ファンタジアランドのアイデア

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ケニア留学生のセカンドライフを充実させる  スモールアイデア NO316

2019-08-13 18:40:30 | 日記

 世界有数の長距離王国であるケニアの選手は、世界中に留学したり、企業選手として活躍しています。サムエル・カマウ・ワンジル選手が、有名です。日本の高校に留学して、日本の陸上界で活躍した選手です。北京オリンピックでは、ケニアの選手として男子マラソンに出場し、見事金メダルに輝いています。このような選手は、日本だけでなくヨーロッパでも多く見られます。全ての選手が、このように活躍しているかというと、そうでもないのです。アメリカに留学したケニアの選手の多くは、中途退学しています。競争社会であるアメリカでは、学生の勉強と競技者のトレーニングを両立させるには、相当な努力が求められます。長距離だけの能力だけでは、ビジネスの成功が難しい国のようです。
 そこで、ケニアの選手が持つ才能と彼らのセカンドライフを考慮した留学方式を考えてみました。ケニアは、経済的に発展しつつある国です。農業にしても、工業にしても多くの人材の育成が望まれています。日本に留学させて、一定程度の技術を身につけてもらってはどうでしょうか。その後、帰国して、身につけた技術を祖国の経済成長に役立つようにするというものです。例えば、日本の農業高は、各都道府県に1校以上はあります。ここに2名の留学生を受け入れます。100人近いケニアの高校生が、農業を学びながら長距離を陸上部の生徒と走る光景は楽しいものでしょう。
 日本人の出生数は、毎年100万人です。死亡する人は、毎年130万人になっています。高校生も大学生も減少することは、目に見えています。アフリカに進出する企業はこれから、増えていきます。日本政府は、アフリカの人材育成を5万人と目標を立てて、経済援助を行っています。初期においては、日本人が現地で指導することも可能でしょう。でも、一定数以上の労働者になれば、ケニア人同士が教え合うことが、スムーズな技術伝達方式になります。架け橋となる人材を日本で育成し、毎年100名のケニア留学生を育てることは、ケニアの経済に貢献することになります。