ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

ランニングとタイム、そしてシューズの葛藤が始まった アイデア広場 その1373

2024-03-31 17:33:27 | 日記


 日本では、冬の風物詩に駅伝やマラソンがあります。その駅伝でも、箱根駅伝は特に注目を集めています。最近は、5区と6区の山登りや下りの走りが、鍵を握ると言われているようです。「箱根では『山神』が出てきて、逆転劇が多くなってきました。当然、この区間の練習が注目を集めます。一般に箱根の強豪校は、長距離の練習においても、区間の地形や気候を考慮して練習をします。山登りの選手たちは、夏頃から平地組とは別にチーム編成をして、霧ヶ峰高原などの高地で合宿をします。夏の合宿でアップダウンの練習をしながら、9~10月頃から山登り専門の練習に入ります。もう一つは、下りの走りです。箱根の下りでは、ブレーキをかけてはいけないのです。ブレーキをかけると、足にマメができてしまい、走れなくなるケースがでてきます。このようなことを考慮に入れて、年間の練習を行ってきたわけです。でも、ここに来て、重要なアイテムが出現しました。それは、シューズです。今回は、マラソンや駅伝に使用するシューズのお話しになります。
 あるトラック競技の選手が、「クッション性を高くして欲しい」とシューズメーカーに要望しました。クッション性を上げると、足の可動範囲が広がります。足首の柔らかい選手がクッション性の高い靴を履けば、ストライドは必要以上に伸びます。この選手は、その優位性をクッション性の高いシューズに求めたわけです。でも、ストライドが必要以上に伸びると、着地が「ブレ」て、腰に体重が乗らずスピードも出ないという短所もでてきます。その選手はもともと、左右の足首の硬さの違いから右足と左足で可動範囲が違っていました。可動範囲が違っていたために、右の歩幅が1.5mで左は1.6mだったのです。右の歩幅が1.5mなのに左は1.6mでは、左回りのトラックをスムーズに走れるわけがありません。実際、本人もトラックの試合では全然結果が出せないといっていました。足のバランスは、5対5が理想です。走りの技術を抜きにして、シューズのクッション性だけを追究しても走力の問題は解決しないようです。年間の練習を通して、自分にあった練習法を工夫し、練習にあったシューズを使用することになります。
 箱根駅伝に出場するレベルの選手になれば、何足かのシューズを使用しています。一般てきには、トレーニングシューズ、コンデショニングシューズ、レースシューズと最低3足は使うようです。トレーニングシューズは多少重くても耐久性があるものが適しています。このシューズは、疲労感をあまり感じることなく走れるものが適しています。さらにゆっくり走るために、ジョギング専用のコンデショニングシューズがあります。ジョギング専用は、フォームを再調整する効果があります。このシューズは、ソールが薄く路面の接地感覚を直に感じられるものになります。ジョギング専用は、着地の意識が高まるごとでおのずと走りの全体的なバランスを整えることに重点がおかれます。このシューズは、反発力がないのでより強く蹴り出す練習ができるのです。最後のレースシューズは、本番用の最も速く走れるものになります。本番用は、軽量の厚底カーボンシューズを使う選手が多くなります。
 2016年以前まで、ランニングシューズは軽量な薄底が主流でした。2017年に、ナイキが厚底シューズを市場に投入し、この薄底の構図が一変しました。厚底シューズは、足の負担を抑えるクッション性と足を前に進める推進力を両立した構造が評価されたのです。2020年の箱根駅伝では、ナイキの厚底シューズを履いたランナーが、10の区間のうち9つの区間で、区間賞を獲得しました。2021年は、箱根駅伝のランナーが履くシューズがほぼナイキの独占状態でした。2023年の箱根で総合優勝した駒沢大学は、1~10区の全走者がナイキの厚底シューズでした。ナイキの厚底シューズが、マラソンや駅伝大会に衝撃的な進出を果たしたわけです。でも、2024年の箱根駅伝は、ナイキのシェアは40%台となり、アシックスとアディダスが迫る構図になりました。ロードレースの記録ラッシュの背景にあるのが厚底シーズをめぐるメーカーの開発競争が始まったともいえます。この開発競争は、世界のマラソン界にも波及しています。
 マラソンの世界記録も日本記録も、シューズの技術開発が大きく貢献しているようです。シューズは、選手のパフオーマンスを上げる重要なアイテムになります。レースの勝敗や記録について分析するのに、シューズの影響は無視できない状況になってきました。世界では、2023年に男女とも驚異的な世界記録が生まれています。2023年10月、シカゴマラソンが米国の当地で行われ、ケルビン・キプタム(ケニア)が2時間0分35秒の世界記録を樹立しました。彼は、ナイキのシューズを使用しています。悲しいことですが、彼は交通事故で無くなりました。 また、エリウド・キプチョゲ(ケニア)は、五輪を連覇中の最強ランナーになります。彼は、ナイキの厚底の象徴ともいえるマラソンランナーになります。2023年9月のべルリン大会で、で女子のテイギスト・アセファ(エチオピア)が2時間11分53秒で優勝しました。彼女の記録は、従来の記録を2分以上も上回るものでした。この世界記録は、アディダスが投入した最新の軽量厚底シューズから生まれています。大阪国際女子で、前田穂南が2時間18分59秒で走り、19年ぶりに日本記録を更新しています。前田選手の走りを支えたのは、アシックスの厚底でした。21歳の大学生、平林清澄(国学院大)が初マラソン・日本最高、歴代7位で優勝しました。初めてマラソンを走った大学生が、歴代7位の記録を打ち立てたのです。平林選手が履いていたのもテイギスト・アセファとは別タイプですが、アディダスのシューズでした。
 選手のパフォーマンスを引き出すシューズですが、問題もあります。それは、ランニングシューズの価格が急上昇していることです。シューズメーカーが厚底でクッション性と反発力を高めた高額の製品を出し、価格が上昇しているのです。年10回ほどマラソンレース出場する男性(49)は、8月、ナイキのシューズ価格を見て驚きました。5月に同じ商品を買った時は、2万9千円だったのですが、それが3万5千円に値上がりしていたのです。ナイキの最新モデルとなる厚底「ヴェイバーブライ3」は、2023年9月時点で1足3万5750円になりました。最新技術を投入した厚底シユーズが増え、店舗で扱う商品の価格は平均2千~5千円上がる状況が生まれています。アシックスは今年、国内主力モデルの価格を2022年に比べて、2200円ほど値上げしています。日本で販売されるランニングシューズは、ほとんどがベトナムなど海外で製造されています。海外で作られた商品は、円安で輸入費がかさむ状況になっています。2022年以降は、為替相場の円安進行や原材料高で価格はさらに押し上げられています。この高価な厚底シューズは悲しいことですが、製造された日から劣化が始まります。5月にナイキのシューズを買っても、9月には新しいシューズを買わなければ、厚底シューズの機能が十分に生かせないことになります。蛇足ですが、トレーニングシューズ、コンデショニングシューズ、レースシューズを、上手に履き替えることが求められます。自分の懐事情とレースへの目標、そして練習状況を勘案し、最適解を見出しながら3種類のシューズを使うことになります。
 最後になりますが、シューズが合うか合わないかは、人の健康に深く関係してきます。足指の蹴りが、足裏からふくらはぎ、太ももや上半身までの筋肉へ力を円滑に伝えることで円滑なウオーキングやランニングができます。サンダルなどのかかとが抜けるシューズを履くと、足の指が靴の中で靴をつかむような動きをします。靴をつかむような動きでは、足指の「蹴る」という動作ができなくなります。正しいランニングやウオーキングにならないで、健康に悪影響を及ぼすことになりかねません。もちろん正しいランニングやウオーキングは、健康の予防の分野で大きな効果を発揮します。有名選手の履いたシューズだから、自分に合うわけではありません。そして、健康を確実にもたらすわけでもないのです。トップレベルの選手以外のランニング愛好家の場合、長く安全に履けるシューズが良い選択肢になるようです。多少重くても衝撃吸収力が高く、かつ耐久性の高いシューズがお勧め品になります。故障リスクを低くするためには、耐久性の高いシューズが良いということです。もちろん、次の高いレベルに挑戦する方は、3つのシューズを使い分けて、レースシューズの性能を最大限生かしながら、良い結果を出すことも、ランニングの楽しみになります。もっとも、挑戦する方は、妥協することなく頼れる相棒(シューズ)を選んで、記録に挑戦することも選択肢になります。



登山や野外活動を奨励する保険の仕組み アイデア広場 その1372

2024-03-30 18:32:56 | 日記


 日本のアウトドア市場は、1970年代に始まったとされています。この頃は、男性中心の活動で、一部の男性が山で楽しむ雰囲気でした。次のブームは、1980年代後半から1990年代前半になります。この1990年代は、いわゆる「山ガール」が野外活動を謳歌した時代でもあります。野外に親しんだ「山ガール」は、男性中心の野外用品よりオシャレな用品を求めるようになりました。野外活動の市場に新たなビジネスチャンスをもたらしたわけです。さらに、山ガールが母親になりは、子ども達をキャンプに連れ出す時期が訪れます。すると、男性、山ガール、そして子ども達を対象にした野外活動用品やサービスが、市場に広がりをもたらします。この流れから、さらに新しい潮流が見え始めました。それは、低い山を楽しむ人達の増加です。今回は、この新しい流れの中にビジネスチャンスを見つけ出してみました。
 2022年の「レジャー白書」によると、登山人口は推計で500万人になります。この数字は、コロナ禍前の600万人台を下回るものです。興味深い現象は、各県の登頂回数の増減です。最近の山のアプリは、スマホを使って山の履歴を残せる優れものになりました。このアプリは全地球測位システ(GPS)を活用して、登った山の履歴を残せるのです。2023年末で、ダウンロード数は約400万と4年前の2.7倍になり普及しています。このアプリを提供しているサイトには、どの山に何人が登頂したかが分かる仕組みあります。それによると、登頂回数が最も伸びたのは、沖縄県が以前の5.57倍に増えているそうです。次が、香川県の4.74倍、千葉県の3.84倍と続いています。高い山がない沖縄県や千葉県で、山登りを楽しむ人が増えているのです。特に、60代以上のシニアの増加が特徴になっています。山関係の雑誌にも、この兆候が見られます。低山特集号は、2023年の販売部数が5年前より2割増えています。もちろん平均でみれば、登頂回数が多い県は、山岳県の長野や山梨になります。高い山に挑む登山は、山小屋の宿泊料上昇や収容人数抑制もあり回復しきっていない情況があります。
 首都圏近郊にある高尾山や鋸山などの低山も登山者を集めています。人が集まるところには、ビジネスチャンスがあります。自治体も、このチャンスを生かそうといろいろな試み行っているようです。初心者も親しめる低山を、「宝の山」にしようと自治体などは知恵を絞っています。低山は、公共交通を使えば登後にお酒を飲むゆとりも出てきます。地元の料理と合わせたコースを紹介し、地元にお金を落としてもらいたいと考えるわけです。高い山の場合、山中で過ごす時間が長くなります。登山者は、飲料や携行食の購入くらいの消費に限られてしまいます。埼玉県は、登頂回数の伸びが3.29倍で10位になります。この埼玉県にある横瀬町は、秩父の山に登山者を迎えるための施設を整えています。横瀬町には、武甲山(1304メートル)があります。ここで、登山者向けの休憩所を西武秩父線の芦ケ久保駅前に整備しているのです。武甲山の登山口に近い隣の横瀬駅で、2023年4月着替え用のテントやWiーFiを備える休憩所を設けました。まち経営課は、「下山後に地,酒やクラフトビールを片手に地元グルメを楽しんでほしい」と食堂も開いています。日本政府観光局は、2024年11月に欧米の旅行会社などを招きモニターツアーを検討中です。このツアーには、登頂伸び率日本一の沖縄県での山歩きを組み込むことも予定しているようです。
 余談ですが、スイスの中世の家並みを見学する旅行客や登山客が、絶えずやってきます。世の中には、本物と偽物があるといわれています。スイスは、できるだけ本物に近いものを提供しているようです。本物の基準は、長い歴史を経ても価値を落とさないものになります。スイスの風景や自然は、この基準に添うものでしょう。自然景観を保護する努力は、現在も精力的に続けられています。最近では、農地や周辺の野山に生息する多様な生物の維持にも目配りをしています。もちろん、景観を維持して自然環境の保護に力を入れている農家には、多額の補助金が支給されています。もし、沖縄県がスイスのような観光行うならば、格好の資源があります。沖縄県には亜熱帯の植物群が残っています。植物群に支えられたヤンバルクイナなどの希少動物も生息しています。これらの生態系は、大きな観光資源になります。日本の植生は、ヨーロッパなどと比較にならないほどの豊かさを誇っています。昆虫や動物も固有の種が数多くいます。イギリス固有の動物はゼロといわれています。日本は何と130の固有種がいるのです。植物も2900種に及んでいます。しかも、これらの動植物の種が里山という環境で共存してきたという歴史があります。スイスがアルプスと自然を目玉にするのであれば、日本は里山と自然、そして人間の共生を軸に観光を行うことができます。世界のトレンドは、自然と人間の共生に流れています。その流れに乗ってみるのも面白いようです。
 そこで、日本がスイスにこの種の観光の知恵を学ぶことを垣間見てみました。スイスの観光数は、人口の840万人を超える900万人になっています。この国の山村は、農業や観光業が盛んです。公共交通機関が充実したために、あらゆる山村へのアクセスが可能になっているのです。この交通網を利用して、世界各国から人々がアルプスのトレッキングやキャンプに訪れるわけです。最近、農家で目立ってきたのが、コテージやキャンプ場の副業です。裕福な農家が、野外活動の起業家に土地や建物を提供して、事業を委託するケースが増えています。スイスの国民所得は、世界で最も高い国の一つです。農家も高い所得の恩恵を受けているのです。ある意味で、マルチタスク的な仕事をしながら所得の向上を図っているとも言えます。農山村には、農道や林道の補修や除雪の公共事業があります。景観の維持には、住宅地の維持管理など土木建設事業もあります。これらに関わる村人は、農業や観光以外にも、収入があるわけです。農業と観光で収入を得て、さらに公共事業に携わることで収入を増やしているのです。自分たちが従事した林道の補修や除雪が、さらに観光業を助けるという相乗効果を上げているともいえます。スイスは官民を挙げて、交通機関のインフラ整備をして、環境保全や家並みを保存して、四季を通して観光客を招き入れているのです。日本の低い山も、登山道の整備や維持には、それなりのお金が必要です。そして、その整備と維持に人々が必要になります。登山人口の増加が、この経費を地元に落としてくれる仕掛けを作れば、登山する方も地元もウインウインになるわけです。
 登山などの野外活動は、ある意味で人間の根源的活動ともいえるものです。登山に加えたハイキング人口は、800~1000万人といわれています。60歳以上の中高年が行う運動の中では、常に2位から3位にランクされる人気のある野外活動です。この活動には危険や事故が伴います。事故に遭おうと思って、山に登る人はいません。事故が起これば、本人がまず困ります。遭難者を救助する人達も困ります。登山の事故は、自己責任が世界の常識です。事故を起こさないように細心の準備をして、慎重な山登りをする中高年も多いのです。彼らは「登山に絶対の安全はない」ということを理解しています。慎重な登山家の心配事は、万が一事故に遭遇した場合、他人に迷惑をかけずに、どのように自分の命を守るかということになるようです。このような良心的な方が対象になる保険があれば、安心して登山や野外活動ができるようになります。JAFの制度を応用したものと考えていただければ、分かりやすいかもしれません。良心的な登山家を対象にした救急搬送隊を、24時間体制で稼動する仕組みをつくるわけです。保険金を事前に払った方が、山に登るときにはスマホにソフトを入力します。野外活動のリスクは、ゼロになりあせん。でも、事故を少なくすることはできます。
 最後になりますが、救助のための保険だけでは、楽しくありません。保険にはいれば、健康支援が行われ、豊かな生活が実現するようになれば楽しくなります。楽しくなる保険を考えてみまました。生命保険会社がM&A(合弁・買収)を行うことにより、新しい複合的サービスが生まれることが予想されるようになりました。このサービスは、誕生から死亡するまでの健康と幸せの保険というコンセプトになります。ウェルビーイングの立場からは、予防医学による健康の維持増進のサービスも推進されるようです。予想されるサービスは、登山や野外活動をすることを奨励します。活動自体は、健康を促進します。活動を継続すれば、健康寿命も延びることになります。活動の様子やデータは、山アプリで把握することが可能です。さらに、どのルートを何時間かけて走破したかなどのデータも得ることができるようになりました。この時、山歩きを安全に行ったかどうかが、ポイントになります。自動車保険で、事故を起こす方の保険は高くなります。同じように、安全に歩かなかった方は、保険料が高くなる仕組みにします。もちろん、安全に歩く方は、保険料が安くなります。安全に歩くことで、活動量を増やす方を優遇し、悪い方にペナルティを課す保険にするわけです。これには、民間の会社だけでなく、自治体も関与してきます。活動量が多く健康な方は、医療費などが節約されます。この節約された何%かを保険会社に還元する仕組みも面白かもしれません。



A system that allows vulnerable people to enjoy shopping  Idea Plaza Summary1097 

2024-03-29 17:41:40 | 日記


 The Agriculture, Forestry and Fisheries Policy Research Institute reports that there are 8.24 million elderly people who live more than 500 meters away from stores and have difficulty driving. It is also said that by the 2030s, there is a high possibility that the number of people with limited shopping skills will increase to more than 10 million. In recent years, there has been an increase in the number of ``shoppers'' who find it difficult to make everyday purchases due to the lack of affordable stores nearby. If there are people in trouble, others will appear who will try to make it easier for them and turn it into a business opportunity. Among those who are vulnerable to shopping, there are also elderly people who have limited money to spend on food. If you can develop a sales method that will make a profit while also satisfying the elderly, you will have a fun business.
 The number of elderly people who have difficulty getting around is increasing, and commercial areas are shrinking. Shrinking the commercial area will make it difficult to attract customers from a wide area as before. There are companies that have taken on this difficult challenge. Tokushimaru Co., Ltd. operates a mobile supermarket headquartered in Tokushima City, Tokushima Prefecture. This "Tokushimaru" has built a business model with the supermarket that supplies the products. They actively go to the places where consumers live and listen to their concerns. They believe that this will lead to the development of new products and services. ``Tokushimaru'' has increased the number of operating vehicles from two at its founding to over 1,000 in 10 years. Special vehicles loaded with food and daily necessities from supermarkets and other stores travel around mountainous areas. They are trying to preserve the joy of shopping, where customers who are less able to shop can choose products and enjoy conversation. ``Tokushimaru'' has built a business model in which individual businesses that drive and sell light trucks share profits.
 Shopping is fun for the elderly. This fun suppresses aging and increases brain activity. A supermarket provided this opportunity for the elderly to use their bodies and minds. The supermarket teamed up with nursing care and welfare facilities to create a system to increase the amount of exercise for people in need of care. The supermarket created a special shopping cart for people in need of care, and created a system for them to shop. People in need of care moved around the store in special carts, trying to get what they wanted. People in need of care have learned the joy of being able to shop at the supermarket freely. As a result, there has been a change in the approach to rehabilitation at the facility. They actively engaged in rehabilitation, which resulted in improvements in their physical and mental functions. The story is that the weaker people had improved physical movement and brain vitality, and the store was able to increase profits.

컷 꽃 비즈니스의 밝은 미래 아이디어 광장 289

2024-03-28 17:37:35 | 日記


 유럽의 꽃집 중 일부는 디자인이나 벽의 색을 사계마다 바꾸어 소비자를 놀라게 하는 점포도 있는 것 같습니다. 그런 가운데, 주목 받고 있는 가게가, 영국에서 최대 손의 양판점 “테스코”가 됩니다. 이 가게는 절화의 휴일 보증 판매 제도를 본격적으로 도입한 것으로 알려져 있습니다. 테스코 판매는 보증 기간 동안 꽃이 시들면 대체품을 다시 내는 시스템입니다. 매일 보증 판매를 도입하는 것으로, 꽃의 품질에 만족해, 그 가게에 꽃을 사러 오는 리피터가 늘어났습니다. 테스코의 판매액은 처음 10년간 약 7배로 증가하여 폐기율도 6%를 삭감하게 되었습니다. 매일 보증 판매를 도입하는 것으로, 꽃의 품질에 만족한 소비자가 리피터가 된 것입니다.
 보증 기간을 도입한 이유에는 과학적 뒷받침이 있었다. 꽃의 수송이나 보관에는 절화의 호흡을 적게 하면 노화가 진행되지 않는 것을 알 수 있습니다. 일반 절화 수송이나 보관에는 0.5~2.0℃의 콜드 티에인으로 온도 관리합니다. 최근에는 절화의 품질 열화가 없는 유통이나 보관에 온도와 시간의 적산화를 실시하고 있습니다. 그것은 500 ° C와 시간의 지표가됩니다. 예를 들어, 1℃의 설정이라면 500시간으로 노화하는 것과 25℃에서는 20시간의 노화가 거의 같다고 하는 것입니다. 이 지표를 사용하면, 휴일 보증 일수가 백합의 경우는 7일이 되어, 스프레이맘과 카네이션 7~14일이라고 하게 됩니다. 가게는 꽃의 온도 관리에 익숙하고 소비자의 요구에 맞게 판매를하고 있습니다. 가게에는 신뢰할 수 있는 생산자와 유통업체의 연계가 중요해집니다. 유럽에서는 신뢰할 수 있는 품질과 로지스테이크를 확보하기 위해 생산자와 장기적인 재배 계약을 맺는 관행이 있는 것 같습니다.
 절화의 세계 시장에서는 국화, 장미, 카네이션 등이 잘 알려져 있습니다. 세계 최대의 화후 시장이 있는 네덜란드에서는, 일본산의 킥은 같은 킥이라도, 평균 시세보다 1.5~2.0배 정도 높은 평가를 얻고 있습니다. 일본에는 이러한 높은 기술을 가진 재배 농가가 있습니다. 품질이 높고 필요한 양을 필요할 때 정확하게 전달되는 기술을 닦고있었습니다. 현재 일본에서는 연간 약 44억개의 절화와 7.6억의 화분이 유통되고 있습니다. 일본의 기술을 일본 국내에서만 사용하는 것이 아니라 외국에서 살리는 것도 선택사항이 됩니다. 일본인의 1억인이 아니라 세계의 70억명을 대상으로 한 꽃꽂이 사업도 재미있을지도 모릅니다.






飲酒ガイドラインを次のビジネスチャンスにする アイデア広場 その 1371

2024-03-27 17:46:04 | 日記


 アルコールを含むお酒は、なぜ飲まれるのでしょうか。この答えは、心地よさを求めるからということになります。人間は、脳の報酬系が活性化されるとヒトが快感を覚えます。報酬系は、脳の1つの場所にあるものではなく、様々な機能を持った脳のネットークから成り立っています。この報酬系には、普段神経が働いてブレーキをかけているのです。アルコールは、神経が制御している報酬系のブレーキを弱らせて、ドーバミンを分泌させる作用があります。ドーパミンの分泌は、ヒトに快感をもたらします。人類は、この快感を求め続けてきました。「酒は百薬の長」とお酒を称賛しながら、酒文化を享受してきたわけです。でもここにきて、様子が変わりつつあります。今回は、そんな変化を酒の愛好家である私が眺めてみました。
 世界保健機関(WHO)の2022年の報告によると、飲酒関連の死亡者は世界で年300万人超える数字になります。飲酒関連で死亡した人は、世界中の死亡者のうち、5.3%を占めるまでになりました。亡くなった方の多くは、アルコール依存症に陥っていた方ということになります。5.3%という死亡率は、先進国で問題になっている糖尿病の2.8%をはるかに上回る死亡率なのです。ちなみに、エイズによる死亡者が100万人で、マラリアによる死亡が43万人です。いかに、アルコール依存症の影響が大きいのかが理解できます。この問題には、各国も対策を取っています。さらに、興味深いことが起きています。約9兆円の資産を運用するノルウェー最大の年金基金組織が、アルコールやギャンブル企業の株式を売却し始めました。年金を運用する組織は、いろいろな株式や債券を組み合わせながら、基金を増やすように運用していきます。年金受給者は、運用効率を高めてもらい、手取りを多くして欲しいわけです。でも、効率的運用一辺倒では、満足しない年金受給者も増えてきています。いわゆる「罪ある会社を」を除外する風潮です。ノルウェーでの暴力事件の半数以上は、アルコールが関係しているといわれています。アルコール関連の社会的費用は、推計年間2200億円に達しています。これは、社会的に負の要因になっています。将来にわたって、社会が安定的に発展することの障害になると判断したわけです。投資が収益だけでなく、持続可能な社会の発展につながるようにする方向に動いている事例になります。
 日本にも、アルコール抑制の流れが押し寄せるようになってきました。缶チューハイの中でも、度数の高い「ストロング系」は、価格も安く手軽に酔えるために人気を集めてきました。この度数8%以上の缶チューハイの売り上げが、減少しているのです。2020年に1776億円だった販売額は、2023年には1365億円まで減少しました。2020年に比べ、23%も減ってしまったのです。アサヒやサッポロは、すでに今後8%以上の缶チューイの新商品を発売しない方針を固めています。サッポロでは、健康意識が高まっている中で商品構成を見直しています。各社が判断を迫られる背景には、厚生省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」があります。「ストロング系」」は人気を集めてきたのですが、専門家からは依存症への懸念の声が上がっていたのです。缶チューハイは、フタを開けてすぐ飲めるうえ、飲みきりという飲用スタイルになります。一気に飲む方が多くなるために、依存症への一里塚になるというわけです。
 厚生労働省は適切な飲酒量の判断に役立ててほしい「飲酒ガイドライン」の素案を、2023年11月に策定しました。その素案から、「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を2024年2月19日に公表したのです。この対策を担う部署は、社会・援護局障害保健福祉部企画課、アルコール健康障害対策推進室となります。このガイドラインは、「飲酒に伴うリスクに関する知識の普及の推進を図るため、国民それぞれの状況に応じた適切な飲酒量・飲酒行動の判断に資するもの」となります。ガイドラインは、お酒に含まれる「純アルコール量(アルコールのグラム)」を重要しています。ビールも、日本酒も、ウイスキーもなどなんでもちゃんぽんで飲む方もいます。でも、アルコール健康障害対策推進室は、何を飲んでもそのアルコールのグラム数で判断する姿勢のようです。このガイドラインは、1日当たりの摂取量で疾患別に発症リスクを例示しています。たとえば、1日当たり、女性は20グラム以上を摂取した場合に生活習慣病のリスクが高くなると注意しています。ちなみに、20グラム相当の純アルコール量は日本酒1合、ウイスキーのダブル1杯、ビール中瓶1本などが目安になります。男性は、40g以上を摂取した場合に生活習慣病のリスクを高めるとしています。より具体的には、1日当たりの摂取量として脳梗塞が男性40グラムで、女性の場合が11グラムで発症の恐れが上がるとしています。大腸がんは1日当たり約20グラム以上、女性の乳がんは14グラムでリスクが高まるとしています。男性の前立腺がんは、20グラムでリスクが高まるとしています。アルコール分解酵素の働きが弱い人や飲んで顔が赤くなる弱い人は、口内や食道のがんのリクが非常に高くなるとしています。
 もちろん、アルコール健康障害対策推進室は、私たちお酒愛好家に恐怖をあおるだけではなく、その対策も丁寧に補足しています。彼らは、健康に配慮したお酒のマナーを提示しています。健康に配慮した飲み方には、飲む前や最中に食事を取ったり水を飲んだりすることが良いとか、1週間のうちに飲まない日を設けるといったことが有効ですとのアドバイスをしています。良くない飲み方として、短時間で大量に飲酒をすること、不安・不眠を解消するために飲むこと、他人に強要することなどの例を挙げています。高齢者は、一定の酒量を超えると認知症発症や転倒のリスクが高まること、高齢者は若い時に比べて酔いやすいこと、若年者は多量に飲むと脳機能が落ちることなど指摘しています。このガイドラインは、自分に合った飲酒量を決めることが大切だと教えています。さらに推進室の担当者は、「体への影響は年齢や体質によって異なる」とも言い添えています。
 面白いデータがあります。中高年の方は、アルコールに頼る傾向が高く、35歳以下の人はアルコールにはあまり頼らないことが分かってきました。若者が、アルコールに頼らない悲しい事情も徐々に分かってきました。若者は人生経験が少なく、先が見通しづらい状況に慣れていないため、ストレスに弱い傾向があります。彼らは、50歳より上の人より抑うつ状態や燃え尽き症候群になりやすいのです。でも、若者には強い味方も現れました。SNSで、気軽に打ち明けられる環境が整ってきたのです。問題をオープンに話せることは、大変好ましいことです。精神的不調を隠さなくても良いという意識の下で、容易にSNSで打ち明けられるツールを手に入れたわけです。問題をオープンに話せることは、飲酒に頼るよりは望ましいことです。もはや飲酒が、若い世代にとって当たり前のストレス解消法ではなくなりました。でも、中高年は、心の問題を明け透けには語る場がなかなかありません。自分が不安障害やうつ病だとは認めない傾向が強いのです。中高年の逃げ場は、若手より過度な飲酒に頼ることになったわけです。現代は、自分にあった飲酒パターンや飲酒をしなくとも、ストレスを回避できるスキルが数多く存在する時代になっているのかもしれません。中高年にも、飲酒に頼らない逃げ場を見つけるスキルを身に付けてほしいものです。
 最後になりますが、厚労省のガイドラインの公表により、酒類大手で高アルコール飲料の販売を見直す動きが加速しています。居酒屋「アカマル屋」などは、この動きを「時代の流れとして受け止めているようです。このお店は、飲酒を控える来店客も出てくることを想定しています。将来的には純アルコール量の表示やガイドラインの抜粋などをメニューに掲載するようになるようです。アカマル屋は、低アルコールやノンアルコールのドリンクなどの販売を強化する方針です。居酒屋が、飲まないお客さんも考慮に入れたサービスを展開することになるかもしれません。これからの課題は、飲まないお客さんでも楽しめる場を提供できるサービスが重要になります。このようなサービスを提供するお店が、これからのビジネスを有利に展開することになります。お酒の世界の外を見ると、健康志向を背景にあえてお酒を飲まないソバーキュリアスというライフスタイルも広がってきています。このスタイルは、Z世代(1990年代半ば以降生まれの世代)を中心に日本でも広まりつつあるようです。これは、Sober(しらふ)とCurious(好奇心が強い)を組み合わせた造語になります。これからは、新しい消費者のニーズに合せたサービスを開発し提供できるお店が繁栄する時代になったようです。



물 부족을 조금 완화하는 온난화 대책 아이디어 광장 288

2024-03-27 07:41:01 | 日記


 2024년 1월 23일 신문에 인도와 파키스탄이 영유권을 다투는 카슈미르 지방이 겨울 가뭄에 곤란하다는 기사가 있었습니다. 산맥으로 둘러싸인 카슈미르 마을은 스키와 스노보드를 즐기는 리조트로 유명합니다. 통상이라면 11월 시점에서 최대 2.5미터의 눈이 쌓이는 곳도 올해 1월 초순의 적설량은 몇 센티미터 정도에 그치고 있습니다. 이 리조트에는 예약 취소가 계속됩니다. 예년은 지중해에서 오는 온대 저기압에 의해 겨울철에는 빙하에 대량의 눈이 쌓여 인다스 강에 풍부한 물이 흐르는 광경이 있습니다. 그러나 온대 저기압의 기세가 약해졌기 때문에 인다스 강 유역에서의 강설은 점점 약해지고 물 부족이 우려되고 있습니다. 이 물 부족은 인다스 강 유역의 농업에 심각한 영향을 미칠 것으로 걱정된다.
 물 부족을 한탄하고 걱정하는 것만으로는 즐겁지 않습니다. 온난화와 기후변화 문제를 해결하면서 물 부족을 해결하는 구조를 찾아내는 것도 즐거운 것 같습니다. 조속히 해결해야 할 지구 규모의 환경 문제로는 기후변화 대책, 식량 확보, 안전한 수자원 확보 등이 있습니다. 이 문제가 시시각각 진행되고 있지 않다는 점에 아무런 서명을 표명하는 사람들이 늘고 있습니다. 그래서 큰 위험을 수반하지만 효과가 있다고 생각되는 해결책을 올려 보았습니다. 현재 지구의 평균 표면 온도는 플러스 15℃ 정도입니다. 이 기온은 인간에게 보내기 쉬운 기후입니다. 우리를 둘러싼 살기 쉬운 환경은 적당한 온실 효과가 있기 때문입니다. 온실가스는 나쁜 사람입니다. 하지만 온실 효과가 없어지면 지구는 마이너스 18℃ 정도로 내려가 작물이 자라지 않는 극관의 땅이 됩니다.
 지구는 1㎡당 340와트의 에너지를 받아 100와트를 반사하고 240와트를 흡수한다. 이론적으로는, 340W를 모두 반사해 버리면, 지구는 스노볼 어스가 되어, 지구의 한랭화는 극한까지 진행됩니다. 대화산 분화에서는 성층권에 에어로졸이 방출됩니다. 이 에어로졸은 태양광을 반사하여 지상 온도를 낮춥니다. 오존층에 미세한 에어로졸을 체류시키면 340와트의 에너지 중 반사하는 에너지 100와트 이상으로 늘림으로써 적당한 한랭화를 초래할 수 있습니다. 온난화의 이유를 화석연료의 과잉사용에만 요구해서는 안 되고, 다른 대책을 고안하는 시기에 오고 있는 것 같습니다.






Advantages and disadvantages of alcohol Idea Plaza Summary 1096 

2024-03-25 17:34:15 | 日記


 According to a report by the World Health Organization (WHO) in 2022, there will be more than 3 million alcohol-related deaths worldwide each year. Alcohol-related deaths account for 5.3% of all deaths worldwide. Many of those who died were addicted to alcohol. The mortality rate of 5.3% is much higher than the 2.8% mortality rate of diabetes, which is a problem in developed countries. For comparison, 1 million people died from AIDS and 430,000 died from malaria. You can understand how big the impact of alcoholism is. Countries are also taking measures to address this issue.
 Something interesting is happening with this measure. Norway's largest pension fund organization, which manages approximately 9 trillion yen in assets, has begun selling shares in alcohol and gambling companies. Organizations that manage pension funds increase their funds by combining various stocks and bonds. Pension recipients want their pensions to be more efficient and take home more. However, an increasing number of pensioners are not satisfied with only efficient management. There is a tendency to exclude so-called ``guilty companies.'' It is said that more than half of all violent incidents in Norway are alcohol-related. Alcohol-related social costs are estimated to reach 220 billion yen annually. This has become a negative social factor. Activities that allow investment to lead not only to profits but also to the development of a sustainable society are required. Conversely, support will be extended to projects that have a positive social impact.
 Why do people drink alcoholic beverages? The answer is that we seek comfort. Humans feel pleasure when the brain's reward system is activated. The reward system is not located in one part of the brain, but is made up of a network of brains with various functions. This reward system usually has a nervous system that puts the brakes on it. Alcohol has the effect of weakening the brakes on the reward system controlled by the nervous system, causing dopamine to be secreted. The secretion of dopamine gives humans a sense of pleasure. In order to feel pleasure, you will have to increase the amount of alcohol you drink. I would like to understand this mechanism and train myself to exercise my rationality.

각지정촌이 가지는 마법의 지팡이를 유효 활용하는 지혜  아이디어 광장 287 

2024-03-24 18:50:12 | 日記

 구조를 생각하고 그 구조를 움직이려면 「원수」가 필요합니다. 예를 들어, 이전에는 자동차 산업에서 번영하고 그 후 쇠퇴 한 미국의 디트로이트시가 최근 기세를 늘리고 있습니다. 도시 공원을 시민에게, 무상으로 관리 운영을 맡기는 시스템을 도입한 것입니다. 맡겨진 시민들은 공원에서 핫도크를 판매하는 기업가가 되었습니다. 공원에서 핫도그의 판매권을 얻은 대가로 공원의 관리와 청소를 핫도그 가게가 실시하는 것입니다. 시는 공원의 관리비나 청소에 관한 인건비를 절약할 수 있어 핫도그 가게는 판매로 이익을 얻었습니다. 자고 있던 공공 시설이 이익을 창출하는 '마법의 지팡이'(magic wand)로 바뀐 것입니다.
 이러한 사례를 보면, 일본의 시정촌이 관리하는 시설에는, 보물의 산이 될 가능성이 있습니다. 일본의 「마법의 지팡이」의 하나는, 초등학교나 중학교의 폐교가 됩니다. 예를 들어, 2002년도부터 14년간의 기간에 전국에서 약 6800개의 공립학교가 폐교가 되었습니다. 6800 폐교 중 900 가까이 재사용하지 않고 철거되었습니다. 하지만 대부분은 복지 시설과 체험 교류 시설, 미술관, 사무실 등으로 지금도 활용되고 있습니다. 디트로이트의 공원을 잘 이용한 것처럼, 원수를 만드는 「마법의 지팡이」는, 일본 전국 각지에 있는 것 같습니다.
 주 2~3회의 운동을 하고 있는 분의 의료비가, 연간 4만엔 정도 적다고 하는 데이터가 있습니다. 운동하는 쪽이 늘어날수록, 의료비의 면에서도, 시정촌의 재정을 돕게 되는 것입니다. 운동을 계속하는 데 있어서 가장 중요한 것은 운동이 가능한 장소의 확보입니다. 그 장소는 일년 내내 사용할 수있는 것이 중요합니다. 체육관은 1년 내내 사용할 수 있습니다. 야외 수영장은 여름철에만 있습니다. 하지만 이것이 실내 온수 수영장이 되면 1년 내내 사용할 수 있습니다. 야외 수영장을 하나 건설하는 경우 약 1억엔 걸립니다. 초등학교가 50개교 있는 지자체의 경우, 50억엔 걸린다고 하는 계산을 할 수 있습니다. 실내 수영장은 10억엔 정도입니다. 시내에 실내 수영장을 50억엔으로 5개 건설해, 50의 초등학교가 공용해 사용하면, 1년중 사용할 수 있게 됩니다. 학교가 사용하지 않는 시간대는 일반 시민에게 수영장을 개방하는 것도 가능합니다. 도쿄의 츄오구에서는, 「학교 온수 수영장」을 일반인에게 개방하고 있습니다. 구민의 어른은 350엔, 구 이외의 어른은 500엔입니다. 구민의 65세 이상의 노인은 무료입니다. 운동의 장소를 시읍면의 지혜로 찾아, 거기에 부가가치를 찾아내는 궁리가 요구되는 것 같습니다.





드론과 온라인 의료가 지역을 풍부하게 하는  아이디어 광장 286 

2024-03-24 18:48:21 | 日記

 
 노토반도 지진의 재해지에서는, 드론의 활용이 퍼지고 있습니다. 국토 교통성은 무인 항공기를 사용하여 노토 반도의 피해 상황을 조사했습니다. 그리고 재해 복구에 활용하고 있습니다. 이번에는, 현장의 상황을 조사할 뿐만 아니라, 드론이 고립 마을에 약이나 일용품을 전달하는 역할도 담당했습니다. 예를 들면, 와지마시의 고립 마을에, 병원이 처방한 약 100명분의 약을 전달했습니다. 병원이 처방한 약 100인분의 약을, 지진 직후의 곤란한 상황 속에서, 자위대원이 편도 1시간에 걸쳐 전달하는 반송 작업을 했습니다. 상황이 떨어지자 무인 항공기의 산업 단체는 자위대를 대신하여 고립 된 마을에 병원이 처방 한 약 100 명의 약을 전달하게되었습니다. 병원이 처방한 약 100인분의 약은 드론을 사용하여 편도 10분으로 단축되었습니다. 드론을 사용하여 재해 상황을 정확하게 파악하고 안전하고 신속하게 지원 물자를 운반할 수 있었습니다.
 이번 재해로 주목받은 것에 온라인 의료가 있습니다. 일본 의사회에 따르면, 노토 반도 북부의 주주시와 와지마시의 진료소의 8~9할은 기능부전의 상태였습니다. 물론, 전국 각지로부터 의료팀이 참가해, 피난소의 순회 진료도 실시하고 있었습니다. 하지만 도로가 곳곳에서 찢어져 돌아갈 수 없는 상황도 있었던 것입니다. 액세스가 어려운 가운데 온라인 진료를 활용하는 움직임이 나오기 시작한 것입니다. 물론 신속하게 온라인 의료 활동을 시작하려면 재해에 대응하기 위한 체제를 평시부터 충실하게 하는 것이 요구됩니다. 온라인 진료가 효과를 발휘하려면, 누구라도 언제라도 이용할 수 있는 구조 만들기가 필요합니다. 필요를 외치더라도 목소리만으로는 실현되지 않습니다.
 노토반도 지진에서는, 피해자에게 온라인으로 의료나 마음의 케어를 제공하는 대처가 시작되었습니다. 오사카 시립 종합 의료 센터는, 재해지의 간질 환자를 온라인으로 진료할 준비를 갖추었습니다. 희망자는 앱을 인스톨 하는 것으로 진찰을 받고, 항간질약을 처방해 줄 수 있는 구조를 만들었습니다. 간질환자는 피해지역에서도 상수가 피난생활을 강요당하고 있습니다. 이 환자들은 발작을 억제하기 위해 지속적인 약물 복용이 필요합니다. 마음의 케어에서는 상담자와 지원자가 신뢰 관계를 구축해, 장기적으로 관계를 유지하는 것이 이상이 됩니다. 장기적인 지원이 중요한 피해자의 "마음 관리"는 온라인이 힘을 발휘할 수 있습니다.








IT技術者と猟師の二束わらじも楽しい  アイデア広場 その1370

2024-03-23 06:06:05 | 日記


 副業を巡る潮流はここ数年で大きく変わり、副業を持つ人は珍しくなくなりつつあります。最近は、多くの仕事を並行して手掛ける「マルチワーカー」が活躍しています。マルチワークをうまく機能させれば、リスク分散の効果も大きくなります。収入増やスキル向上のほか、リスク分散の効果も見込めるというわけです。関連性のない別々のスキルを組み合わせることで、新たな価値が生まれることは経験則として知られています。仕事の種類や収入は異なるが、仕事を多数組み合わせることで有利な生計を立てることが可能になってきています。マルチワーカーの中では、人間関係やスキル、社会に貢献する感覚、お金の獲得、そしてそれ以外の分野を開発する挑戦者になる方も現れています。1つの仕事の人脈は、別の仕事に生かすことができるなどの好循環につながるケースもあるのです。今回は、IT関係の本業を続けながら、猟師という副業で、地域に貢献するケースを追ってみました。
 都心と比べて、家賃や生活費を抑えられる地方の生活を選択する人も増えてきました。ネット環境が整い、必要な生活物資や仕事関係のツールも、通販で容易に手に入るようになりました。IT (情報技術)エンジニアの山本暁子さん(42)の仕事場は、鳥取市内の自宅リビングになります。ご夫婦でUターンし、在宅でソフトウェアのプログラミングなどの仕事を行っています。山本さんのもう一つの顔は、地元猟友会に所属する猟師になります。彼女は、シカやイノシシなど年間100頭前後を捕獲する凄腕の猟師なのです。午前中は、ワナの設置や見回りなどにあて、午後は在宅ワークという生活です。ITの仕事に必要なネット環境も整っていたので、仕事や生活に支障のない鳥取に夫婦で2018年に移住したそうです。副業を行う中で、山本さんには最近は猟に関する雑誌への執筆依頼などの仕事も増えているようです。
 猟師になる動機は、美味しいイノシシの肉にあったようです。集落の集まりに参加し、そこで振る舞われたイノシシ肉の味わいが、一つの理由になりました。もう一つは、移住後に手掛けたかぼちゃ畑がイノシシに食い荒らされたことでした。猟師になるつもりはなかったのですが、獣害を目の当たりにして考えが変わりました。美味しさと悔しさが、猟師を志した理由になったのかもしれません。在宅勤務という有利な立場を使って、ワナや銃の免許を獲り、有害鳥獣捕獲の資格を獲得していったわけです。野生の動物をジビエとして利用する場合、注意すべき点があります。美味である肉を確保するためには、撃つ場所、血抜き、解体や保存など流通過程の取り扱い方が重要になります。血抜きが1時間以上でも遅れると、特有のにおいがきつくなります。一般的には、シカの頭を打って、素早く処理をすれば、良い肉が確保できます。野外で仕留めてから、1時間ほどのうちに血抜きをしないと、どうしても臭いが残ってしまうのです。ジビエとしては、価値が下がるわけです。これらのことを山本さんは、先輩猟師に技術を学び経験を積んでいったわけです。
 農林水産省によると、2022年度の野生鳥獣による全国の農作物被害は約156億円(対前年度約+0.5億円)になります。このうちシカが約56億円、イノシシが約46億円を占めています。山林に近い小規模農家の営農意欲が低下していく傾向と反比例して、獣たちの活動を活発化しています。地方の農村は、高齢化や過疎化で鳥獣対策を行う人が減っているわけです。さらに、耕作放棄地の増加や地球温暖化は、野生動物の生息域を拡大していることも、被害を増加させる原因になっているようです。余談ですが、日本では、過去1世紀ほど野生動物の被害がそれほどない状態で農林業が営まれてきました。明治時代以降、野生動物は乱獲状態にあり、生息数は著しく減少し分布も限られていたのです。たとえば、対馬藩は1700年から9年をかけて、対馬全域の8万余頭のイノシシを全滅させました。さらに、1890年ごろまで、日本の農家には150万挺火縄銃があり、イノシシ猟に使われていたのです。この動物の捕獲数が、1950年半ばまでは、わずか3万頭でした。その後は8万頭になり、1990年ごろには10万頭を超えて、令和になるとイノシシの捕獲数は令和になり50万頭になっているのです。獲っても、獲っても、増えている現状があります。もっとも、人間も工夫をしています。高性能の猟銃、能力の高い猟犬、トランシーバー、ワイヤー式のワナなどの猟に必要な機器を、充実させてきています。さらに、道路網の発達や発信器の利用により、ワナを大量に設置することが可能にしています。ある面で、自動的にイノシシを捕獲する仕組みができたと言えるかもしれません。
 シカやイノシシなどによる農作物被害は、全国的に深刻な課題になっています。でも、この課題を解決できれば、充実感を味わうことができます。作物の被害を防ぎ、その肉はジビエとして売り出すこともできます。捕獲すれば、自治体から補助金も出る制度もあります。山本さんは、自分のペースで計画を立てられることが魅力だと言います。もっとも、捕獲に伴う補助金は、ワナや猟銃の弾、ガソリン代などの経費でほぼ使い切ってしまうようです。一方、ジビエのビジネスには、将来の可能性があります。農作物への被害を与えるイノシシ肉の商品化は、全国的に盛んになっています。イノシシ肉の取引価格は、1 kg当たり4000円から6000円程度で行われています。イノシシなどの大型野生動物は、害獣的側面だけでなく収入源として肯定的に受け止める側面も求められる時代になってきているのです。蛇足ですが、日本の野生動物には、天敵がいませんでした。これらの野生動物の天敵は、50万人とも言われた狩猟免許を持った人たちでした。その狩猟者が減少し、野生動物の世界が開けてきたわけです。でも、大日本猟友会の会員数は、2015年度から37年ぶりに増加に転じたのです。人間側の反撃が、始まったとも言えます。
 一般的にいえば、最高級のブランド牛でも精肉したばかりのものは美味しくありません。エイジングとよばれる熟成の工程を経て、初めてブランド牛にふさわしい味わいになります。エイジングの間に、肉に含まれるタンパク質分解酵素が肉の線維がゆっくりと分解していきます。分解を経て肉質が柔らかくなり、アミノ酸が遊離するために、肉の旨味が引き出されるわけです。野外で捕獲されるイノシシの肉は、エイジングすることが困難でした。最近はイノシシの捕獲現場で、食肉処理ができる移動車両が活躍しています。以前は困難だった処理や加工が、移動車の出現によって、市場にすぐに出せるまでになってきました。ある狩猟捕獲者と料理人を兼ねる職人の方は、捕獲したシカやノシシをすぐに血抜をすることができます。この処理の終わった肉を熟成させて、地元や東京などのレストランに提供する方もいます。熟練者が捕獲し処理すれば、良い肉ができる環境が整いつつあるわけです。さらに、厚生労働省のガイドラインから、面白い工夫がされるようになりました。シカやイノシシなどのジビエ肉の流通を管理するクラウドシステムが開発されたのです。このジビエクラウドシステムは、イノシシやシカの捕獲や加工の日時、捕獲者、処理の状況、加工工場名をクラウドで管理するというものです。QRコードを作成して、製品に貼って流通させ、トレーサビリティー(生産履歴の追跡)体制を整え、消費者に安全安心をアピールできます。ジビエのトレーサビリティーを整えることで、情報の共有が可能になります。ジビエ肉の品質の情報とその生産量が、このシステムを使用することで国民の間で共有できることになるわけです。
 最後になりますが、「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」という教えもあります。イノシシは冬に備えて、ドングリなどの高栄養の食べ物を秋に確保し、体に脂肪を蓄積していきます。この動物は薮山の中を走り回って食べ物を探すのですが、移動には決まった道を使う特性があります。イノシシは、繊細で頭が良く力強い動物です。音、光、匂いを使った防除は、必ずイノシシに慣れが生じて効果が薄れていきます。イノシシは学習した事柄を、かなり長期間保持することができるのです。人間の側も、イノシシの学習能力を超えるようなツールの開発を進めてきました。GSPを搭載すれば、ドローンを決められた地点を自動で通過することが可能になります。赤外線カメラは、動物と地表の温度差を利用して動物の居場所を特定できます。ドローンの赤外線カメラは、イノシシの移動する道や居場所を特定することが可能になります。ドローンは機械学習により、イノシシが移動する決まった道を人間に知らせるようになるかもしれません。また、Low Power Wide Area(LPWA)とセンサーを組み合わせれば、イノシシの移動や生息状況が把握できます。生息数が増えたときには、捕獲圧をかける時期や場所を把握することもできます。奈良公園の鹿の角を切る行事のように、イノシシを捕獲するイベントを企画することも可能になるかもしれません。イベントの時には、食肉処理ができる移動車両を配置も考えられます。捕獲現場での肉処理を可能になれば、均一のイノシシの肉を外食業者へ提供することができるようになります。狩猟で獲ったイノシシやシカを、食肉として提供するジビエが広がりを見せています。IT技術者が猟師の二足の草鞋を履くケースでは、猟の分野にITのツールを多用する仕組みの導入が可能になります。捕獲と野生動物の共生を、バランスよくしていきたいものです。