ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

サンマの豊漁を取り戻す仕組み アイデア広場 その1170

2022-08-31 18:12:51 | 日記


 2022年のサンマ漁が、7月上旬に北海道で解禁されました。このサンマ漁は、小型漁船の流し綱漁になります。このサンマ漁は、サンマの季節到来を告げる夏の風物詩になります。初サンマは、北海道で水揚げされ、釧路市の卸売市場で7月14日に競りが行われました。獲れたサンマは、なんと24匹だけだったのです。この24匹の重さは、2.5kgで、1kgが6万2千円になり、過去最高の値をつけたのです。これを競り落とした釧路の水産卸商店が買いつけ、東京の豊洲市場や札幌市場に出荷しました。豊洲市場では、7月15日に初サンマが入荷しました。入荷したサンマは、1.1kg(10匹)で、卸値は1kgが12万円(1匹1万3200円)になったのです。豊洲市場の担当の方は、数年前は最初の水揚げが数十kg単位だったと話しています。今年のサンマは、数が少なく、そして小ぶりになっているともつけ加えていました。
 サンマ漁は例年、まず流し綱漁が7月上旬に解禁されます。そして、8月になると大型漁船で沖合までサンマの群れを求めて出漁する棒受網漁が解禁され流れになります。昨年は、流し綱漁ではほとんどサンマが獲れなかったそうです。今年は、水産庁の長期漁海況予報によると、8~12月に日本近海に寄りつく量は2021年を上回るということですが、漁業者の生活を支える状況には程遠いようです。沖合などに行く場合、漁場が遠くなり、漁船の燃料代がかさみ、1日に数百キロ単位でとれないと採算が合わないのです。2021年よりサンマの来遊量が増えても、経済性を考えて出漁しない選択をとる事業者が出てくるようです。増えても、1日数百キロの捕獲が難しい場合、出漁をしても赤字になるわけです。近年は沿岸に来遊するサンマが少なく、不漁が続いる状況には変わりがないようです。今後は、主な水揚げ地の三陸沖で漁場が形成される10月ごろに、今年のサンマの水揚げがわかります。
 潮目のできる日本列島の太平洋沖は、世界屈指の好漁場です。日本の漁獲量の約5割を占める北海道の南東沖の海域には、冷たい親潮が流れています。サンマは、12~18℃度の冷たい水を好み、浅い所に生息する魚種です。北海道近海のサンマ産卵場所が、海水温の影響で、東の海域に移動しているのです。勢いを弱めた親潮の流れは、サンマの南下を妨げてしまっているわけです。通常は、親潮が三陸沖まで南下し、黒潮とぶつかり合って潮目ができて、漁場が近海に形成されます。サンマは寒流である親潮の流れに沿って、千島列島から北海道の東岸沖を抜け東北沖へ回遊していました。その親潮の勢いを示す流量は、90年代から少しずつ減少し、現在も回復の兆しが見えないのです。海流の勢いは、主に海上の風によって生み出されます。親潮の勢いは、北太平洋上にあるアリューシャン低気圧によって左右されます。地球温暖化が、この海域の風を弱めている可能性があります。
 もう一つの要因は、流氷によるものです。オホーツク海の場合、アムール川から大量の真水が注ぐため塩分が薄くなり流氷ができ易いのです。流氷は流れている間に、たくさんの植物性プランクトンや養分を付着させて南下してきます。流氷の下で、魚が活発に活動し増えているわけです。流氷に閉ざされた冬場の漁場は、漁業ができません。流氷がある間は、一種の禁漁期間になり、魚を大きく成長する時期にもなるわけです。でも、1990年頃から、流氷の厚さが薄くなってきました。魚が成長する期間が、短くなってきたわけです。余談ですが、2020年12月中旬から1月上旬にかけて、日本海側を中心に大雪が降りました。多くの車が身動きできない映像が流れたので、ご記憶の方もいることでしょう。この大雪は、偏西風の蛇行で寒波が流れ込んだことと、日本海の海面水温が平年よりも高いことによるものでした。2020年の夏の猛暑で、海面水温が高くなっていました。雪が降り始めた12月15日前後の日本海の海面水温は、平年に比べ2~3℃も高かったのです。大陸からの強い寒波の訪れと、日本海の海面水温が平年よりも高かったことが、水蒸気を大量に発生させ、豪雪という現象を起こしたわけです。海水温と偏西風の勢いには、注意が必要のようです。
 今回のサンマの初上げで、危惧したことがあります。漁業関係者が、小ぶりになってきたという発言です。現在、漁獲圧を高くしている国は、中国になります。中国では、投機目的で漁業者にお金を出して虎網漁をさせる富裕層がいるのです。虎網は儲けが大きいので、新しい船をつくっても3年もやれば借金は返せる仕組みです。この虎網を使う漁は、小魚も全て捕ってしまう網の目が細かい網の漁です。持続可能な漁業をする場合、一定の魚を海に残すことが大切になります。この面で配慮を欠いた漁をしているために、海洋資源は減少しています。魚種によっては、絶滅にいたるケースもあります。1950年、カリフオルニア沖のマイワシが絶滅しました。日本の近海で獲れていたニシンも、捕れなくなりました。2019年のサンマ、サケ、スルメイカの漁獲量は、統計開始以来最低だったのです。ピーク時と比較すると、サンマが92%減、サケが80%、減スルメイカは94%減になっています。海洋生態系を維持する場合、イワシの20%が捕食で失われるとき、20%の新しいイワシを生産し補う必要があります。20%を補わなければ、漁獲は持続的に得られなくなり、減少していくことになります。20%を補うべきところを10%しか補えない場合、イワシの平均サイズが小さくなることが経験則からわかっています。各種の餌魚平均サイズが小さくなることは、資源量が減ってくるという目安になります。それが、サンマにも起きているわけです。
 サンマの資源を回復させるヒントが、マングローブ林にあります。アジアでのエビ養殖池開発が著しい時期には、マレーシアのペナンの海岸の環境破壊も進みました。1994年、ペナン島西海岸のマングローブ沼沢地で、外資系によるエビ養殖場の建設とその拡張事業が行われました。ビジネスをすることによって生み出される社会的な負の費用を、払わない企業があります。この企業は、かつて海岸をゆたかに茂っていたマングローブの森を破壊していきました。マングローブ林は、きわめて多様な生きものに餌やすみかや揺藍場を提供しています。この破壊に対して、1994年「魚資源の保護と持続可能な漁業の促進」を目標とするNGOが正式に活動を始めました。荒廃した海岸で、デモンストレーションとしてマングローブ植樹活動を行ったのです。1997年から2018年までに、111へククールの水辺に33万本のマングローブが植えられました。マングローブ林の植林は、この海岸に魚の資源を取り戻したのです。そして、このマングローブの活動の成果は、2004年12月に起きたスマトラ沖大地震の時に現れたのです。海岸を襲った津波の勢いを、マングローブが緩和しました。あるいは、マングローブにしがみついて難を逃れた人びとも多数でたのです。東南アジア諸国での養殖エビは、バナメイエビやブラックタイガーなどが有名です。エビの養殖の問題は、養殖地造成のためにマングローブ林を伐採する環境破壊があります。マングローブの森は、養殖池の建設、伐採、都市開発などのために急速に失われています。ここで養殖されたエビ類が、日本などの先進国へ輸出されるわけです。マングローブ伐採という環境破壊の上に養殖されたエビが、日本に送られていることになります。サンマ漁についても、このような流れがないのでしょうか。
 2021年の流し綱漁は、サンマが沿岸に近寄らなかったために、途中で中止になっています。その見返りとも言えるのかもしれませんが、今年は昨年より少しだけ、漁獲が増えるとの予想がでています。禁漁を3~5年程度行えば、徐々に増えてくるとことが予想されます。外国船も、高い燃料を使って日本近海まで来て、漁業ができない状況になりつつあります。日本が外国船から高い魚を買わなければ、サンマの資源は保護される環境になりつつあるわけです。かといって、サンマ漁を行っている方の生活は、豊かなものにすることが求められます。時代は、副業を認める流れになりました。次の発想として、サンマの釣り堀という考えがでてきます。サンマ好きの方に、釣り堀で提供する仕組みを作るわけです。もちろん、サンマの飼育には、水族館の学芸員の方の知識やスキルが必要です。漁師の方が生きたまま水族館に運び、そこで長く生育できるようにしたうえで、サンマの釣り堀を水族館で行うという仕組みを作るわけです。1匹1000円で釣って、近くの民宿で調理をするような仕組みをつくれば、少しは生活の糧になるかもしれません。3~5年をこの方式で我慢をすれば、サンマの資源も回復し、従来の漁法が行えるようになるかもしれません。



Transforming methane-producing dairy farming into ethical  Idea Plaza Summary894

2022-08-30 17:43:22 | 日記

 
 Carbon dioxide has become a hated gas because it is a causative agent of global warming. But it's not just carbon dioxide that's driving global warming. Methane gas has about 25 times the greenhouse effect of carbon dioxide. In recent years, the magnitude of its impact has been pointed out. The agricultural sector accounts for 30% of the world's greenhouse gas emissions. Nearly 80% of this came to be said to be derived from the burp of cows. Methane from a cow's "burp" is produced when microorganisms living in the cow's stomach digest the carbohydrates it feeds on. This methane is produced by microorganisms living in the rumen of cows during the process of digesting the feed. Methane is released into the atmosphere as a "burp" when the food in the stomach is returned to the mouth and chewed.
 Some people were concerned that cows, which had been popular as a good source of protein, were being treated as a nuisance. They have discovered a mechanism that suppresses the release of methane. The person who played a central role in this was Yasuo Kobayashi, a specially appointed professor at Hokkaido University. Mr. Kobayashi has been working on feed research for many years to reduce methane from cows. The cut will be the improvement of the bait. Bacteria living in the rumen of cows produce amino acids from the feed the cows eat and the nitrogen gas in their intestines. Methane is produced in this process. Therefore, they have continued to research feeds that suppress the generation of methane. They have developed a bait that weakens only the methane-producing bacteria in the rumen.
 He added hundreds of natural ingredients and cultured cow gastric juice to see how it produced methane. As a result, it was found that the oil extracted from the cashew nut shell did not produce methane. This bait was commercialized in 2011. However, the suppression effect of the bait is at an unsatisfactory level. Mr. Kobayashi has set a goal of reducing methane emissions from cows by 80% by 2050. In the undeveloped phase, many buds that develop new phases appear. Some researchers are also aiming to improve the feed so that the energy that would have been lost as methane is turned into meat and milk. Wagyu beef is highly praised around the world for its meat quality. It seems that research on the discovery and improvement of bacteria that produce this meat quality with a small amount of food is also an option.


부업과 듀얼 태스크의 친화성을 탐구하는  아이디어 광장85

2022-08-29 18:27:18 | 日記

 근대 산업은 분업과 전문의 세분화에 의해 큰 성과를 거두어 왔습니다. 하지만 현대 시간을 볼 때까지 분업과 세분화는 비인간적인 면이 있었습니다. 그것은 작물 재배에 비유할 수 있습니다. 같은 곳에서 같은 작물을 만들면 연작장애로 수확은 줄어듭니다. 연작장애를 막기 위해서는 혼재배를 하고 윤작을 하게 됩니다. 혼합 재배에서는 콩과 민트를 함께 심으면 수확량이 증가합니다. 같은 것을 계속하는 경우, 휴가를 넣거나 놀이를 넣는 것이 좋은 성과를 올리는 것으로 연결됩니다.
 사람이 살아가기 위해서는 여러 잡사를 해내야 합니다. 옛날의 농민은 농업만을 하고 있던 사람은 없었습니다. 농민은, 산의 손질도 하고, 목수도 하고, 염색물도 하고, 여러가지 일을 하고 있었습니다. 서양으로 눈을 돌리면 르네상스 사람들은 여러 분야에서 큰 업적을 남깁니다. 대표적인 레오나르도 다빈치는 회화를 그려, 건축을 행하고, 심지어 군사에 필요한 견고한 성까지 만들고 있었습니다. 부업을 부끄러워하는 것은 역사를 보지 않는 한 보인다.
여러 능력을 향상시키기 위해서는 어떻게 해야 합니까? 이 팁은 이중 작업에서 볼 수 있습니다. 듀얼 태스크는, 동시에, 2개의 일을 하면서 능력을 높여 가는 수법입니다. 하나의 사례에서는 수영을 하면서 계산을 하면 뇌와 신체의 노화를 방지할 수 있었다는 것이 있습니다. 듀얼 태스크는 아이들의 신체와 뇌의 발달에도 유효한 것 같습니다.
 이른바 발상이 풍부하거나 아이디어를 만들 수 있다는 인재가 필요합니다. 다른 분야의 사람과 사람의 연결은 비즈니스를 성공으로 이끌어 낸다. 프로젝트에서 짜고 있는 멤버도 다양해지면 새로운 일의 영역이 열리는 케이스가 늘어납니다. 개인이 여러 능력을 갖는 것이 좋습니다. 그룹 내에서 여러 능력을 섞어 성과를 올리는 것도 주목 받고 있습니다. 다수의 사람과 같은 정답을 낼 수 있는 두뇌의 사용법은, 앞으로의 시대에 있어서, 상대적으로 중요도가 낮아집니다. 학제간 연구와 다른 업종 간의 교류가 새로운 분야를 열고 있습니다. 좁은 범위의 연구 분야에서 조금 거리를 둔 연구 동료와 일을 하는 것으로, 새로운 분야를 개척하는 것도 선택지가 되고 있는 것 같습니다.




小学校の統廃合が住民を幸せにする仕掛け アイデア広場 その1169

2022-08-28 18:11:29 | 日記


 戦後における無秩序な都市の郊外拡散は、行政コストを高くしています。上下水道の拡充にしても、その維持や修理に多大な費用が掛かるようになりました。多くの自治体の水道事業は、赤字経営になっています。その理由は、都市の拡散によるものです。高度成長期には、予算が毎年増加した経緯から、水道事業も交通インフラも拡張が可能でした。でも、人口が減少する地方においては、拡張したインフラが重荷になっているのです。地方の人口減少に対応した適正なインフラの維持が求められています。できれば、これらの事業が黒字化する方向で、制度設計ができれば面白いことになります。黒字化の仕組みは、スマートシティになります。スマートシティ政策とは都市を健康にしよという体質改善の試みです。今の自治体の政策は、人口が減少の中で、公共交通を郊外に広く薄広げています。スマートシティは、都市、交通、福祉、教育、財政などの問題をクロス縦断的にわたって解決できる可能性を持っています。その可能性を、現在進められている自治体による小中学校の統廃合の視点から探ってみました。
このヒントは、福島県の小中学校の統廃合に見ることができます。2022年度、福島県内における市町村立小中学校は595校になります。この数字は、5年前の2017年度の669校から比べ74校減少しています。さらに、5年前にさかのぼると、2012年から2017年度までは54校の減少していました。1969年度には1070校があり、2022年度の595校と比較すると6割ほどになっていることがわかります。2022年5月現在、小学校に在籍する児童は8万3千人で、中学生の生徒は4万3千人になります。2012年以降、児童生徒数は毎年1600人から6200人が減少しているのです。小中学校の統廃合が、年が進むにつれて加速していることがわかります。ここで解決策は、使わなくなった校舎や体育館、そしてプールの利活用になります。
 小中学校の統廃合は、児童生徒の減少や校舎の老巧化なども要因になっています。も2029年には、高度成長時に建設してから50年以上になる道路や橋梁が、全国で50%にもなります。地方自治体は、道路などに加え学校の校舎やプールの更新という大変な重荷を背負うことになります。例えば、30万人の中規模都市には、50校程度の小学校があります。小学校には、プールの設置が義務付けられています。プールの施設は、学校教育法施行規則などで細かく決められているのです。予算の関係で、作りやすい野外プールがほとんどです。野外のプールは、寒くなると泳ぐには適さないものになります。つまり、小学校のプールは、年間を通じて使われない期間のほうが多いということです。野外プールの建設費は、約1億円です。2029年には半分以上が、更新になります。25のプールが更新になり、25億円が使われることになります。そして、いずれ残りの25のプールも新しくなるでしょう。その金額は、50億円になります。1年の大部分の期間使用されないプールにしては、多額の金額が投入されています。この無駄を、利益を産むプールに変える工夫をしてみました。
 1年の大部分の期間使用されないプールに対して、多額の金額が投入されています。提案は、このプールを室内温水プールにして、年間を通して使えるようにしようというものです。室内温水プールの建設費は、1つ10億円程度です。50億円があれば、5つの室内温水プールができます。この5つのプールを、50校の小学校が共用して、通年使用するわけです。一つの温水プールを10校の小学校が、調整しながら使うようにします。野外プールのように、天候によって水泳の授業を中止するというようなこともなくなります。このような温水プールの事例は、東京都の中央区などでも見られます。温水プールでは、水泳の授業が天候に左右されずに計画的に行うことが可能になります。面白いことに、中央区の学校温水プールは、一般にも開放されています。区民の大人は350円、区以外の大人は500円の料金になっています。区民の65歳以上は、無料というメリットを享受しているようです。ここから、さらに発想を飛躍させることも可能です。この学校温水プールの管理と運営を、民間の企業に任せるという考えが浮上します。民間に委託することで、利益を生み出すビジネスにもなります。住民の方は、温水プールで健康を維持増進できるというメリットを享受できるかもしれません。
 余談になりますが、 厚労省は健康寿命が、2019年は男性72.68歳、女性75.38歳だったと公表しました。同じく、平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となり、ともに過去最高を更新したことになります。健康寿命は、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示すものです。平均寿命との差は、男性8.73歳、女性12.07歳となります。この意味することは、介護を受けたり寝たきりになったりしながら人生最後の期間が、男性8.73年、女性12.07年ということになります。平均寿命と健康寿命が、できるだけ近接することが望ましいということはいうまでもありません。国の財政の立場からも、国民の方には健康に過ごしていただき、医療費や介護費を少なくすることが望ましい姿になります。
 健康寿命の獲得には運動が良いと分かっても、なかなか一人ではできないものです。温水プールでは、年間を通して一定の温度環境で運動ができます。シニアには、良い運動環境を提供する場になります。泳ぎやすい環境を準備し、親しみやすい運動プログラムを用意し、仲間と一緒に楽しめる場の設定することができれば、運動の継続が可能になります。自治体は小中学校の統廃合を契機に、室内温水プールをつくることになります。このプールを作った後は、運営を民間に任せる形式にします。町や学校の職員などは配置しないで、人的資源は民間に提供してもらうわけです。小学生が授業で、優先的に使うことはもちろんです。プールの建設費は自治体から出してもらい、後は企業努力で利益を上げてもらうことになります。プールの維持や補修は、民間に請け負ってもらうことになるわけです。わずかですが、自治体の財政の節約になります。プールの運営が上手くいって、企業が利益を上げれば、地方税が入ることになります。
 子ども達が使わない時間帯が、稼ぐ本番になります。ここで、利益を上げる仕組みをつくることになります。週2~3回泳いでいる人達は、医療費が年間3~4万円少ないというデータがあります。さらに、水泳には限らないのですが、週5~6回運動している人達は、肥満が少なくなります。小学校の体育館は、放課後は子ども達に使われていません。室内温水プールや体育館を有効に使いながら、健康増進を狙うわけです。そのためには、途切れなく利用者を呼び込む工夫をすることになります。良いサービスが、スムーズに人々を呼び込むことになります。サービスには、使いやすい施設にすることです。水泳や水中ウオーキングのコースを、各人の泳力によって配慮していきます。運動を行う中でしりとりや計算をすると認知機能が向上します。同時に二つのことを行うことは、デュアルタスクといいます。この運動と脳機能を使うデュアルタスクを毎日実践することで、糖尿病と認知症の両方の改善に繋がります。このような運動処方を提供していくことも、サービスの一つになります。
 スマートシティを実践していく場合、単なる節約だけでは、楽しくありません。福島県の場合、5年間で50以上の小学校が統廃合されています。この統廃合には、新しい学校の建設や古い校舎の利活用などの建設費用が掛かります。その時に、市町村が予算の使い方にひと手間の工夫を加え、室内温水プールを有効に使う仕組みを取り入れるわけです。さらに、学校や自治体が温水プールを運営するのではなく、民間に任せる仕組みにします。民間のスイミングスクールは、自前で室内温水プールを建設し運営しています。その中で、利益を出しているわけです。10億円の建設費用を使わずに、温水プールが使用できるとなれば、民間の企業にとっては、美味しい話になります。スマートシティに中に、このような仕掛けをつくれば、子ども達は水泳の泳法が格段に上達します。住民の方も、運動をする環境を獲得できます。住民の方の運動量の増大は、住民の方の健康を向上させます。すると、医療費の抑制が可能になります。町や村の予算が節約されることになります。そしてスイミングプールを運営する企業は、利益を上げることができます。小中学校の統廃合を嘆くだけでなく、そこにひと手間加えれば、住民の方の幸せを高める仕掛けができるかもしれないのです。





Comprehensive resident services provided by intelligent local governments Idea Plaza Summary893

2022-08-27 17:44:36 | 日記

 Many local governments have degraded services to residents due to financial difficulties. Some cities, towns and villages are not defeated by such difficulties. Municipalities that are successful in serving their citizens and managing their finances are more concerned with long-term goals than short-term popularity. To that end, it seems that they dare to ask the residents to bear the burden. Shimojo Village in Nagano Prefecture will become a model for increasing the population and creating affluent lifestyles while conducting sound management. In this village, the villagers decided to do the road construction for less than 2 million yen. The village office provides road construction materials and construction tools, and the villagers provide their labor free of charge. This cost was one-fifth the cost of public works projects.
 A feature of Shimojo Village is the small number of employees. The number of employees in Shimojo Village is 8 general administrative townspeople per 1,000 population. The average value of similar municipalities is 17 employees, so it is a calculation that half the staff is doing the work. Shimojo Village integrated its divisions into four divisions: General Affairs Division, Promotion Division, Welfare Division, and Board of Education, and abolished the Chief of Staff system. They have removed the framework of work and have adopted a system in which one employee concurrently performs multiple tasks. It seems to prove that if each employee can efficiently perform multiple tasks, even if the number of employees is reduced, there will be no hindrance to work. Vertically divided administration deprives us of waste and flexibility.
 There are many villages in Switzerland that operate in a similar way to Shimojo Village. In some villages, staff, including the village chief, work part-time. In addition to the school, the village hall facilities include tenants for businesses and a café facing the plaza. The convenience store that is in as a tenant is open only in the morning. The Village Hall has many functions. The library is only open once a week. In the multi-purpose room, the village assembly is held and nine members gather to discuss. Civil servants who work at the government office are basically free contracts for a four-year term, and there are no bonuses or raises. They also have side jobs in agriculture and tourism, and earn the highest income in the world by repairing farm roads and forest roads and removing snow. From the standpoint of maintaining finances and enhancing services for residents, it can be said that we have entered an era in which the government is required to respond flexibly.


환자도 의사도 좋아지는 구조  아이디어 광장84

2022-08-26 17:34:49 | 日記


 리필 처방전은 미국이나 영국 등 구미에서는 널리 침투하고 있는 구조가 됩니다. 일정 기간 이내라면 하나의 처방전을 반복하여 이용할 수 있는 구조가 됩니다. 이 리필 처방전은 의사가 계속 투여해도 문제가 없다고 판단한 환자에게 발행이 인정되는 것입니다. 일본에서도 리필 가능한 처방전을 조제 약국에 가져가면 최대 3회까지 약을 받을 수 있게 되었습니다. 이 리필 처방은 환자의 입장에서 보면 매우 좋은 제도가 됩니다. 그래서 환자가 좋아지고 의사도 좋아지는 구조를 생각해 보았습니다.
 인도는 온라인 의료가 진행되는 나라입니다. 이 나라에서는 의사와 병원이 압도적으로 부족합니다. 그 부족을 보완하기 위해, 스타트업의 기업이 인공지능(A I)을 사용한 진료 시스템을 개발하고 있습니다. 이용자는, 「목이 아프다」 「열이 있다」 「배가 아프다」등 컨디션이나 증상 등 선택지로부터 선택합니다. 이 병리를 선택하는 단계부터 A I는 이용자의 병을 추정해 나갈 것입니다. 더 나아가는 것은 의사를 지정할 수 있다는 것입니다. 여러가지 증상에 대응할 수 있는 의사의 일람으로부터, 환자는 진단받을 의사를 선택합니다. 의사 목록에서 진단을 받을 의사를 선택하고 전화나 화상 채팅으로 증상을 자세히 이야기해 가게 됩니다. AI가 전문의를 선정하고, 선택된 의사가 최종 질병의 판단을 합니다. 예를 들어, 수도 델리의 환자가 1000km 이상 떨어진 산업 도시 뭄바이의 의사를 지정할 수도 있습니다. AI의 활용으로, 의사가 진찰하는 환자수는 비약적으로 많을 수 있었습니다. 이 인공지능을 운영하는 기업은 병원에서 일정한 수수료를 받고 수익을 올리고 있습니다. 물론 많은 환자를 진찰하는 의사도 수입이 늘고 있습니다.
 여기에서 나오는 발상은, 일본에 있어서의 온라인 의료의 모델이 됩니다. 앞으로는 원격 작업이 늘어납니다. 자신이 보내기 쉬운 산이나 바다의 리조트지가, 일하는 장소가 되는 케이스가 늘어납니다. 거기서의 과제는, 의료 시설에 유무가 됩니다. 아프면 어떤 의료 기관이 있는지가 선택의 열쇠가됩니다. 리조트에 장기 체류하는 사람들의 강한 아군이 온라인 의료가됩니다. 앞으로 늘어나는 원격 인구를 온라인 의료로 둘러싸면, 사업가도 의사도 블루 오션을 개척하게 되는 것입니다.




猛暑を克服し、生産性を高める仕組み  アイデア広場 その1168

2022-08-25 18:01:20 | 日記


はじめに
 近年、地球温暖化が進み、気候の変化が激しくなっているといわれています。熱中症で倒れる方も、新聞で報道される回数が増えているようです。暑さへの耐性を高めることを、暑熱順化といいます。この順化機能を高めておけば、熱中症にかかりにくい身体になるわけです。簡単にいえば、発汗の機能を高めておけば、熱中症に対する耐性が高まるということになります。熱帯地方の住民は、熱中症になりにくいことが知られています。彼らは、手足が長く、細身の体型をしています。この体型は、熱放散に有利なのです。つまり、熱中症にかかりにくい体型をしているわけです。最近の日本の若者は、四肢が細長く、体幹全体が細身になりつつあります。ある意味で、日本の若者の体型は、熱帯の住民に近づきつつあるともいえます。若者の身体は、暑さに順応する体になりつつあるようです。人間の体は、無意識のうちに、地球温暖化に順応しようとしているのかもしれません。そこで、暑い夏を安全に過ごすことを考えてみました。でも、安全に過ごすだけでは、楽しくありません。熱い環境に何かのプラスの要因を見つけ、それが利益を生み出すことになれば、楽しいことになります。今回は、そんな試みに挑戦してみました。

1、熱中症を避ける理由
 この熱中症で、毎年全国で6万から7万人の方が救急搬送されます。これは「気象災害」の中で、もっとも多い災害といえます。熱中症は、症状により3つの段階があります。第一の熟失神は、瞬間的にめまいや立ちくらみがする状態になります。次の熱けいれんは、握っている工具を放すことができなくなることや足がつるなど筋肉がこむら返りになる状態です。最後の最も重い症状は、真っ直ぐ歩けなくなったりする状態です。意識障害が起きて、呼びかけても反応がおかしくなった場合は、生命の危機にまで陥ることがあります。猛暑は一時的熱中症だけでなく、長期間続くと徐々に食欲や体力を失い持病の悪化や感染症の併発するケースが増えます。
 人間は、熱中症のかからない仕組みを進化の過程で作り上げてきました。そのモデルが、熱帯に生活する人たちのも持つ汗腺になります。汗の成分はほとんど水であり、この水が蒸発して身体を冷やすことになります。体温が上がるとやがて汗がでて、体温は下がるというわけです。この汗をだすのが、汗腺です。20歳までの平均汗腺数を100%だとすると、20~40歳で60%、40~60歳で45%になります。熱中症の多い60~80歳台になると30%になり、80歳以上では15%程度になってしまうのです。70歳を超えると汗の出る量が低下し、暑熱順化が期待できない身体になってしまうようです。蛇足ですが、中高年になってから、汗かきになったという人がいます。これは、加齢に伴って足の筋肉が衰え、下肢の汗が減少していることに原因があります。下肢から出る発汗能力が低下したために、上半身の発汗が身体を冷やす働きを増加させているわけです。発汗のバランス機能から見た場合、あまり良い傾向ではないようです。

2、熱中症を避ける工夫
 日常的に運動をしている人の場合は、暑熱順化が成立しています。家庭の空調設備に依存しすぎれば、暑熱順化能力は低下していきます。一般に体温が高まれば、汗をだして体温を下げる機能が働きます。これは、脳や体内の核心部を冷やすために行われます。もう一つは、核心部の熱が皮膚に運ばれます。その時、皮膚血管が拡張して、熱放散を増やすことも行われます。この汗の蒸発と血管拡張による熱放散で、人体の恒常性を保っているわけです。人間は暑さに対する耐性を高めると、暑い環境での生存が容易になります。日常的に運動をしている人は、この耐性能力を高めているわけです。でも、一時問題になっていたように、運動しているにもかかわらず、市民マラソンで熱中症になったという事例がありました。これは、運動の時間帯に原因がありました。朝や夜の運動のしやすい時間に行っていた方が、急に慣れない高温の日中に行ったために起きたものです。日中の強い太陽の下での運動が、不足していたわけです。暑さに対するストレス耐性を高めるためには、少し厳しくした環境の中で運動をする工夫も必要になるようです。
 発汗の機能を高めておけば、熱中症に対する耐性が高まるということになります。ところが、汗をだして、身体を冷やす機能が、年齢によって違うことが明らかになっています。機能の衰える高齢の方を守る熱中症対策が求められているわけです。人間の身体は、生命維持のために塩分の喪失を少なくするしくみがあります。でも、汗の塩分濃度が加齢により増加するために、高齢になるほど塩分喪失が起こりやすくなります。高齢者は、口渇の感じ方が鈍く、飲水の機会が遅れがちになります。飲水の機会が遅れることが、原因で慢性的な脱水を有する人も多いのです。水分不足の上に、塩分の濃い汗をだすことになります。体温の上昇と塩分不足から、筋痙攣という熱中症の症状を引き起こすことになるわけです。水の補給にも、塩分を加えるなどの工夫が必要になります。

3,身近な熱中症対策
 これから季節に多くなる熱中症対策を少し考えてみました。「汗をかいたな」と感じた時には、相当の汗をかいているのです。蒸発して目に見えない汗は、有効発汗になります。有効発汗のみが、熱中症を防ぐ冷却作用の汗ということになります。この作用を効果的にするためには、着衣の空間に空気の出入口を作ると良いのです。ハワイの民族衣装であるムームーは、空気の出入り口が設けてあります。この民族衣装には、ウエストを開放し、足下から首に抜ける空気の通路ができています。この空気の通路は、皮膚と衣服との間の気流を増やし、汗の発散面積を拡げ、冷却作用を効果的に行う仕組みの基礎になるものなのです。ハワイのムームーやインドのサリー、そしてアラブの男性が着こなすトーブは、足の下から首にかけて気流を作り、熱の発散を効果的に行う仕掛けが組み込まれています。発散量を増やすには、風速が大きいほど、発散面積が大きいほど良い汗が出てくるのです。良い汗が出れば、熱中症に対する耐性が高まることになります。これらの民族衣装は、民族の知恵の結晶ともいえるものです。
 日本でも、民族の知恵を利用している自治体もあります。ある町役場では、ハワイのムームーやアロハを着て省エネと仕事の両立をしている地域もあります。空気の通路を作る意味では、女性のワンピースは適しています。ワンピース型の服装を推奨する役所や事業所もあるようです。空気の通路を作った上で、通気性のある布を使用すれば、より効果的な冷却作用をもたらすかもしれません。高品質で通気性のある素材で作られたアラブのトーブは、すでに大量に作られているのです。それもほとんど日本製というから、嬉しいお話です。この優れた衣装を、日本流に改良して逆輸入したいものです。涼しい季節を謳歌できるかもしれません。
 日本人の英知は、民族衣装を超える服装の工夫を行っています。それは、ファン付きの作業服になります。ファン付き作業服は、バッテリーで動く小型のファングが装着された作業服です。この作業服はファンにより外から空気を取り込むことで、カラダを冷やす仕組みになっています。効率的に汗の蒸発を促し、気化熱によりカラダを冷やす仕組みです。ファン付き作業服の着用は全身の皮膚温を下げ、心拍数の上昇も抑えられるのです。作業中は、上半身、特に体幹部の汗をいかに気化熱として放出するかが重要になります。ファン付き作業服は、上半身に風をしっかり流し、汗を効率よく有効発汗にできます。これは、風を送り込み、背中が快適にするのです。近年は、一般向けのスタイリッシュなデザインのファン付き作業服も増えています。このバッテリーを1回充電して毎日着用しても、1カ月の電気代は50円程度とリーズナブルです。1カ月の電気代が50円程度で涼しい環境を過ごせれば、日本の電力消費量は大いに節約できます。ファン付き服を作業中だけでなく、室内で活用すれば、涼しい季節を謳歌できるかもしれません。

4,有効発汗と文明の利器
 熱中症を防ぐには、汗の発汗があります。風には対流と蒸発という2つの体温調節機能を働かせる役割があります。蒸発による気化熱は、発汗を活用しているため、気温が高くても十分効果を得られます。たとえば、体重60キロの人がウオーキングを90分すると、体温が約5℃上昇します。そのままにしておけば、熱中症の危険領域に近づくのです。もちろん、人間は汗を出して、体を冷やして安全を確保します。この時の汗の量は、430㎖で、ウオーキングに使ったエネルギーは250㎉ということになります。つまり、熱中症にはならないということです。汗には、2つの流れがあります。蒸発してカラダを冷やす「有効発汗」と、蒸発できず流れ落ちてしまう「無効発汁」があります。良い汗が出れば、熱中症に対する耐性が高まることになります。一方、ベタベタした無効発汗が増えると、汗が増えても蒸発できず体温も下がらず、熱中症のリスクが高くなるのです。無効発汗が増えると、カラダはどんどん脱水状態になっていきます。ある意味で、困った汗になります。
 夏の暑さは、体調を崩す季節になります。発汗機能の優れている若い人達は、熱中症に対する耐性を持っています。一方、熱中症対策は、特に高齢者や低年齢の子ども達に必要になります。夏の猛暑による心配は、熱中症になります。熱中症を防ぐためには、クーラーが不可欠です。このクーラーを使いすぎると、電力不足を招くという困った問題が起きます。そこには、相反する問題があるわけです。人々は猛暑に対して、熱中症を防ぐためにクーラーを使用します。すると電力消費が増え、ブラックアウトが起こることの心配に悩まされます。現在の指針は、高齢者など熱中症になりやすい人達は、クーラーを遠慮なく使うことになっています。一方で、熱中症になりにくい、生活様式を取り入れることも求められるようです。食事や睡眠、そして適当な運動を継続的に行っていれば、一定の耐性ができてきます。高齢者が、そのような生活様式に挑戦することも、一つの選択肢になるかもしれません。

5,強い子と弱い子の睡眠
 サウナのような体育館という同じ条件下でも、倒れる子どもと倒れない子どもがいました。倒れた子どもと倒れなかった子どもの違いには、生活習慣の良し悪しがありました。よく寝て食事を規則的に食べている子どもは、倒れなかったと推測できます。生活が不規則な子どもは、倒れる割合が高くなるようです。学校は、子どもの命を守るところでもありますが、一方で逞しい命を育てる場所でもあります。子ども達も、いずれ暑さや寒さにある程度耐えなければならない能力が求められることになります。耐性の一番低い子どもに集団全体を合わせれば、集団としての能力は低下します。強い子に合わせれば、弱い子は熱中症などになります。一般的には、集団の中間に合わせながら、その中間のレベルを少しずつ上げていくことになります。その目安は、小学校であれば、食事と睡眠でしょう。遅刻が常習化しているクラスでは、家庭での睡眠が十分でないことが推測されます。給食で残り物が多いクラスは、耐性のレベルが低いと判断されます。これらの指標を少しずつでも、高めて行くことが求められます。食事、睡眠、適度な運動を積み上げることにより、健全な身体が形成されます。このような子ども達は、体育館で倒れることが少なくなります。
 人間は、日の出とともに活動的になり、日の入りとともに活動を低下させていくように作られています。セロトニンとメラトニンの循環が、良質な活動と睡眠を作り出しています。朝の太陽光で、網膜が自然光を感知すると、セロトニンという脳内神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは、覚醒のホルモンで、朝分泌され、脳の働きが良くします。このセロトニンは、脳神経回路に信号を行きわたりやすくして、脳に覚醒をもたらすのです。夜はセロトニンの分泌が減り、セロトニンからメラトニンがつくられます。メラトニンは、良質な睡眠をもたらします。睡眠とは、身体が休むときに脳の活動をしっかり低下させるシステムです。良い睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に90分の周期で起こるといわれています。深いノンレム睡眠中は、子どもの成長や身体の傷の修復に関係する成長ホルモンが分泌されます。正常な成長発達に、必要なホルモンです。細菌やウイルスが身体に侵入すると防御機構が働き、ノンレム睡眠を誘発し免疫物質を作ります。眠りが免疫物質を作り、身体を防御するわけです。
 弱い子の問題の解決は、セロトニンの分泌を促す行動をすれば、良いことになります。これを解決する具体的活動の一つが、朝のラジオ体操ということになります。児童の発達期に早寝や運動が欠けると、発想力の乏しい脳になってしまうという説があります。その理由は、早寝や適度な運動が欠けると、セロトニンとメラトニンなどのホルモンが分泌しにくくなることにあるようです。実は、早寝と同じくらい、早起きの大切なメカニズムが分かってきました。朝の太陽光で、網膜が自然光を感知すると、セロトニンという脳内神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは、脳神経回路に信号を行きわたりやすくして、脳に覚醒をもたらすわけです。早寝と早起きの習慣ができていれば、セロトニンとメラトニンの良質な循環を獲得できることになります。朝のラジオ体操を、家族で行うことも良いでしょう。集団登校をする地域では、登校班を中心に行うことも可能です。朝の太陽を浴びて、セロトニンの分泌を促し、夜はメラトニンの分泌を良くすることで、耐性が付くことになります。耐性があれば、夏の暑さもスムーズに乗り切ることができるようになるかもしれません。

6、睡眠ビジネスの普及
 夏の暑さを上手に乗り切る方法に、質の高い睡眠があります。近年はテクノロジーで眠りを分析し、快眠を促す「スリープテック」の進歩が著しいようです。多くの社員の睡眠のデータの知見から高い生産性高低が浮かび上がってきました。生産性の高い社員の眠りは、寝付きの良いという特徴がありました。これらの特徴を持つ社員は、ベッドに入って3~10分で眠ることができるのです。一般的な社員は、入眠までが長く30分以上を要する人もいました。生産性の高い社員は就寝時間の早い遅いにこだわらず、簡単に入眠ができるのです。あるスリープテックの企業が、上場企業に勤める112人に睡眠改善のプログラムを行いました。112人が、プログラムによる3カ月間の改善に取り組んだわけです。結果として、睡眠改善プログラムによる企業の経済効果は、1人当たり年間12万円の生産性向上につながったということです。睡眠を改善して、生産性を上げる仕組みが構築されつつあります。睡眠は、生産活動の面からも重視されていることが分かります。
 睡眠から、チャンスをつかもうとする企業は1社だけではありません。1566年創業の寝具メーカ一西川は、寝具に限らず睡眠環境全般のサービスに参入しようとしています。快適な寝具を追求してきたこの企業は、1984年に「日本睡眠科学研究所」を設立しています。この研究所は、寝具の最適な保温性やクッション性の解明などの研究を続けてきました。睡眠科学研究所は、温度や照明、音などの環境要素が睡眠にもたらす影響を研究しているのです。西川の強みは、睡眠の質をデータ化する技術や最適な睡眠環境についての研究の積み重ねになります。西川は2019年12月パナソニックと組んで睡眠環境を支えるサービスを発表した。この会社は、寝返りやいびきなどを測定できるセンサー内蔵のマットレスを製造しています。さらに、パナソニック家電と連携し、エアコンの温度や風向、照明の明るさを調整し快眠を支える仕組みにも取り組んでいます。
 最近の睡眠研究は、その対象を広げつつあります。睡眠の質が、「食事や運動、そして環境要素に左右されることが明らかになりつつあります。環境要素とは温度、湿度、光、そして、人間関係など、環境を構成するさまざまな要素を指します。たとえば、温度が適度に保たれた保育園の園児は、歩数が1.3~1.6倍も多かったというのです。運動量の多い園児は、欠席率が低く、インフルエンザの罹患率も低かったということです。睡眠の良し悪しは、温度や湿度にも大きく影響を受けるのです。日本の一般的な住宅の冬季室温は、10℃前後と言われています。イギリスでは、健康的な室温が21℃とされています。日本の10℃の室温は、イギリスでは血圧上昇や心臓血管疾患のリスクが懸念される数値になるそうです。より厳しい地域は、アメリカのニューヨーク州です。この州の賃貸住宅は、最低室温を16.7℃以上の維持が法律で定められているのです。睡眠時の温熱環境が、快適になるような配慮を寝室には求められています。温度差がある部屋にいた人の歩数は、1日当たり約1400歩少なくなるといいます。温度差のない部屋では、運動量が増えるということです。適度な運動は、質の高い睡眠をもたらし、その結果、日常生活や企業活動の生産性を高めることに連動していきます。睡眠環境が、最適になる住居環境、運動環境、そして食環境などを総合的にビジネスに組み込む傾向が出現してきているわけです。

最後に
 熱中症で搬送された方の半数以上が、60歳以上の高齢者の方という報告があります。さらに、亡くなった方のほとんどが、80歳以上の方ということです。加齢により抵抗力が低下している方が、重い熱中症になりやすいようです。厚生労働省人口動態統計では、 熱中症による死亡数は、1993年以前 は年平均67人ですが、1994年以降 は年平均663人に増加しています。このようなことから、熱中症に注意が必要との見方をしています。マスクの関連で、新型コロナ感染と熱中症の危険度が議論されるようになりました。2020年以降の日本におけるコロナ感染者の合計は、1260万人になります。死者数の合計は、3万3千人になりました。この数字を見ると、コロナの脅威が大きいように見えます。一方、別の見方もあります。日本人は、毎年130万人以上の方が亡くなっています。1日に死亡する人数は、3600人以上になります。熱中症もコロナも人命を奪うものですが、そのほかにも多くの人命が失われる状況があります。そちらにも、目を配りながら、バランよく人生を楽しみたいものです。



A mechanism to increase the productivity of a cross-cultural technology group. 892

2022-08-24 17:41:01 | 日記
 Human emotions include joy, exhilaration, liking, pleasure, sadness, despondency, fear, anxiety, and anger. If there are many negative emotions among these, it is easy to become "depressed". The more positive emotions you have, the more active you become. In general, the secretion of serotonin is necessary to prevent depression. If the secretion of serotonin is good, various emotions can be controlled. In recent years, it is said that the field that requires this emotional stability is a department aiming for new development.
 It is becoming common knowledge that meeting people with diverse values gives rise to new ideas. Accepting people who are different from you is a prerequisite for recognizing diversity. Even in human relationships that are unfavorable to you and that you want to avoid, there are important departments that promote development and research. Human resources from different cultures have gathered together, and there have been many cases that projects have been promoted. There will be various conflicts and anxieties before you get results. It goes without saying that restraint action is required against this negative element.
Dopamine is secreted by carnivorous animals the moment they catch their prey and while they are eating it. In humans, the experience of a delicious meal releases dopamine. This substance controls the human reward system and gives us a sense of accomplishment. It can be said that humans are the driving force for seeking higher goals. Similar to dopamine, there are substances that increase productivity. Serotonin is secreted when you wake up in the morning. When this substance is secreted and works well, stress resistance increases. You can have self-control to limit yourself from being irritable, angry for no reason, or overly anxious.
 Today, the diversity of nationalities and ethnicities is progressing, and cross-cultural communication via the Internet is rapidly increasing. However, there are people who cannot get used to different cultures and feel a sense of discrimination and isolation. Among them, people from different cultures work productively at research institutes and global companies. Collecting and examining such cases may reveal the secrets of project success. I would like you to add an item that promotes the secretion of dopamine and serotonin to the viewpoint to investigate.

일본에 필요한 프로그래머의 효율적 양성  아이디어 광장83

2022-08-23 17:50:50 | 日記


 현재의 일본에서는, 프로그래머 등 IT관계의 인재 부족이 과제가 되고 있습니다. 이 과제를 극복하기 위해 몇 가지 제안이 있습니다. 하나는 대학 안에 미국과 마찬가지로 컴퓨터 과학 과정을 만드는 것입니다. 미국은 IT 인재를 중층적으로 육성하기 위해 몇 가지 구조를 만들었습니다. 우선, 전미 250교의 대학에서, 게임 개발에 관련된 과정을 전공할 수 있는 환경을 정돈한 것입니다. 게임의 프로그래머도 다른 IT의 기술자도 대량으로 육성되는 구조를 만들었다고도 말할 수 있습니다. 미국 전역의 대학 청소년들에게 게임이라는 말을 전면으로 밀어내면 지원하는 학생이 급증했습니다. 컴퓨터 과학 등의 IT 코스를 배우면 자연스럽게 게임을 만드는 스킬이 익히는 커리큘럼 편성을 한 것입니다. IT관계의 기술자는, 이 구조에 의해, 대량으로 만들어지게 되었습니다. 그리고 IT 선진국으로 군림하고 있는 것입니다.
 일본에서는, 「게임을 멈추십시오」등이라고 해도, 멈추지 않는 아이가 많이 있습니다. 이런 아이에게 게임을 만들어 보는 방안이 나옵니다. 상품으로서 팔리고 있는 게임에서 놀기보다는, 스스로 게임을 만들어 놀는 것이 즐겁다고 생각하는 아이가 반드시 나옵니다. 그들에게 게임 작성 소프트웨어, 도형 작성 소프트웨어, 음악 작성 소프트웨어 등의 프로그래밍 교재를 만져 조작이나 실기 체험의 장소를 제공하는 것도 선택사항이 됩니다. 아이들의 발달 단계나 흥미 관심의 정도로부터, 어느 정도의 교재를 주어 가는 것입니다. 상급자는, 이러한 소프트를 자유자재로 사용해, 다음의 스텝에 스스로 성장해 가게 됩니다.
 향후 IT인력에 요구되는 스킬은 인공지능의 프로그래밍이 됩니다. 한 실험으로, AI가 단문 투고 사이트의 정보로부터 지능이나 정신 상태, 생활 습관을 간파할 수 있었습니다. 이 실험을 실시한 조직은, 총무성 산하의 정보통신 연구 기구가 됩니다. 이 실험은 수백 개의 적은 데이터에서도 AI를 현명하게 사용하여 새로운 방법을 개발한 것입니다. 페이스북은 우울증의 징후를 3개월 전에 잡는다는 연구가 이루어졌다. 사내의 SNS에 흐르는 문장으로부터, 「우울」의 증상이 나타나는 것을 3개월전에 예측할 수 있다고 보고하고 있습니다. 정보통신연구기구의 우수성은 이런 종류의 이해를 적은 데이터로 할 수 있었던 것입니다. 이런 종류의 방법을 차세대에 계승하고 싶습니다.







Wisdom to survive the summer heat Idea Plaza Summary 891

2022-08-22 18:04:57 | 日記


 The world has strange customs. One of them is Ramadan in Islam. During Ramadan, they cannot eat or drink while the sun is out. The elderly and children had to go through a difficult time due to lack of water. Although it is Ramadan, more and more people are concerned about their health. The people who contributed to the resolution of this issue were the sales people of POCARI SWEAT in Japan.
 When a person sweats profusely, the amount of sodium in the body decreases. Drinking only water when your body is low on sodium will dilute it even further. As sodium becomes more diluted, water diuresis occurs, and symptoms that do not restore the original amount of water appear. Drinking just plain water can lead to secondary dehydration, which can make symptoms worse. In particular, the elderly is prone to heatstroke because the amount of water in their bodies is about 10% less than that of adults. Elderly people who are vulnerable to heatstroke suffered during Ramadan. In such a situation, the POCARI SWEAT salesperson recommended a drink containing sodium and other minerals that the body needs. The result has been an increase in the number of people successfully surviving Ramadan. Through these developments, POCARI SWEAT has captured the Indonesian market of 300 million people.
 The adaptive change to withstand the heat of summer is called heat acclimation. In the case of people who exercise on a daily basis, heat acclimation is established. If you rely too much on your home's air conditioning equipment, your ability to acclimatize to heat will decrease. Generally, when the body temperature rises, the function of sweating to lower the body temperature works. This is done to cool the brain and core parts of the body. The other is that core heat is transferred to the skin, at which time skin blood vessels are strongly dilated to increase heat dissipation. Evaporation of sweat and heat dissipation due to vasodilation maintain the homeostasis of the human body. Sweat tends to be disliked from the point of view of beauty. However, moderate sweating is necessary to maintain the ability to acclimate to heat. For that reason, it is better to exercise and have a constitution that sweats easily, as a countermeasure against heatstroke.