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ぼちぼち日記

大切な日々のこと

『ころころにゃーん』

2009-02-06 21:53:42 | 娘と読んだ絵本のこと



『ころころにゃーん』 長新太

春から始まる幼稚園の未就園児クラスの体験教室が、あちこちで開かれていて、
せっかくだからと、色々と見てまわっています。
幼稚園の先生が
「さあ、次は、絵本を読みましょうね。」とおっしゃった時、たぶん、そうなるだろうなと
思ってはいたけれど、期待を裏切らずに、娘が脱走したときは、ちょっとだけ、がっかりしました。
そんな娘だけれど、まだ続いています。布団で絵本。

最初、一冊からはじめた「布団で絵本」の本も、かなり冊数が増えました。
この本も、最近仲間入りした一冊。
何故だかわからないけれど、コロコロと笑います。
コロコロ、コロコロ。小さい子ども独特の、転がすような笑い方。
聞いているだけで、こちらも笑ってしまいます。

出てくる文章は、ころころ と にゃーん しかありません。
ころころ と言うと、コロコロ笑います。
にゃーん のところは、一旦休憩。
また、ころころ と言うと、コロコロ笑うのです。
何でしょう。

長新太さんの本の魅力は、やっぱり、私には理解不能なのです。


『おさじさん』

2008-11-05 13:19:12 | 娘と読んだ絵本のこと
『おさじさん』 松谷みよこ 東光寺 啓

娘と一緒に絵本を楽みたい!という想いをのせて運ばれる「寝室の絵本」が、
二冊に増えました。
『のせて のせて』の次に選ばれたのが、この本。
娘が大好きな「擬音」がたっぷり♪なのが、選んだ理由です。

とことことこ。ふーふーふー。

やっぱり、思ったとおり・・・・・・大好き
うさぎのぼうやが、平気だよ!と、おさじさんをつっぱねる場面も
お話の展開を理解しているとは、とても思えないのだけれど、
何だか、とても楽しそう。

それでも、一番好きなのは、やっぱり「ふーふーふー」で、食べるところ。
残念ながら、娘は、その場面が、このお話のラストにふさわしいと思っているらしく
決して、最後の一ページを読ませてくれません。
いつものように、どこかに歩いていってくれれば良いのに、閉じさせまいとする
母の抵抗むなしく、両手で表紙を閉じてしまいます。
絶対に、最後のページを読ませようとしないのです。
先日、無理やり読もうとしたら、泣かれました

小さな心は、不思議で一杯です。

『きゅっきゅっきゅっ』

2008-09-02 15:07:37 | 娘と読んだ絵本のこと
『きゅっきゅっきゅっ』 林明子

林明子さんの絵って、素朴で、優しくて、好き。色も好き。
くすんだ・・・というと、ちょっと違うかしら。
一歩ひいたような?刺々しくない?
上手く言えませんが、やっぱり、素朴で優しい、そんな色づかいです。

主人公の赤ちゃんが、ぬいぐるみのお友だちと一緒に、お食事をします。
あっちこっち、ベタベタと食べこぼして・・・。
その度に、赤ちゃんが「きゅっ きゅっ きゅっ」と、拭いてあげるのです。
そして最後に、赤ちゃんも。

最近、ページをめくるだけで満面の笑みを浮かべ
「まっくら、まっくら・・・」の台詞まで覚えてしまった、『のせてのせて』や、
「飲むー!飲むー!(読んで、読んで)」と繰り返す『ぴょーん!』と違って、
表情一つ変えずに、真剣な顔つきで聞いている娘。
そして、読み終わると、ハッと思い立ったように、ぬいぐるみを抱えてきます。
(それがやりたくて本を読ませるのか?本を読むからやりたくなるのか?今のところ不明)

そうなのです。
最近の娘は、誰かの真似するのが大好きで、ぬいぐるみでごっこ遊びが大好きで、
誰かにお世話をやくことが大好き
「ねえ、拭きっこしようよー」と誘ってくるかのような絵本。
娘が、真剣な眼差しになるのも当然です。
ぬいぐるみさんも、お兄ちゃんも、パパもママも「きゅっ きゅっ きゅっ」。

しかし、それだけでは済まないのが、娘。
お茶を床にこぼしては、ご丁寧に、きゅっきゅっきゅっ と拭くのです。
「オマエが、こぼしたんだろーっ!」
と、言いたくなる気持ちをぐっと我慢して、「拭いてくれて、ありがとう」と言ってる
自分が可笑しくて、ついつい、お礼を言った後に噴出してしまいます。
もちろん、こぼした瞬間に立ち会った時は、きっちり怒らせて頂きますがね

こぼした瞬間を見てないときは、もう、仕方ない
最近、犬のしつけの本を読んでいるのですが、犬のしつけは、赤ちゃんの
しつけと似ています。
「ほめて、教える」
いやはや・・・これが、なんとも忍耐のいる、可笑しな繰り返しです。

牛乳をこぼされた時は、さすがに泣きたくなりましたが、
(「のむー!」と言ったくせに、一口も飲まずに、床に直行)
パパが、「小学校の掃除の時に使ったワックスみたいだね!」と言ったので、
なんとなく、効果があるような気がしてきました。本当?

自らこぼすのでなく、
「きゅっきゅっきゅっ」と、お手伝いしてくれる日が、いつか来ると信じて
この絵本を読みながら、せっせと、娘の拭きそこなったお茶を拭きたいと思います。

『ぴょーん』

2008-08-29 11:25:18 | 娘と読んだ絵本のこと

『ぴょーん』 まつおか たつひで

最近、娘は、「女優」と呼ばれていて、何か行動するときに、自ら、
水戸黄門か?漫画か?という派手な効果音をつけます。

「よいしょ、よいしょ」「がーん!」「じゃーん!!」
「わお!」「とことことこ・・・(走りながら)」

未だに、「パパ」と呼んであげないのにも関わらず、こんな言葉ばかりが増える・・・
あなた、何者

そんな訳で、市のブックスタートで頂いた、この本も、見事、お気に入りの仲間入り。
登場人物の名前と「ぴょーん!」の言葉しか出てこない、単純な繰り返し絵本。
カエル、犬、猫などが、次々に、「ぴょーん!」と高く、高~く!とびあがります。

娘には、まだ、ちょっと登場人物が多すぎるようで、
バッタ、うさぎ、カタツムリが出てくるあたりから、次を読むように急かすのだけれど、
(魚は、大抵、跳ぶことができません)
それでも、何度も、何度も、飽きもせずに持ってきます。可笑しい。
「飲むー。飲むー。」(要求するといは、何でも「飲むー」)
と、絵本を持って走ってくる姿を見ると、料理の途中でも、ついつい読んでしまいます。
で、今朝は、ブロッコリーを茹ですぎた訳なのですが

娘の表現の言葉群に、「ぴょーん」が入る日も近いと、楽しみでたまらないのですが、
今の一番の楽しみは、なんと言っても、絵本を読み終わった後のお約束。
娘を抱えて、高く、高く、「ぴょーん!」してあげること。
きゃっきゃと声をあげて笑ってくれるので、ついつい、何度もやってしまい、腰が痛く
なってしまうのでした。

それにしても・・・・・・・・・
ただただ、走り回って止まらなかった娘が、こんな風に、絵本を楽しんでくれる
ようになって、嬉しい、嬉しい
(もちろん、ページ数が短く、単純な絵本限定ですが、ね)


『のせてのせて』

2008-07-05 11:09:18 | 娘と読んだ絵本のこと
『のせてのせて』 松谷 みよ子(著), 東光寺 啓(絵)

娘と、ゆっくり絵本を読みたい!
一冊、全部、読んでみたい!!
その希望をかなえるために、このたび、母の計画案が出されました
「寝室に、一冊だけ(1ヶ月間変更しない)持って行き、
寝る前、お昼寝のあとなどの時間に、繰り返し読む。」

刺激があるリビングでは、まず、娘のような子では集中できない!
一番多いのが、一ページ目を読んでもらったところで、次の本を持ってくる
というのを繰り返すパターンです。そんな訳で、1冊だけを持ち込むことにしました。
寝室というのも、ポイント
娘の中に、「布団=気持ちいい」というイメージが出来ているようで、布団を見ると
どんな状況でも、ごろんと転がり、嬉しそうにするのです。
この気持ち良い場所で、聞いてもらいたい!
で、
栄えある第一冊目に選ばれたのが、お兄ちゃんが大好きだった『のせて のせて』!

子どものハートを掴む「車」「動物たち」が出てきます。
それより何より、リズムのある文章が好き。繰り返しのお話というのも、楽しいです。
(しかも、繰り返しが3度しかないのは、赤ちゃんにとって、嬉しいポイントです)
私が一番気に入っているのは、トンネルのシーン。これが、
赤ちゃん絵本なのに、大人でもドキドキの山場なんです

寝室という環境は、まさに大当たりで、娘ったら、読み始めた日から、
ちょこんと布団に座り「絵本読んで!」という顔になりました。
けれど・・・・
トンネルのシーンが、いたく気に入ってしまった娘さん。
どうしても、ねずみが出てくるところで、我慢できなくなってしまいます。
「早く、早く、トンネルにしてーっ」とばかりに、ページをめくろうと・・・・・

ねずみの親子を乗せずに、トンネルに入る毎日。
一度、力ずくでページをめくるのを阻止。ねずみの親子を乗せたら、泣かれました
お兄ちゃんが、トンネルのシーンから、急に、読むのにに参加して、妙にハイテンションで
トンネル通過したこともありました宇宙まで行きそうな感じ。

そんなこんなで・・・・ようやく
昨日、ねずみも車に乗せて、トンネルを通過したのです!!
しかも、私の横に、ちょこんと座ったまま。
やった~全部読んだどー レベル低ーっ
でも、何より、やっぱり嬉しかったのは、
トンネルに入ったとたんに、パッと輝く笑顔
そして、トンネルを抜けたときの あのニヤニヤでした。
とても、とても嬉しい夜
私も、車に乗って、どこまででも走っていけそう。
こんなことが、嬉しいって・・・・・。子育てとは、なんと可笑しなものでしょうね。

Little eyes シリーズ3  Play with colors

2008-05-17 11:29:08 | 娘と読んだ絵本のこと
 日課の「放り投げ」・・・の後
Little eyes シリーズ3
Play with colors(いろ・いろ・いろ)―Advanced for babies.

駒形 克己

娘のお誕生のときに、お祝いに頂いた一冊。ことり文庫さんから、届きました。
私の中の「絵本」というイメージを、根本から覆してくれた一冊。
だいたい、これを絵本と言うのでしょうか?
二つおりの紙の中から出てくる、色・色・色。
不思議、不思議、不思議!

最初に広げてみたときは、正直、感想が・・・「なんじゃ、こりゃ~」でした。
だって、言葉で説明すると「二つ折りの紙に、色や形が描いてある」ただ、それだけなんですもの。
しかし、娘は、なぜか、これがお気に入りで・・・・床一面に散らかしては、ご満悦。
何が、彼女をひきつけるのか?本当に、わかりませんでした

けれど、毎日毎日、片付けながら、開いたり閉じたりしていると・・・・・・
なんだか、楽しいのです。不思議です。
最初は、ただの赤い水玉が、なぜか、緑の水玉になったりします。
ひろげてしまえば、同じ一枚の紙なのに、とじ方で、穴の開け方で、こんなに
見え方が変わってくるなんて!

けれど、面白さがわかってくるにつれ、娘が、あまりに乱暴に引っ張り出して、
放り投げていくのが気になってしまい
「せっかく頂いたものを、価値もわからないまま破かれたら大変!」
という考えになってしまった母。
何しろ、すでに、やぶかれてしまった・かじられてしまった絵本が多数あるのです。
母は、二人で遊ぶとき以外、これを出せないように、ひたすら隠して仕舞っていました。

ところが・・・・・・。
しっかりカバーをかけて、本棚にしまいこんでも、すぐに見つけてきてしまう娘
母の負け~
仕方ないので、
「もしかしたら、放り投げながらも、手触りや、色を楽しんでいるのかも?」
と思うことにし、諦めました。

よって、最近では・・・
これをカバー?箱?から出すことを、一日、最低3回は、やっています。
自分で上手く出せないと、ぎゃーぎゃー!と叫んで開けさせます。
開けてやると、とにかく集中して、中身を全部投げていくのです。
これが、ぽ~い、ぽ~いと、見事に空中に投げるのですよ・・・トホホ。
それでも、まだ、一枚も破いていないし、かじっていないのだから、上等です。

時間があるときは、私が、床にちらばったものを広げて見せてあげます。
すると・・・
何やらニヤニヤ笑ったり、「ほー?」と声をあげたり。何でしょうね。
普通の絵本は(赤ちゃん絵本でも)とても最後まで、きいていられない娘さんですが、
これなら、十分、楽しめます。何しろ、二回ひらくだけですから!
引き出して放り投げるという楽しみもありますし、もう最高なのです。

こっちにも発見!持ち歩いている模様!

娘を虜にした、このシリーズ。
本当は、全部揃えたいけれど、なかなか、そうもいかないので、
次に狙うは、動物の巻。もう少ししたらね。
でも、色と動物の巻も面白そうだし、物語を自分で作れる巻も面白そう。
悩める毎日なのです。(嬉しい悩みの種は、こちらのHP→

『みんなでね』

2008-03-01 12:43:57 | 娘と読んだ絵本のこと
『みんなでね』 まついのりこ

絵本に興味がない・・・というか、一つ所に、じっとしてられない娘なのですが、
最近、絵本をひろげると、嬉しそうに寄ってきてくれるようになりました。
『ごぶごぶ ごぼごぼ』は、一人でひらいては、指をつっこんで遊ぶようになりました。
もちろん、どちらも、最後のページまでは行き着かないのだけれど、

最近の流行は、断然『いないいないばあ』だったのだけれど、
いつの間にか、この『みんなでね』をひきずって回るようになりました。
小さくて持ちやすいのが理由の一つ。
ハードタイプだから、噛み付いても怒られないというのも、理由の一つ。
もう一つの大きな理由は、お兄ちゃんが読んでくれるから

実は、私が読んでも、ちっとも興味なしだったのです。
ところが、それを聞いていた息子くんが、この本を気に入って・・・
「ご飯作るから、みててー!」と頼むと、必ず、この本を読むのです。
私と違って、相手に興味があろうが、なかろうが、一向に気にならない息子くん。
娘がそっぽを向いていようと、何をしていようと、一人で笑って読み続けます。
おかげで、いつの間にか、娘のお気に入りに昇格~

人間の男の子、猫、カタツムリ、蟻、風船の面々が、

みんなでね、○○ したの

という言葉とともに、ごはんを食べたり、遊んだりするという、ただそれだけの絵本。
ただそれだけが、楽しいのです♪
息子は、「○○したのー。」と、語尾をのばしてページをめくります。
で、お約束。「こんなの、ありえねーだろー!」と、ツッコミ。
中でも、
「みんなでね、おしっこしたのー。」が、お気に入り。(息子が)
蟻がオマルに座り、風船までもが、おしっこしちゃってる絵は、まさに
ありえねー!のです!!!

ありえねーけど、楽しそーう
楽しいのが一番だよね。
おかげで、家族で何かするときは、必ず「みんなでね、○○するのー!」と言うように。
最近の娘と息子の、とっておきの一冊です。

『ごぶごぶ ごぼごぼ』

2008-01-30 09:19:39 | 娘と読んだ絵本のこと

『ごぶごぶ ごぼごぼ』 駒形 克己

小さな娘のために、クリスマスプレゼントに、ことり文庫さんから届けてもらった絵本。
初めて読んだときは、
・・・たぶん、『がたんごとん がたんごとん』じゃないという理由だけで・・・
思い切り、「イヤ!」の意思表示。
大きく振りかぶって、本を投げた。投げたんです!ん、もー。

ところが、いつのまにか
本を広げると、面白そうに手を出すようになった娘。
今までは、私の読む音(声)を楽しんでいるようでしたが、どうやら、
自分で触ることの楽しみが生まれたようです。

ところどころに、穴のあいた○が隠されているのが、とても不思議な様子で
ページをめくるたびに、指で、○をなぞります。
今では、各ページの○の中で、どれが、穴のあいた○なのか、覚えてしまいました。
いつも、間違わずに、穴のあいた○を選び出して、指でなぞります。

この絵本が、「今のハマリ本」だということをパパに教えてあげたら、
パパと○を使って、楽しいことをしているらしいです。
穴にさしこまれた指を、パパが、次のページから引っ張ってるらしい・・・
指をひっぱられて、「うきゃ うきゃ。」言って喜んでいる娘を発見。
そ、そ、そんな遊びかたって・・・。一応、絵本なんだけど、ま、いいか。

それから、それから
「繰り返し言葉を楽しむ」だけでなく、「擬音?を楽しむ」喜びも、知ったようです。

ぷく ぷく ぷく
ぷ ぷ ぷ
さわ さわ さわ
ごぶごぶ ごぼごぼ

楽しそうに、笑います。
おかげで、『じゃあじゃあ びりびり』という、擬音の絵本も喜ぶようになりました。

そのせいなのか・・・?
『がたんごとん がたんごとん』への、あの目を見張るような集中力は、なくなってしまいました(笑)
「がたんごとん がたんごとん」という言葉は、ちゃんと聞いているのですけれど、
あの、大好きだった「のせてくださーい!」に、あまり興味が持てない様子。
なんでしょうか?面白いです。

しかし・・・・
何冊読んでも、どんな絵本を読んでも、いつでも、じっと聞いてくれていた息子と比べ、
娘の聞かなさ加減ったら
一冊終わるか終わらないかのうちに、さっさとハイハイして、どこかに行ってしまいますから。
(おもちゃも同じく。全く!という程、遊びません)
娘の方が普通だという声もありますが
こんな月齢でも、こんなにも明確に、性格に差が出てくるものなのだなあと、
感心するやら呆れるやら。
子育ては、何回やっても、同じということはないですな。

ベテラン?
いやいや、いつでも、その子の前では、初心者ママなのですな。きっと。


『いない いない ばあ』

2007-12-05 09:25:54 | 娘と読んだ絵本のこと

『いない いない ばあ』 松谷みよこ 文・ 瀬川康男 絵

『がたんごとん がたんごとん』の次に、娘はは、この本が好き。
というか、この2冊しか読めていません
(ただ今、この2冊のみが、フル回転中)

これもまた、同じリズムで繰り返していく本です。

いない いない ばあ
にゃあにゃが


ここで、娘は、私を見上げます。
「ほらほら、言うよ!」「早く言ってよ!」
どっちを思っているのか、いないのか

ほらほら
いない いない・・・

ばあ!

そこで、娘は、安心して絵本に戻ります。
これの繰り返し。
今、繰り返し絵本に、すっかり夢中の娘なのです。

ずっと、この絵本を読んできたので、気が付いたのですが、
いつの間にか、しっかり、絵を追って見ることが出来る様になりました。
この絵本は、見開いたときに、片方のページに絵、もう片方のページに文字が書いてあります。
だから、絵を追っていく目の様子が、明らかにわかるのです。

へえ~

絵を追うなんて、当たり前と言っては、当たり前なのかもしれないのですが、
感激やさんの母は、そんな小さな成長に、感動しまくりなのであります(笑)
で、未だに、
娘が、ページの絵を注目して顔の向きを変える度に、感動で胸が熱くなります。
何度やっても、熱くなります。ああ、親バカ・万歳

こういう感動の積み重ねが、深い、深い愛情になっていくのでしょうね。
これがあるからこそ耐えられるのです
・・・・・・・・・・・・・・・・。
昨夜、午前一時と五時に、夜泣きの娘。
暗闇の中、娘を抱いて、童謡を歌うこと数時間。
(虫さんシリーズ、動物さんシリーズ、草花シリーズ、鳥シリーズ、そのほか・・・と、
童謡をジャンルに分けたりして、自分なりに楽しみをみつけながら歌い続けます。
意外に、虫さんの童謡が多いことに、夜中、感動 ・・・なにやってるんだろ。私。)

これがなければ、耐えられませんって。
ただ今、爆睡中の娘。夜中、暴れすぎだっちゅーの


『がたんごとん がたんごとん』

2007-12-02 22:32:27 | 娘と読んだ絵本のこと

『がたんごとん がたんごとん』 安西水丸

もうすぐ、9ヶ月の娘は、この本が、とびきり大好き
たくさんの中から、ちゃんと選びとります。すごいねー。
他の本を読もうとしても、それを押しとばしてこれを引っぱってきます。
新しい本にも挑戦したくて、この本を隠して読んでみますが・・・・
全く、聞く気なし。そっぽを向きます。

がたんごとん がたんごとん
がたんごとん がたんごとん
のせてくださーい!


文章は、ほとんど、これだけ。
これだけが、本当に、楽しいようなのです。

がたんごとん がたんごとん

一度目を読むときは、じっと絵本を見ています。
ページをめくって、二度目の がたんごとんを読み始めると、私の顔を見上げます。

のせてくださーい!

私が言うと、娘は、にっこり笑って絵本に戻ります。
まるで、「そうそう、それそれ。」とでも言うように。
これを、見事に何度も繰り返すのです。
この安心した?期待していたとおり!という笑顔が、可笑しくて、可愛くて・・・。
先日、3回連続で読んだのに、3回とも同じことを繰り返すので、
耐えられなくなって、抱きしめてしまいました(笑)
親バカーっ

そんなに好きならと、
膝の上にのせて「がたんごとん がたんごとん」とやったり、
洗濯たらいに入れて「がたんごとん がたんごとん」とやったりして、
がたんごとん遊びも、楽しんでみたのですが・・・
イ・マ・イ・チ
やっぱり、絵本の方がいいようです

実は、娘と一緒に読むまで、この絵本の、どこが、そんなに良いのかわからなかったのです。
でも、今は、良ーくわかります。
繰り返しの音の心地よさ。安心感。期待感。
赤ちゃんには、これくらいの文章が調度良い量で、調度良い間隔なのだなあ。

別の絵本が読めるの日が、待ち遠しいけれど、今は、しばし・・・
あの、「早く、あれ言って!」とばかりに見上げる目と、にっこり笑う顔を楽しもうと思います。

がたんごとん がたんごとん
がたんごとん がたんごとん
のせてくださーい!

まるで、魔法の言葉みたい。ふふふ。


『雨だれ ぽとり』

2007-07-04 10:02:41 | 娘と読んだ絵本のこと
『雨だれ ぽとり』 イーダ・ボハッタ 作 松居スーザン・永嶋恵子 訳

今まで、絵のついた詩の本というのを、全く持っていなかったので、
ことり文庫さんのことり便で紹介された詩の本に、とても惹かれました。
そして、届いた『雨だれ ぽとり』。

まずは、一人で読んでみました。
次に、娘がお昼寝しているときに、耳もとで読んであげました。
気に入った詩が2つ、なぜか、面白くなっちゃう詩が1つ。
何度も読んでいると、もっともっと好きになるから、不思議。

今朝。
最近、おひざに座って、本を読んでもらうのがお気に入りの娘
(立て抱き以外させません。横にすると泣くのです。最近、ホントに困り者の娘)
に、読んであげました。
ゆっくり朝ごはんの息子(これは、ずっと困りモノ)が、そっとのぞきこみました。
読み終わると、一瞬の沈黙。ふうって、深いため息がもれてしまいます。

いいなあ、この瞬間!と思っていたら、息子が一言。
「短けえっ!」

『いずみ』の中の「どんなことがあっても いっしょだよ」という所が、とても好き。
『ごにんの あまだれ』の中の「ぽと ぽと ぽとりと おちてった」が、お気に入り。
『あまだれせんせい』が「こんご かならず おがわのほとりにすむべし」というと、
なんだか、楽しくなっちゃう。

いいのです。短くたってね。
また、読んじゃうぞ!
(だいたい、学校に行く前だし。ぴったりよ!早く、ご飯食べなさい

今月の「ことり便」の詩の本は、読んだことがある本。だけど、持ってない。
 どうしよう。欲しいな。どうしよう。