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ぼちぼち日記

大切な日々のこと

葉っぱの赤ちゃん

2011-04-16 10:35:21 | つぶやき

相変わらず風は強いけれど、春らしい陽気。
朝食を食べていたら、娘が、目を《びっくり!》見開いて言った。

「葉っぱの赤ちゃんが生まれた!」

赤ちゃん!可愛い言い方だねえ。
聞いている大人も、思わず、にっこり。

デッキの真ん中に立っている、けやきの木に、小さな葉っぱが生まれたよ。



ぐんぐん伸びる「けやき」の木。
葉っぱの赤ちゃんを見ていると、なんだか、ワクワクしてくる。
生命力って、伝わるなあと思う。なんだか、力がわいてくる。

でも、葉っぱが成長するということは、アブラムシの季節もくるのだなあ・・・。
駆除係の私は、ちょっと、ゲンナリ。
それにしても、いつの間にか、虫の駆除と枯葉掃除の係にされているのは、どうしてだろう。

そういえば、玄関のかえでの木の赤ちゃん葉っぱも、娘が見つけた。
こちらは、あまり虫もつかず、良い子ちゃん。



葉っぱの赤ちゃんと思って見ていると、なんだか、無償に可愛くなるから不思議。
葉っぱなのにね。

寒い寒い冬だったけれど、ようやく、春がやってきた。
木々たちの下では、お花もイッパイ!



なぜか、まだ頑張っている「クリスマスローズ」。
そして、「ビオラ」。





ビオラの季節ですねえ。
首都圏でも地震?の噂が流れる中、緊縮財政を声だかに訴えているのですが、密かに!
私の知らないうちに!土日のたびに!!寄せ植えやらが増えていきます。
でも、例年に比べたら、ぐっと少ないかもしれない。

でも、朝から、テレビを固定する金具を買いに行く!と言って、娘を自転車に乗せて、
ホームセンターに行った旦那さま。お花を連れずに帰ってこれるのか?見ものです。

「自転車で行くと多く買えない」というのは、私同様、旦那にも効果テキメン。

例年、この頃になると、会社帰りの道沿いにある安売りスーパーで、ほとんど枯れかかったポットの花が、
1ケース300円、ひどい時には、100円で叩き売りされ、それを買ってきては、美しく再生させるのが、
旦那の趣味なのですが、車でないと、ケースごと買ってこれないため、今年は、今のところ、
自称「花の病院」が開院されておりません。
「よしよし。」と思いつつも、毎年の光景なので、見られないのは、ちょっと寂しかったりして。

そんな旦那の強い味方。
幼稚園のお友達のママに、バラを育てておられる方がいて、(土から、全部、自分で作っているそう)
冬の終わりに、「つるバラ」を頂きました。

「バラには、興味ない。」などと言っていた旦那ですが、ちゃーんと、コーナーを作っていました。

 こんなに元気ですよー!

美味しいものも花盛り。



木苺に・・・・・



ブルーベリー。
あとは、蜂さんに頑張ってもらうだけ。その後は、ヒヨドリと娘との競争。



スナックえんどう。
こちらは、娘が、ハサミを使って、器用に収穫してくれます。
ちょっとした彩に、最高に重宝しています。プランターでも、元気、元気。

母に嬉しいものも花盛り。



我が家のトイレの芳香剤。
つるして置くだけで、良い匂いでイッパイになります。
このラベンダー、鳥が運んできてくれたものなのです
他に、レモングラスやミントも。
せっかくのブルーベリーや苺を食べられるのは悔しいけれど、こんな落し物もあったりして、
この関係は、意外と楽しいものなのです。
自然の猛威に怯える毎日を送っていると、なんだか、不思議な気持ちがします。

小さな庭イッパイの草木たち。
ただのジャングルに見えるけれど、こうやって写真に撮ってあげると素敵に見えるかも。
でも、美しいのは、この季節までで、ここからは、虫との果てしなく長い戦いが始まります。
しばしのお楽しみ。たくさんのパワーを、もらおうと思います。

娘の方は、数日前から「夜泣き」が始まりました。
最近、また増えた余震のせいかな。夜中、「ゆれてるーっ」と叫びます。
おかげで、寝不足がたまり、昨日は、頭痛でダウンの母。
重い頭を引きずって、アルバイトに行きました。
その後、思い切り遊ばせてあげようと思って、幼稚園の帰り道、近くの公園に寄りました。
帰ってきたら、17時を廻っていて大慌て。

それなのに、やっぱり、夜泣きして・・・・・。
ここよりも、はるかに大きな揺れの東北の子ども達は、どうしているのだろう。
それでも、昨日は、こちらでは、体に感じる地震はなく。このまま、収束してくれますように。
祈る想いです。

と思ったら、地震だ。


日々のこと

2011-03-22 11:54:01 | つぶやき

三連休の初日に行われた卒園式。
牧師先生のお話は、大震災に触れられた後、この子達は「希望」ですと結ばれました。
この「希望」達のために、今、大人が出来ること。
現地で奮闘することはできないからこそ、私に出来ることもあるはずです。

チャリンコ族を続けること。風評に惑わされずに買い物すること。
いつもの生活を、きちんと営むということ。そして、頑張って仕事する!
なんといっても、税金を払って経済を安定させることは、大きな力ですよね。
私も、ない頭をクルクル回して、私の出来るささやかな貢献を考えます。

三連休。どこにも遊びに行かないから、日曜日、みんなで、大晦日並みに家の掃除を
しました。私は、本棚の整理に勤しみましたよ。
雨の祝日は、東北は寒いだろうなあと思いながら、みんなで、一枚重ね着をして、
「つまらないー」と騒ぐ娘と一緒に、午前中かけて折り紙で工作したよ。
体の部分は、画用紙の裏表紙?をザクザク切って、色をぬって出来上がり。

娘が、相変わらずの「紫色」好き炸裂で、苦笑。



午後は、クッキーを焼きました。はじめてのレシピで作ったら、生地が柔らかくて
型抜きに苦労しました。

 
レシピには、型抜きOK!と書いてあったのに、おかしいなあ・・・
型抜きは大変だったけれど、味が良かったので、まあ、いいか。

学校以外での部活動が中止になってしまったので、息子も、家で過ごしました。
節電のため、夜は、みんなで一部屋で過ごした方がいいよね・・・ということになり、
昼間のうちに、剣道の素振りに宿題と読書・・・と、忙しそうでした。

で、全巻制覇した『ハリー・ポッター』は、あまりに面白いので、もう一度読み直すと言い出しました。
帰省中の福マメちゃん、元気ですか?もう少し、貸しててね。
学期末テスト中、読みたい気持ちを抑えられず、半泣きしていたほどのハマリ様だったので、
読み終わったと聞いて、本気でホッとした母だったのですが、もう一度、だってよー。

ちょっと、ガックリしつつ、でも、彼の読書の楽しみ方は、自他共に認める読書家の私をも
うならせます。もしかしたら、私より、ずっと、本の楽しみ方を知っているのかもしれないな。
そして、それと並行して進む新しい読書。

 『ぼくの名はチェット』 スペンサー・クイン

2日で読み終えていました。びっくり。
そして、今度は・・・・

 『マルベリーボーイズ』 ドナ・ジョー・ナポリ

以前、プレゼントした本です。ハリーポッターに負けて、お蔵入りしていましたが、ようやく
日の目を見ました。よかった!
計画停電で図書館の閉館時間が増えたので、本日、図書館の本は、読んでないものを
含め全て返しました。悲しいことに、図書館と時間が合わないようなので・・・。
しばらくの間、お家の本棚と、じっくり向かい合うことになり、息子の読んだ本を借りて
読むことに決めました。・・・・・ハリーポッターは、たぶん、無理だけど。


お仕事の方は、相変わらず、停電に振り回されて、テンヤワンヤです。
病院や福祉施設は、ボイラーや、雇っている人のこともあり、そう簡単には、予定を変更
できないのです。
今日も、昨夜、停電が回避される見通しとのニュースが流れたけれど、間に合わず、
お風呂が中止になってしまいました。熱いタオルを持って清拭に回ると、みなさん
「こんな時だもの、仕方がないよ。」「私達は、幸せなんだから。」と。
ありがとう、ございます。

私のアルバイト先の施設も、旦那の勤務する施設も、災害弱者の方々を受け入れる
ことになったようです。
アルバイトの私のできることは、たかがしれています。
笑顔でお迎えしよう。早く、「ふるさと」に戻れる日がくることを、一緒に祈ろう。
それぞれの持ち場で、それぞれが、それぞれのやり方で、復興を支援する。
祈ることもまた、その一つと信じています。


省エネ

2011-03-16 14:55:46 | つぶやき

夢であって欲しいと願わずにはいられない大震災。
パソコンに電源を入れることすら、ためらわれるのですが、遠くで、心配してくれている
友人へ、近況報告です。

悲しいことに、ここ神奈川でも死者が出たのですが、私達の暮らす地域では、
何の被害も出ていません。大丈夫。
何も出来ない悔しさやもどかしさにイライラしながらも、元気に、暮らしています。
盛岡の親戚とも連絡がとれました。

いつもと違うのは、スーパーに長い列が出来ていることと、ガソリンスタンドに長い
長い列が出来て、渋滞が起こっていることぐらいです。
車で、通勤しなくてはいけない人がいて、その人たちに、経済を動かしてもらって
いるのだから仕方ないと、渋滞を眺めます。
だから、せめて、主婦ぐらいは、冷静にいきましょう。

移動手段を自転車に変えました。
朝、時間を気にしながら、幼稚園に子どもを預けて、アルバイト先に行くのは、かなり
キツイと躊躇ったのですが、せめて、市内で働く者ぐらいはと、自分を諌めました。
日ごろの運動不足がたたり、足がパンパンなのが、恥ずかしいけれど、少し、
慣れてきました。自転車生活。

旦那も頑張って、昨日は、山の向こうの職場まで、自転車で行きました。
一時間前出勤です。
職場で、「キツイー」と愚痴をこぼしたら、もっと海の方から、自転車で通ってきている
人もいて「負けてらんない。」と、今日も、自転車で行きました。

被災地では、もっともっと、ガソリンや灯油が手に入らないのです。
厚着をすれば、暖房を入れなくても、夜を過ごせると知った昨日。
原発を抱える地域の方から、今まで、豊かな生活を頂いていたのだと、恥ずかしながら、
はじめて知りました。
出来る人だけでも、頑張らねばと思います。
お家にいる主婦は、現地に行ってお手伝いは出来ないけれど、節約だったら、
腕のふるいどころです。主婦パワーで頑張ろう!


何かいいことありそうな・・・

2011-02-08 15:06:32 | つぶやき

今朝、車でアルバイトに向かう途中で、見つけた空。

雲の合間から、太陽の光が筋になって降りて・・・。
神秘的という言葉は、こういうときに使うのだと思う。

なんだか興奮してしまって、カーラジオOFFにして、浮かれるように運転しました。
どうか、駐車場でも見れますように・・・と祈っていたら、願いがかなったよ。
アルバイト先の駐車場で、パシャリ。

なんか、いいことありそうな・・・予感。

先週は、娘がインフルエンザに罹り、旦那と年休を取り合いっこしながら
なんとか乗り越えました。
たかが半日のアルバイトで、こんなに大変なんだから、一日働いている
ママは、どんなに大変で、どんなに心を痛めるのだろうと思いました。

いいこと。考えたら、むくむくと湧き上がってきました。

今夜、雪がふるかな?

日曜日、俵万智さんの講演会に行くよ。もしかしたら、握手できる?

図書券が降ってくるとか?

・・・・・・・・・・・・・・・。
神秘的な出来事に接しても、結局、自らの欲望に結びつける所が、私です。
いやらしい。反省。


アルバイト中、
「今朝、もんのすんごく、空が綺麗だったんですよー。」
と、入浴介助しながら、おじいちゃんに話ていたら、看護士長さんに
「あなたって、本当に、この仕事が好きで好きでたまらないって顔で、仕事するのねー。」
と、笑われました。

・・・・・・・・・・・・・・・。
私って、きっと、自分のために、この仕事してるんだなと思った瞬間。
どこかで、わかってたけど。
おじいちゃん、おばあちゃん、いつも、私の話を聞いて下さって、どうもありがとうございます。
いつでも、自分の欲望で一杯の人です。


あけましておめでとうございます

2011-01-02 18:25:58 | つぶやき

あけましておめでとうございます

クリスマスから熱を出していた娘は、無事、平熱となりました
咳もほとんどなく、検査結果を聞きに行くのが、億劫になる位の元気です

ご心配下さったみなさんに、感謝、感謝で迎えた新年
ずーっと、家に引きこもっていた娘は、今日、もう家の中は耐えられない
と言うので、日の出ている時間に、ちょっとだけ、外で遊びました。
クリスマスに買ってもらった、キックスケーター?なるものを乗り回し、
犬の大くんと追いかけっこし、土いじりをし・・・ちょっと満足。
良かった。良かった。

近所の方のお孫さんは、やはり、先月、発熱と咳の風邪で、なんと、
半月寝込んだのだとか 流行っているという噂は、本当だったのですねー。
ああ、半月もかからなくて良かった。
スキーも、旦那の実家も行けなかったけれど、それを思えば、ラッキー
今年は、ラッキーな幕開けだったのだと、都合よく思うことにしました。

お見舞いに頂いたお菓子のため、何故か、母が、ジーンズが入らないかも
という状態に陥ってしまい、おかげで、新年の目標が、必然的に出来ました。
(お見舞いが、ほとんど、母の胃袋に入ってしまったことがバレちゃう
がんばります

今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします


クリスマスプレゼントと、とんだ年末

2010-12-30 16:09:32 | つぶやき

クリスマスに、娘さん、なんと、プレゼントのほかに、風邪をもらっちゃいました
25日の家族パーティで、なんとなーく、咳してるなあ・・・と思っていたら、あらららら・・・・
夜中に、真っ赤になって、ふうふう言っていました。
それから、3日間続いた高熱、最高、39度6分。4日目の夕方、とうとう、40度を超えました。
軽くパニックになりながら、年末最後の診療に駆け込んで、再受診。

薬が効いていないようだと言われ、マイコプラズマ感染を疑って、新しい薬に変更。
おまけに、今日は、注射で打っていきましょう、と ええええええ
「これが効かなければ、入院を覚悟して」と言われれば、お願いしますと言うしかなくて、
かんしゃく玉・娘に、注射を打つという・・・何より、恐ろしい事態。
採血もレントゲンもやった後で、警戒心丸出しの娘を捕らえて、押さえつけるのは大変
でしたが、なんと言っても、こちらは、大人3人ですから・・・ね。無事終了。

医師の、効かなかったら入院 の言葉が、頭をめぐりながら過ごした二日間。
どうやら、バッチリ、効いたようです。翌日は、まだ、38度台をうろうろとしていましたが、今日は
久しぶりの36度台。よしよしよし。先生の診たて、ビンゴ!だったかな。
まだ、嫌な音のする咳は残っているので、油断は出来ないのですけれど。

そーんな訳で、年末に予定していたスキー旅行、母娘は留守番となりました
も新調したのにね。残念。
娘は、ちょっとしたことで思い出し、「行きたい・・・」と涙ぐんでいますが、こればっかりは、仕方ない。
たくさんのクリスマス・プレゼントと、ゆっくり向き合える良い機会と思うことにいたしましょう 

に届いたプレゼントは、おじいちゃんから、欲しかった、欲しかった、キックスクーター。
良かったねーでも、これは、しばらく、お預けかな。

おばちゃんからは、絵本を頂きましたよ。

 『うさぎのぴょんのクリスマス』 ハロルド・ジョーンズ作・絵 早川敦子訳

娘には、まだ、少し早いかも・・・とのことでしたが、なんと、クリスマスマジック 最後まで、ちゃんと
座って聞いていました。
というのも、絵本の中のクリスマスの風景に、見たことがあるものが、いくつも出てきて、発見の連続
だったのです。
おめかししたツリーも、床の上に並んだプレゼントも、それから、プレゼントを入れる靴下も。

一番嬉しかったのは、森の動物達のパーティで、クラッカーがならされたこと。
このイギリス式のクラッカー、今年、我が家でも、ならされたのでした
音がならない確率が高いとのことでしたが(さすが、外国日本だったら、苦情の嵐
2個中、1個がなりましたその中の一つからは、絵本に出てきた「紙の冠」が出てきたよ

さんたら、「クリスマス終わっても、クリスマスの本読んでもいいの?」と、可愛らしいことを言います。
いいよ、いいよ。もちろんです

お友達と、そのママからは、あまんきみこさんの絵本を頂きました。このようなシリーズがあったとは、
ちっとも知りませんでした。

 『かえりみち』 あまんきみこ 西巻茅子・画

なんと、プレゼントを頂いたとき、娘ったら「この本、嫌い。」「読まない。」と言ったのです。
「どうして?」と、お友達ママが聞いたら、「読んだことないから。」ですって。
「読んだら、きっと、好きになると思うよ。」と、娘の悪癖を理解してくれているママは、微笑んで
くれましたが、私は、穴があったら、入りたいくらいでした。くすん
どうして、相手のことを考えもせず、思ったことを、そのまま口に出すんだろう。悶々。
3歳だもの・・・と、慰めてくれる人もいるけれど、言わない子の方が多いよね。くすん。

・・・・・・・・・・・・でも、くすくすくす。言われた通りでしたよ。
気に入って、気に入って、その夜、3回も読んだのよ もう、地図を見ただけで、誰が誰の
家だかが、わかってしまう位読みました。昨日も読みました。
娘さん。みんなが迷子になってしまうのが、楽しくて仕方なくて・・・・

ところが、そのかえりみち、・・・・・まいごに なって しまったのです。

と読むと、「待ってました」とばかりに、目をクリクリさせて、おしりをピョンピョン浮かせて
あんなに憎らしかった娘さんったら、かわいいー
今度、お友達のママに会ったら、教えてあげよう。うふふ。


お父さんとお母さんからは、もちろん、お約束の絵本、『あっちゃんのゆびにんぎょう』をセットで。

 『クリスマス・イブのおはなし』長尾 玲子

ことり文庫さんの仰るとおり、3冊、本当に良かったです。心が、ほんわか温かくなりました。
クリスマスって、こういう「温かい気持ち」になれることが、一番だよなあと思います。
それにしても、
寝ていない子のいる家は、プレゼントを配るのが後回しになるなんて、知らなかったなあ~
同じ本のセットをプレゼントした、娘のお友達は、あわてて布団にもぐって、目を閉じたのですって。
一刻も早く貰いたいものねえ。プレゼント 
子どもって、本当に可愛いな

サンタさんからは、今年も、スピールフォーム社の動物さんを頂きましたyo!
スピールフォーム社さんは、今、工場が停止中なのだとか。
来年は、サンタさんが、贈ってくれることはないかもしれません。
でも、もしかしたら、景気が良くなって、工場再開!なんて、サプライズもあったりして。
そうなりますように。

今年のクリスマス、外国のクリスマス絵本に出てくる絵さながらに、たくさんのプレゼントを頂いて、
娘さん、ほくほく。
サンタさんは、きっと、窓から入ってきたに違いないと、25日は、朝から熱弁をふるっていました。
散々考えて、サンタさんの入ってきた窓も特定。
娘の場合、サンタクロースは、ファンタジーというより、リアルな感じ で、笑えます。
興奮しすぎて、熱出ちゃったかなー


息子は、サンタさんを卒業したので、おじいちゃんからゲームのソフト、両親から本を、
おばちゃんからは、『いきものがかり』のCDをもらいました。
サンタさんがいなくても、プレゼントに関しては、問題ない感じですなあ

私にもクリスマス・プレゼント。

 妹から、図書館の廃棄本が二冊、送られてきたよ。

 そして、自分から自分へプレゼント。

このクリスマスで閉店となる、梅が丘のことり文庫さん。
行く度に、この本を手にとりました。最後に行った日も、もちろん、手にとったのですが、子ども達への
プレゼントをたくさん購入したので、苦しい家計を預かる主婦としては、やっぱり手が出なくて・・・
でも、でも、やっぱり諦め切れなくて。結局、その後、メールして送ってもらいました

自分のだから、と言ったのに、綺麗にラッピングされていて・・・
厳かな気持ちで、プレゼントの紐をときました。本屋さんって、ただ、本を売るだけでなく、読み手と本
との、素敵な出会いを作ってくれる場所なのだと、この本屋さんに教えて頂いた気がします。
本当に、ありがとうございました。

新しい「ことり文庫」、早く出来ますように と、そっと、サンタさんにお願いごと。
サンタさんって、お願いごとして良かったんだったかしらま、いいか。
お願いごと、もう一つ。
来年も、みんな揃って、クリスマスを迎えられますように。
(来年は、誰も、具合悪くなりませんように )


七五三

2010-11-14 11:27:08 | つぶやき

曜日は、娘の七五三でした。

嫌な予感は、ずっーと付きまとっていましたが、それでも、近所のお姉ちゃんの着物を借りて
毎日「明日七五三?」と、ワクワクした表情で質問する娘に、大丈夫だと信じ込もうとしていました。

でも駄目だったー
美容院の駐車場で降りたときは、「母ちゃんと同じピンクの御着物着るんだー」と、言っていたのに
入ったとたんに、表情がこわばり・・・・・・・・・・・
しかも、いつもの「嫌ー。」なんて、可愛いものじゃなく、ものすごい、状況に

今日ばかりは、簡単に母が諦めないと感じたのでしょうか。
まさに、全身全霊の力を振り絞って叫びました
他のお客さんに、あまりに迷惑なので、旦那が、一度、落ち着かせようと外に連れ出した
のだけれど、一向に興奮さめやらぬ娘さん。
仕舞いには、 「美容院、ぶっ壊す!」と言ったそうで・・・
どこで、そんな言葉、覚えてくるんだろう・・・トホホ。

もう、駄目だろうと諦め、とりあえず、私だけ着せてもらうことに。
ところが、旦那が、おばあちゃんに説明するために家に帰り、私が着物を着るのを
見ることになった所で、転機が。
着付けの先生が、私の着付けをしながら、携帯に入った猫の写真を娘に見せた所から、
すっかり、仲良しに・・・。

「おばちゃんのうちね、ちゃんがいるのよー。かわいいでしょ。」
ちゃんのおばあちゃんちにも、ちゃんがいるよ。ちには、犬がいるんだよ。」
会話が、ずんずん、はずみます。そして、とうとう・・・・・・
ちゃん、御着物だけ、着る!」

それでも、一度、着ないと言ったからには、全面降伏するのは、プライドが許さなかったのか、
シャツとスパッツを脱ぐのだけは拒否。
着付けの先生は、「見えないように着せてあげるから、大丈夫よ。」と笑顔で、さっさと着せて
くれました。
その後、お父さんがお迎えに来るまで、ビデオを見て待っていようと誘い、美容院の方へ。
「しまじろう」のビデオが終わる、きっかり20分間で、慣れた手つきで、美容師さんが、
可愛く頭を結ってくれました。すごーい。

プロのお仕事、見させて頂きました!!

店のみなさんに「可愛いわねー」と、誉められ、満面の笑みの娘さん。
店の玄関では、口紅まで塗ってもらいました。ふう。

なんとか、無事に終わった七五三・・・と思いましたが、おまけつき。
夜、断乳してから、めったに夜泣きしなかった娘が、昼間のことでも夢に見たのか、
感情の高ぶりが収まらなかったのか、何回も何回も、夜泣き。
しかも、ただの夜泣きでは、ありません。
ドンドン!と床を蹴り、なにやら、怒り心頭のご様子。ふう・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・日曜日。母は、ただいま、充電中。



ダウデルおばあちゃん!

2010-10-27 20:27:24 | つぶやき
ダウデルおばあちゃんファンクラブのみなさん、こんにちは。
私は、いつか、ダウデルおばあちゃんになりたい・・・との夢を胸に、日々、己を磨く日々を送っています。
ダウデルおばあちゃんというより、意地悪ばあさんに傾いている気がしますが・・・・・。
ま、いいか。

ぱせりさんが、素晴らしい情報を提供して下さいました。
なんと、なんと リチャード・ペックの新刊が、出るそうです。

タイトルは「シカゴよりとんでもない町」!!!ですって!!!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488013295/koukokukaigis-22/ref=nosim


ああ。どうしましょうか?
嬉しいが90パーセント、不安が10パーセント。
不安は、もちろん、あの大好きな世界が壊されないか、デス。
リチャード・ペックだから大丈夫だとは、信じているのですけれど。

それより、図書館に入るのを待てるのか?
それが、一番の心配です。

突然に・・・

2010-10-21 21:06:49 | つぶやき
調子が悪かったパソコンを、騙し、騙し使って一年。
さすがに、限界だったようで・・・突然、プツン!
画面が、真っ暗になりました。あーあー

そして、今日。
ようやくようやく、パソコンくんが、電気屋さんから戻ってきました~
たぶん、データは、全部無くなるだろうと言われていたので、覚悟していたのだけれど
修理に出した時の状態で戻ってきてくれて。ほくほく。
早速、メールをチェックして、ブログをあけました。

ためにためた読書記録。
すでに、細かい感想まで覚えていなくて、あちゃちゃなのですが、それでも、ぼちぼち
つけてく予定です。
娘の運動会も、おじいちゃん・おばあちゃん達の苦笑の中、無事に終わりました。
(これも、ぼちぼちと報告しようかな)

コメントを下さったみなさん、大変、申し訳ありませんでした。
ご心配おかけしました。
完全、復活です


夏休み!

2010-07-22 16:34:12 | つぶやき


火曜日、兄妹そろって終業式。
兄は、「やった~夏休みだ~」と叫び、
妹は、「じゃあ、ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと、どうやって遊ぶの?」と、不満顔でした。
楽しい、楽しい幼稚園が、プツンと終わってしまって、何がナンだかわからないといった様子の娘。
そりゃあ、そうだよねえ。4月から、ずっと、毎日、一緒だったんだもん。
でも大丈夫。夏のお預かり、教会学校、図書貸し出し日もあるし、夏季保育も5日間あるんだよ。
それに、夏休みは、いつもゆっくり遊べないお友達や場所で遊べるチャンス 楽しみだね。

実は、梅雨あけと同時に、我が家は、すでに夏休みモード
小学校の早帰りがはじまり、「脱ゆとり教育」のおかげで下校が遅くなって、すっかり姿を消して
いた近所の小学生達が、家の前の道路に戻ってきてくれました。
夕方、涼しくなると、ワイワイと賑やかになり、夜も、18時すぎまで、一緒になって遊んでいます。
母は、しっかり者のお姉ちゃん達に娘を預け、夕食の準備
ああ、なんて楽チンなんでしょう

娘が、玄関のコンクリートの壁に、お姉ちゃん達と一緒に、チョークで絵を書きました。
いいねえ。チョークの絵のある家
上↑ の絵は、「母ちゃん!」だそうです。

そして、夏休み前の三連休には、幼稚園にて、「人形教室」第一日目。



ウォルドフ人形に初挑戦です!
縫うのは得意なのだけれど、羊毛を固く巻いて、顔を作るところに苦戦しました。
みんなで、↑の所まで完成させて、一日目が終了したのですが、一緒に作っていた幼稚園の先生が、
「なんだか、こなきジジイみたい~」と言ったので、それにしか、見えなくなりました ゲゲゲ
次回、ちゃんと、かわいい子に変身できますように
二日間で完成予定デス。

そして、夏休み第一日目は、またまた、幼稚園にて過ごしました。
なんと、「童具館」の積み木ワークショップ~ 園長先生、太っ腹~



午前中、年少さんと年中さんとで、楽しい時間を過ごしました
和久さんの積み木。この量が揃うと、もう、何だってできます
お兄ちゃんとは違い、飽きっぽい娘は、お絵かきをしていたかと思うと、積み木をしたり、ごっこ
遊びをはじめたりと、いつも忙しいのですが、この日ばかりは、びっくりするほどの集中力でした。
飽きっぽい、飽きっぽいと思っていたけれど、そんなことないんだね。

「家を作ろう!」というテーマで、みんな、それぞれ家を作っていたのだけれど、最後には、お隣さんと
合体したり、一緒に大きなタワーにしたり・・・そんな姿も見られました。
わが娘は、一人で、誰にも邪魔させず、もくもくと、自分の家を完成させていましたけど
(手前の円形の建物の右上、色とりどりのブロックと、木製ビーズを並べた平屋の家が娘の作品)
できあがった、大きな家。小さな家。圧巻です。

童具館の先生が、「最後に、みんなの家をつなぐ道を作ろう!」と声をかけたときには、すでに、
何人もの子が、道を作り始めていました。できていく、街。
子どもって、すごいー 積み木って、すごいー

そんな子ども達に混ざって、私も、もくもくと作り続けました
壊されるのが嫌なので、途中、自分の娘に一言も声をかけないという、大人気ない態度で
無事に完成させました~
じゃ~~~ん



童具館の積み木は、精密に計算されつくされ、しかも、正確に作られているので、高いタワーも、
集中力さえあれば、簡単に作ることができます。
ああ、家にも、欲しいなあ・・・ ああ、半額にしてもらえたら・・・
私ってば、せこい~
ちなみに、このタワー、童具館の先生に褒めて頂きました。ほっほっほ~

このタワー、お片づけのとき、娘たち3人で、、バーンと、豪快に倒してもらいました。
積み木って、作るのも楽しいけれど、壊すのも同じくらい楽しいのよねー。
ああ、楽しかった
来年も開催されると、嬉しいな。

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母娘揃って、ホクホク顔で帰ってきたら、息子が、
「明日の試合、団体戦の補欠に選ばれた!」と報告してくれました。
レギュラーは、もちろん無理だけれど、先月の試合では、補欠の座すら、一年生に奪われてしまった
息子くん。(二年生達を寄せ付けないツワモノが、二人も入部しました

でも、息子くん。
緊張や劣等感に打ち勝つには、やっぱり、努力するしかないということに、ようやく、ようやく、
気づいたようで(なんて、長い道のりだったでしょう)、期末テストが終わってから、そりゃあ、
頑張っていました。

5時45分起床。朝練前に玄関前で素振り。
夜は夜で、部活の後に、市が主催する剣道練習会に参加。
それでも、代表に選ばれる一年生に、かないません。可哀想だけれど、それが現実です。
今回の補欠入りは、そんな息子への、先生からの、せめてものご褒美だったのかな

出だしから、楽しいことばかりの夏休み今年は、どんな凄い夏になるのかしらん。
今から、ワクワクしちゃいます
今日は、母と娘は、生活クラブという生協の「うどん作り教室」で、またまた、楽しく過ごしました。
息子は、またまた、朝から剣道です 補欠3番手。出番は、あったかな?

お米

2010-06-28 15:14:46 | つぶやき
 稲くん、がんばれ!  

この春、田んぼのオーナーになりました!
オーナーと言っても、数十人の仲間と一緒に、田植えから刈り取りまでの作業を
体験するというオーナー制度です。
車で、15分ぐらいのところにある田んぼは、山の中にある、自然豊かな場所。
10年以上、この地に暮していますが、この市が、こんなに素敵な所だなんて
知りませんでした。

田んぼの手入れから始まって、田植え、雑草刈り一回目、二回目と、土曜日で
まだ4回目の作業です。
それなのに、もう、ここに立っているのが、当たり前のような感覚。不思議。
子ども達も、当たり前のように、みんなで集まって遊んでいます。
たにし、おたまじゃくし、バッタ、やご、さわがに。
田んぼには、驚くほどたくさんの生き物がいるのです。
おもちゃなんかなくても、名前なんか知らなくても、あっという間に仲良し♪

大人たちも、当たり前のように声をかけてくれ、先日は、
子ども達のために、ヨーグルトの空きカップを、たくさん用意してきてくれた方が!
小学生たちは、自分で探していましたが、娘達ちびっ子は、まだ無理。
すると、作業している方達から、あっちからもこっちからも
「ほら、いたぞー!カップ貸してー!」と声があがります(笑)

頂いたオタマジャクシ。
庭の池(と言っても、小さなね)に、放してあげようと私が言ったら、旦那が、
「カエルは、元の場所に帰って産卵するから、それはマズイ」と言いました。
そうかあ。アマガエルならいいけれど、もしも・・・・・・・・。
いや、そのことは、考えないようにしよう。

そんな感じの田んぼなので、私は、娘を横目で追いつつ、黙々と作業。
田んぼで大発生した藻を、午前中かけてすくっていました。
大雨に備えて土嚢を積んだり、雑草とりをしたり、虫が発生してしまった田では
枯れてしまった稲の横に、余っていた苗を新しく植えたりと、みんな大忙し。

田んぼのぬかるみの中に手や足を入れるのは、本当に良い気持ち。
地道な作業も、全く苦痛になりません。
でも、これが仕事だったら、そうはいかないだろうな。
そう考えると、農家のみなさんの苦労が、よくわかります。

先日、「生活クラブ」という生協主宰の「生産者交流会」というイベントに参加し
直接、お米農家さんとお話する機会がありました。
無農薬に近い形で、お米を生産している農家さん。
「農薬を使わないということは、他の生き物達が、暮しやすいということ。
それはそれで良いことだけれど、お米を作るには、困ることもある。」
そう仰っていた農家さんは、毎日毎日、田だけでなく、畦道の様子から全てを
見て回るのだそうです。
「大変ですね・・・。」と感心して言ったら、「毎日勉強で、面白いですよ。」と。

今は、ほとんどのお米を、その農家さん達と一年契約して購入しているのだけれど
食べ盛りの中学生がいるので、たまに、市販のお米を買いに行くことがあります。
驚く位に安い値段に、心が揺れることが、正直、何度もありました。
でも、田んぼのオーナーをはじめてからは、ちっとも、揺らがなくなりました。
だって、大変なんですもん。当然の代価です。
本当は、もっと高額でも良いのだろうけれど・・・。

農家のみなさん、いつもありがとうございます。

インクの匂い

2010-05-19 09:44:04 | つぶやき

少し?前の話ですが、ゴールデンウィークの最終日、一人で東京にお出かけしました!
久しぶり~♪なんて、もんじゃないです。嬉しかった~
場所は、御茶ノ水・美篶堂まつり
ツバメ活版堂のshorinさんに、教えて頂きました。

美篶堂さんは、ネット販売で知り、密かに、いつか、行ってみたいと思っていた紙や?
雑貨や?ノートや?さん。
(その時は、一度も見ていないものを買う勇気がなく、購入しませんでしたが)
ノート、スケッチブック・・・。
使わないくせに、気に入ると、ついつい買ってしまいます。
行ったら、絶対に買ってしまうと思っていたけど、やっぱり、買いました。

イベントでは、職人さんによる製本の実演もあり、昨年、コミュニティー保育の卒業アルバムを
製本し、ノリののせ方が悪く、べこべこに膨れ上がった本を作成した私としては、興味津々。
長時間作業のため、貧血気味の私は、途中で立っていられずに、ぬけてしまいましたが、
ノリをのせる所までは、しっかり見てきました。
製本用のノリを使うこと、すばやく塗ること。この二点が大切?
職人さんの仕事は、「あざやか!」としか、表現の仕様がありません。あー。美しい。


美篶堂さんのお店では、製本用のノリも売っていて、
買おうかな・・・と思いましたが、それこそ、いつ使うんだ!と、頭の後ろから、
誰かが、ツッコミをいれたので、なんとか、踏みとどまりました。
でも、いつか、作ってみたいな・・・
子どもの作品を本にしたら、きっと、一生の宝物だよなあ。。。なんて、想像力だけは、いつも豊かです。

そんな訳で、戦利品。



美篶堂さんのスケッチブック。ツバメ活版堂さんのポストカード。北極書店で買った古本。
スケッチブック・・・4冊も買いました。(あー。やっちゃった)
小さいスケッチブックは、特に気に入っています♪
本当は、色違いでもう一冊と思ったけど、また、誰かが「5冊?5冊も?」と言ったので、
なんとか、踏みとどまることが出来ました。

この他に、サルビアさんで、布ナプキンも購入~♪初、布ナプです。
ことり文庫さんで、布ナプキンを知ってから、ずっと、興味がありましたが、使ってみる勇気が、
ないままでいました。今回、touta.さんとサルビアさんのコラボの作を購入。
そして・・・・・・・すっかり、布ナプキン派 いいです いいです 



割烹着を美しく着こなすshorinさんのいるツバメ活版堂さんは、藤沢にあるアトリエ。
このイベントでは、ガリ版体験ができるコーナーがありました!
ふっふっふっ。↑私が、刷りました!・・・・・刷っただけです。でも、面白かった。
紙を置いて、その上に原版?を置き、ローラー?で、インクをのせていきます。
小学生にも出来る簡単な作業?と思いましたが、やってみたら、インクがのらないところが 
私ってば、つくづく、不器用なのね。

それでも、インクの匂いは、なんだか懐かしくて・・・一気に、小学生の頃に戻った気がしました。
あの頃は、学校にコピー機なんてものは、なくて(たぶん)、どの印刷物からも、インクの匂いが
たちこめていたものです。
先生のお手伝い。ボールペンの先で、強烈な匂いのする用紙に傷をつけて、文字を書いていった
記憶が。違ったかな?
いいなー。インクの匂い。

電子書籍のブーム到来?なんて、テレビで見たけれど、私は、やっぱり、本派です。紙派です。
紙の質感も、紙やインクの匂いも、全部ひっくるめて大好き。
手触りとか、匂いとか、大きさとか・・・・・。そういうものがなくなったら、一体、人間の記憶って
何を頼りにしたらいいんだろう。
便利なものは、便利なものとして、使いこなせるようになったら使えばいい。
でも、便利なものが当たり前になったら、駄目だと思うのです。
インクの匂いを胸に、一人、ロマンスカーで(やっぱり、乗っちゃった)考え、考え帰ってきました。

せっかくだから、ミッフィーちゃんも見ていこうかと思っていたのだけれど、
スケッチブック4冊と行き帰りの特急代(ついつい、座りたくて)が祟って、チケット代を払う余裕が
なくなりました。(どんだけー)
メトロの入り口までは行ったんですけど・・・ね。
うーんと考えて、JR駅に方向転換です。
さようなら、銀座 今度、行くよー
でも、きっと、すごい人だっただろうから、これでよかったのかな。


とまらない!

2010-04-02 23:17:37 | つぶやき


幼稚園に持って行く袋もの。作り出したら、とまらない~
たぶん、こうなると思っていたけど、やっぱり、こうなりました。

刺繍って、編み物みたい。
ちょっとぐらい失敗しても、なんとか誤魔化せるし、やればやるほど面白くて、夢中になって・・・
そして・・・・・連日の午前様。
お弁当箱入れ。コップ入れ。お道具袋。上履き袋。ランチョンマット。
ああ、もっと、作るものがあったら、たぶん、廃人になってたと思う。
これだけで、本当に、良かった。

娘に、何の刺繍がいい?と聞いたら、「うさぎ!」というので、中川李枝子さんの「なぞなぞえほん」
から、うさぎの絵を拝借して、刺繍しやすいようにアレンジしました。
山脇さんの絵は、何度見ても、かわいいなあ~



「なぞなぞえほん」。
3歳になりたての娘が、理解できるなぞなぞは、一つか二つしかないのだけれど、なぜか
とても気に入っていて、仕舞っても仕舞っても、かならず毎日、散らかっています。
お父さんに読んでもらうときもあるけれど、大抵は、一人でめくっては、何やらブツブツと。
どうやら、挿絵を見ながら、勝手にお話を作っているらしいのです。

「うさぎさんは、朝起きたから、歯磨きをしました。そして、歯磨きをしないと、虫歯になっちゃう。」とか、
「そして、ぶたさんは、風船を持ってきました。そしたら、楽しくて、楽しかったです。」とか。
たどたどしい日本語。でも、大人の言葉を良く聞いて、必死につなぎあわせて作った物語。
聞いていると可笑しくて、いつも、笑いをこらえるのが大変です。

それにしても、山脇さんの絵って、よくよく見ると、本当に、一つ一つが物語のようなのですよね。
この絵本、ずっと前から持っていたけれど、今まで、気付かなかったなあ・・・。
ああ・・・ 字が読めないって、なんて素晴らしいんでしょう!
どうぞ、小学校までは、字なんて読めませんように
女の子だから、難しいかなあ・・・。

刺繍は、昔から好きなのだけれど、サテンステッチが、どうしても好きになれなくて(上手く出来なくて)
それが、刺繍にハマルことが出来なかった原因でした。
ところが、最近読んだ刺繍の本で、「チェーンステッチでうめる」という技を知ったのです。
これで、サテンステッチの、下絵の線を見落とさないように!とか、布がつらないように・・・
などというプレッシャーから開放

ああ、刺繍って、最高!次は、何を作ろうかな。
って、思う気持ちを抑えるのが、今、何よりも辛いのでした。


『おさるはおさる』

2010-03-01 19:43:45 | つぶやき

『おさるはおさる』 いとうひろし作・絵

仲間との、のんびりした毎日。
ところが、ある日、おさるは、耳を「カニ」に、はさまれてしまうのです。
その日から、ぼくは、特別なさるになってしまいました。耳を「カニ」に、はさまれているさるに。

当たり前だった日常は、一変・・・・・・します。

おさるは、悩みます。耳を「カニ」に、はさまれているさるは、ぼく一人きり。
どうにかできないかと、色々と試みては失敗し・・・自分だけが特別だと、孤独を感じます。
そんなとき、おじいちゃんが、自分の若い頃の話をしてくれるのです。
おじいちゃんもね。おなじだったんだよ・・・・・
(おじいちゃんにはね、「たこ」が吸い付いていたんですって!)

そして、おさるは気付くのです。
みんな、それぞれ、何かをくっつけて、暮しているってこと。

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息子のことで悩んでいる私を心配して、遠くに引っ越していった友人が、本を送ってくれました。
彼女らしい選書に、包みをあけたとき、思わず、声を出して笑ってしまった私。

なぜに、「おさる」?

おかしくて、おかしくて。
あんまり私が笑うので、
横にいた、娘が、「なんで笑ってるの?」と、不思議そうに言いました。
たぶん、私、選んだ本を見ただけで、あなただって判るわ。
そう思ったら、もっとおかしくなりました。

娘がお昼寝してから、一人、この本を開きました。
涙が、ボロボロとこぼれました。
ありがとう。ありがとう。笑いながら、泣きました。

そして今日、テストが終わった息子に、この本をわたしました。
息子の第一声。

なぜに、「おさる」?

あはは。親子って、いやねえ。
でも、「○ちゃんのママから、プレゼント。」と言ったら、「ふーん。」と、納得して受け取りました。
読むかな?読まないかな?読んだらいいな。

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一番、好きなのは、最後のおじいちゃんの言葉。

おさるが、おじいちゃんに聞くのです。
「しっぽについてた たこは、どうなったの?」
おじいちゃんは、答えます。

「わすれちゃった。」


生きてごらん、大丈夫

2010-02-19 15:12:51 | つぶやき

「きみは いつから おとなになったんだろう」という、長田弘さんの詩を思い出す。
先日、一年前まで、ランドセルを背負っていた息子が、いつの間にか、思春期の壁を
必死に登っているのだと知った。
大人になれば、たいした壁じゃないってわかるのに、その壁の下にいるときは、それは、
そびえ立つ巨大な壁にしか見えない。終わりが見えない。
たいした壁じゃないと教えても、当の本人には、伝わらない。

前兆は、不眠だった。
部活の試合が近いことからくる緊張からだと、単純に思っていたのだけれど(本人も)、
試合結果が最悪だったことが拍車をかけ、朝まで眠れなくなり、教科書を開けなく
なるということにつながり・・・とうとう、登校前に、布団をかぶって泣き出してしまう。
ああ、このまま学校に行けなくなるのだろうか?
そう思ったけれど、息子は、歯をくいしばってふんばり、学校に行った。

自分は、どんなに努力しても、何も出来ない。
何も出来ない人間の生きている価値って、なんなんだ?

その思いが彼を縛りつけ、努力することが怖くなった彼。
そして、ついに、自分の存在を否定するようになってしまった。
自分に「駄目」のレッテルを貼ってしまった彼には、何を言っても届かない。
届かないのだから、自分自身で立ち上がるしかない。
でも、どうやって立ち上がれば良いのか、自分でもわからない。堂々巡り。

唯一の救いは友人で、友人が、彼を学校に導いてくれる。
歯を食いしばって登校していくのも、友人達がいてくれるからだ。
だから、私は、その後ろ姿を見守るしかない。
わかっているけど、少しでも、何か出来ないだろうかと悩む母は、せめて、
良い本でも贈れないだろうか?と考えた。
どんなに反抗しても、本だけは、母の選書を迷わず手にとってくれるから。

検索して、よりみちパンセというシリーズに、中高生の悩み事相談の本が出ているのを知る。
よしこれだ!ここに、息子が探している答えがあるかもしれない!!
でも、果たして、これは、私が息子に手渡すべき本なのか?なんとなく、心にひっかかって
なかなか、図書館に足が向かないでいた。
そんなとき、朝日新聞の朝刊に、翻訳家・清水真砂子さんの記事を見つけた。

それは、「ゲド戦記」の翻訳で知られる清水さんが、34年間勤めた青山学院女子短大
「子ども学科」で、最終講義を行ったという記事。(以下、記事を抜粋)
見出しは「生きてごらん 大丈夫」だった。

清水さんは、いう。

「子どもだから黄金時代なんてうそばっかり。子どもぐらい縛られて不自由な存在はない。」
大人になれば、よろいを着ることを覚えるけれど、幼い子どもはよろいを持たず、素肌を
ヒリヒリさせている。はぐらかす術ももっていない。

そんな子どもが本を読む。現実よりもっとえげつない大人がいて、もっとすてきな大人がいる。
「こんなに世界って広いんだ」と感じ取ることができるという。
すぐれた子どもの本は「大きくなるって楽しいことだよ。生きてごらん、大丈夫」と背中を
押してくれるもの。

記事を読んで、一人、オイオイ泣いて、自分の間違いをつくづく思った。
そして、昔、同じ間違いをしたことを思い出した。
小学校を目前に控え、緊張している引っ込み思案の息子に、強くなって欲しいという願いを
込めて読んだ「ラチとらいおん」。
母の想いが、息子を傷つけ、本当は素敵な絵本を、最悪の本にしてしまった。
その時の失敗から、我が家に出来た無言のルール。

「本に、何かを期待しない。本を読むときは、感想を言いあわない。」

なのに、私は、また失敗をするところだった。
この記事が、私の肩を掴んで、振り返らせてくれなければ、きっと、繰り返していただろう。

もちろん、人生相談の本が語ってくれる言葉が、助けてくれることもある。
でも、それは、私が差し出すものじゃない。きっと、それは、自分で出会うものだ。
図書館とか、友だちとか。。。
私が、手渡してあげる本は、清水さんの言うような本でなくては、いけない。
そうだよ。だって、答えは、自分で見つけるものだから。。。

記事を読んで、泣いて泣いて・・・考えた。
そうだ。息子に頼まれていたホーキング博士の本を借りてこよう!

  

いつも訪れる素敵な公民館の図書室で、司書さんが薦めてくれる棚に置かれていた本。
読んだことがない本を手渡すことは、はじめてだったけれど
(ことり文庫さんの薦める本は、私が読まなくても手渡していたけれど)
ここの図書室の司書さんならと借りてきた。
すっかり夢中になった息子に、早くニ巻をと言われていたのだった。
そうそう、それと一緒に、あの本はどうだろうかと思う。

「穴」 ルイス・サッカー幸田敦子 訳

息子の悩みを解決する答えなんて、そこには、書かれていないけれど。
でも、なんだか、パワーがわいてくる本。
「シカゴよりこわい町」は、どうだろう。「スターガール」も、いいかもしれない。
本を薦めるときは、やっぱり、こうでなくちゃね。

清水先生、ありがとうございます。記事を切り抜いて、手帳に貼りました。