まれてバンザイ
ぷーさんの鼻やたんぽぽ・・・などに入っていた歌など、子どもの歌を中心としたアンソロジー。申し訳ないけれど、今まで出ているどの歌集よりも良かった。俵さんと童話屋の社長さんの対談を聞きに行ったのだけれど、一ページに一の歌、一行ではなく数行に、というこだわりが、歌の魅力を倍増させていると思う。編集って、すごいと思う。もちろん、歌が素敵だからこそなのだけれど。本当に良かった!対談後のサイン会で、俵万智さんのサインを頂きました!!!美しい字に、さらに感動デス。
読了日:02月14日 著者:俵 万智
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉―鳥刺し男編
再読。学者でも評論家でもないから、難しいことは、何一つわからない。だから、悩みもせず、もがきもせず、そこに書かれているものを、謎は、謎として、まるごと受け入れることに集中する。はじめて読んだ時には、気づかなかった幾つかのことに気づく。気づいた気がする。たぶん。あと、10回くらい読んだら、謎が解明できるような気がする。たぶん。ラスト数章は、読むのを止めることができず。ただ今、午前零時半になろうというところ。ああ、明日、早いのになー。
読了日:02月13日 著者:村上 春樹
イルカの家
辛い物語を続けて読んだ後だったので、最初は、物足りないような感じがしましたが、すぐに、物語の中に入り込むことができました。温かく、優しく、光に満ちた物語。イギリスには、もちろん、行ったことはないけれど、その美しい世界に、すっかり虜になってしまった。児童文学は、こうでなくてはと思わせる一冊。いつか、娘に読んで欲しい。そう、クリスマスに。
読了日:02月08日 著者:ローズマリー サトクリフ
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