ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

小さな家事の改善が幸福につながる アイデア広場 その1256

2023-04-30 17:32:16 | 日記


 日本の風物詩に、師走の大掃除があります。お寺や神社の大掃除の光景は、各家庭の大掃除とも重なるものです。一方、イギリスに在住した方に聞くと、この国では大掃除というものがなかったと言います。よく聞くと、彼らは毎日手早く掃除し、家具の手入れを繰り返しているから大掃除の必要がないと言うのです。イギリス人は与えられた時間を有効に活用し、残った時間をスポーツやティータイムとして楽しむことができるということでした。仕事と家事、そして自分の楽しみを自然に行う能力を身に付けているようです。家事においては、力を入れたり、抜たりすることを自然にやれるというわけです。一方、日本の家庭を見てみると、「洗いモノぐらい自分でできなくてどうするんだ」とか、「まったく主婦は手を抜くことばかり考えている」など、男性優位の家庭風景が見られることもあるようです。イギリスの女性から見ると、「流し台に奥さんを釘づけにして、気持ちがいいちのかしら」と、反発したくなる光景があります。流し台に奥さんを釘づけにしない解決方法は、食器洗い機を備えることです。お金が少しかかりますが、奥さんの自由時間を増やす賢い方法になります。洗いモノから解放された時間でお化粧直しでもして、笑顔で夫婦一緒に会話を楽しむようになれば、日本のジェンダーギャップの評価も高くなるかもしれません。ちなみに、日本のジェンダーギャップ指数は、156カ国中120位になります。残念なことですが、先進国の中でも最低レベルを更新中です。
 今回のテーマは、家事を男女とも楽しくできれば、多くの点で幸福に近づくことができるだろうというものです。シニア世代が1日3回の食事をできるだけ自分で作って、きちんと食べて体調を整えれば、社会は健全になります。日本の3600万人シニア世代が健康であることは、社会全体の利益につながることになります。シニア世代が1日3回の食事を上手に作って、きちんと食べて体調を整えれば、社会は健全になるということです。彼らが余った食材で、その食材の長所と短所うまく組み合わせることによって、美味しい料理を作ることは、さらに多くのメリットをもたらします。臨機応変に食材を組み合わせて、上手に段取りすることは、シニア世代にとって、格好の脳のトレーニングになります。脳の活性化は、加齢を抑制します。加齢が抑制されれば、健康寿命は延びて、40兆円を超える医療費や介護費が抑制されます。
 シニアといわれる年代になると、認知症にはなりたくないという気持ちになります。周りに、迷惑をかけたくないという意識が出てくるのでしょうか。認知症の診断基準は、請求書の支払いができないとか薬の服用が守れないようになることが大きな指標となるようです。認知症を予防する場合、生活習慣の中で運動は最も有効性が高いのです。予防に特に良いとされているのが、有酸素運動になります。より効果的な運動にする場合、デュアルタスクという方法があります。これは、運動をしながら計算をしたり、日本の県名を北から順にいったりするやり方です。同時に、2つのことに取り組みながら能力を高める手法になります。認知症予防には、運動の次に頭を鍛えることやバランスのよい食事があげられています。アルツハイマー型認知症は、海馬が縮小します。海馬を元気にするような生活を送ることが、健康な脳を保つ秘訣になるわけです。家の中で健康な脳を保つ仕組みを、調理や掃除の中に仕込んでおけば、ハッピーな老後を送れることになります。
 家事を改善していく姿勢も体も、意外に変化に富んだ楽しみになります。「洗いモノぐらい自分でできなくてどうするんだ」などとガチガチに決め込まず、より良くするための改善ならば、素直に受け入れる姿勢が大切になります。素直に受け入れて、どんどん改善していくしなやかな姿勢も必要になります。自分らしさを自分で見つけることは、なかなか難しいことです。このようなセンスは簡単に身につくものではなく、初めは身近なファッションリーダーの真似をして少しずつ高めていきます。失敗を繰り返していくうちに、自分なりの「おしゃれ」が発見できるようです。もっとも、このおしゃれは、からだもこころも健やかな状態の上で成り立つものです。イギリス人の奥さんを見ていると、柔軟なやり方で、じぶんにあった状況を考慮して、家事を行っています。結果として、時間を有効に、そしてゆったり使いながら、優雅な生活を楽しんでいるようです。時間に追われ、あくせく動き回る日本人とは、少し違う生活をしているようです。そのことが、日本よりジェンダーギャップの評価を高くしている要因なのかもしれません。彼らは、家にいるのが楽しくなるようなアイデアを考え、工夫しているようです。
 アイデアや工夫は、天から降ってくるわけではありません。アイデアや工夫を効率的に考えるには、それなりの訓練が必要になります。家事を効率化に行うためには、その実践を行わなければなりません。その実践の過程には、失敗も多くあります。そして、喜びもあるでしょう。たとえば、料理の訓練について考えてみます。課題は、余った食材から和洋中の三つのメニューを考えることになりました。あまりものでも、おいしい料理ができると、料理作りも楽しくなります。余った食材でも、美味しくできれば、素直に美味しく味わい、感謝しながら食事をすることができます。出来上がるまでの時間を上手にやりくりすることこそ、家事の醍醐味になります。さらに、課題が続きます。「2時間後にお泊まりのお客さまが見えるので、その準備をしなさい」という課題です。この課題には、準備しなければいけないことが4つあります。お客さまが泊まるベッドメーキングから始めて家中の掃除をします。アイロンがけをしたクロスをテーブルに敷きます。テーブルセッテイングをしてお茶の用意をします。ケーキを焼いているあいだに、自分でアレレンジメントした花をテーブルの上に飾ります。そのとき、注意したいところは、お花の高さを目線より必ず下にすることになります。この作業を、2時間で行うわけです。2時間の仕上がりのイメージに向けて行動すると、必要な手順と時間が計算できるようです。このような課題を随時解決しながら、家事の能力を高めていければ、イギリス人のような優雅な生活がおくれるというわけです。
 小さな不満が解決されたとき、思いがけない満足感が生まれるものです。幸せになるのはすごく簡単で、ささやかな幸運がやってくるだけで感じることができます。幸せとは、ものすごく大きな塊ではなく、小さな喜びを重ねていくものです。でも、幸せだと感じる基準を高く設定すると、なかなかやってきません。自分にとって幸せだと感じる基準上げていけば、永遠に満足できない状態になります。幸せの闘値が上がることほど、不幸なことが多くなります。その逆も、真理です。幸せの閾値を低くすれば、いつでも満足感を味わえます。3度の食事の閾値をさげれば、楽しい食事を毎日体験できるわけです。幸福の小さな積み重ねが、頂上までの勾配を緩やかで、到達しやすい幸福への道のりに変えてくれるようです。




부흥 지역을 풍부하게 하는 어드벤처 투어리즘아이디어 광장 166

2023-04-29 17:46:16 | 日記

 코로나의 유행 후, 지금까지 억제되고 있던 여행 열이 단번에 분출한다는 관측이 흐르고 있습니다. 그 중에서도 주목받고 있는 것이 어드벤처 투어리즘(AT)이 됩니다. 이 어드벤처 투어리즘은 구미에서 1990년대 이후로 확대되어 세계에서 70조엔을 넘는 시장을 형성하고 있습니다. 이전의 시산이 됩니다만, 2023년에는 130조엔으로 성장한다고 되어 있었습니다. 어드벤처 투어리즘은 1980년대에 자연이 풍부한 뉴질랜드에서 발달해 서구에서 확대해 왔습니다. 그 정의는 ①자연, ②액티비티, ③문화의 요소 중 2개 이상으로 구성된 여행이나 관광이 됩니다.
 이 어드벤처 투어리즘에는 지역 경제를 촉촉하게 하는 장점이 있습니다. 어드벤처 관광의 경제 효과는 100명의 크루즈 고객의 경제 효과를 4명이 달성할 수 있다는 견적이 있습니다. 1000명의 크루즈 여행자가 소비하는 돈과 같은 효과를 40명의 사도의 자연과 가나야마 자취를 산책하는 여행자가 가져온다는 것입니다. 게다가 그 장점은 어드벤처 투어리즘의 여행 소비액의 65%가 사도의 지역에 남는다는 것입니다. 이 장점은 대형 투자를 하지 않고 일본의 자연과 지역의 자원만으로 이익을 누릴 수 있는 장점이 있습니다.
 우선, 회복하는 인바운드의 메리트를 받고 싶은 지역의 하나에, 동일본 대지진으로 피해한 이와테, 미야기·후쿠시마가 있습니다. 기쁘게도, 이 3현의 지진 재해 전승관 등에의 방문자가, 2022년에 과거 최고가 되는 약 115만명이 되었습니다. 코로나 화전의 2019년은, 93만명이었지만, 그것을 크게 넘은 것입니다. 지진 재해 전승 시설은, 아오모리·이와테·미야기·후쿠시마의 4현으로, 2022년 1월 말 시점에서 317개소가 있습니다. 이러한 전승 시설이 확충된 것으로, 관광객이나 학생이 들러 쉬워진 면도 있는 것 같습니다. 게다가 난카이 트로프 지진에 대한 관심의 증가와 관동 대지진의 발생으로부터 100년이 되기 때문에, 이러한 시설의 학습 프로그램이 충실한 것도 요인이 됩니다. 최근에 일어난 터키의 대지진도, 재해 선진지로서 동일본 대지진의 전승관은 주목받을지도 모릅니다. 어드벤처 관광은 세계 관광의 큰 조류 중 하나로 성장하고 있습니다. 이 3현은 그 유력한 접시가 될 자격을 갖추고 있습니다.









Research sites that attract serendipity Idea Plaza Summary 977 

2023-04-28 17:47:03 | 日記


 It has been pointed out that Japan's scientific capabilities are declining and the number of inventions and patents is declining. Patent and scientific literature are important sources of knowledge for discoveries and patents. These two elements are intertwined, and it is the driving force that advances technology and maintains the sustainability of that technology. For the sustainability of this technological progress, the knowledge of unique scientific and technical literature is more important than the accumulated knowledge of patent literature. It is a bit disappointing, but a high percentage of the inventions by Japanese researchers use patent documents as an important source of knowledge.
 Relatively few Japanese inventors take scientific advances as an important source of inspiration. Japanese researchers tend to narrow down their research targets and produce results as soon as possible. In the United States and elsewhere, unexpected inventions are particularly welcomed and valued as the result of research and development. Unexpected inventions are also called inventions as serendipity. The generation and acquisition of this serendipity involves basic research in research and development. Invention as serendipity is important in the United States, accounting for 10% of inventions. In Japan, this invention accounts for 3.4%. The high rate of serendipity in the United States is due to the high share of exploratory research. Interestingly, this occurrence seems to increase when research and development objectives are not directed towards business objectives. However, the invention of serendipity is recognized as having the same economic value as the invention that is the main goal of research. Japanese research tends to be too narrowly focused and to focus on small inventions. On the other hand, research in the United States and other countries has a stance of allowing leeway in subjects and emphasizing secondary discoveries and inventions.
 Researchers need continuous effort. It is also important to nurture the ability to materialize the ideas that arise in the process. The phenomenon in which the ability to bring forth ideas is demonstrated is called serendipity. Researchers conduct experiments and calibrate equipment. There are many failures in this iteration. For the first time, when research and work become a hobby, the goddess of fortune smiles. This is why it is said that "It is not a matter of luck or bad luck that brings ideas, but the ability to attract good luck." I hope that research sites in Japan will create an environment that brings good luck.


花粉症の蔓延をビジネスチャンスにする仕組み アイデア広場 その1255

2023-04-27 18:16:04 | 日記


 今年は、花粉症の人にはつらい春になっています。2022年秋の着花量(花粉生産量)は、関東や近畿などで、過去10年で最多となっていました。このことは、2023年春の飛散量が、過去最高になる可能性を持っていたわけです。我が国の患者数は、全国で3000万人程度とされ、年々増加傾向にあります。人口の減少が続いているにも関わらず、花粉症の方が増えていることになります。鼻水や目のかゆみなどの症状は、労働生産性を低下させ、個人消費も押し下げることが経験的に分かっています。花粉の飛散量が多いと、外出する人が減ります。外出が減れば、外食や娯楽などの消費が落ち込むという流れになります。花粉症は、多くの患者の生活の質を著しく下げものです。現代の科学が進んだ中においても、解決すべき社会の課題の1つとなっています。個人的にみれば、花粉症の防衛に使用する費用が、毎年2万円近くかかっている方も多いようです。社会的にみれば、社会の生産性が低下するという副作用も出てきています。もし、花粉を気にせず買い物やレジャーを楽しめる場が提供されれば、大きなビジネスチャンスなります。この花粉症は日本だけでなく、世界的にも患者が増加しています。これに関連するビジネスも、拡大する傾向にあり、新たに参入する企業も増えているのです。そこで、勝ち組になればハッピーです。
 世界には、3つの有名な花粉症があります。イギリスの牧草花粉症、アメリカのブタクサ花粉症、そして日本のスギ花粉症とあわせ、世界の三大花粉症といわれています。花粉症は、ヴィクトリア時代の1819年、「夏カタル」という名のもとに、産声を上げました。イギリスでは、干し草を作る時期に「夏カタル」の発作が始まりました。面白いことに、この発作は、産業革命とともに出現し、とくに清潔を旨とする牧師と医者に多く見られるようになりました。この「夏カタル」は、干し草まみれになっている農民におきなかったのです。アメリカでは、夏よりも秋に発症するため、「秋カタル」という病名が提唱されました。この病は、アメリカから1世紀遅れで急成長した日本において、スギ花粉症として日光を中心に現れることになります。日本の花粉症は、春に流行がピークを迎えます。イギリスは夏に、そしてアメリカは秋にピークを迎えていることになります。
花粉症の発症の仕組みは、非常にシンプルです。花粉症などのアレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜にアレルゲンが入ることで症状が出ます。植物の花粉などに含まれるたんぱく質(アレルゲン) が、体内に侵入します。このアレルゲンが、体内に侵入すると、まず免疫細胞が反応し、防御抗体が作られることになります。防御抗体が作られると、その後、2回目にアレルゲンが侵入した際に、ヒスタミンが放出されます。ヒスタミンは、炎症を誘発する物質になります。このヒスタミンが放出されると、鼻水やくしゃみ、かゆみなどの症状が出ることになります。これまでの治療法は、このヒスタミンの働きを抑える「抗ヒスタミン薬」の服用が主流でした。ここにきて注目を集める治療法が、アレルゲン免疫療法になります。この治療は、アレルゲンの成分を少しずつ体内に入れて体を慣れさせ免疫の暴走を抑える仕組みになります。アレルゲン免疫療法は、米国や欧州でも広がっており、次世代技術の開発も進んでいます。日本も、負けてはいないようです。「アレルゲン免疫療法」を鳥居薬品が、2018年に「ダキュア」の名称で錠剤製品を販売しています。
 また、別のパーソナライズされた療法も開発されているようです。腸内検査サービスのサイキンソーは、腸内細菌の検査結果から花粉症対策を助言しています。これは、便を採取して送ると4週間程度で結果が出て、個人に合った食事や生活習慣を助言するものです。たとえば、「乳製品型」は効果があるとの結果が出た20代男性は、助言に従って、毎朝ヨーグルトを飲み始めました。すると、例年より症状が軽くなったそうです。ヨーグルトを食べることで、花粉症になりにくくなるということは経験的に知られていました。花粉症は、ある意味で免疫力が弱くなったために起きるアレルギー症状ともいえます。ヨーグルトを食べることで、腸内環境の改善が行われ、免疫力が強化されたと説明されるようです。でも、近年の研究では、一人一人の顔が違うように、個々人によって腸内細菌のパターンは違っていることがわかってきました。ヨーグルトや乳酸菌飲料を摂れば良いのではなく、個々人にあった取り方もあるようです。さらに、バランスのよい生活習慣、運動の習慣、そして良好な人間関係などが大切だという結論が導引きだされるかもしれません。
 衛生関連の商品の消費の多い国やその国民には、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患の増加が、一つの現象として見られます。無菌環境にいると、免疫力が低下して菌に対して弱くなります。多様性のある免疫を持つ人びとは、生き延びる強さを持ちます。一方、無菌状態の人びとは環境に対してひ弱になっていくようです。さらに、無菌状態を問題視する専門家も出てきました。入浴は、毎日でない方がいいと勧める皮膚科の専門医もいるのです。湯が肌の潤いを奪って乾燥させ、酸性の天然皮膜を壊して抵抗力を弱めます。さらに、体を洗いすぎると体を守っている常在菌までなくなり、悪玉菌が繁殖しやすい環境になるというのです。無菌状態は、人びとの健康にとって必ずしもよいとは限らないようです。行き過ぎた清潔は、かえって様々な体調不良を引き起こす原因にもなるわけです。この清潔志向が、花粉症をイギリスの牧師や医者、そしてアメリカの有閑階級にもたらしたのかもしれません。日本の場合、核家族化や家庭環境が清潔になったことにより、重い感染症になる機会が少なくなりました。感染症になる機会がなくなったことよって、免疫の働きが低下したわけです。この間隙を塗って、花粉症が蔓延したとも考えられるようです。健康(Healthy)は、ヒール(heal癒やす)という動詞から派生した言葉になります。この健康は、無病という意味ではなく、病気になっても回復する力を備えているという意味を備えているのです。回復する力は、負荷を与えながら付けることになります。無菌状態は、負荷の視点で考えるとあまり良いとはいえないことのようです。
 もう一つの手法も脚光をあびています。花粉(アレルゲン)が体内に入らなければ、花粉症にならないという仕組みを盾に取ったものです。花粉の侵入を止めることで、予防や症状の緩和につなげるユニークな技術が登場しています。花粉の目や鼻への侵入を防ぐスプレーに関するものは、資生堂やコーセーなど多くの企業が参入しています。その中でも、スイスのスタートアップが開発した鼻スプレー「ベントリオ」が注目を集めています。このベントリオは、花粉やウイルスの侵入を物理的に防ぐことができるという優れものです。ケイ酸アルミニウムなどの成分を粘膜に塗布し、鼻の中に花粉のバリアー機能をつくる仕組みです。また、防ぐ手法を建物にまで拡大した手法もあります。大和ハウス工業は、グループ会社と協力して花粉に触れない空間を開発しました。建物の入り口に設置したエアシャワーで、衣服に付いた花粉を落とす仕掛けをつくるのです。さらに、室内はアレルギー反応を引き起こす物質の作用を弱めるコーティングを施すことも行います。アレルギー反応を弱めるコーティングを、ホテルやショッピングモールなどに売り込む商魂の逞しさもあるようです。
 最後になりますが、花粉症を避けながら、生産性を向上させる仕組みをつくることも発想として出てきます。日進月歩でイノベーションが進む社会においては、知識やスキルのブラッシングが求められます。ブラッシングには、時間の確保とその効率性が求められます。時間の確保については、3区分法の考え方があります。多くの国は、制度上、8時間労働になっています。週休二日制が多く、有給休暇なども制度上確立しています。それをまとめると、1年間の総時間は、24時間×365日の計算で8760時間になります。働く人の生活時間は、睡眠などの生理的時間が8時間、労働時間が8時間、余暇時間が8時間という3区分法が成立するようです。労働時間は、8時間×365日÷7× (7日-2日)の計算で2080時間になります。それに対して、余暇時間は、約3000時聞になります。1つの技能を伸ばすための時間は、1000時間といわれています。花粉症が、発症する時期は春(4か月間=730時間、余暇時間730時間)、春は生産性が上がらない時期になります。それならば、生産性の上がる場所で、この時間を有効に使うことが発想として出てきます。鼻水や目のかゆみなどの症状に悩まされることのない場所で、効率的仕事と知識やスキルをブラッシングすることに使えれば、有用な人材になることができます。先進的市町村が、花粉の飛ばない場所を提供すれば、花粉症に悩む人々が集まる可能性が出てきます。春は日本の花粉症に悩む人達が対象になるかもしれません。夏は、イギリスの「夏カタル」の人達、そして、アメリカの秋カタル」の人達ということになるかもしれません。春・夏・秋は働いて、冬はお休みという市町村があっても面白いかもしれません。





量子コンピュータを上手に使う知恵  アイデア広場 その1254

2023-04-20 17:45:35 | 日記

 2019年10月、米グーグルの発表が話題を集めました。最先端のスーパーコンピュータで1万年かかる計算を、量子コンピュータが200秒で解いたというものでした。量子コンピュータが従来のコンピュータを上回る性能を示すことは、量子超越といわれ、画期的な事です。グーグルは、この画期的な量子超越を世界に先駆けて達成したと発表したわけです。この注目を集めているコンピュータが、量子コンピュータと呼ぶ次世代の計算機になります。グーグルの量子コンピュータが、スーパーコンピュータよりも1億倍高速と取り上げられたわけです。でも、美味しい話には、裏があるものです。グーグルは、量子コンピュータに有利な特殊な問題を故意に選んだのです。恣意的に選んだ問題で、ようやくスーパーコンピュータより速く計算できたことを示したわけです。
 量子は、日常生活で目にする物理法則とは違った思議な法則に従って振る舞いをします。量子コンピュータは、この量子の振る舞いをうまく計算に使いこなすことになります。量子というミクロな粒の不思議なふるまいを使って、計算を行う新しいコンピュータになります。この量子コンピュータは、現代のコンピュータでできなかった計算の仕方が可能になるのです。従来のコンピュータと計算原理が異なり、どんな用途で力を発揮するか手探りの段階にあります。この量子コンピュータには、計算の際に生じるエラーをどう訂正するかという難題も残っています。でも、量子コンピュータには、実現した時のメリットが理論的に保証されているのです。そのメリットが理論的に保証されており、長い時間とコストをかけても開発に値するとされているわけです。役立つような量子コンピュータを開発には、現状よりも性能を向上させる必要がります。このコンピュータは、グーグルやIBMなど米IT (情報技術)企業が開発を主導してきた経緯があります。でも、現在のミニチュアサイズの量子コンピュータでは、決して役に立つ計算ができる代物ではないようです。真に社会に役立つような量子コンピュータが実現するには、数十年はかかると見積もられています。
 近年は量子コンピュータの話題が各種メディアで取り上げられる機会が増えました。量子コンピュータに関する誤解の一つが、「あらゆる計算が速くなる」というものです。現在のところ、量子コンピユータは特定の用途のみに用いられる専用コンピュータという位置づけになります。量子コンピュータを使うと速くなる計算の種類は、ごく一部なのです。量子コンピュータができた場合、現代のコンピュータは全て置き換わるということは幻想です。実際は、ほとんどの計算は 現代のコンピュータで行うことになります。ほとんどの計算は、現代のコンピュータでも量子コンピユータでも速さは変わりません。でも、量子コンピュータが、私たちの生活のある局面を大きく変える力を持つことは確かです。大きく変える条件は、機械の性能が向上することと人間の知恵にあります。
 1977年にディープブルーがチェスの世界チャンピオンに勝ったのは有名な話です。ディープブルーに敗北したカスバロブは、「ドバンスト・チェス」を開発しました。アドバンスト・チェスは、人間とAIがペアとなって対戦するというものです。2019年現在、アドバンス・チェスでは、AIだけよりも人間+AIのチームの方が強いことが実証されています。人間+AIのチームの方が強いことは人間とAIが協働する社会にとても明るい方向を示しています。人間も捨てたものじゃないということでしょうか。一方、AIの中核である機械学習は、基本的には学習用の訓練データが多いほど学習性能が上がります。その機械学習が、以前は原理を知られていましたが、使われる機会がありませんでした。一回学習をするのに、20年前のコンピュータでは1か月以上もかかっていたからです。でも、20世紀に生まれた現在のコンピュータは、半導体技術の向上で飛躍的な進化を遂げました。以前、1か月以上もかかっていた学習を3分で行うことが可能になりました。この性能の飛躍的向上が、AIの利用を可能にしたわけです。そして、このAIと人間のタッグが、より生産性の高い状況を作り出しているわけです。
 組合せ最適化の専用機としての存在意義を最初に示したのはカナダD-Wave Systemsが開発した量子アニーリングマシンになります。組み合わせの最適化は、素材や薬剤の分野において重要な要素になります。このD-Waveマシンは南カリフオルニア大学の情報科学研究所に設置され、大学の研究者にも開放されています。面白いことに、研究者のお子さんもこのマシンを使ったのだそうです。D-Waveマシンを使う研究者の小学生のお嬢さんは、これを使ってプログラムを作ってしまいました。この小学生が、クラスの友達を互いの好き嫌いの関係で2つのグループに分けるプログラムを作ったわけです。このプログラムは、ソシオメトリーに応用できます。クラスの人間関係を、好き嫌いや趣味、そして学習の進度の要素を組みあわせて、席順を決めていくことができるのです。いじめや不登校の問題を解決する可能性を持つプログラムです。驚くべきことは、このマシンは小学生でも操作できるということです。D-Waveは、「組み合わせ最適化問題」が得意です。もし、世界規模でトラックや船舶、そして鉄道の物流の最適化を行えば、節約できる燃費や時間は莫大なものになります。なお、D-Waveは、組合せが得意です。でも、別の分野では不得手のものがあります。実際は、従来のコンピュータと併用しながら使うようになっています。
 カナダD-Wave Systemsが開発した量子アニーリングマシンの元になっているものは、日本人研究者の発想によるものです。発想は早かったが、果実は外国企業に取られたという結果になったようです。それでも、この分野において、日本の企業の逆襲が始まろうとしているようです。国産初の量子コンピユータの開発は、富士通やNTTも参加し、政府も国費を投じて支援してきました。この理研究所を中心に開発してきた次世代の高速計算機で、国産初の量子コンピュータが稼働しました。現時点の量子コンピユータは、まだ規模が小さい状況です。小さいながらも、理研は富士通や富士フイルム、そして東京エレクトロンと連携して用途開拓に取り組んでいます。64が、計算の基本素子で性能の目安となる「量子ビット」の数になります。富士通は理研から技術提供を受け、2023年度に64量子ビットの量子コンピュータを開発することになります。さらに、政府や理研は高性能化を急ぎ、2025年度に100量子ビジト超の次世代機を開発するロードマップを掲げます。富士通は、2026年度以降に1000量子ビットの実現をめざしているのです。量子コンピュータが用いられる分野は、新しい材料や薬の開発などがあげられます。
 AIと人間の対決という図式とは異なる視点を取れば、AIの有効活用を考えることが可能になります。AIを上手く使いこなして、生活のクオリティアップを図ることができるというわけです。たとえば、自動翻訳技術の進歩で、日本語をAIで英語に翻訳しその結果を修正するやり方が広まっています。今後はどんな事務所でも、パソコン上でAIを利用する仕事のスタイルが当り前になるでしょう。ITリテラシーとは、マイクロソフトのワード、エクセルを使いこなせる技量を指していました。今後は、AIや量子コンピュータを使いこなせることも、ITリテラシーに含まれることになるかもしれません。量子コンピュータは、特定の分野に限れば、スーパーコンピュータの1億倍以上の速さで解く可能性をもっています。20年前1か月もかかっていた計算が、最新のコンピュータだと3分で終わります。現在の量子コンピュータはまだまだ未熟ですが、性能が向上するにつれて、人間に役立つモノになっていくでしょう。AIを上手く使いこなせば、そこから得られる利益はAI依存症の不利益を超えるものです。同じように、量子コンピュータを上手に使いこなせば、多くの利益を得ることが可能になります。
 蛇足ですが、量子コンピュータのD-Waveは、「組み合わせ最適化問題」を解くことが得意です。宅配が1日に回るポイントが5カ所なら、すべてのルートの組み合わせは120通りになります。120通りの中から最短距離となるルートが見つければ、時間と燃料の節約になります。回るポイントが10所だと、組み合わせは約360万通りになるのです。現実の社会には、組み合わせ最適化問題が非常に多く存在するのです。ある運送会社は、東京23区内の配送を、配送コストも約3割の削減を見込んでいます。この削減には、性能の良い量子コンピュータを上手に使うことが不可欠でしょう。量子コンピュータの性能が向上することが待たれる所以かもしれません。




Fusion of interactive AI and reading enriches creativity Idea Plaza Summary 976 

2023-04-19 17:24:43 | 日記


 ChatGPT, developed by Open AI in the United States, seems to be the darling of the times. This ChatGPT AI reads a huge amount of information and recognizes patterns. It recognizes the pattern and answers the question in an easy-to-understand manner. On the other hand, it seems that there are some things that it is not good at. Japanese companies are also gaining momentum to understand the characteristics of this interactive AI and use it. One such company is Panasonic. (1) The information to be answered by the interactive AI is not up-to-date. Answers that depend on the timing of AI model generation may not always be correct, and the final judgment and confirmation must be made by humans; Interactive AI learns from public information and cannot respond to in-house specific quality. ⑤. It is recommended to use it while considering things that differ depending on the interactive AI used.
 "When a new innovation occurs, there is always a radical reaction." Famously, in the early 1800s, the "machine smashing movement" (the Luddite movement) arose in England. With the advent of the weaving loom, skilled workers lost their jobs, creating a social phenomenon of unemployment. They blamed the machine for the loss of his job and destroyed it. However, British industrial society is moving in the direction of accepting and using machines. Again, there are people who are negative and positive about ChatGPT. Some people think it's the teacher's job to teach children how to use new technology safely when it comes out.
 Human creativity is born from advanced language skills. The power to generate new interpretations comes from placing oneself in different social and cultural positions. Reading is a tool that easily leads people to different positions. There are times when you have negative emotions and there are times when you have positive emotions. Soothing these conflicting emotions and moving in a positive direction seems to be a productive way of life. Reading satisfies your thirst for knowledge. There is a feeling of comfort. Satisfying your thirst for knowledge and feeling pleasure will help you expand your view of the world. Satisfying the thirst for knowledge, feeling pleasure, and continuing to expand the world view like a spiral staircase is probably the great taste of reading. If interactive AI is added to this spiral staircase, it may bring higher and wider creativity.

살기 좋은 마을은 관공서의 창구의 디지털화로부터 아이디어 광장 165

2023-04-19 17:22:37 | 日記


 세계를 덮친 코로나 아키라는 많은 교훈을 남겼습니다. 그 중 하나는 일본의 디지털 행정 지연이있었습니다. 국민 일률 10만엔의 특별 정액 급부금에 있어서, 온라인 신청의 혼란이 일어나고 있었습니다. 이해하기 어려운 온라인 수속을 위해서, 10만엔을 얻는데 많은 시간을 보냈습니다. 독일이 신형 코로나바이러스 감염 급여를 2일간 전국민에게 급부한 것과는 대조적이었다. 행정 절차가 디지털화되는 이점은 국민이나 기업 등의 편의성을 향상시킬 수 있다는 것입니다. 이 장점은 시간이나 장소의 제약없이 신청할 수 있다는 것입니다. 주민이나 관공서 직원이 서류 작성에 필요한 에너지는 막대한 것이 됩니다. 일본에 요구되는 것은, 신청을 원 스톱으로 실시할 수 있는 체제의 정비가 됩니다.
 선진적인 디지털화를 진행하고 있는 모델은, 홋카이도의 기타미시가 됩니다. 기타미시는, 디지털화에 의한 창구 기능의 개선을 진행해 왔습니다. 기타미시는, 2014년에 「원 스톱 서비스 추진 계획」을 정했습니다. 주민등록의 수속을 하는 경우, 보통의 시정촌의 창구에서는, 주민이 기재대로 신청 서류의 란에 기입하는 것이 일반적입니다. 기타미시는 2014년에, 1개의 창구에서 복수의 수속을 완결할 수 있도록 개량을 거듭해 왔습니다. 창구의 직원과 주민이 상담하면서, 신청 서류를 작성하는 구조를 도입했습니다. 창구의 직원과 상담하면서 신청 서류를 작성해, 원칙적으로 주민 스스로 쓰는 수고를 생략한 것입니다. 디지털화로 주민의 편리성을 높여, 지자체 직원의 부담도 줄이는 개선을 실시하고 있습니다.
 일본의 마이 넘버 카드도, 양식을 궁리하면, 편리성을 높일 가능성을 가지고 있습니다. 마이 넘버 카드를 잘 운용하면, 사회 보장이나 납세, 그리고 재해 대책을 효율적으로 실시하기 위해서 이용할 수 있습니다. 독일과 마찬가지로 2일간 급부금 등의 사무처리는 모두 종료됩니다. 기업의 IT화는 "시스템에 맞춰 일하는 방식을 바꾸는"방식이 상도였습니다. 사무의 합리화에 성공해 온 사례를 보면, 디지털 기술을 도입하는 것 뿐만이 아니라, 업무의 본연의 자세로부터 재검토하는 것이 성공의 요인이 되고 있는 것 같습니다. 기타미시와 같이, 창구 업무를 시민의 입장에서 개선해 나가는 것이, 일본의 자치체에서는 좋은 선택이 될지도 모릅니다. 주민과 관공서 직원, 그리고 민간 기업과 커뮤니케이션을 취하면서 더 나은 방향으로 진행하고 싶습니다.





株式の配当と優待が健康寿命を伸ばす アイデア広場 その1253

2023-04-18 17:51:21 | 日記


 シニアは定年なり、そこで仕事人生が、終わるわけではありません。定年になってから、自分の得意なスキルを活かした第二の人生を始めるわけです。残念ながら、年金という制度は十分ではありません。でも、一定の生活が保障されています。十分でない生活を、切り詰めて生活をしていく生き方もあります。少しだけ働いて、年金プラス仕事の収入という選択もあります。考えて、行動して、反省するサイクルを繰り返せば、元気なシニアになれます。いわゆる「健康寿命」と「資産寿命」を、まとうできる人生を過ごせるわけです。全うできる人生を送るために、金融庁は資産形成や運用などの目助に取り組む必要性を国民に促しました。例の2000万円を持つことで、生涯の生活を豊かに暮らせるというものです。これは、ある意味で本当のことのようです。また、ある意味で別のことを、国民に告げているようでもあります。終身雇用や年功序列賃金、そしてたくさんの退職金や万全な年金支給が、これまでと同じようにはできませんと言っているようでもありました。公的年金だけでは、十分な水準の生活ができなくなります。働いていた時の50%程度の収入で老後は推移していき、中長期的には実質的に低下していくことになります。これは、日本の人口構成や生産性を考慮すると、当たり前の予測になります。「人生100年」で生じる問題は、「健康寿命」と「資産寿命」をいかに延ばすかに集約されます。
 そこで、健康寿命の伸ばし方と資産寿命について考えてみました。歩ける方は、健康と言っても良いでしょう。1日に8千歩以上を歩くと、死亡率が下がることはこれまでの研究で分かっていました。でも、週にどれくらいの頻度で歩けば、効果があるかよく分かっていなかった面があったのです。そこで、京都大の井上浩輔助教らのチームが、その効果について調べました。研究費が十分でなかったようで、米国で2005~06年に実施された3千人余りを対象にした健康調査の歩行データを分析したのです。チームによると、1日当たりの平均歩数は男性が約6700歩、女性が約5800歩になったそうです。この対象から、週に1日も8千歩以上を歩かない人と比べ、週1~2日歩く人は10年後の死亡率が14.9%低下したという結果を得ました。一方、週3~7日歩く人は16.5%の低下という結果でした。分析の結果は、1日8千歩以上を週1~2日歩く人と週3~7日歩く人と同程度死亡リスクが減少するというものでした。運動する時間が毎日取れなくても、週の中で数日だけ8千歩以上の運動すれば健康が維持できるというわけです。
 歩くことに関しては、国土交通省も面白いデータを出しています。国土交通省のスマートシティ構想によると、1000歩の歩行が60円の医療費抑制につながるといいます。6000人の人口の町全体で、1日、6000人の方が1000歩ウオーキングすると、36万円の医療費を抑制していることになります。町民の皆さんは歩いて健康になり、健康になれば医療費が抑制され、町の医療予算は節約されるという好循環が生まれます。たとえば、節約された36万円を、抽選で毎日1人の方が貰えるとなれば、町民の方のモティベーションは上がることになるかもしれません。さらに、歩くことにより町内で消費される商圏の導線は、距離的にも時間的にも長くなり、町内の消費が増え、購買力が増加することになります。歩くことには、シニア自身の健康の他にも、地域に貢献する働きがあることが分かります。
 次は、資産寿命になります。面白いデータがあります。10万ドル超の純資産を持つ人は、中国がアメリカを追い抜いて、世界最多となりました。純資産10万ドル超の成人数は、2019年時点で中国が1億1300万人になりました。アメリカの純資産10万ドル超の成人数は、1億300万人になります。信じられないことですが、10万ドル超の成人数は日本が5500万人になります。日本は2人に1人がこの層に入り、中国は10人に1人というわけです。もっとも、アメリカでは100万ドル超の純資産を持つ成人数は2020年6月時点で2027万人もいます。100万ドルの層には、日本人も世界有数の数になります。つまり、金融庁が推奨する2000万円の確保の下地は、日本人の半数にはあるということになります。そこで、お話は資産の運用に向かいます。
 桐谷広人さんは、優待株の投資家として有名です。彼は、優待株への投資だけで4億円の資産を築いています。一時、コロナショックやウクライナ侵攻などで4億円を割る場面もありましたが、現在でも4億円は維持しているとのことです。日経平均株価が3万円を付きけた時は、4億4000万円に達したようです。桐谷さんの極意は、シンプルです。売買の前提は、株価が安い銘柄を買うことになります。安値で取得した株が、反転して上昇するのをじっと待つのです。もちろん、時にはコロナショックのように相場が急落することもあります。相場が急落しても、慌てて保有株を売ったりせず、好機と捉えて新規に投資する大胆さを持ち合わせています。急落した場合に備えて、資金を捻出して、捻出した資金を投資に充てる手法のようです。
 桐谷さんは信用取引をしないで、現物株取引のみで優待株投資が中心になります。極意は、優待品を活用して支出を抑え、余裕資金を投資回すことです。金で払うのは、家賃や光光熱費、電話代などだけのようです。楽しいことに、ほとんど現金を使わず優待品や優待券で生活しているのです。身に着けるもの、食べるもののほとんどは優待で賄っています。株価が安い銘柄の目安は、配当と優待を合わせた総合利回りが4%以上であることにしています。買う場合でも、総合利回り4%以上になる買値でしか注文しません。じっと待つ間、優待をもらいながら生活費を圧縮し、捻出した資金で新しい銘柄に投資するサイクルを繰り返し、4億円を維持しているようです。このような運用の中に、資産寿命を伸ばすヒントがあるようです。
 最後になりますが、「健康寿命」を伸ばし、「資産寿命」を楽しく運用する仕組みを考えてみました。ヒントは、もちろん「歩行」と「優待株」になります。金融庁が推奨する2000万円は難しくとも、1000万円の資金は、国民の半分程度が持っています。この資金を、桐谷さんのように優待株の形式で保有します。1000万円すべて株で保有するには、リスクが伴います。300万円ほど優待株で保有することになります。そこで桐谷の登場です。桐谷さんが推奨する優待株は、300万円程度で20銘柄(100株)ほど購入できます。この20銘柄の優待+配当の平均は、5.1%になりました。さらに配当のみでは、3.4%でした。単純に考えて、年間10万円程度の配当金を得て、6万円ほどの商品やサービス券を受け取れることになります。これはこれで、お小遣いになります。もう一つの特典は、20銘柄の配当を郵便局で受け取る仕組みにすることです。この仕組みを採用すると、年間40日、郵便局に通うことになります。この時、8000歩以上歩くコースを作っておきます。この郵便局通いは、1週間に1度程度を8000歩以上あるく機会を得ることになります。少ないながらも、株の配当を得ながら、健康寿命と資産寿命を享受できる仕組みができるというわけです。
 蛇足ですが、面白い調査があります。アシックスは、運動が人間の精神に及ぼす影響を可視化するシステムを開発しています。運動が精神に及ぼす影響を可視化するシステムは、「マインドアップリフター」というアプリになります。この実証実験では、運動時間と精神をポジティブする状態を分析しました。世界中の参加者が実際に行ったこの実験では、精神をポジティブする運動時間が15分9秒となりました。一定の運動が、精神にポジティブな影響をもたらすのは間違いないようです。運動が脳に刺激を与えたり、血流を増進させたりすることも分かっています。問題は、どの程度運動すれば良いのかということになります。20銘柄の株による運動の効果があれば、その運動量を確保すれば良いことになります。20銘柄の運動量では少ないと分かれば、30銘柄に増やせば、年間60日の郵便が良いができます。この60日が、適度な運動量になるかもしれません。この60日は、精神をポジティブにする日になります。株の銘柄を増やしたり減らしたりしながら、健康寿命と資産寿命を調節することも、楽しい老後になるかもしれません。




Recycling disposable diapers is a business opportunity Idea Plaza Summary975 

2023-04-17 18:14:56 | 日記


 In 2022, the total amount of garbage generated by Japanese citizens was 41.67 million tons. In 2018, the total amount of garbage emitted by Japanese citizens was 43 million tons, so the amount of garbage emitted per person per day has also decreased. Among the decreasing garbage, it is said that paper diapers will surely increase. In 2021, the production volume of disposable diapers for infants will reach 11 billion. Due to the rapid decline in the birth rate, disposable diapers for infants will decrease. Domestic production for adults will reach 8.8 billion in 2021. The domestic production volume of infant and adult products has increased by 60% from 2011 to 2019. Used paper diapers contain a lot of moisture, which requires a lot of energy for incineration. When these disposable diapers are incinerated, carbon dioxide emissions and incineration costs have become new issues for elderly care facilities and local governments.
 "If there are issues, people will appear to solve them." METAWATER has started research on recycling disposable diapers using water treatment technology. METAWATER is also a company that holds about 30% of the domestic market share for ozone treatment equipment for water supply. The aim is to create a system that removes stains and odors from used disposable diapers through ozone treatment at water purification plants. The famous Unicharm also developed ozone treatment technology. However, the problem with Unicharm's technology was that it took a long time to process and consumed a lot of power. Therefore, they teamed up with METAWATER to create a system that reuses the pulp and resin taken out by METAWATER.
 The diaper business is a declining industry in Japan. Another world outside of Japan is needed for these companies. The target is China and Southeast Asia. In China, it is estimated that the silver market will reach 360 trillion yen in 30 years. The United Nations estimates that medical expenses for the elderly in Southeast Asia will increase by 6.5 times by 2030. It seems that the silver business and nursing care business will develop as a growth industry in the future. Daio Paper has expanded its disposable diaper factory in China, and has established a system to produce more than 200 million diapers per month (more than 2.4 billion per year). Japan's strength is that it has 6 million people certified as requiring long-term care. Japan has the know-how of high-quality nursing care more than any other country in the world. With this know-how and the high quality of nursing care equipment, Japan seems to have the groundwork to be active overseas.

일본의 유통을 조금 편리하게 하는 구조  아이디어 광장 164 

2023-04-17 18:12:36 | 日記


 JR 서일본은 최대 4대의 버스를 통신으로 연결하는 「전자 연결」을 실현시켰습니다. 이것은 자동 운전의 버스를 대열 주행시키는 기술이 됩니다. JR 서일본에서는 자율주행으로 대열주행하는 버스 고속수송시스템(BRT)의 실용화에 힘을 쏟았습니다. BRT는 버스 급속 교통의 약자로 버스 기반의 대량 운송 시스템입니다. 2021년부터 시가현 노스시내의 시험 코스에서 소프트뱅크와 주행시험을 거듭해 왔습니다. 지방의 철로가 폐선이 되어 버스 수송으로 전환되는 사례가 늘고 있습니다. 철도의 버스 전환에서는, 도로의 정체 등에 의해 시간대로 운행하는 것이 어려워지는 단점이 있었습니다. 그러나 BRT는 일반 노선 버스와 달리 버스 전용 도로를 달리는 경우가 많습니다. 이를 위해 운행 시간을 보호하기 쉽습니다. 또한 자동 운전 기술을 도입하기 쉬운 이점이 있습니다.
 현재, 지방의 철로의 폐선이, 현실 맛을 띠고 있습니다. 지방의 철로의 대체 교통으로서, 버스 수송을 받지 않을 수 없는 상황이 되고 있습니다. BRT는, 간선도로는 대열 주행으로 달리고, 지선은 대열을 해제해 개별 차량으로 달리는 것이 가능합니다. 버스의 대열 주행은, 수송량에 맞추어 유연하게 운용할 수 있다고 하는 메리트도 있습니다. 자율주행은 측위위성시스템(GNSS)을 사용하는 방법이 일반적입니다. 또한 자동 운전에는 전용 도로에 자기 마커를 설치하여 그 위를 달리는 방법도 있습니다. BRT가 실현되면 적은 운전자로 적절한 승객과 수하물을 운반 할 수 있습니다. 이것은 승객뿐만 아니라 물류에도 큰 기대가 있는 구조가 됩니다.
 고속도로와 같은 국가의 핵심 인프라의 유지와 편의성 향상이 중요합니다. 세계의 과제인 카본 제로에는 승용차나 트럭의 전화가 빠뜨릴 수 없습니다. 세계 승용차와 트럭이 내는 이산화탄소는 2018년 60억 톤과 배출량 전체의 18%나 되고 있습니다. 세계의 자동차 메이커가 잇따라 EV로의 전면 이행을 표명하지 않으면 얻지 못하고 있습니다. EV 보급을 받아 자동 운전 차량의 거점 정비에는 EV 버스와 EV 트랙도 대상이 될 것입니다. 그렇다면 자동 운전으로 대열 주행하는 버스 고속 수송 시스템 (BRT)과 마찬가지로 트럭의 자동 운전으로 대열 주행하는 트럭 고속 수송 시스템의 발상이 떠오릅니다. 대열주행으로 간선도로를 달리고 지선에 들어가면 대열을 떠나 자율주행으로 편의점이나 각 가정에의 택배를 실시하는 사양을 할 수 있으면 유통 비즈니스도 즐거워집니다.