ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

粋な生活とそれを支援する企業  アイデア広場 その1214

2022-12-31 17:39:41 | 日記


 原材料の高騰が続いて、製品価格の値上げが相次いでいます。企業にとっては、厳しい状況が続きます。そのような中で、売り上げも利益も上げている企業があります。食品業界では、相次ぐ値上げが続いています。現在の状況は、食品の消費が二極化していることに特徴的があります。割安な商品への需要が根強い一方、新しい価値を訴え消費者をひき付ける商品の存在もあります。1年前からの売れ行きの変化を調べると、高価格へのシフトと増収を両立する企業も約3割もあることがわかります。値上がりした商品でもどんな条件がそろえば、消費者の購買意欲を高められるのか。厳しい状況の中で、勝ち抜くマーケティングとどんなものか。コロナ過やウクライナ戦争などの渦中で、勝ち抜く販売戦略について考えてみました。
 値上げへの抵抗感が強い中、あえて高い商品を選ぶ消費者も目立つのはなぜなのか。この疑問に応える企業が、「味の素」になるようです。この企業は、消費者への情報発信に力を入れました。チャンネル登録者数300万人超のユーチューバーと連携し、健康に良い減塩などの情報を発信したのです。加えて、自宅で食事する機会が増えた人に向けて美味しい料理のできるレシピを伝える工夫をしました。原材料高でコストが増える環境下で価値を伝え、その流れの先に値上げを行ったわけです。その結果、高価格帯の販売割合が高まり、味の素の売上高は前年同期比10%増えました。また、「ヤクルト1000」のヒットも注目を集めました。睡眠の質の向上やストレス緩和を掲げた新商品でした。希望小売価格が税別150円と、従来品より70円高い「ヤクルト1000」が飛ぶように売れたのです。訪問販売を担当するヤクルトレディが顧客に特徴を伝え、「口コミが広がって人気が出た」といわれています。食品企業が勝ち残っていくためには、消費者の懐事情を考慮しながら、消費者の求めるものをいかに提供できるかが勝負になるようです。
 消費者の心をつかんでいるお店に、「セカンドストリート」(セカスト)があります。このセカストは、国内に800店近くを展開している中古チェーンになります。物価高が続き、個人消費への逆風が続くなかでも、買い物は生活の中の大きな楽しみになっています。安さやその他のプラスアルファの条件がそろえば、ショッピングに出かける意欲が生まれるものです。買いやすさや選ぶ楽しさも、ショッピングの意欲を高める重要な要素になります。さらに、環境に優しいとなれば、買い物をする「大義名分」が高まるということです。中古品の販売には、この安さや買いやすさ、選ぶ楽しさ、そして、環境に優しいという要素が含んでいます。でも、中古品には、不用品で,暗い、汚いという負のイメージがありました。この負のイメージを克服できれば、大きな市場を形成できることになります。女性にとって、「清潔」は非常に重要な要素になるようです。見た目や雰囲気も含めた「清潔感」が大事になるというのです。セカストは、10年以上前から白の内装など清潔感を演出することに努めてきました。この清潔感が、若い女性のニーズをつかんだようです。古くても新鮮というトレードオフの関係を解決する中古店は、これからのビズネスを牽引するものになるかもしれません。安い買い物で満足できる生活をし、時代の要請に沿った生き方をし、節約したお金は社会に還元できれば、個人も社会も、そしてお店もウインウインになります。
 南米チリの砂漠に、「衣類の墓場」とも呼ばれる光景が広がっています。この砂漠には、世界中から着古した衣類が集められて不法投棄されているのです。衣類の年間生産量が、2000年には500億着の多さになりました。それが、2014年には1000億着に達してしまったのです。世界は、過剰な衣服で溢れる状況になりました。売れ残ったり、寄付されたりした衣類が、欧米やアジアなどからこのチリの砂漠やアフリカの砂漠に運び込まれるようになったのです。ジーンズ、シャツ、セータ、靴下などが、「山」のようにいくつも存在するのです。衣類の破棄による環境汚染は、大量生産や大量消費を見直し、「持続可能なファッション」の必要性を訴えています。衣料品関連の温暖化ガス排出量は、2018年に約21億トンになり、世界全体の4%を占めるまでになりました。砂漠の汚染と温暖化という負の連鎖を起こしているわけです。
 服は自分の個性を表現するものなので、基本的には、自分が好きな服を着ればよいことになります。でも、服装をセンス良く着こなしたいと希望する人びとが、多数派のようです。センスが良い着こなしとは、自分の体型や年齢、立場を考慮している人に見られます。このセンスの良い人々は、時代の空気がどのように流れているのかを把握しているようです。もっとも、空気をつかむだけでは、良い着こなしはできません。例えば、ヒールの高いパンプスは安定感がないので、はきこなすのに時間がかかります。高価なパンプスを履きながら、腰を落として、膝を曲げて歩いている姿はみすぼらしいものになってしまいます。センスの良い着こなしには、一定の知識と身体の訓練が必要になります。スタイルを部分だけではなく、スタイル全体を評価する視点が必要になります。この発想をさらに進めていくと、ファッションやスタイルの先にある持続可能な地球環境の保全にまでに及んでいくことになるかもしれません。SDGsの17の目標の12番目には、「つくる責任 つかう責任」があります。服の個性を表現すると同時に、地球の持続可能性にも配慮が求められる時代になっているようです。安易に、使い捨てにしない服装への配慮も、これからの知性になるのかもしれません。
 最後になりますが、19世紀ごろ、スポーツを楽しむ活動的な女性が増え始めました。彼女たちには、コルセットをはずした服装が取り入れられ始めました。でも、このスポーツの服装は、長い裾を引きずって装飾を施した重い衣装でした。この重い服装を変えたのは、第一次世界大戦だったのです。多くの男たちが、兵士として戦場に行きました。その不足分を埋めるために女性たちは、労働に従事することになります。戦争が、いわゆる国家の総力戦になった時期です。工場で働くためには、裾を引きずった長いドレスは無用のものとなりました。バスに乗り工場や職場に通う女性たちには、ごてごてした装飾は必要なかったのです。時代は、贅を尽くした装飾的な衣装から、快適で動きやすい服装へと変わりはじめました。ファッションが、戦争を含む社会的変化や経済的影響により、大きく変化してきた事例になります。そして、現代社会になります。現代社会は、複雑で多様化しています。時代は大量消費を促すサイクルから、地球に優しい再利用のシフトに移行しています。衣服も大量生産・大量消費の時代から、多品目少量生産に移行し始めています。そこには、新しい発想や創造性が発揮される場が用意されています。ファッションの世界は、他の分野に先駆けて時代を先取りしてきました。自立心、社会の動向、時代の流れが、三位一体の形で着こなしの中に凝集化される時代になっています。ファッションや化粧品のブランド品が、贅沢品としてではなく、日常的に使われています。このファッションの動向に、環境に優しいという要素が色濃く入ってきています。先見性のある企業は、時代の流れをキャッチして、逆風の中でも、売り上げを上げ、利益をあげる工夫をしていくことになるようです。










A mechanism to save 500,000 kilowatts  Idea Plaza Summary 935 

2022-12-30 17:12:00 | 日記

 In the summer of 2022, there were reports of a blackout crisis due to power shortages in the Tokyo area. In Japan today, the installed power capacity for power demand is about 250 million kilowatts. This power facility produces about 1 trillion kilowatt-hours of electric power generated in Japan in one year. Inside, the installed capacity of thermal power generation is 160 million kilowatts. Before the Great East Japan Earthquake, 54 nuclear power plants generated about 50 million kilowatts, covering 26% of Japan's total power generation. The remainder was supplemented by hydropower, solar power, biomass power, geothermal power, small hydropower, tidal power, and wave power. However, since the nuclear accident, the burden of thermal power generation and renewable energy has increased. Among them, TEPCO believes that if it saves 500,000 kilowatts of electricity, it will be able to overcome this crisis.
 Tips for saving electricity can be found in the ingenuity of the Edo period. During this period, the country fed a population of 30 million people solely from its own domestic resources. In terms of fuel, we have made good use of the reproductive capacity of forests. For the collection of firewood and charcoal materials in satoyama, trees were felled at intervals of about 20 years. From the cut stumps of the trees, shoots sprout and grow in the following spring. It sprouted, grew, and after about 20 years, the same kind of wood was obtained. Considering the sustainability of resources, if we limit the amount that humans can consume, it will be possible to use them indefinitely. People in the Edo period have been doing it for over 200 years. If we make effective use of natural resources, we may be able to overcome this power shortage.
 A system that can inexpensively supply electricity from solar power is being created. Finally, I would like to talk about saving 500,000 kilowatts (2 billion kilowatt hours). A 3-kilowatt solar panel will be installed in a new house. Even if it is 3 kilowatts, it is assumed that the usage period will be 1 kilowatt (4000 kilowatt hours) in about 1/3 of a day. The number of new constructions in Japan is 200,000. This equates to 800 million kilowatt hours per year. In addition, if it is installed in existing 600,000 homes, the target can be achieved in one year. It seems that the development of storage batteries with good performance is also progressing. If you use the solar power generation system and storage batteries well, it will be possible to generate 500,000 kilowatts of electricity. With unlimited solar energy, it may become possible to live without worrying about saving electricity.



엔젤 투자의 대상으로서의 커피  아이디어 광장 126 

2022-12-29 18:09:36 | 日記


 세계에서 유통되는 커피콩은 아라비카종과 랍스타종이 99% 이상을 차지하고 있습니다. 일반적으로 아라비카종이 고급품으로, 랍스터종이 범용품으로 되어 있습니다. 아라비카 종은 카페와 같은 커피에 사용됩니다. 최근에는 카페에서 '싱글 오리진'을 제공하는 가게도 늘어나고 있습니다. 싱글 오리진은 문자 그대로 한 종류의 커피 콩을 사용합니다. 싱글 오리진의 정의는 누가 (어느 나라의 어떤 농원에서) 언제 만들었는지 알 수있는 콩을 말할 것입니다. 싱글 오리진은 농작물 때문에 날씨에도 좌우되는 곳도 와인의 세계와 비슷한 곳이 있습니다. 애호가들은 이런 종류의 콩을 익사하는 것 같습니다. 예를 들어 게이샤라는 커피 품종이 있습니다. 이 품종은 세계에서 가장 비싼 커피 중 하나로 알려져 있습니다. 이 한잔의 커피를 즐기기 위해 200달러를 아낌없이 사용하는 사람들도 있습니다.
 커피가 까다로운 향기를 자아내는 이유에는 생존을 건 "진화"가 있습니다. 식물의 생존과 그 전략은 오랜 세월에 걸쳐 생물의 공진화와 함께 만들어 왔습니다. 커피 무기는 카페인이됩니다. 카페인에는 다른 식물의 성장을 억제하는 작용이 있습니다. 이 카페인은 외적에 의한 식해로부터 새싹을 지키기 위해 식물이 만들어낸 화학무기라고 할 수 있는 것입니다. 이 커피가 만들어낸 독가스를 커피 애호가는 선호하고 있는 것입니다. 다른 견해를 하면 카페인의 다양성을 구현할 수 있다면 새로운 게이샤 같은 커피를 만들 수 있을지도 모릅니다.
 엔젤 투자자는 인스다그램과 같은 창업 곧 기업에 개인적으로 자금을 제공하는 투자자입니다. 아라비카종의 커피는 녹병이나 기후에 의한 피해를 받기 쉬운 면이 있습니다. 한편, 랍스터는 뛰어난 내병성과 대비하여 품질면에서는 열등하다는 측면을 가지고 있습니다. 이 랍스터는 아라비카 종보다 내병성이 뛰어나 저지에서도 재배 가능합니다. 랍스타와 아라비카의 향미를 겸한 고품질의 품종의 개발 등을 목표로 하는 시도가 계속되고 있습니다. 게이샤도 20세기 초에 생긴 것을 고려하면 생산자의 노력으로 게이샤를 넘는 수준의 커피가 생길 가능성도 꿈이 아닐지도 모릅니다. 엔젤 투자자가 이 꿈에 도전하는 것은 하나의 로맨스를 추구하게 될지도 모릅니다.







才能のある子どもを伸ばす仕組みを作る アイデア広場 その1213

2022-12-28 17:55:18 | 日記


 日本の奇跡的な経済成長は、日本の教育制度が大きく貢献したと言われています。その教育制度を牽引したものが、学習指導要領になります。この学習指導要領を基準にした学習内容は、日本中どこでも同水準の教育を提供するというものでした。この同一水準の能力が、製造業を基礎とする経済発展に大きく貢献しました。しかし、この成功体験が、次のステップへの飛躍を阻害する要因になりつつあります。世界の流れは、教育水準の底上げが必要だが、飛びぬけた才能を持つ子どもを伸ばす教育の必要性にも迫られています。いわゆる「ギフテッド」と呼ばれる子どもの教育が、世界において注目されるようになりつつあります。このような教育は、飛び級の制度によって具現化されています。
 ノーベル賞を多く輩出する国や地域は、飛びぬけた才能を持つ人材を排出しているわけです。ノーベル賞だけでなく、数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞も、その対象になるかもしれません。テレンス・タオは、フィールズ賞を2006年に受賞しました。彼は優れた才能を評価され、9歳でオートラリアの大学に入学しています。テレンス・タオはオーストラリアの大学で特別プログラムを受けて、栄誉あるフィールズ賞を獲得したわけです。世界では飛び級を認める国も多く、飛び抜けた才能を伸ばす特別な教育プログラムを持っています。米国の大学に在籍する18歳未満の学生は、25万5千人ほどいます。彼らは日本でいえば、高校生にあたります。もちろん、18未満の学生の中には、15歳の子ども達もいます。18歳未満の学生が、40人に1人の割合でいることになります。日本で、高校2年から大学への飛び入学が日本で制度化されたのは1997年のことです。今年で25年になりますが、実施しているのは千葉大など国公私立大の1%にあたる8大学になります。日本で飛び入学した学生は、全国で7人(2022年度)になります。37万人に1人の割合ということです。現在の学習指導要領では、「ギフテッド」に対応できない面があります。もっとも、日本も無策というわけではありません。文科省は2021年、ようやく有識者会議を立ち上げ、ギフテッドへの支援策の検討を開始しました。「難しい勉強がしたいのに学校ではできない」、「授業が簡単すぎてつらい」という子ども達の悲痛な叫びに、有識者会議が有効な対策を作り上げてほしいものです。
 授業を理解し、学習進度が目標に到達しているかどうかが、学年を飛び超えていく一つの目安になります。一般的に、授業が理解できたかどうかを調べるには、3段階の評価過程があります。最初は、診断的評価のテストで、単元前の学力を調べることになります。次に、授業や宿題などの学習活動の後で、子ども達一人一人の習得の度合を形成評価する段階になります。この授業における形成評価は、遅れている子どもには補習的指導を繰り返すような支援することになります。最後が、総括評価が子ども達の学習進度や学力を把握するテストになります。診断、形成、総括の流れが把握できれば、学習目標との関連で、子ども達の学力形成が逐一把握されるわけです。飛び級の前提は、このような評価をクリアすることになります。
 より具体的には、これまでの授業は子どもに知識を与え、一つひとつの知識につながることを説明していました。たとえば、算数の九九の授業があります。教科書を開き、先生が「今日は三の段を勉強します」と伝えます。伝えたあと、「3×1=3」から3×2=6がどういう仕組みになっているのかを簡単に説明します。ある事例では、「アメ玉が3つ入った袋が1つあり、これが3×1=3です」。そして、アメは3つありますと説明します。その上で、「3×2はアメ玉が全部で何個ありますか」というように授業は進んでいくことになるわけです。先生が3の段に関することをあれこれ説明しながら、黒板に重要なポイントを書きます。子どもたちは、それをノートに書き写しながら3の段の原理を頭の中で理解していきます。最終的には3×9=27まで覚え、授業終盤に練習問題を解いていくことになるわけです。生徒はノートをとりながら三の段を理解し、さらに練習問題で3の段の理解を確認することになります。生徒は先生の話をよく開き、粘り強く取り組んで課題をクリアしていくという過程を積み重ねていきます。この過程の中に、診断、形成、総括の評価の流れがあります。
 評判の良い教師は、それぞれの生徒の知識や性格の細かな違いを理解して指導します。細かな違いを理解して指導するからこそ、授業の成果が出るし、生徒にも好かれます。個々の生徒の学習の進捗状況を把握し、そこから適切な学習指導を組んでいくができるわけです。でも、このようなベテランの職人芸を持つ先生方だけの集団はなかなかありません。現在の学校教育の場では、生徒一人一人に合わせた個別授業が難しいという現実があります。困難があれば、その現実を変えようとする人々もいます。学習の進捗状況を評価するための研究のなかで、学習の進捗状況を把握することが行われてきました。その一つに、アダブティブラーニング(adaptive learning )があります。adaptive learningは、一人ひとりの学習の進み具合に応じて学習内容を最適化した指導になります。コーピュータプログラムであるAIを教師にすれば、adaptive learningが可能になります。生徒全員の個人データベースで、それぞれの生徒の学習の進捗状況(診断、形成、総括の評価)を記録していきます。進捗状況のデータベースをAIが参照することで、それぞれ何が足りないのかを把握できます。評判の良い人間の教師と似たことが、AI版adaptive learningでも可能となるわけです。この可能性を高めるツールがAIになります。
 医療現場において、AIが導入され、画像診断で威力を発揮しています。専門医の代わりに、人間と同等の精度で画像を診断するレベルまで性能を高めています。専門医の不足でもっとも懸念されるのは、診断時の見落としによる誤診になります。診断時の見落としによる誤診は、実際に数多く発生しています。AIは人間のように、不注意や疲れによるミスは起こしません。このツールは、人間よりはるかに高速に診断することができます。AIはコンピュータプログラムなので、24時間休むことなく診断し続けます。問題は、AIが良し悪しの評価を下せないことにあります。良し悪しの評価基準は、人間だけが持っているのです。診断はできるが、診断から人間の好みに合った治療は、患者と医師のコミュニケーションをする中で決められていくことになります。
 万能と思われたAIの能力に、疑問が出た事故がありました。2017年5月に、自動運転の将来を象徴するような事故があったのです。それは、テスラ社の自動運転車による事故です。アメリカのハイウェイを走っていた自動運転車が、前を横切ったトーラーの横腹に衝突しました。その事故で、自動運転車に乗っていたドライバーが死亡しました。自動運転車が、トレーラーが前を横切るという状況を想定できなかったのです。トレーラーに太陽光が当たり、その太陽光が反射して真っ白に輝く壁のようなものが現れるということが想定外だったのです。Alは、未来に起こることを予測できないという欠点があります。一方、囲碁、将棋、チェスなどのボードゲームでは、無敵の勝利者になります。これらのゲームの局面の数は、膨大になります。でも、囲碁、将棋、チェスは、途中で邪魔が入って駒がルール以外の動きをすることはありません。AIが、不得意なのは、「動的で開いた世界」や「ルールのない膨大な情報世界」になります。一方、どんなに膨大な情報でも、ルールに従うものであれば、瞬時に理解し、その解答を提示することができます。学校の学習や受験には、ルールがあります。教育は、ある意味でAIの得意分野ということになります。
 日本学校では、子ども1人が1つのタブレットを持ち、オンライン教育を受けることが可能になります。ITインフラの整備が進み、デジタル教科書も実現してきます。デジタル教科書の副教材やデジタル学習のソフトが進化すれば、各個人のレベルでも学習を進めやすくなります。教員は個々の生徒の学習履歴を瞬時に把握でき、それに応じた課題が出せます。教材に子ども達が合わせるのではなく、子どもの発達に教材を合わせることも可能になります。小中高のデジタル学習内容が一つのタブレットに集約されていれば、子どもの発達に合わせた教材配列が可能になるかもしれません。ある会社は、人工知能(AI) が生徒の疑問点に答えるチャボット機能を開発しています。この開発の狙いは、子どものつまずきの原因となる基礎まで遡って、基礎が分かる問題を出題し、弱点の克服につなげることにあります。これをより積極的に使うならば、子どもの興味関心のあることに教材を集約することも可能になるでしょう。子どもの能力を向上させることに、使うことができるわけです。小中高のデジタル学習内容とチャボット機能、そして子どもの興味関心と能力がかみ合えば、クラスや学年を超えて、多様で高度な教材を学べる環境を構築できます。この教育環境が整えば、才能のある子ども発掘が容易になり、子どもの興味関心、そしてその能力に合わせた授業が可能になるということです。日本版「飛び級」の構築を、adaptive learningの視点から構築することも面白いかもしれません。



Increasing consumption of cut flowers enriches society  Idea Plaza Summary 934 

2022-12-27 17:36:33 | 日記


 Cut flowers are one of the items whose consumption has increased during the pandemic. However, in Europe and the United States, demand for cut flowers for home use and as casual gifts began to grow in the late 1990s. Under such circumstances, the shop that is attracting attention is the UK's largest mass retailer "Tesco". This shop is known for having fully introduced the long-life guarantee sales of cut flowers. It was in the early 1990s that Tesco introduced this guarantee sale in earnest. Tesco sales is a system that will issue a replacement product again if the flower withers during the warranty period. By introducing the shelf-life guarantee sales, customers were satisfied with the quality of the flowers, and the number of repeat customers who came to buy flowers at the store increased. Tesco's sales increased about 7 times in the first 10 years, and the disposal rate fell below 6%.
 The reason for incorporating the warranty period was scientifically backed. It has been found that when transporting and storing cut flowers, reducing their respiration prevents them from aging. This temperature control can now be done more accurately and efficiently. We are familiar with temperature control of flowers and sell according to consumer needs. For that reason, it is important to have reliable cooperation between producers and distributors. There appears to be a practice of signing long-term growing contracts with growers to ensure reliable quality and logistics. On top of that, they share the POS data of each store as a partner with related companies.
 Plants have many healing and physiological effects on people. Research into the fragrance of fresh flowers has progressed in the fragrance industry, and its physiological and psychological effects on humans have been proven. The oil extracted from the scent of fresh flowers is used in many foods and products such as herbal medicines. Depending on the type of scent, roses provide sedative, wakefulness, restful sleep, skin care, and memory-enhancing benefits. Jasmine is fragrant at night and works for wakefulness. The scent also gives us a different enjoyment of flowers than what they look like. In addition, the physiological and psychological effects of color on people are well known. For example, as a way to use the color of flowers, people who want to suppress their appetite may decorate with blue flowers to control their appetite. Understanding the scent of fresh flowers, the time of day when they are scented, and the effects they have on people, and proposing TPOs that match colors and shapes may become an option for the cut flower business in the future.



유기농법이 이익을 올리고 지구를 지키는  아이디어 광장 125 

2022-12-26 18:09:56 | 日記


 최근, 유기농법이 주목받고 있다. 쌀에 관해서는, 모내기를 하고, 농약을 뿌려두면, 거의 손질을 할 필요는 없어졌습니다. 그리고 수확을 맞이할 수 있습니다. 옛날에는 중노동이었던 제초의 작업은, 농약을 사용하고 있으면 필요가 없는 일이 되었습니다. 하지만 쉽게 쌀을 키워 수확이 가능한 구조보다 유기농법으로 만들어진 쌀에 높은 가격이 붙게되어 왔습니다. 일본의 유기 쌀 농업은 전체 생산량의 0.5%로 매우 적습니다. 최근에는 식량 안보나 SDGs에 의한 환경에 배려의 관점에서 유기농법에 관심이 모여 있습니다.
 “안전과 안심”이나 “건강”을 소중히 해, 환경 친화적인 아이가모 농업이, 주목받고 있습니다. 아이가모 농업은 유기농 쌀을 수확하고 오리를 육류로 완성합니다. 잡초가 자라면 아이가모가 먹어줍니다. 그렇지만, 잡초의 성장 방법은 균일하지도 않습니다. 잡초가 적을 때는, 논에 넣는 아이가모를 적게 합니다. 반대로 벼가 잔디에 지는 것 같은 논에는, 커진 오리를 넣거나, 수를 늘리거나 하면서 조정해 갑니다. 잡초나 벌레를 먹는 아이가모에게도 먹이를 해야 합니다. 아이가모는 잡초와 벌레만으로 비육하는 것은 아닙니다. 확실히 먹이를하는 것으로, 아이가모는 좋은 육류가 됩니다.
 대량으로 유기 쌀을 만드는 것이 요구되고 있다고 할 수 있습니다. 유기 쌀에 가장 큰 장벽은 제초에 있습니다. 제초와 진심으로 임하면 매일 7km를 걷는 작업량이 됩니다. 이 작업이 완화되면 유기농 쌀 농법이 급속하게 보급됩니다. 이 장벽을 극복하려고 하는 사람들이 아키타현에 나타났습니다. 잡초를 억제하는 자주식 로봇을 사용하여 유기 쌀을 재배하려는 시도가 아키타현의 「니카호시」에서 시작되었습니다. 현지 농업 생산 법인이, 잡초를 억제하는 자주식 로봇을 사용해 유기 쌀을 재배하고 있습니다. 이 로봇은 도쿄 농공대학의 벤처가 개발한 「아이가모로보」입니다. 태양광으로 움직이는 아이가 모로보는 농가의 부담과 번거로움을 줄이기 위해 논을 돌아 다닌다. 태양광 발전을 동력원으로 하고, 스크루로 물을 저어, 진흙을 감아 올리는 것입니다. 물이 탁해져, 수중에 닿는 햇빛을 차단하는 것으로, 벼의 생육을 방해하는 잡초의 발아나 성장을 억제하는 구조가 됩니다. 논에는 잡초가 거의 보이지 않을 정도의 성과를 올리고 있습니다.



受験に合格した後の課題  アイデア広場 その1212

2022-12-25 16:30:29 | 日記


はじめに
 受験生の皆さんは、有名大学に入ることに最善の努力をつくしています。その受験生を支える親族の方も、最大の援助をしているのです。受験産業では、ある程度合格できる受験生とできない受験生の区別ができます。でも、ときどき本番に弱い受験生の出現により、取りこぼしが出てきます。実力を普通に発揮していれば、合格できたのにという受験生の存在です。その何人かは、コンディション調整の失敗にあるようです。そこで、合格への確率を高め、合格した後の道程を考えてみました。

1、記憶力を高める工夫
 勉強をする時は、脳の状態だけでなく精神や身体の状態が大切な要素になります。学習において、自分の目指すレベルに至るまでには、必ず「退屈で単純なプロセス」が存在します。中学校レベルの英語では、単語を知っていればなんとかなる問題が多いものです。中学の教科書にある英単語は、1200語程度です。これを覚える作業は、単調で反復の多いものになります。この習得を実現するためにやるべきことの大半は、基本の反復、すなわち簡単で退屈なことになります。単純な学習をする中で、1200の単語力を維持しながら、英語力を伸ばす勉強をすることが求められるわけです。この単純な勉強をする過程には、スランプやモチベーションの低下が必ずやってきます。基本的に、人間は時間がたつと一度記憶したものも忘れてしまいます。受験で大事なことは、覚えた記憶が必ず忘れることを計算に入れて覚えなければならないことなのです。たとえば、暗記を達成期日まで10日間があるとします。暗記をする1回目は3日間、2回目は2日間、3回目と4回目は1日、4回目と5回目は半日ずつ、6回目と7回日は最後の2日間のうちの短時間といった具合に時間配分することにします。はじめの1~2回日は時間がかかるのですが、暗記の作業を重ねるたびに必要な時間も短縮できます。でも、このような単調な作業は、楽しくありません。できれば、1200語の単語を使った楽しい物語を作る発想が浮かびます。1200語の物語は、グーグルの音声機能では、5分以内で終わります。通学の時にでも、繰り返して聞けば、1200語の単語は忘れないことになります。
 余談ですが、記憶には、明確ものと曖昧ものがあります。一般に、この記憶のレベルを4つに分類できるようです。それは、「親近感」、「見分ける」、「再生する」、「自動的習熟」になります。「親近感」というのは、一番弱い記憶になります。曖昧で、「ほとんど覚えていない」状態の記憶ともいえます。「見分ける」は、五択のような選択肢があれば正解がわかるレベルになります。自力では思い出せないけれど、選択肢を与えられればどの言葉が入るか思い出せるレベルです。受験生のなかには選択肢の多い問題は良くできるが、記述式の問題は良くできないないというレベルの子どもがいます。このような子どもが、「見分けるレベル」になるわけです。「再生する」は、単語を聞いたら、すぐに意味もスペルも発音正確に答えられるレベルになります。受験生の目標は、この「再生する」のレベルになります。最後の「自動的習熟」は、思い出そうとしなくても、すぐに浮かんでくるレベルになります。いつも使っている言葉とか知識というものが、「自動的習熟」の記憶になるわけです。受験では、「親近感」のレベルを、「見分ける」、「再生する」、「自動的習熟」のレベルまで高めることになります。この高める過程に達成感や楽しみが見いだせれば、充実した受験生活がおくれることになります。

2,モチベーションを維持する工夫
 単純な学習で大切なことは、スランプをなくすことではなく、その期間をできるだけ短くすることになります。調子のいいときと悪いときに訪れる大きなスランプの波を、できるだけ少なくすることになります。面白いことですが、高い目標を持っていない人は、スランプに陥りません。学習をしない人には、スランプが訪れないともいえます。スランプは努力している人が、目標に到達する経過における停滞といえるものです。努力を続けていけば、いずれスランプを乗り越えていくものと、楽観的にとらえても良いものかもしれません。スランプとの関連で出てくる言葉に、モチベーションがあります。この言葉は、「やる気」「意欲」「動機」などの意味で使われます。試験期間中に、このモチベーションが上がったり下がったりする子どもがいます。これも振幅を少なくしたほうが、良い成績を上げることができるようです。モチベーションは、新しいこと難しいことに挑戦しているときほど高いレベルで維持することができます。知らないことを学び、できなかったことができるようになる時には、モチベーションが上がります。でも、試験期間中は、一定の範囲の学習を繰り返すことになります。この繰り返すことの中に、記憶の量が増えたとか、記憶の正確さが増したなどの達成感得ることで、満足することも一つの知恵になります。範囲から逸脱する学習は、少し控えたほうが良いようです。
 受験勉強だけやっていても、頭をよくすることはできません。学業の成果は学校、家庭、塾のトータルによって決まるようです。もっとも、塾の良し悪しだけで決まることはないようです。授業に集中していても、分からない点は当然出てきます。このような場合、どんな些細なことでも、その日のうちに理解することが、とても大切になります。その日に習ったことは、その日のうちにマスターする習慣をつけることです。これは頭で考えてやることではなく、体が当たり前のように行うようにしておくことが成功の秘訣です。勉強するためには頭を働かせるのではなく、体が動いてしまうようになれば、人生の成功を勝ちとったともいえるかもしれません。体で覚えることには、記憶は忘れるという当たり前のことを、体が知っていることを含みます。記憶が薄れたものを強化するする過程も、体が行うことを意味します。

3,受験の範囲を俯瞰する
 勉強を考える時、自分の身体や精神の状態だけでなく、友達関係などの要素が大切になります。精神や身体の状態が大切な要素になります。勉強は、孤独な作業から生まれるのではなく対人関係の中から育ってくるものです。自己の習慣と対人関係は、学習の成就において大切なものになります。さらに、全体像を理解していることのほうが、学習はスムーズにいきます。全体が俯瞰できる優しい問題集を選びます。このような問題を行えば、学習ははかどります。大局的な見地から、全科の教科書の試験範囲に目を通し、まずイメージとしてとらえることになります。大学入試などの勉強を始める場合、できるだけ早い段階で大学入試過去問題集(過去問)を実際に解いてみることが、最も効果が高いと言われています。これは、最終的にどういう問題を解ければ良いか知ることになります。出題される問題のレベルが分かれば、日々の問題を解くモチベーションが高くなります。過去問は基本の反復が多く、その基本問題に習熟しておけば、本番での高得点が約束されるわけです。最終的にどういう問題を解ければ良いか知ることで、努力の方向性が決まります。無駄な努力をする必要がなくなります。
 受験勉強は、長期戦になります。1月に本番の試験があるとすれば、1年から2年前より準備をしなければならないでしょう。いわゆる準備期間は、学習メニューを適度に組むことが求められます。いくつかの科目をバランスよく学習することになります。受験に至るまで、いくつかの予備試験があります。この試験をいくつか受けながら、モチベーションを高めていくことになります。目標校が決まり、その受験が近づくほどにモチベーションが高くなり、行動が積極的になる傾向あがります。目標に近づくほどにモチベーションが強められる特性は、「目標勾配」と呼ばれています。良い講師は、受験生のモチベーションを切らすことなく、達成感を持たせる学習を支援することになります。講師は、目標勾配の特性を効果的に利用しますが、回復能力を超える負荷は避ける工夫もしなければならないことは言うまでもありません。
 しっかり食べて、よく寝ることは、「続ける」ための必須条件です。勉強などで頭を使ったときは、脳の表面にある大脳新皮質が疲労します。この疲労は、意外と早く回復します。大脳新皮質の疲労は、5分程度の睡眠でも回復すると言われています。難しい疲労は、別にあります。人間関係などのストレスによる脳の疲労は、脳の奥のほうの古い皮質にたまっています。この古い脳の疲労は、じっくり眠らないととれないのです。不安やストレスがあれば注意力も低下し、脳の働きも悪くなり記憶が落ちるものです。テスト期間中とその前後は、人間関係のストレスと軽減しておくことが求められます。もう一つは、不安を持たない環境に身を置くことです。不安は、ストレスを強化します。この対策としては、試験中の小さな失敗なら「合格圏内」という安心の感情を刷り込んでおくことになります。「リスクゼロはあり得ない」という心理的防波堤を築いておくことになります。

4.アウトプットの強化
 受験はインプットではなく、アウトプットが重要になります。アウトプット能力を強化する仕組みが、ひとつの課題になります。良い緊張は、能力を2倍にも高めます。緊張のレベルを上げるには、セロトニンの分泌を抑え、アドレナリンの分泌を高くすることになります。これは、ある程度の訓練を経験することで獲得できるようです。このケースのヒントが、スポーツ選手や肉食動物にあります。生命がより優先される事態では、痛みは感じなくなるような原始的本能が存在しているようです。命をかけて戦っているときに、傷を負って痛みを感じ戦いを放棄すれば、命を落とすことになります。ここまで追い込まなくとも、一流の選手は緊張さえコントロールできれば、ここぞという場面で、普段以上の力を発揮できるようです。選手は、毎回、緊張します。緊張するのが当たり前で、緊張は必要なものと競技者は知っています。緊張は、ポジティブなものと考えています。緊張は、敵ではなく味方であると理解されているのです。彼らは、緊張がパフォーマンス向上に貢献している理解しています。緊張をコントロールできる競技者が一流といわれるのかもしれません。
 地上で最も早い動物は、チーターだといわれています。チーターは、3歩進むだけで時速64kmまで加速して速く走るようになります。3歩進むだけで時速64 kmまで加速し、最高速度は時速120kmにまで達するわけです。でも、チーターは、その最高速度を600mほどしか持続できないのです。この動物は覚醒レベルを上げて、集中力を高めて、獲物を探し、獲物をとらえます。捕食活動の時の体は、興奮をもたらす準備が整っているわけです。一方、チーターは獲物を捕まえると、獲物を食べる前にまず休まなければなりません。獲物を捕るときの心臓の酷使は、脳を損傷しかねないほどのものです。おそらく、一流の競技者に通じる身体も似た状況のようです。このような極限状況を、長丁場の中で何度か経験しておくことも、必要なことかもしれません。

5,高みを登る工夫と努力
 長丁場の受験レースでは、塾の夏季特別講座や秋季特別講座を希望することもあります。これには、メリットとデメリットがあります。その良し悪し事例は、高地とレーニンに見ることができます。高地トレーニングは、当たり前ですが高地で行います。高地は空気が乾燥しているので、温度の割には汗をかきません。高地では、水分摂取を怠り、水分が足りなくなる状況という水負債に陥りやすくなります。困ったことに、水負債に選手自身が気かつかないケースが多いのです。高地では実際には汗をかいているが、蒸発が速いためにかいていないと錯覚するのです。そのために、高所トレーニングにおける食事では、鉄分や総合ビタミンを低地よりも意識的に多く摂ることが求められます。さらに高所では、交感神経が緊張気味になるので、睡眠が浅くなる傾向になります。ここでは低地に比べ、睡眠時間を1時間程度多めに取る配慮が必要です。高地でオーバートレーニング症候群が出た場合、風邪気味や貧血の症状が出やすい状態いなります。高地トレーニングは、年間計画の中にしっかりと位置づけられていなければならないといわれる所以です。塾の特別講座も、似たような状況になります。教科内容のレベルが高くなり、それを消化するために交感神経の緊張が高まります。いわゆるオーバーワークの状態に、陥りがちになります。いつもと違うことを理解して、それを補う睡眠時間を長くするとか、食事を工夫するなどの対策が必要になります。
 受験において、自分の持つ能力以上の成績は獲れません。でも、質の高い睡眠ができれば、自分の能力を出し切ることができるのです。良質な睡眠の三大要素は、個々人に必要な睡眠の長さ、眠る時間帯、睡眠の深さになります。一般に、入眠の前には手足の指先が温かくなることが知られています。手足の指先が温かくなるのは、末梢から熱を逃がすために毛細血管が拡張しているからです。手足の指先の毛細血管が拡張したとき、体温と脳の温度が下がり、眠りが訪れます。脳の機能を、休める時間になるわけです。もし、この休める時間を持たないと、脳は十分な働きをしない状態になります。受験には不利な状態になるわけです。眠ろうとしても、手足が冷えていると睡眠に入る状態になっていないので、睡眠が不十分なる可能性が出てきます。眠りの仕組みを理解し、質の高い眠りを得られるように自分なりの工夫を、日頃から実践しておくことが求められるところです。

最後に
 受験には、戦略と戦術があるようです。大局的立場の戦略は、受験の大枠を俯瞰することになります。ここに家族の協力やストレスを高めない環境の用意をすることになります。戦術的には、記憶力向上や学習の仕方などの工夫があります。ともあれ、無事、合格の栄冠を獲得して、次のステップに挑戦することになります。高校合格や大学合格、そして会社への入社試験に合格した後の課題になります。おそらく、100歳までの学習を続けることになるかもしれません。そんな訓練の場として、高校入試、大学入試、そして、入社試験などを活用することも、面白いかもしれません。一生勉強とか、リカレント教育とかリスキングが話題になっています。受験に合格することが到達点ではなく、そこから次ぎの目標を持って、より高みを目指してほしいものです。




スポーツのメリットとデメリット アイデア広場 その1211

2022-12-24 17:35:01 | 日記


 スポーツは、人格形成に貢献すると考えられています。学校体育で、スポーツを取り入れたことも、この前提に立っています。世界がこの考え方に賛同した理由に、イギリスのパブリックスクールのモデルがありました。貴族や中産階級の少年を一人前の男にする考えは、ヴィクトリア朝イングランドにおいて称賛されてきた特徴になります。当時のパブリックスクールでは、苦難を経験させ、少年を一人前の男にする教材としてラグビーなどのスポーツを使用しました。スポーツが人格形成をするという場合、良い人格が現れるという前提があるようです。でも、悪い意味の人格が形成される場合もあることを理解する必要もあります。たとえば、アメリカの大学スポーツでは、新入生いじめや入部の儀式、選手や監督による性暴力などがときどきメディアで報道されます。アメリカンフットクボールの選手やボディビルの選手は、男女に限らず薬物使用に直面します。体操競技やフィギア競技などの選手は、体形の維持や身体操作のために薬物使用の問題に悩むことがあります。望ましいと考えられるスポーツでも、社会的ルールを逸脱する薬物使用が、ドーピング問題としてメディアに報道されています。
 このような現象は、個人のレベルだけでなく、組織的に行われるようになっています。1995年に、イングランドのプロサッカー選手に実施した調査があります。70%の選手が、故障や体調不良があっても試合に出るよう指示されたと答えているのです。痛みを押して試合に出ることを続ければ、軽い故障でも重症化していく危険があります。痛みを押して試合に出ようコーチや監督、雇用主から要求されることも少なくないのです。長い目で見た選手の健康より、チームのほうが大事というのが管理者も存在する現実があります。この風潮は、クラブの管理者だけの意向ではありません。選手が痛みと故障に耐えて試合に出ることが、当たり前のように、観客からも支持されることが多いのです。プロのアスリートは、痛みを押してプレーすることを多くの人々から公認されるわけです。ケガを押してプレーする行為で生じる健康リスクが、合理的に排除される流れがあります。ある意味で、ケガを押してプレーすることが正当化されるスポーツもあるわけです。スポーツ医学が選手の健康を守り、能力を最大限に発揮できるように努力している一方で、スポーツの職場では、医療拒否という場面も生じていることになります。
 このような現象は、日本の運動部についても見られる傾向になります。コーチが、無理な指導をする姿が問題になりました。多くの保護者がコーチを見る基準は、「ヒポクラテスの誓い」にあるようです。医学の父と言われるヒポクラテスは、「知りながら害をなすな」という教えしています。自分の指導している選手に害をなすと知ったなら、学校の名誉や監督の意向があっても、コーチのレベルで断固阻止するべきだという理念的立場になります。でも、世の中は理念だけで動くわけではありません。利害で動く局面も数多くあります。ヒポクラテスの誓いと反対の経験則もあります。「ミルグラム効果」というものです。「ミルグラム効果」は、善良な人間であっても、上司の命令で非倫理的なことをやるというものです。この事例は、戦場では数多く見られます。上官の命令で非人道的行為を、淡々と行うものです。スポーツの世界でも、非人道的行為が行われる場合もでてきます。少年野球で、ピッチャーが投げすぎて、肘を壊すという現象が日常的に見られた時期がありました。このようなスポーツの場合、人格形成には負の要因になることになります。
 余談になりますが、ギリシャの競技やイギリスのスポーツには、階級とか地域性、そして、宗教と差別という要素があります。古代ギリシャの彫刻を見ると、裸体の姿で円盤を投げるものがあります。古代ギリシャの文献や美術作品作の描写から,裸で練習をし、裸で競技をすることが慣例になっていたのがわかります。裸で競技することが、古代ギリシャの特徴であるともいえます。紀元前6世紀に、都市国家のクレタとスパルタが陸上競技に裸を取りいれたことが分かっています。ギリシャの競技は、身体を見れば階級がわかるようになっていました。裸で常に練習していれば、体全体が日焼けすることになります。一方、農業労働者は、肌を太陽から守るために野良着を身に付けます。野良着を着れば、体が部分的に日焼けすることになります。また、熟練工のように屋内で働く人々の肌は、青白くなります。裸で練習する時間と手段をもつギリシャ市民と農業労働者や熟練工では、肌の色が違っていたのです。イギリスのスポーツで印象に残ったものは、1960年代までのルールにあります。今では、普通に日曜日にサッカーの試合が行われています。でも、1960年代までは、日曜日に試合ができなかったのです。その理由は、安息日という宗教上の理由にありました。プロテスタントの教義では、日曜日の安息日に、働いたり遊んだりしないで、神に祈りをささげる日ということになります。この教えが、イギリスではスポーツのルールにまで及んでいたということです。もちろん、今は、大丈夫のようです。
 時代が変わりつつあります。スポーツの世界もオープンになってきました。情報が、すぐに手に入るようになってきたのです。勝つための練習は、どうしているのかを選手は考えます。根性を重視するやり方だけの練習よりも、合理的練習をしながら成果を上げているクラブに注目します。他校の部活の生徒との連絡も、容易に行われる環境が整っています外国の大学スポーツ情報も入るようになりました。アメリカの大学スポーツは、単なる勝ち負けではなく学業を優先した上での取り組みを行っていることを知ります。もちろん、アメリカの大学におけるクラブの様子も分かるようになりつつあります。このような情報が飛び交う中において、これからの指導者(監督やコーチ)は、選手を締め付けるのではなく、可能性を活かす指導をすることになるようです。選手生活を、充実させることはもちろん、セカンドライフについての配慮も心掛けるようにしたいものです。部活動の選手の大部分は、卒業後一般社会で生きていくことになります。彼らにも、社会で生きていくライフスキルが求められているのです。部活動という狭い論理から一般社会の論理を身につけて、社会に貢献する人材の育成が求められています。
 話は少し変わりますが、日本スポーツ協会が教員免許状所持者向けの公認スポーツ指導者資格の受講者を募集しています。この公認スポーツ指導者資格は、部活動の地域移行に対応したものです。学校と兼業で地域でも指導を続けたいと望む教師に向けた資格になります。この資格を取るためには、講習を受けなければなりません。その費用は1万5千円になります。関心を引くのは、その講習のカリキュラムです。カリキュラムの中身は、適切なコーチング、スポーツ医科学、そして指導現場のハラスメント防止になっているのです。日本の運動部やクラブには、ハラスメントの要素が色濃く残っているようです。その悪弊を除去する試みが、本格的に行われつつあるようです。資格を取って、必要なスキルを備えた指導者が増えれば、スポーツはより安全に学べ、パワハラ指導もなくなり、子どもたちの運動環境は改善していくことになります。
 最後になりますが、ワールドカップカタール大会で日本が強豪スペインを下して16強入りを果たしました。前回2位のクロアチアには、惜しくもPK戦で敗れました。でも、ドイツやスペインに勝利したことは、大きな収穫でした。今回の日本代表メンバー26人のうち、欧州クラブに所属する選手は過去最多の19人を数えました。欧州のリーグは、日本の選手にとって、最適な鍛錬の場になったようです。安価で勤勉な日本選手の評価は高く、最近では欧州クラブの青田買いも頻発しているようです。イギリスのプロリーグを見るまでもなく、選手には厳しい環境に置かれる場合もあります。特に、ケガをした場合など、選手個人では対処できないケースもでてきます。このようなケースを事前に軽減するために、日本サッカー協会は布石を打っていました。2020年に、協会はドイツ・デュッセルドルフに、欧州拠点の拠点として「JFAオフィス」を設けたのです。協会はJFAオフィスを通じて、各クラブと膝詰めで交渉し、負傷やコンディションなどの情報も共有していました。ドイツ戦で得点した浅野拓磨や板倉滉の選手は、負傷明けにも関わらず選ばれました。この選考の決断には、デュッセルドルフのJFAオフィスから得られた両選手のコンディションについての確度の高い情報があったのです。欧州で鍛えた選手たちと日本サッカー協会の強化策がうまくかみ合って、実現した結果が今回のワールドカップと言えるかもしれません。スポーツには、医療拒否という負の場面もありますが、今回は医学の専門知識が発揮された嬉しい事例になるようです。


Mechanism to maintain curiosity  Idea Plaza Summary  933 

2022-12-24 17:33:06 | 日記


 According to one expert, human curiosity has greatly contributed to the development of civilization. It seems that the most important thing is that human beings left from Africa, the land of peace. It has been 50,000 to 70,000 years since humans left Africa. The number of humans who left Africa is said to be relatively small, about 5,000. The 5,000 humans who left Africa will move to various parts of the world. After a latent period of 40,000 to 60,000 years, civilization began about 10,000 years ago. The period from this latent period to the beginning of civilization is called the hunter-gatherer age.
 After the hunter-gatherer era, the farming era was happy to have family ties. Agricultural society promises that people will be organized and connected and that they will not deviate from the group. Happiness comes when production increases and people become rich. But if stability is prioritized, as in agricultural societies, it will do great harm to the population in times of crisis. In humankind, there were many people who wanted stability, but there were also a few who took risks. When a certain saturation has been reached, there will be mavericks (challengers) who will try to demonstrate this vigorous curiosity. Interestingly, when we look at organizations that have developed civilizations and cultures, visionary organizations have valued people who are full of curiosity. It can be said that we have preserved human resources with curiosity in preparation for sudden changes in the natural and social environment.
 Curiosity is said to be divided into diffusive curiosity and pursuit curiosity. We have a toddler who asks a lot of questions. This is a classic case of diffuse curiosity. At the other end of the scale is the obsessive curiosity, the obsessive pursuit of a single question. Often there is a figure that watches the ant's behavior for a long time. It turns out that this child also has pursuit-type curiosity. If you indulge in diffuse curiosity, you will end up just knowing. If you develop only diffusion-type curiosity, you will not be able to analyze the problem and will flow without finding a solution. So, using pursuit-type curiosity. It is also necessary to analyze problems and find a certain solution. It seems that it is desirable to have a well-balanced state of curiosity of both diffusion-type curiosity and pursuit-type curiosity.


모두를 건강하게 만드는 폴 워킹  아이디어 광장 124  

2022-12-22 17:23:11 | 日記


 걷는 것으로, 활력을 얻을 수 있는 것은 많은 사람이 체험하고 있습니다. 속보는 회춘 호르몬을 분비시켜 피부 장력과 수분, 머리카락 광택을 유지하는 것으로 알려져 있습니다. 60대 후반의 사람이 40분 정도 속보를 1년 계속한 결과 해마의 부피가 2% 증가했다는 보고도 있습니다. 스트레스가 있고 불쾌한 상태에서는 작업 능률이 오르지 않습니다. 스트레스를 줄이고 불쾌한 기분이 들지 않는 가장 좋은 방법은 정기적으로 운동을하는 것입니다. 걸을 때의 리듬으로, 생각이 몇 분간 끊어지는 것입니다. 그렇지만, 그 후로, 아이디어가 조금씩 나타나는 것이 많습니다. 무엇보다, 이 조금씩 나타난 아이디어를, 메모해 두지 않으면 기발한 아이디어를 놓쳐 버립니다.
 좋은 걷는 방법은 인생의 재산이 됩니다. 인생에 도움이되는 것 주변에는 비즈니스가 태어납니다. 워킹 주위에는 사람들의 발밑을 지원하는 신발 사업이 탄생했습니다. 신기 쉬운 신발을 단독으로 판매하는 것이 아니라, 건강과 쐐기로 판매하는 스포츠 기업도 나타납니다. 선진국의 사람들은 여가활동에 관련된 상품이나 서비스에서도 건강에 배려한 상품을 선택하는 경향이 있습니다. 산책이나 달리기와 같은 운동량이 적절하게 확보되면 지방, 근육, 뼈에 좋은 영향을 미칩니다. 적절한 운동을 하면 운동이 좋고 자세가 좋고 체형이 좋아집니다. 그리고 머리도 좋아진다. 무엇보다 좋은 걸음걸이가 아니라면 효과는 반감됩니다.
 최근에는 워킹 툴로서의 신발뿐만 아니라 폴도 주목을 끌게 되었습니다. 보행에 있어서 발허리의 약하고 안정성이 부족한 고령자에게는, 폴(스테크)이 필수품이 되고 있습니다. 그것도, 1개의 폴로부터 2개 가지는 쪽이 증가하고 있습니다. 폴을 양손에 가지면 등근이 늘어나, 좌우의 밸런스가 잡힌 상태로 워킹을 할 수 있습니다. 고령자가 빠지기 쉬운 밸런스의 무너짐을, 2개의 폴이 막습니다. 극을 가지지 않고 일정한 시간을 걸으면 다리, 허리, 등 근육에 피로가 축적됩니다. 허리가 지치면 허리를 구부린 자세로 걷게 됩니다. 이른바 허리가 구부러진 전경의 자세로 걷게 됩니다. 이것을 보정하는 툴이, 2개의 폴이라고 하는 것입니다. 폴 워킹은 손발을 효과적으로 사용하기 때문에 보폭이 넓어져 운동의 질과 양을 높입니다.