ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

シロアリの養殖が食物とエネルギーを供給する  アイデア広場 その1265

2023-05-31 18:01:25 | 日記


 二酸化炭素は、地球を暖かくするという理由で、嫌われる気体になっています。脱炭素の潮流の中、二酸化炭素を排出するタンパク源には逆風も吹き始めています。地球温暖化を促進しているのは、工場や自動車から排出される二酸化酸素だけではないのです。メタンガスは二酸化炭素の約25倍の温室効果があり、近年その影響の大きさが指摘されるようになりました。牛がゲップする光景は、愛嬌があるものです。この牛のゲップに、メタンが多く含まれることは畜産を学ぶ学生なら誰でも知っていました。驚くことに、世界の温暖化ガス排出量の3割を農業分野が占め、うち8割近くが牛のゲップに由来するといわれるようになったのです。このような情況の中で、昆虫タンパクは生産段階でのC02排出量を抑えられるため、持続可能な飼料として注目されるようになりました。昆虫からタンパク質1キログラムを得る場合、排出される二酸化炭素量はほぼゼロとされています。牛を育てる場合、メタンを排出します。温暖化を阻止するタンパク源として、昆虫の活用が進んでいるのです。昆虫の活用には、食用と飼料があります。E.Uでは、ミールワームやトノサマバッタ、コオロギが食品としての域内販売が認可されています。デンマークでは、バッファロービートルという昆虫の幼虫の粉末を活用した菓子などを販売しています。もっとも、主力は養殖などの飼料に利用されることが多いようです。
 国連によると、世界の人口は2050年段階で97億人と2021年に比べ23%増えると予測されています。この増える人々のタンパク質を供給する資源として、魚類に注目が集まります。その中でも、養殖魚が本命の一つに挙げられています。その養殖業には、心配事があるのです。養殖は、製造原価のうち飼料代が半分以上とされています。魚の養殖で使う飼料の魚粉や大豆かすの価格は、原材料の高騰により上昇しているのです。2022年のイワシの魚粉価格は、1キログラムあたり209円になっています。これは、2021年に比べて32%高くなっているのです。イワシは食用でもあり、人口の増加に伴い、魚粉価格がさらに上昇することが予想されます。また、大豆の生産も天候に左右される面があり、価格の変動が激しいという弱点もあります。もし、昆虫由来の飼料が安定して調達できれば、将来的なコスト高の影響を最小限に抑えることができます。魚粉に使うイワシなどと比べて安定調達できる昆虫を、代替飼料として活用することが考えられるわけです。現状では、昆虫由来の飼料のコストは魚粉に比べて割高になる見通しです。でも、昆虫飼料の市場が大きくなれば、食糧資源の減少や価格高騰を回避する解決策となります。もっとも、魚粉等の既存の飼料と価格、そして品質など、昆虫飼料の改善と開発が必要になります。
 食料の増産とその流れを見て、昆虫飼料に注目する企業も現れています。フランスのインセクトは2011年創業で、「ミールワーム」という昆虫の幼虫を大量に飼育の技術を持つ企業です。この企業は、2023年には世界最大となる年10万トン規模の新工場を仏で稼働する予定になっています。その新工場建設のために、これまでに約4億ドル(約540億円) の資金調達することに成功しています。インセクトは、メキシコなどでの大規模工場建設の検討も始めています。このインセクトと日本の丸紅が、日本市場への展開で協業する基本合意を結びました。丸紅はインセクトと共同で、マダイやブリといった養殖魚の飼料の開発にも共同で進めことになります。日本の魚粉の国内消費量は、40万トンになります。丸紅は、その1割弱に相当する3万トンを販売する計画です。水産養殖市場は、世界的に見ても成長が期待されています。そこに、昆虫飼料の未来があるようです。
欧州では、昆虫が食用のほかに、豚や鳥などの畜産用の飼料やエビの養殖用飼料としての市場が広がりつつあります。その中でも、オランダのプロディックスやフランスのイノーバフィードは、生産量で先行しています。これらの企業には、弱点もあるようです。イノーバフィードは気温の低い欧州に工場があるため、暖房設備に電力を使っているのです。同じように、プロディックスは気温の低い欧州に工場があるため。暖房設備に電力を使っています。温暖化に、逆行する工場になります。これらの先行企業に追いつくべく、住友商事は、出資するシンガポールのスタートアップから日本での独占販売権を取得しました。気候が温暖なアジア地域に工場を持っているため、昆虫育成時に暖房設備を必要としないという特徴があります。住商は日本での販売でノウハウを蓄積し、将来はアジア市場などへの展開につなげたいとしているようです。日本国内にも、スタートアップはあります。長崎大学発のスタートアップ、ブーンは昆虫の幼虫を育成する研究を始めました。このブーンは、独自の方法で「ミールワーム」の幼虫を育成する仕組みを開発しています。ブーンは、コンテナ型の装置を使う点が特徴で、環境負荷やコストを抑えことができます。現在は、ミールワームの加工工程を改良することで、日本で養殖する魚種に合った餌の開発を進めています。
 ここに来て、面白い飼料の開発が見られます。京都大の研究グループは、シロアリに間伐材を与えて養鶏用飼料をつくろうとしています。京都大の松浦健二教授は、2020年1月、鹿児島県の山林でオオシロアリの巣を採集して持ち帰りました。体長1センチほどのオオシロアリ数百万匹が、木の葉の中で動き回っています。シロアリは巣から逃げることなく生活し、飼育に手間がかからないのです。1キロの間伐材を餌にして、約45グラムのオオシロアリが育つのです。このシロアリには、高タンパクで脂肪分や繊維質も多く含まれています。シロアリは、養鶏用飼料として一般的な大豆かすや魚粉と比べて栄養分の遜色はありません。このシロアリはそのまま鶏に食べさせたり、冷凍乾燥により粉末にして他の飼料と混ぜて利用ができるのです。森林は、日本では数少ない自給できる資源になります。余剰資源を利用できる地方で、シロアリの生産と林業を融合することも可能になります。山林に放置されている間伐材を有効活用し、鶏肉と鶏卵の生産に結び付ける発想は楽しいものです。
 放置されている間伐材の利用ではないのですが、廃棄物と昆虫飼料の融合は、すでに行われています。2014年、カナダのバンクーバー市は、すべての野菜廃棄物のリサイクルを義務づける法律を可決しました。多くの企業は、リサイクルを義務づけるこの法律が現実性をもたないと非難したのです。でも、困った企業が多ければ、それを解決した企業にはビジネスチャンスが訪れることになります。カナダのエンテラ社は、野菜の廃棄物を利用する仕掛けを作っていました。この会社は、グローバルな問題である食品廃棄物と人類の栄養不足という2つの課題の解決策を用意していたのです。食品が大量の売れ残り、古くなった野菜やサラダなどを廃棄する大手食料品店は存在していました。これらの企業は、リサイクルを義務化された条例に苦慮していたわけです。この野菜の廃棄物を有料で受け入れる施設ができたのです。古い果物、野菜など甘酸っぽい匂いのするゴミの山を積んだダンプカーが入ってきます。エンテラ社は「廃棄物」を有料で受け取り、ミキサーにかけてドロドロのジュースにします。このジュースを、アメリカミズアブの幼虫に食べさせるのです。驚くべきことですが、5 kgのアブの幼虫が100トンのくず野菜を餌として食べてしまうのです。この5kgのアブの幼虫は、6トンの肥料と6トンのタンパク質の豊富な幼虫を作ります。幼虫の糞と蛹の抜け殻が、6トンの肥料になります。アブの糞から作られた肥料は、地元の農家や家庭菜園に利用されています。タンパク質の豊富な幼虫は、ニワトリや魚の高品質の飼料になります。
 間伐材を放置しておくと、森の生態系を崩すという指摘がされるようになりました。そこで、間伐材の利用が考えられたわけです。間伐材の伐採から運搬まで、いかに効率的に行うかが課題になってきたわけです。バイオマス発電の場合、1キロワット時当たり30円になります。間伐材や未利用木材は、2000万立方メートル(約400万トン)が毎年発生しているのです。間伐材4万トンで、1億5千万円の売電利益を得ることができます。理論的には、400万トンの間伐材で、150億円の売電利益を得ることができます。でも、運搬する距離が100㎞を超えると輸送費の関係で不利になります。バイオマス発電より有利な案はないかと考えてみました。シロアリと間伐材の融合が、その一つになります。それだけではものたりません。そこに、エネルギー資源の獲得という要素を加味したら、面白いことになります。シロアリの消化官は、植物の木質分解速度が猛烈に速いという特徴があります。高等植物を構成している植物の3分の1は、セルロースからできています。木材には、セルロースが50%以上含まれています。このセルロースを分解できる動物が、シロアリなのです。多くのシロアリの消化管には、原生動物が共生しています。この消化管の中には、原生動物やバクテリアなどの菌類が数百種類以上共生しているのです。この菌類の中には、空気中の窒素を固定化できるバクテリアも住んでいます。この窒素をアミノ酸にして、シロアリに提供しているのです。また、セルロースを原生動物に分解してもらいながら、それをブドウ糖に変えてもらってもいるのです。もちろん、そのブドウ糖はシロアリに提供されていきます。そして、最後の知見になりますが、その微生物の中には、セルロースを食べながら水素を発生させる菌がいるのです。シロアリの中に住むこの微生物の発酵能力は、A4一枚の紙から、水素2㍑生み出すことができます。シロアリを育てる中で、この微生物を培養し、その過程で水素を生産していけば、ニワトリの肉という食物の獲得と水素エネルギーの獲得という人類の課題が少し解決できるかもしれません。


 Hints to solve the poor catch of saury  Idea Plaza Summary  990 

2023-05-30 18:21:38 | 日記


 In 2008, a record 343,225 tons of Pacific saury were landed. By 2022, it has fallen to 17,910 tons. This is the lowest since 1961, when records remain. It is widely believed that the reason for the poor catch is the effect of the decrease in the amount of saury resources. There was something that we were afraid of during the saury fishing this time. It is a statement from people engaged in fishing that the saury is getting smaller. When fishing sustainably, it is important to leave a certain amount of fish in the sea. If fishing is carried out without consideration in this aspect, marine resources will decrease. Some fish species are even going extinct. In 1950, the sardine off the coast of California became extinct.
 In maintaining marine ecosystems, if 20% of sardines are lost to predation, 20% of new sardines must be produced to replace them. Without supplementing the 20%, the catch will be unsustainable and declining. A rule of thumb is that if you only make up 10% where you should make up 20%, the average sardine size will be smaller. A decrease in the average size of each type of bait fish is an indication that the stock is declining. That's what's happening with saury. Marine ecosystems are made up of a wide variety of fish. Catching only specific fish such as Pacific saury and sardines destroys relationships between species such as predation and competition.
 "Mangrove forests provide hints for restoring saury resources." At a time when the development of shrimp farms in Asia was remarkable, the environmental destruction of the coast of Penang, Malaysia also progressed. In 1994, in the mangrove marshes on the west coast of Penang Island, a foreign-affiliated shrimp farm was constructed and expanded. The company destroyed the mangrove forests that once thrived along the coast. Mangrove forests provide food, habitat and cradle for a wide variety of species. In response to this destruction, in 1994, an NGO with the goal of "protecting fish stocks and promoting sustainable fishing" officially started its activities. They planted mangroves as a demonstration on the devastated coast. From 1997 to 2018, 330,000 mangroves were planted along the waterfront of 111 hectares. The planting of mangrove forests has restored fish stocks to this coast.


주식 배당과 우대가 건강 수명을 늘리는  아이디어 광장 179 

2023-05-29 18:08:14 | 日記


 인생 100년에 발생하는 문제는 '건강 수명'과 '자산 수명'을 어떻게 연장하는지에 집계됩니다. 그래서 저는 건강 수명을 늘리는 방법과 자산 수명을 생각해 보았습니다. 하루에 8000보 이상을 걸으면 사망률이 떨어지는 것은 지금까지의 연구에서 알고 있습니다. 걷는 것에 관해서는, 국토 교통성도 재미있는 데이터를 내고 있습니다. 국토교통성의 스마트 시티 구상에 따르면, 1000보의 보행이 60엔의 의료비 억제로 이어진다고 합니다. 6000명의 마을 전체로, 1000보 워킹하면, 하루에 36만엔의 의료비를 억제하고 있는 것이 됩니다. 이것을 계속하면, 읍민 여러분은 걸어 건강하게 되어, 건강이 되면 의료비가 억제되어, 마을의 의료 예산은 절약된다고 하는 호순환이 태어납니다.
 건강 수명”을 늘리고 “자산 수명”을 즐겁게 하는 구조의 힌트는, “보행”과 “우대주”가 됩니다. 일본 국민의 50%는 1000만엔의 자금을 가지고 있습니다. 이 자금 중 300만엔을 우대주 형식으로 보유합니다. 이 종류의 우대주는 300만엔 정도로 20종목(100주) 정도 구입할 수 있습니다. 이 20종목의 우대+배당의 평균은 5.1%가 되었다. 또한 배당만으로는 3.4%였다. 간단하게 생각해, 연간 10만엔 정도의 배당금을 얻어, 6만엔 정도의 상품이나 서비스권을 받을 수 있게 됩니다. 20종목의 배당은 우체국에서 받는 구조로 합니다. 이 구조를 채용하면, 연간 40일, 우체국에 다니게 됩니다. 이때 8000보 이상 걷는 코스를 만들어 둡니다. 적으면서도 주식 배당을 얻으면서 건강 수명과 자산 수명을 누릴 수 있는 구조를 할 수 있다는 것입니다.
 아식스는 운동이 인간의 정신에 미치는 영향을 시각화하는 시스템을 개발하고 있습니다. 운동이 정신에 미치는 영향을 시각화하는 시스템은 "마인드 업 리프터"라는 응용 프로그램입니다. 이 실증 실험은 일정한 운동 시간이 정신을 긍정한다는 것을 밝혔다. 이 실험에서는 정신을 긍정하는 운동 시간이 약 15분이 되었습니다. 주식의 배당을 받으면서 건강을 확보하고 게다가 정신을 긍정적인 흐름이 생깁니다. 8000 걸음과 15 분 운동의 지식이 있다면 주식 배당을 받는 방법도 의미가 있습니다. 20 종목의 주식 배당을 받음으로써 운동과 정신을 긍정하는 효과가 있다면 그 운동량을 확보하면 됩니다. 20 종목의 운동량으로는 적다고 알면 30 종목으로 늘리면 적당한 운동량이 될지도 모릅니다. 주식의 종목을 늘리거나 줄이면서 건강 수명과 자산 수명을 조절하는 것도 즐거운 노후가 될 수 있습니다.






Stock dividends and benefits extend he

Interesting mechanism for grasping human emotions with colors Idea Plaza Summary 989 

2023-05-28 17:29:27 | 日記


 Cuttlefish belong to the cuttlefish cephalopod class and are among the most intelligent invertebrates. Cuttlefish are masters of disguise. No matter where it is swimming, it will be able to blend into the background of the sea. This master of disguise is capable of varying shades of blue, brown, pink, and white. The cuttlefish's excellent camouflage was developed as a countermeasure against predators. Of course, the cuttlefish's skin color also shows its ability when it comes to courtship. Those who freely manipulate camouflage colors will gain an advantage in courtship. Leaving capable offspring seems to be an aspiration of every species. Changes in the surrounding environment and changes within oneself leave behind excellent descendants that can be expressed in the form of skin color.
 There is a Japanese who succeeded in visualizing emotions and minds through this function of light. She has been developing a device that visualizes the "throbbing" of the heart. She succeeded in visualizing the ambiguous psychological phenomenon of “excitement” with a product called a glowing earring. The pulse movement is estimated by the sensor, and the light-emitting diode (LED) blinks according to the fluctuation of the heartbeat. This newly developed earring uses a sensor from the earlobe to estimate the movement of the pulse. Earrings, which were originally palm-sized, can now be made as small as 3 centimeters in diameter. It seems that this product is also used for marriage-hunting events hosted by Ehime Prefecture.
 Mitsui & Co. has embarked on an interesting experiment. It collects behavioral data of more than 3,600 people, hides personal information, and analyzes it from the attributes of departments and positions. This company will install 2,500 radio wave receivers and transmitters on the ceiling and cooperate with smartphone apps to collect and analyze location information. By visualizing the movement of employees with data, this company is creating a mechanism for exploring more efficient collaboration methods. This mechanism combines and analyzes historical data such as people's movements within the office and chats at home. 3,600 people will use Apple Watch to grasp biometric information such as pulse. If you prepare such a device, you will be able to grasp the movement of the whole and the movement of the individual at the same time. When overall productivity is optimal, and individual productivity and satisfaction (such as sense of accomplishment) is optimal, this company is a better place to work. If this process can be visualized with blue or red light emitted from clothing or earrings, it may become a fun workplace.

발전하는 인도의 의료 산업에 참가하는 지혜  아이디어 광장178 

2023-05-28 17:27:53 | 日記


 건강에 대한 의식은 경제발전이 진행됨에 따라 높아지는 것 같습니다. 인도는 중국을 제치고 세계 제일의 인구 강국이 되었습니다. 하지만 인도 국민의 건강상황은 양호하다고는 할 수 없는 것 같습니다. 건강 수명은 60세를 약간 넘는 정도로, 결핵 등의 감염증이 맹위를 흔드는 나라라는 평가가 되고 있습니다. 개발도상국에서는 지금도 결핵이 말라리아, 에이즈와 늘어선 세계 3대 감염증의 하나가 됩니다. 인도 정부도 이 점을 인식하고 있어 정부 공인의 전문직을 마련해, 의료나 건강의 계발 활동을 진행하고 있는 곳입니다. 14억명의 인도 국민에게 어떻게 “건강”을 전달하는가가 과제가 되고 있습니다. 하지만 이 과제를 달성할 수 있는 기업에게는 큰 비즈니스 기회이기도 합니다.
 인도의 심장 외과 수술은 특히 우수하다는 평가가 있습니다. 미국의 수술 비용에 비해 훨씬 저액으로 동등한 수술을 하는 외과의사도 많습니다. 그들 중에는 중동에서 활약하는 의사도 많습니다. 인도는 메디컬 투어리즘의 숨겨진 인기 명소이기도 합니다. 중동 사람들에게 인도에서 의료 서비스를 받는 것은 자연스러운 흐름입니다. 이러한 상황 속에서 일본 기업도 인도에 진출하고 있습니다. 벵갈루루의 사쿠라 월드 호스피탈은 세콤과 도요타 통상이 공동 출자로 열린 병원이 됩니다. 현재는 침대 수가 308층으로, 의사가 200명 이상으로 의료를 실시하고 있습니다. 지금까지 인도에 없었던 넓은 병동에는 많은 환자들이 모이게 되었습니다. 특징적인 것은 아랍 에미리트 연방 등 중동에서 부유층 입원 환자도 많다는 것입니다. 높은 비용의 「이그제큐티브 룸」으로부터, 병실이 메워진다고 하는 것입니다.
 세계의 의료산업은 이 산업의 발전이 예상되는 인도에 적극 투자하기 시작하고 있습니다. 독일 지멘스 헤르시니아스는 인도의 정부 기관과 MRI의 연구 개발에서 각서를 맺고 있습니다. 인도의 제약 기업은 후발약에서 세계적인 경쟁력을 가지고 있습니다. 그러나 의료 기기에 관한 한 수입 의존도가 높아지고 있습니다. 인도 정부는 수입 의존도를 낮추고 국내 산업 진흥의 진흥에 집중하기 시작했다. 이러한 상황 속에서 인도 시장에서 구미세를 상대로 일본 기업이 존재감을 발휘하려면 독자적인 궁리가 요구됩니다. 복잡한 인도의 지역사회나 주정부에 신뢰를 얻는 것으로, 사업 기반의 강화에 연결하는 궁리도 필요하다고 합니다.







学校と社会の接点を強める仕掛け アイデア広場 その1264

2023-05-27 17:55:03 | 日記


 フィンランドの教育が、注目されています。高い学力に注目が集まりがちですが、それだけではないのです。少ない教育予算で、高い学力を実現していることと同時に、その学力が実社会の生産性向上に貢献していることに注目が集まっているのです。近年、日本でも中高校生の起業を支援する動きが出てきました。その先進国が、フィンランドということができるようです。フィンランドの教育が、一朝一夕にできたわけではありません。長期にわたる教育改革の成果ともいえます。その中で、重視されたことが、学校と社会を結びつけることでした。フィンランドの行政や民間は、あの手この手で若者を現実の生活と何とか結びつけようと葛藤しています。フィンランドの教育は、学びが学校に閉じ込もることを避けます。学校と社会を関連づけて、教育を進めています。他のヨーロッパ諸国と同じく資格制度社会であり、資格があって初めて就職ができる仕組みです。子ども自らが、知識や技能を獲得していくという学習に原点をおいています。最初が基礎就職資格、次が上級職業資格、次が専門職業でこの順で給料や資格が上がる社会背景があります。就職希望者は学校に在学している間に、職業意識を高めて必要な技能の修得に努めています。例えば、フィンランドの高校の建築科では、家を1軒建てる実習があります。高校在学中に、家を生徒が1軒建てることだけでも驚きですが、その家を売るところまで、生徒が行うのです。さらに驚くことは、市民がそれを購入するという点です。学校と社会が結びついていることが、よく分かる事例です。
 2022年における一人当たりGDPは、日本が3.4万ドルになります。数字は、ここ30年あまり変わらないのです。一方、IMF(国際通貨基金)のデータによると、全世界のGDPは1980年11.1兆ドルでした。それが、1990年には28.4兆ドルとなり、2000年には33.8兆ドルとなります。日本が、バブルで繁栄していた時代の全世界のGDPです。それが、2019年では85.9兆ドルになっています。この期間に世界のGDPは、7倍以上にも拡大していたのです。でも、日本人の所得は伸びていません。各国とも、所得を伸ばしています。スイス8万ドル、ルクセンブルク10.5万ドル、アイルランド7方ドルとなっています。お隣の韓国も、日本の一人当たりGDPを超えるようになりました。経済の成長には、3つの要素が大切です。それは、労働力が増えること、資本の蓄積が進むこと、技術が進歩することになります。日本は、労働者の頑張りで、高い成長を遂げてきました。現在、その労働力の低下が見られます。中国が工業化した現在、製造業における日本の優位は失われています。それでは、どうすれば良いのでしょうか。幸運にも、日本にはこれまで蓄積してきた資産があります。日本の借金が1000兆円ということは知られていますが、資産が2000兆円ということはあまり話題になりません。この2000兆円を使う知恵を養うことになります。つまり、今後の日本は、工業を重視する貿易立国だけでなく、有り余る資産を上手に運用する投資立国を目指すべことも選択肢になるということです。
 投資立国を目指すのであれば、それなりの投資スキルや起業に関する勉強することが必要です。日本でも、社会と学校の接近は加速しているようです。高校生の事業案を競う全国コンテストの出場校は2022年度に高校全体の1割近くを占めるまでになりました。また、中学生への起業家教育が各地で活発になっています。熊本県和水町の町立中学校では、生徒が保護者らの出資で実際に会社を興す起業体験を実施しています。約70人の全校生徒が、グループに分かれて、複数の会社を設立しています。彼らは、地元事業者と交渉して仕入れた商品をイベント時に販売するのです。販売後は、決算書をまとめ、株主に利益を配分することまで行っています。また、多くの農業高校では、栽培した花や農産物を販売する催しを行っています。その販売する商品も農業の6次化産業の手法を取り入れている姿が見られるようになっています。また、IT関係の高校生は、クラウド会計ソフトの会社などで、エンジニアのアルバイトを行う姿も増えています。大卒を中心に採用を続けてきた金融やIT業界も、高校生の技術に注目する企業もあるようです。一定の技術を持つ高校生を対象に、長期インターンとして受け入れる企業も出てきています。起業家を育てるには、早くから挑戦心を養う教育が欠かせないことが世界の状況から読み取れます。
 今までの「日本の常識」は、できるだけ良い成績をとって良い学校に入り、良い企業に就職することが良いとされてきました。この常識に基づいて、多くの親はいろいろな考えにより幼児教育を取り入れました。多くの親は、さまざまな知育教材を子どもに買い与えることもしました。さらに、学校選びに奔走し、受験では大量の時間とお金を注ぎこむことが親の使命とまでされてきました。でも、このような努力の結果、親御さんと同じような「ほどほどの人生」を、子どもたちが送れる保証がないのです。今の時代、良い大学や良い会社に入っても、安泰というわけではなくなりました。一生懸命働いていても、お金持ちになれる保証も、「安心」も「自由」もない生活に陥るかもしれなのです。一方、日本には富裕層が増えています。お金持ちがさらに富を増やして豊かになる一方で、常識にとらわれた中間層以下の人々の所得は減り、生活が苦しくなっている現実もあります。今の教育は、魚(お金や知識)を与えるのではなく、魚(お金や知識)の釣り方を教えことを重視することが求められているようです。
 幸せな人生を送るためには、一定の資産と「安心」や「自由」の両方を併せ持つ必要になります。お金を得ても、自由になれずに、生活費を稼ぐことに毎日追われ続ける生き方をする人もいます。一方で、資産を増やし、「安心」と「自由」の両方を手に入れる生き方をする人もいます。一生懸命に働かなくても創られるお金があることが、投資などからなる資本収入になります。国のレベルで見れば、経常収支が黒字であれば、対外純資産は増えますので、今後も所得収支は増え続けることになります。日本は、多額の対外純資産を保有していまでも、その収益率は、必ずしも高くありません。どのようにしたら、手元にあるお金を使って、さらにお金を増やしていくことができるのかが、個人にとっても、国にとっても思案のしどころになります。日本は、新しい条件に合った新しい産業構造や教育の仕組みをつくる時期になっているようです。
 最後になりますが、起業家意識を高める素案を考えてみました。フィンランドの高校の建築科では、家を1軒建てる実習があります。その家を売るところまで、生徒が行い、市民がその家を購入するという点が出発点です。現在、世界の流通小売業で問題になっている点は、ラストワンマイルです。商品の流通は増えるが、それを届ける人が不足するという問題です。この不足を、ある町立中学校の70人の生徒さんが、解決するという発想です。宅配便のトラックが、町立中学校に、中学校区域に配達する荷物(約100個)を届けます。その荷物を70人の中学生が区域内の各家庭配るという仕組みを作ります。自転車通学を前提に、荷物が運べるようにすることも必要です。宅配で1個運ぶと、120円から150円ほどになります。100円としても、1万円程度の収入になります。200日続ければ、200万円の資金が自己調達できます。これをイベントの商品購入の資金にすれば、子ども達のモチベーションも上がるかもしれません。自分の作業を自分で決められるほど、満足度は高くなります。逆に、親や教師が過剰に関与する「低自律性付与」は、モチベーションを大きく低下させます。起業体験を行う中で、社会との接点を、学校にいる間に自由な活動として経験しておくことも面白いことかもしれません。
 


중국 공산당의 통치의 능숙함과 미숙함  아이디어 광장 177

2023-05-26 17:31:37 | 日記


 중국 공산당은 국민을 통제하는 수법을 건국시부터 만들어 왔습니다. 그 모델은 러시아 혁명에 있습니다. 러시아에서는 1917년 러시아 혁명 후 러시아어의 3가지 문자 표기를 배제했습니다. 소련 정권은 러시아의 과거 지적 유산 중 국민에게 알려야 할 것만을 선택하여 새로운 문자 표기로 한 것입니다. 문자 표기의 배제 후에는, 특부 특별한 훈련을 받지 않으면 혁명전 러시아어를 읽을 수 없게 되었습니다. 이 방법을 중국 공산당도 채용했습니다. 중국 공산당의 간체자 정책은 표향은 식자율을 높이기 위한 것으로 알려져 있습니다. 그렇지만, 간체자의 보급은, 그 이전에 사용되고 있던 번체자를 읽을 수 없었습니다. 중국 공산당의 간체자 정책의 목적은 국민으로부터 그 이전의 지식을 멀리하기 위한 것이었다고도 말할 수 있습니다. 간체자의 보급은 공산당 지배 이후에 인정된 언설만이 유통하게 됩니다.
 중국 공산당은 1950년대 초반에 전체주의 시스템을 소련에서 이식했다. 소련을 모델로 했는데 소련보다 견고한 일극 집중의 통치 체제를 만들어 갔습니다. 1950년대 중반 이후 중국은 '군현제'라는 전통적인 통치 수법을 더해 전체주의를 보급해 나갈 것입니다. 지방의 지도자는 최고 지도자의 의향을 빼앗아 혹은 극단적인 부도를 더해, 지방간에 격렬한 경쟁이 펼쳐졌습니다. 모택동의 사후 권력이 당에 집중한 것이 대약진정책이나 문화대혁명으로 대혼란을 초래했다는 반성이 당연히 일어납니다. 다음 지도부는 당 톱에 권력이 너무 집중하지 않도록 집단지도 체제로의 이행을 진행하게 됩니다. 이른바 개혁 개방의 노선입니다. 그때까지 중국 기업에서 부족한 것은 경영자의 자유와 안전이었습니다. 경영자의 안전이 확보됨에 따라 중국 경제의 급성장이 시작됩니다.
 중국에는 1950년 초부터 '지방분권적 전체주의'(군현제와 전체주의)에 기인하는 문제가 뿌리깊게 숨어 있는 것 같습니다. 중국 경제가 급성장하는 시기 중국은 '자본주의의 파라다이스'라고 말한 적이 있었습니다. 그렇지만, 지금은 「에덴의 원」이라고 바꾸는 편이 좋은 것 같습니다. 중국에 자유가 있을 때는 경영자에게 낙원이 됩니다. 하지만 만능의 하느님의 의지에 등장하면 처벌을 받고 에덴 동산에서 추방됩니다. 중국의 통치기구는 공산당이 국가의 상위에 자리잡고 있습니다. 이 공산당(신)의 한 목소리로, 좋거나 나빠도 되는 요소를 가지고 있는 나라라는 것이 됩니다. 미국처럼 권리를 지키는 변호사가 너무 많은 것도 곤란합니다만, 하나님의 변덕으로 권리가 조령구개가 되는 것도 곤란한 것 같습니다.

사족이지만 한때 북한에서도 한글을 조금 바꿀 것이라는 추측이 전해졌습니다. 남과 북의 언어가 동일하다는 것은 조국의 통일을 용이하게 합니다. 그 흐름에 역행하는 것이 아닐까 걱정하고 있습니다.


Nuclear power plant reconstruction area where good children increase Idea Plaza Summary 988 

2023-05-25 17:58:09 | 日記
Nuclear power plant reconstruction area where good children increase Idea Plaza Summary 988 

 The number of children in Japan is declining rapidly. In 2022, the number of births fell below 800,000 for the first time, reaching 770,000. Declining population means a decline in national power. The biggest factor behind this declining birthrate is the tendency for young people of suitable age to never get married or to marry later. Against this backdrop is the economic anxiety of the younger generation. This means that labor policies that improve unstable employment and low incomes are indispensable for policies to increase children. If we can create villages and towns that income is guaranteed and life is not difficult, young people will be able to give birth and devote themselves to child-rearing with peace of mind. The hurdles to having children will be lower than the current situation in Japan.
 What worries us about child-rearing is whether or not the child's abilities can be fully developed. In this regard, with today's digital and educational technology, we can enjoy a satisfying educational environment. Furthermore, in addition to the income that can be used for living, if there is a mechanism that will increase assets as long as you live there, your retirement will be more stable. As you can see from the prosperity of Rome and the prosperity of Chang'an in the past, a large number of people flock to a rich region from outside the region.
 Okuma Town in Fukushima Prefecture covers an area of 78.7 km2 and has a population of about 10,000. However, there are currently about 1,000 people living in the town. Okuma Town has approved the construction of an interim storage facility to store radioactive contaminated soil produced by the nuclear accident. The area of this interim storage facility is as large as 16 km2. If Okuma Town install a mega-solar on the roof of this facility, it can secure enough electricity. If Okuma Town sells electricity from a 10km2 (1000ha) mega solar power plant, it can earn an annual income of about 10 billion yen. Thirty years from now, a huge tax amount of 2 trillion yen, which is about the same as the cost of constructing the interim storage facility, will be used for the final facility. If Okuma Town declares that the current interim storage facility can be used as a final facility, Okuma Town will obtain the right to use the facility worth 2 trillion yen. If 200 billion yen out of the 2 trillion yen is used for photovoltaic power generation using solar panels, Okuma will benefit from 10 billion yen every year. If this profit is divided by 1000 people, 10 billion yen ÷ 1000 people will be 10 million yen per person. In some respects, the livelihoods of the residents are guaranteed, and it will become a region where they can have children with peace of mind.
Note, 10 million yen is $74,000.

霞が関の優秀な頭脳を生かす仕組み  アイデア広場 その1263

2023-05-24 18:27:41 | 日記


 日本のキャリア官僚が、優秀であることは世界的に知られていることです。この優秀な官僚が戦後の日本を成功に導いてきたことは、日本より世界が認めています。でも、ここにきて制度疲労を起こしているようです。急速な社会の変化で、ますます官僚の仕事は増えているのですが、官の担い手は増えない状況が続いています。その増えない理由に、長時間労働とやりがいのない仕事があるようです。この長時間労働とやりがいのない仕事への敬遠もあり、2022年度の総合職試験の申込者数がこの10年間で3割ほど減っています。総合職試験の申込者数は、1万8000人とこの10年で3割ほど減っているのです。2022年度国家公務員総合職試験に合格したキャリアの中のキャリアといわれる東大生は、2015年度の459人から半減の217人になりました。2022年度の国家公務員総合職試験に合格した東大生は、過去最少を記録したのです。2023年度も、さらに悪い傾向になります。2023年度の春の国家公務員総合職試験への申込者数は、1万4000人にまで減少しているのです。日本の中枢に位置する霞が関の魅力は、低下傾向が続いているわけです。「ブラック職場」と呼ばれる職場環境で、就職先としの人気も下がっています。大学生の人気就職先は、外資系コンサルや商社などに集中する状況が続いています。
 霞が関の長時間労働の要因は、一つに国会対応が大きいようです。国会の仕事は、政治家からの質問通告が遅いことなどで長時間労働になりやすくなります。2022年の臨時国会中、各省庁が答弁案をつくり終えた時刻は、平均して当日の午前3時ごろでした。国会議員は、「質疑2日前の正午まで」に質問通告することになっています。この申し合わせ事項が、与野党ともに守られていないのです。国民の目から見ると、議員の質問に答える答弁書を作る役割を、役人が行うことに疑問があります。大臣と議員とが丁々発止と議論を戦わせる姿は、国民には政治の実態が良く分かる劇場になるように思えます。でも、いろいろな事情があり、議員の質問に公務員が質問書を書いて、大臣がそれを読むという形式になっているのでしょう。それならば、「質疑2日前の正午まで」という申し合わせを守ることが、国を代表する紳士淑女のモラルということになります。
 「長時間労働はやむをえない」とする文化が、日本には根付いています。日本の企業は、残業が当然であり、転勤も会社の意向で決まるという前提で動いてきました。この長時間労働が、日本を経済大国にしてきたことは事実です。戦後の焼け野原から、インフラをつくり出し、当時の先進国に追いつき、追い越したという奇跡を実現しました。その努力の結果、世界第2位の経済大国にまでなったのです。現在は3位になりますが、資源のない国でこれだけの成長をした国は少ないのです。でも、ここにきて長時間労働の弊害も出てきています。今までの成功事例が、これからの成功を約束するものではないのです。その弊害を軽減する仕組みの一つに、インターバル制度があります。11時間のインターバル規制は、欧米などでは採用されています。夜12時まで残業した社員に対して、11時間の勤務が免除されるというものです。つまり、12時まで働いた社員は、翌日の午前11時まで勤務が免除されるというものです。無制限の残業を、防止する制度です。
 日本政府も、長時間労働に無策であったわけではありません。2019年には、残業時間を原則「月45時間以下、年360時間以下」とする上限を決めています。そして、勤務終了後から開始までに一定の休息時間を確保する勤務間インターバルについても言及しているのです。政府は、2019年度から民間企業にインターバル確保の努力義務を課しています。勤務終了後から開始までに休息時間を確保する勤務間インターバルを、原則11時間設けることを求めたわけです。残念なことですが、厚生労働省の2022年調査においては、インターバル導入済みの割合は5.8%にとどまっています。日本では、行政においても民間企業においてもインターバル制度の晋及が進んでいない実情があります。インターバル制度の活用だけでなく、フレックスタイム制の活用も推奨されるようになりました。これは、1日10時間働くかわりに、勤務日を週4日にすることなどを上司と相談して調整する仕組みになります。このフレックスタイム制の活用は、リスキリング(学び直し)、趣味への活用などワークライフバランスを実現できる環境の一助にするものです。週休3日制を打ち出す背景には、人材が集まりにくくなったことがあります。明治時代から、霞が関は人が集まって当然で、企業と人材を奪い合う想定はありませんでした。この霞が関では、「ワークライフバランスを保てない」と退職する若手が少なくないのです。「国家のために働いてくれ」だけでは、通用しない時代になっています。霞が関は、統治機構の心臓部です。そのある霞が関の地盤沈下が止まらないのです。
 現在は、深刻な状況も生まれています。ウクライナ戦争を見るまでもなく、サイバーセキュリティの重要性が増しています。その中で、日本のサイバーセキュリティの能力が低下しているのです。特に、防衛の分野でこの不足が顕在化しています。自衛隊では、サイバー防衛の国際資格を取得した人の離職が目立ちます。サイバー防衛の国際資格を取得した人が民間に就職すれば、数倍の給与が保証されるのです。先端のスキルを持つ人材は、高い評価を受けます。防衛省は、サイバーセキュリティを担う専門人材を民間から採用することにしました。この高いスキルを持つ専門家の年収は、2000万円を超える額になります。一般の国家公務員は、大卒で22万円ほどになります。最上位の官僚の年収は、事務次官でも2300万円ほどが上限になります。今までの給与体系では、採用できない額になります。結局、高いスキルを持つ専門家を、民間企業から引き抜くことができませんでした。企業にいるスキルの高い人材を、正規雇用の給与を払って引き抜くことができなかったわけです。解決策は、元の勤務先と兼務したままの状態で、防衛省で週2~3日働いてもらい、時給5000円超を払うということになりました。官僚の魅力が低下し、デジタル分野などで専門人材が必要な現在は状況が変わっています。このような人材不足が、行政のあらゆる領域で起きているようです。
 最後になりますが、最近、ワーク・エンゲージメントという言葉を聞くようになりました。これは、仕事に対してのポジティブで充実した心理状態のことです。ワーク・エンゲージメントは、仕事に対して熱意と没頭、そして活力の3つが高いという要素を持っています。この特性の高い人は、楽しんで仕事をしています。能力の高いキャリアは、困難課題ややりがいのある課題に対して、大きな突破力を発揮します。でも、容易な誰でもできる不合理な仕事には、熱意を示さない傾向があります。国会の議員の質問に応える文書作成などには、モチベーションが高くならないでしょう。また、東日本大震災や今回のコロナ過おいて見られた予算は、名目は震災やコロナによって増額されました。でも、中身は平常時と同じ文面に震災コロナの文字が付け加わっただけのものでした。さらに、その執行率は、「食肉を小分けパック化する施設の整備費を補助」において、予算10億円に対して2億円でした。いわゆる便乗型の予算作成のために、優秀な能力が無駄使いされているわけです。ワーク・エンゲージメントの視点から、優れた日本の官僚の皆さんの能力を発揮する仕組みを構築してほしいものです。




야외 활동에 있어서의 자기 책임을 생각하는  아이디어 광장176 

2023-05-23 21:02:38 | 日記


 일본에는 등산 애호가나 야외 애호가를 규제하는 법률이 없습니다. 2003년에 오쿠이세 계류의 국유림 산책로에서 낙하한 죽은 가지가 여성 관광객을 직격한 사고가 있었습니다. 이 사고로 여성은 후유증을 앓고 손해배상을 요구하여 재판을 벌였습니다. 여성은 승소했고 현과 국가는 깨졌습니다. 일본과 다른 나라가 독일이 됩니다. 독일의 삼림법은 시민들이 삼림에 자유롭게 진입할 권리를 인정합니다. 이 삼림법은 이용자에게 자기 책임이 있다고 명시되어 있습니다. 독일의 삼림법에는, 삼림에의 진입에 수반하는 위험에의 안전 의무는 시민에게 있다고 여겨지고 있습니다.
 야외활동에는 위험을 수반하면서도 많은 이점도 있습니다. 농업생산을 중심으로 한 문명의 탄생은 1만년 전이었습니다. 그 전에는 수십만 년 동안 사냥 채집의 시대가 이어졌습니다. 농업 사회에서는 사람들이 조직적으로 연결되어 집단에서 벗어나는 행동을 취하지 않는 것이 하나의 약속이 됩니다. 농업 생산의 풍부함이 약속된 포화 상태가 방문했을 때, 이 왕성한 호기심을 발휘하려고 하는 이단자(도전자)가 나옵니다. 인류에는 아프리카에서 과감하게 나왔다는 호기심의 유전 정보가 있습니다. 흥미롭게도, 문명이나 문화를 발전시켜 온 조직을 보면, 호기심의 왕성한 사람을 소중히 해 왔습니다. 자연 환경과 사회 환경이 바뀌는 사태에 대비하여 호기심 있는 인재를 온존해 왔다고도 할 수 있습니다.
 야외활동은 어떤 의미에서 인간의 근원적 활동이라고도 할 수 있는 것입니다. 이 활동은 소중히하고 싶은 것입니다. 한편, 이 활동에는 위험이 수반됩니다. 그 위험을 자기책임으로 극복해 주었으면 합니다. 일본도 자기책임을 취할 수 없는 분은 국립공원 등에 넣지 않도록 하는 것도 선택지의 하나가 됩니다. 다음 옵션은 보험의 사용입니다. 등산과 하이킹 인구는 800~1000만명으로 알려져 있습니다. 이 중에는 만일 사고를 당한 경우, “다른 사람에게 폐를 끼치지 않고 어떻게 생명을 지키는가”를 생각하는 사람들도 많습니다. 그래서 이 분들을 대상으로 한 보험을 만듭니다. 야외 활동의 위험은 0이 아닙니다. 하지만 사고를 줄일 수 있습니다. 사냥 사회에서의 도전이라든지 호기심의 정신은 현대의 인류 속에도 맥박하게 살아가고 있습니다. 그 정신을 보험이라는 매체로 만족시키는 것도 재미있을지도 모릅니다.