ファンタジアランドのアイデア

ファンタジアランドは、虚偽の世界です。この国のお話をしますが、真実だとは考えないでください。

作りすぎた生花が記憶力向上に貢献する  アイデア広場 その881

2021-04-30 18:19:11 | 日記


 母の日に贈るカーネーションが、5月上旬の需要期に品薄になるとの観測が出ています。日本に流通するカーネーションの6割は、コロンビアからの輸入品になります。このコロンビアでは、コロナ禍でカーネーションの作付面積が縮小したのです。輸入品が少なくなれば、国内の花卉農家にはチャンスになります。でも、産地の愛知県や千葉県などでは気温が高く、例年より生育が早いという観測が流れています。需要期の5月上旬より出荷が早まれば、品薄になる可能性もあるわけです。
 花卉農家は、消費者のニーズにあった花を季節に出荷することが大事になります。生花は卸売市場を通さず、産地と小売りが直接取引する傾向もあります。日本の個々の農家は、素晴らしい技能を持っていると評価されています。いわゆる日本の農業は、局所戦には強いのです。でも、欧米の農家のように、全体を通してみると弱点も出てきます。美しい花を、多めにつくりがちになる傾向があります。販売が順調ならば良いのですが、需要予測が外れれば大量廃棄のリスクを抱えるわけです。美しい花を育てることに集中して、周りが見えない状況になる農家もあるようです。日本の花卉農家の場合、消費者が今どのような品質の花を望んでいるのかを見極め、それに応じた販売ルートを確保することに弱点があるともいえます。
 現在は、ケニアやエチオピアから中東のドバイ経由で日本に空輸されています。ケニアやエチオピアのバラ農園は、オランダ資本によって運営されているものが多いのです。世界に花を出荷するオランダは、柔軟にこの仕組みを整えています。初期においては、ケニアからオランダに運ばれ、そこから日本に空輸されていました。でも、ドバイ経由のほうが、短時間で花を傷めずに運べるとわかれば、すぐに良いほうに変えていきます。バラを作るだけでなく、その販売やロジスティックも含めて、最適化を図っているわけです。
 農家は消費者のニーズを予測しながら、季節ごとに花を栽培しています。日本で独自に改良したものなどは、国際的に評価されてきました。花卉市場があるオランダでは、「日本産は同じキクなどの品目でも平均相場より1.5~2倍ほど高い」といいます。花卉農家は、労働力を必要以上につぎ込み、肥料や農薬を十分に使い美しい花を育てます。でも、日本の小規模農家が作る花は生産コストが高くなるのです。花の美しさを追求するあまり、利益という要素を軽視するところがあります。売る値段より、作る値段が高くなっては、所得を増やすことができません。日本の農業は全体の仕組みにおいて弱点があるようです。
 このような状況の中で、日本の花卉農家の弱点を支援するスタートアップが現れました。このスタートアップは、生花店などの小売店と農家が直接に花の売買ができるウェブサービスを始めたのです。新サービスは、農家と小売店がそれぞれが、サイトに登録して利用するシステムになります。花卉農家は、出荷できる花の品種や色などを入力します。小売店は、リスト化された品目の中から欲しい花を注文します。農家がサイト上に出品した花を小売店はスマホなどで注文すると、農家が直接出荷するという流れになります。農家がこのサービスを通じて需要動向をつかみ、需要が多い花の栽培や適正量の栽培につなげることができるようになりました。小売店は、需要に応じた仕入れができるので、より新鮮な花を店頭に並べられる利点があります。農家は需要を把握しやすくなることで、「売れる」花の栽培に注力できるようになります。小売店は、品質の良い花を消費者に提供できるようになるわけです。
 農家が、生花を売ることに精進することは大切です。でも、作りすぎて余った花の処理には、困ることもあります。花卉は噌好品のため、特にクリスマスやお彼岸などイベント時に消費が伸びます。この時期は、花が高価でも売れます。でも、この期間に売れ残る花も多くなる現実もあるのです。あるスタートアップは、12月26、27日に23区内のクリスマス後に廃棄する赤バラなどを仕入れ価格の半値で買い取っています。プレゼントなどに使う生花が売れ残って、大量に廃棄される問題の解消に一役買っているわけです。空間装飾などを手掛ける「RIN」は、東京23区内でクリスマス後に廃棄される生花を買い取るビジネスをしています。RINは「廃棄花ゼロ」を目指し、生花の回収再生事業を展開しているわけです。国連の持続可能な開発目標(SDGs)にかなう事業として、生花店などにその主旨を理解してもらっているともいえます。買い取った廃棄花を使って、ドライフラワー作品を制作しています。廃棄される問題の解消に一役買うことで、生花の回収再生事業の認知度を高め、さらに利益を上げる工夫もしているわけです。
 私は、この生花を受験競争のツールにしてはどうかと考えてしまいました。虫や小鳥は、花の香りに誘われて花を訪れます。花粉を付けて、花への受粉活動を行っているわけです。香りの少ない花は、色華やかな美しさでこれらの虫や小鳥を集めます。華やかな花の色も香りも、繁殖をスムーズに行う道具なのです。一方、色の薄い花ほど、強い香りを出す傾向があります。この香りが、人間に有用に働くケースが出てきます。ミントやシソの香り成分を飲むと、腸などの臓器の炎症に効くことは経験的に分っています。ゲラニオールを吸引したマウスの腫瘍が、小さくなること分かってきました。ゲラニオールは、バラの香りの成分です。昆虫などには害になる成分が、人間には良い効果をもたらす場合も出てくるわけです。
 香りや匂いのする物質は20万種類とも40万種類ともいわれています。ある種の香りや匂いが、記憶の中枢といわれる海馬の活動を増進することが分かってきました。前頭葉のやる気の部位が完成すると、記憶の中枢である側頭連合野の働きがスムーズになります。記憶の中枢である側頭連合野の働きがスムーズになると、うれしいことに記憶力が増すのです。8~10歳ぐらいまでに、前頭葉は完成するようです。海馬を活発にして中学受験を上手に乗り切る香りの開発をしてはどうかという発想が出てきます。実際の勉強では、小学校低学年までに前頭葉を鍛えます。そして、小学校高学年は、記憶中心の勉強をすることが合理的ということになります。この時期に、お部屋に海馬を刺激するドライフラワーを飾り、お子さんの記憶を向上させるわけです。もちろん、生花であれば、それにこしたことはありません。

Innovation in new fields through wide-area collaboration  Idea Plaza Summary 611

2021-04-30 18:17:36 | 日記


 Iris Ohyama, a company in Tohoku, develops 1000 items a year based on the needs of consumers in Japan, China and other countries. The company is developing products that surely grasp the needs of the rapidly changing middle class in China. Many companies find it difficult to keep up with the speed of Chinese consumers. Iris was a local company that used to manufacture plastic storage cases not long ago. The storage case production line was short, with three main processes: molding, assembly, and packaging. The manufacture of electrical appliances such as LEDs has been added to this iris plastic storage case. The production line for storage cases with a simple production process utilizes the fact that various products can be made by changing the mold.
 With Tohoku University at the center, nine national and public universities in Tohoku have established the "Venture Co-creation Platform from Tohoku Regional University". It will be a platform to promote practical application by selecting about 20 researches in research fields that each university is good at. In research, it is impossible to become an expert in all fields, but it is possible to create complementary relationships by organically connecting with experts in different fields. When choosing a research, we will create a system in which each university cooperates with external experts who are familiar with technological trends and star tops in the field.
 You need to look at the whole thing and see what is the bottleneck. Iris Ohyama is one of the companies that made this determination well. Major Japanese home appliance makers are withdrawing from the home appliance field one after another due to "selection and concentration". Iris has focused on rehiring engineers who have left major manufacturers. Iris LCD TVs are produced by technicians who have changed jobs from major consumer electronics manufacturers. Engineers who have changed jobs maintain the quality of the Japan brand by adjusting the image quality at a fine level. In the production and sale of home appliances, we must plan and develop products that meet the needs of consumers one after another. If the research power of the university is added here, development may accelerate. Wisdom to overcome bottlenecks is required. Wisdom comes from the sum of knowledge and experience. It may be said that the Tohoku region has a production system that can quickly produce products that meet the needs of consumers.

充実した再生可能エネルギーと医療介護の同時実現  アイデア広場 その880

2021-04-29 19:26:06 | 日記


 先日、テレビを見ていたら、在宅入浴の利用者が増えているという映像が流れました。コロナ過の中で、介護施設に行くことを躊躇し、自宅での入浴サービスを求める家庭が増えているというわけです。問題は、要望をしても来てもらえない状況が続いていることなのです。在宅入浴に従事する方の負担が増えて、その企業は赤字になっているのです。そこで、利用者にはいつでも利用でき、企業も利益の出る仕組みを考えてみました。
 歯医者さんの医療の椅子が、参考になります。在宅入浴に使用する組み立て用のお風呂を、5組用意します。要望のあった家庭に、お風呂の組み立て係りが先行して、お風呂の準備をします。リードタイムを短縮して、家庭における入浴をスムーズにするわけです。入浴の係りが、介護者に専念する環境を用意します。介護の受ける方の障がいが増えても、その人が持つ豊かな感情は変わらないものです。介護を受ける方も、自尊心、怒り、虚栄心、喜び、嫉妬といった人間の根源的な部分は変わりません。
 介護を受けることになっても、生き生きと暮らすることはできます。生き生きすれば、介護する家族はうんと楽になるのです。できないことにいつまでもこだわるのではなく、できることを大切にすることです。できることを大切にすることが、元気な要介護者に共通することのようです。低下した機能を補い、本人が嫌がることを避ければ、介護ははるかに楽になります。人間にとって重要なのは他者との関係で、人とつながってこそ生き生きとします。在宅入浴だけでは、物足りません。家族の方には、介護から離れた余暇を求める人たちもいます。組み立て係りと入浴係り、そして食事係りという発想もでてきます。食事の用意をし、入浴プラス食事をするメニューも用意します。在宅入浴のニーズが高い場合、そこにビジネスチャンスが生まれます。介護を受けやすい仕組みを太陽光発電と組み合わせることも発想としてでてきます。太陽光温水器と在宅入浴を、結びつけることもできるようです。環境に優しい温水器を使う場合、在宅入浴を優先的に行うクーポンを発行するわけです。
 2030年度の温暖化ガス排出を、2013年度比46%減らす政府の新目標決定があります。小泉環境相はこの目標を達成するために、住宅やビルに太陽光パネルの設置を義務付けるべきと発言しています。この発言に、便乗するアイデアが出てきます。これまで医療や福祉に関する領域と環境や自然の分野はあまり接点がありませんでした。太陽光のある家は、介護料をリーズナブルにするなどの発想がでてきます。介護施設と再生エネルギー企業が提携して、太陽光のある家の介護料やサービスに配慮するのです。もちろん、太陽光パネルを持たないけど、再生可能エネルギーに投資している家庭にも同様の配慮を行います。
 欧州などの国々では、エネルギー源を自然エネルギーに誘導するための政策を取り入れています。脱化石燃料戦略を進めれば、消費者にも負担がかかってきます。デンマークでは、脱化石燃料戦略を進めれば、電気代が11%、暖房費21%上がる可能性があると試算しています。ドイツは、太陽光発電買い取り費用の肥大化を防ぐため、すでに2012年買い取り価格を下げています。そこで、ドイツは夜間や雨天でも稼働する風力発電に力をいれるようになりました。風力発電業者が損をしないように、買い取り価格に配慮がされています。デンマークは、1980年代から風力発電の建設費に30%の補助する制度を実施しています。この国のユニークな点は、洋上発電20基を作ったとします。その半分は電力会社が出資し、残りは1万人の出資による組合形式の所有にしているのです。出資者には、風車が回る限り、売電収入が入ることになります。
 日本にも、再生可能エネルギーの資源は豊富にあります。その最たるものは、水力発電でしょう。水力発電は、1mの落差でも0.5kwの電力を作ることができます。この落差と水量を利用すれば、小水力発電所をたくさん作ることが可能です。上手く運用すれば、2mの落差の1kwの小水力発電で、年間20万円の売電ができます。高低差のある地形を持つ町は、地元の川で水車をまわして電力を作ることができるわけです。ダムの高さが10mクラスの小さな砂防ダムでも、発電は可能で200kwの電力は得られます。200kwだとすると5つで1000 kwになり、2億円の売電が可能になるのです。町と住民の方が、出資して運営すれば、水力発電が稼働している限り、収入が入ってくることになります。水力発電で発電し、電気で水を電気分解し、水素を作り替えておくこともできます。2億円分の水素を作る能力を持つ村になります。地元の川で水車をまわす経済行為は、ブルーオーシャンになります。川の流れが、利益を生み出すことになるわけです。
 2030年までに、世界のエネ生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させることが求められています。その場合、小さいことからやっても、効果を上げれば良いことになります。私たちができることは、小さいことから行うことになります。小さな町は、小さな再生可能エネルギーを作り出せばよいわけです。地元でエネルギーを作ることができれば、外部からの燃料購入費は節約できます。結果として、地球に負担をかけない体制を構築できます。たとえば、デンマークのコペンハーゲンの地域暖房では、27万世帯でコージェネレーションの燃料として化石燃料からゴミ、木材に移行大量の木材加工残材を使用しています。コージェネレーションは、ペレット、天然ガス、石油、LPガス等を燃料として、エンジン、タービン、燃料電池等の方式により発電し、その際に生じる廃熱も同時に回収するシステムになります。でも、暖房や乾燥に利用する熱源は、木などの再生可能エネルギーの直接的な熱生産に置き換えたほうが効率的です。他にも、地下90mの深さにある帯水層をエネルギーの貯蔵庫として利用した地域冷暖房システムやコンピュータの熱を吸い上げヒートポンプで過熱し地域暖房など、利用できるものが増えています。環境に優しい地域暖房を運営している市町村には、介護費用やサービスを厚くする施策も発想としてでてきます。
 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率の方向にベクトルが向いています。人々の努力と目標のべクトルを、常に同じ方向に向けることは力を発揮します。会社だけでなく、社会全体がベクトルの方向を確認していく前進していく姿勢は重要です。社会が成熟すると、人々が求める価値は物質的満足から、精神的満足へ変化する潮流があります。「どうすれば楽できるか」というテーマが発明や発見の源であり文明の推進力でした。人間は、「快適さの追求」と「苦痛の回避」の2つによって動かされます。今現在、世界は持続可能という大きな目標に邁進しています。このベクトルには、クリーンなエネルギーと介護医療の充実という要素が入ります。個人は、自分の生活スタイルをデザインし、自分の好みの生活をする中で、この大きな目標に貢献することも楽しい選択肢になるようです。




See new solutions up close Idea Plaza Summary610

2021-04-29 19:24:38 | 日記


 There are cases that people who have been snake phobias for many years have overcome their phobias by gradually increasing their chances of coming into contact with snakes. You started by looking at the snake through the one-way mirror. Then proceed to observe the snake through the open door. Then, take a closer look at how a person touches the snake, then put on thick leather gloves and then touch the snake. Eventually, you will be able to touch the snake with your bare hands in a few hours. The process of this experience of accumulating small successes is called "guided learning" by the inventor. Those who have achieved this guided learning are said to have lost the terrible fear that was thought to be incurable. Those who achieved guidance boldly tried and became more tenacious and more resilient in the event of failure. It seems that he has also started new activities that can cause fear, such as horseback riding and talking in public. This method also seems to contribute to the so-called behavioral transition.
 In Japan, in 2033, 63% of road bridges and 62% of river management facilities will begin to exceed 50 years after construction. After more than 50 years, the number of cases where the deterioration of facilities progresses significantly increases. The cost of maintaining and renewing infrastructure is about 2.5 trillion yen every year in the road sector alone. You will continue to use it for a long time while performing maintenance repairs before the infrastructure deteriorates extremely. At this time, the priority of maintenance and repair seems to be a realistic issue. In order to determine the current status, information such as how the maintenance was performed is required. Conducting infrastructure screening inspections and determining maintenance priorities are challenges. If the screening results and the civil engineering technology on the time axis are systematically understood, maintenance can be performed with less effort.
 Successful brands often find breakthroughs from a deeper understanding of consumer life. Sometimes there are conflicting parts of a complex problem. Once you know this, you're closer to creating a new solution. The joy of confronting challenges is irreplaceable. The sense of accomplishment when completing a task can be said to be human happiness.

広域連携による新分野のイノベーション  アイデア広場 その879

2021-04-28 11:42:10 | 日記


 リンゴなど国産の果物で栽培の期間を短くしたり、手間を減らせたりする品種が登場しています。リンゴは、「着色管理が栽培の8割」ともいわれています。「初恋」という品種は、赤色の色素アントシアニンが多く、葉摘みをしなくても全体が真っ赤に色づく優れものです。色づきやすい品種は、農家の負担の大きな軽減につながります。小さくて軽いイチゴも手間がかかる作物になります。多くのイチゴは、まず親株から子苗を育て、それを栽培ハウスに移植する栽培方式になります。新しい品種は、種から直接栽培することで生育期間を短縮できるようになったのです。子苗を育てる過程をなくして、種まきで育てた苗を成長させ実を容易に収穫できるようになったわけです。全体を見渡してどこが流れを悪くするボトルネックになっているか見極めて、そこを改善していく手法はいつの時代でも受け入れられるものです。
 2020年の全国の個人農家は103万7千戸と15年比で22.6%減りました。それによって、いろいろ不都合は状況も生まれています。1990年代は、リンゴの生産が100万トン前後で推移していました。2019年のリンゴの生産量は、70万トンと30%程度減少しています。イチゴの東京市場の卸値は、10年前に比べ5割高いのです。理由は、供給の落ち込みが卸値を押し上げていることにあります。国産果樹の値上がりにより、手ごろな価格の輸入物のバナナやキウイが消費を伸ばす現象を産んでいます。食品スーパーなどからは、価格が高い国産の果物は売れ行きが鈍いとの声が目立つようになっています。国産の果物は離農に伴う供給抑制が、価格を押し上げてきた面もあるようです。農家の負担を軽減する新品種は、生産性を高め、消費を増やす呼び水になる可能性があるのです。
 アミロースが少なければ、美味しいお米になります。農薬や化学肥料を使えば、収穫時にアミロースの数値を低い状態に持っていけます。不思議なことが起きています。この美味しいコメが出回っているという状況にも関わらず、美味しいお米の在庫米が増えているのです。人間の価値判断が、「食べ物が高いとか安い、そして美味しい」より、安全に比重が傾いてきています。美味しさよりも、安全安心を求める人々が増えているようです。EUなどでも、有機農業に多くの補助金をだして、安全安心を確保しようとしています。日本でも、肥料や農薬を多く使った美味しいお米より、安全安心が確保できる有機米に関心が高まっているようです。美味しくて安全が確保できるお有機米は、もちろん理想のお米になります。日本の有機米農業の停滞の障害は、除草にあります。除草と本気で取り組めば、毎日7kmを歩く作業量になります。この障害が取り除かれれば、有機米農法は急速に普及することになるでしょう。有機米の需要があるならば、そこに資源を集中することは理に適うことです。
 東北の一企業だったアイリスオオヤマは、年間1000のアイテムが、日本や中国やの消費者のニーズに基づいて開発しています。変化の激しい中国中間層のニーズを、確実につかむ商品開発をしています。中国の消費者のスピードに付いていくことは、なかなかできない企業が多いのです。アイリスは、少し前までプラスチックの収納ケースの製造を行っていた地方の企業でした。収納ケースの生産ラインは、主に成形と組み立て、そして梱包の3工程と短いものでした。このアイリスのプラスチックの収納ケースに、LEDなどの電化製品の製造が加わってきました。シンプルな生産工程の収納ケースの生産ラインは、金型を変えれば様々な商品が作れることを利用しています。限られた経営資源では、利益を出すために売り上げが伸びなくても、安く作ることで対処してきた経緯があります。
 東北大学が中心になって、東北の国公立大9校は、「東北地域大学発ベンチャー共創プラットフオーム」を創設しました。各大学が得意とする研究分野の研究などを20件ほど選び、実用化を推し進めるプラットフォームになります。研究において、全分野で専門家になることは不可能ですが、異分野の専門家と有機的に結びつくことで補完関係を作ることはできます。研究を選ぶにあたり、その分野の技術動向やスタートップに詳しい外部の専門家と各大学が協力する体制を作ることになります。人工知能など先進分野を公募し、ファンドを通じた資金の助成先を決めます。狙いは、短期間での研究成果の実用化を後押しすることになります。個の長所を、全体で支援する仕組みができつつあるようです。
 全体を見渡して、どこが流れを悪くするボトルネックになっているか見極めることが求められます。この見極めを上手に行った企業の1つが、アイリスオーヤマになります。日本の大手家電メーカーは、「選択と集中」で相次いで家電分野から撤退しています。アイリスは、大手メーカーを離れた技術者の再雇用に力を入れてきました。アイリスの液晶テレビは、大手家電メーカーから転職してきた技術者によって生産されています。転職してきた技術者は、細かいレベルで画質を調整しジャパンブランドの品質を維持しています。日本人の厳しい目に合格した商品が、変化の激しい中国においても、受け入れられています。この会社は、企画・開発・販売という流れを上手に行っているわけです。農業においては、農民の労働を軽減する品種の開発が求められています。家電の生産や販売では、消費者のニーズにあった製品を次々に企画開発しなければなりません。ここに、大学の研究力が加われば、開発は加速するかもしれません。ボトルネックは、明らかになりつつあります。このネックを克服する知恵が、求められるわけです。知恵は知識と経験の総和から生まれます。ある意味で、東北には消費者のニーズにあった商品を素早く作れる生産体制が整ったともいるかもしれません。
 最後になりますが、2018年度に姫路城を訪れた外国人観光客は過去最高の38万7000人になりました。外国人に人気の日本の観光スポット2018によると、姫路城はベスト10に入ったのです。春の桜の時期や夜のライトアップは写真映えするとしてSNSの投稿も多く高い人気を誇っています。問題は、「日帰り観光客が多い」ことなのです。この問題を解決する方法として、姫路市は近隣7市8町と播磨圏域連携中枢都市圏を形成したのです。狙いは、滞在型観光の推進にありました。日本刀作りや忍者体験など、外国人が興味を持ちそうな11種類の取り組みに磨きをかけています。イギリスやフランス、そしてオーストテリアから予約が入る状態にまで育ったのです。これからは、城内には専用アプリから、拡張現実(AR)を取り入れた城内のポイント多数設置していく計画のようです。大英博物館は、全ての展示をオンラインで見ることを可能にしました。普通ですと、見られるならば、観客は減ると予想されました。でも、結果は逆でした。観客数は、増えていったのです。播磨圏域連携中枢都市圏でも、このような仕掛けができるように期待しています。



The future food landscape is rosy  Idea Plaza Summary 609

2021-04-28 11:40:40 | 日記


 The current world population is 7.8 billion. The world population will continue to grow. We must adopt a form of agriculture that supports this growing population. Some experts explain that by eliminating meat and food waste, even the low productivity of organic farming can feed 7 billion people. It is also possible to restore lean soil by reducing the amount of chemical fertilizer input and incorporating legumes into crop rotation. There are still useful crops on the planet, and it seems that if they are cultivated well, they have the potential to support a population of 10 billion.
 Today, in Western countries, the proportion of protein intake is two-thirds animal and one-third plant. Assuming that it will support a population of 10 billion, we will reduce the animal origin to one-fifth and the plant origin to four-fifths. However, we also need animal protein. Candidates that appear there will be insect food. Crickets are already being cultivated in Thailand. Insects are high in protein and low in fat. In recent years, the technology of plant factories, which has been attracting attention, is expected to be applicable to mass breeding of insects. Insects have never been bred for food. However, if it becomes a food that supports the population of 10 billion and is required to be delicious, it may be necessary to improve the variety. Research areas such as nutrition, productivity, and utilization of unused resources for insect food are in the developing stage. In a sense, it also means that there are many possibilities, depending on the research. However, there is also the fact that cricket protein is already used in sweets in the United States and Europe.
 From the perspective of local production for local consumption, the potential of urban farms can be fully considered. Intravenous irrigation, hydroponics and aerial cultivation are also available on urban farms. Drip irrigation is a plant root-focused irrigation that saves water and fertilizer. In aerial cultivation, the vines are attracted to the stanchions and grown vertically without crawling on the ground. Hydroponics is a cultivation method that utilizes an inert and barren base layer rather than soil. It is said that if a 30-story building with 2ha of soil for urban agriculture is constructed, it will be comparable to 970ha in rural areas. It will be the ultimate model for local production for local consumption. The city of Paris, France, is trying to realize the world's largest urban farm.

新しい解決策を間近で見る  アイデア広場 その878

2021-04-27 17:47:49 | 日記


 長年へビ恐怖症だった人々が、徐々にヘビと接する機会を増やすことで恐怖症を克服した事例があります。まず、マジックミラー越しにヘビを見ることから始めました。次に開いたドア越しに、ヘビを観察することへと進みます。続いて、人がヘビに触る様子をじっくり見て、その後、厚い革手袋をつけてからへビに触るのです。最終的に、数時間でヘビに素手で触れるようになるそうです。小さな成功を積み重ねていくこの経験のプロセスを、発案者のバンジューラは「案内付きの習得」と呼んでいます。この案内付きの習得を成し遂げた人は、治療不能と思われていたひどい恐怖心がなくなったそうです。案内付きを成し遂げた人は果敢に試み、より粘り強くなり失敗した時の回復力が高まりました。乗馬や人前で話すことなど、恐れを引き起こしかねない新しい活動を始めるようにもなったようです。この手法は、いわゆる行動の転移にも、寄与するようです。
 アラビンド・アイ・ホスピタルは、白内障など眼科において世界トップクラスのクオリティと手術数を誇っています。さらに称賛すべきことは、約半数の患者の手術費を無料で治療を行っていることなのです。1990年以降、アラビンドはインド農村部で治療活動を展開しています。この治療サービスはすべて、診察料を支払う経済的余裕のない患者の約6割に無料で提供されています。アラビンドの目的は、患者の登録、眼科検査の実施、眼科治療、および医療従事者の教育です。2006年から2007年初めにかけて、50万人を超える患者をスクリーニング検査しました。このスクリーニングの目的は、手術や高度診断サービスが必要と見られる人々の特定でした。スクリーニング検査の結果、11万3000人近くが手術を要する状態にあることが判明したのです。この検査の結果、より的確な情報に基づき、より素早く患者に対応できるようになりました。スクリーニング用データの分析から、学齢児童や産業労働者への治療を計画的により効率的に行うことができるようになったのです。
 日本では2033年に、道路橋では63%、河川管理施設では62%が、建設後50年を超え始めます。50年を超えたころから、施設の劣化が著しく進行する事例も増えるのです。インフラを維持したり更新したりする費用を、道路分野だけでも毎年2.5兆円程度が必要になります。何千とある道路橋には、それぞれの課題が累積しています。すべてを新しく建設しなおすことは、自治体の財政力を考慮した場合、困難な点が多くなります。極度に悪化しない前に、保全修理をしながら、長期間使用を続けることが選択肢になります。保全修理の優先順位が、現実的な課題になるようです。現在の状態を判断するには、その維持管理はどのように行われたかなどの情報が必要になります。日本の道路や道路橋、そしてトンネルなどの保守管理は、今後半永久的に続くわけです。地方においてこれらのインフラのスクリーニング検査を実施し、および保守管理の優先順位の判断が課題になります。スクリーニングの結果と時間軸での土木技術を系統的にわかれば、少ない労力で維持管理が可能になります。
 アメリカ人は、小さい時に自転車にあこがれていました。でも、今現在多くのアメリカ人が今日、いくつかの理由からサイクリングに及び腰になっています。自転車の販売店の対応、複雑な構造の自転車とその費用、サイクリング道路の不備、めったに乗らない高性能自転車をメンテナンスしなければならない面倒さなどが、躊躇の原因になっています。ある企業が、自転車の復権についてのプロジェクトを立ち上げました。その結果は、アメリカの消費者たちに、サイクリング経験を思い出させ、楽しく参加することがけっして不可能ではないという結論が導かれました。長らく自転車に乗っていない人たちを、気軽で単純、そして楽しいサイクリングに誘うことが重要だとなったのです。自転車は環境に優しい乗り物として、コロナ後でも、継続的に誘客を期待できる要素を持っています。このプロジェクトの提案は、自転車を活用した観光振興を行っている市町村に一つのヒント与えます。さらに、稼げるサイクリングに浮揚させるヒントは、兵庫県にある1400年の歴史を持つ城崎温泉にあります。
 城崎温泉は、「ゆめぱ」という電子化された外湯用の入浴券が考案しました。「ゆめぱ」でお客さんはスマホをかざすだけで、入浴も飲食もできるようになったのです。お客さんも便利になりましたが、観光協会はお客さんの町巡りと売上げの関係を見える化できるようになったのです。お客さんの動向を客観的に把握できるようになった結果、どこに町の資源を集中するかも分かるようになりました。人の集まるところを充実させれば、そこに多くのお金が落ちることになります。さらに、お金を落ちる仕掛けを作れば良いわけです。ちなみに、アメリカのプロジェクトチームが、自転車振興で提案したことは「気楽に何か探しに出かけ、ぷらぷらとのらりくらり、真剣な競争は避ける」というものでした。このテーマに合う行動は、サイクリングやハイキング、名所旧跡巡り、そして温泉での癒しなどが候補にあがります。さらに、より楽しくするならば、サイクリングと温泉を組み合わせるなどの発想がでてきます。ハイキングの後の温泉などは、日本では定番の癒しになっています。サイクリングも楽しいのですが、単一だけでは楽しさが半減するということでしょうか。お客さんを複数の組み合わせで満足度を高め、地元も利益を享受するウインウインの仕組みは優れたものになります
 ある病院の看護師さんたちは、引き継ぎで困っていました。彼らはこれまで、引継ぎの伝達をナースステーションでやり取りしていました。シフトが終わる時間に、慌ただしく引継ぎをしていたのです。どうしても、引継ぎ漏れがでて問題が起きていたのです。そこで引継ぎの仕組みを、新たにデザインしたのです。再設計されたシフト交換交の方法は、患者本人を前に伝達するようにしました。引継ぎをする看護師同士も、患者も内容が分かるようにしたわけです。引継ぎ漏れが、大幅に減りました。さらに、シフト終了時にメモをする代わりに、勤務時間のいつでも好きな時に情報を入力できるシステムを導入しました。シフト交替時には過去のメモを呼び出し、新しいメモを追加できるツールを準備したのです。ツールのおかげで、看護師たちは患者情報の申し送りをいつでもできるようになった。さらに、伝達ツールのおかげで情報の質が向上したうえ、準備時間も短縮されました。満足は、サービスや製品はもちろんですが、環境、情報、そして人の感情などが複雑に組み合わさったものからもたらされるようです。
 成功を収めるブランドは、消費者の生活を深く理解することからブレークスルーを見つけるケースが多いようです。複雑な問題の中で時には、相反する部分があります。これが把握できれば、新しい解決策に近づきます。課題があるときそれに立ち向かえる喜びは、何事にも代えがたいものです。課題をやり遂げたときの達成感は、人間の幸福といっても良いようです。そんな幸福を体験した人に、発明王のエジソンがいます。エジソンは、白熱電球を発明し、ここから一つの産業を築き上げました。電球が電球として機能するには、電力システムが不可欠になります。電力システムがなければ、電球は一種の見世物にすぎません。エジソンの偉大さは、必要なシステム全体を創出したことです。この作り出す過程で、彼は多くの幸福を体験したことでしょう。
 付け加えると、ヘビの恐怖を克服した人も達成感を経験しました。アラビンドもスクリーニング検査行う過程で、手術を要する人々を正確に把握することができました。治療を受けた患者さんは喜びを、そしてアラビンドの人々も達成感を体験したことでしょう。トンネルなどのインフラのスクリーニング検査を行った技術者は、保守管理の優先順位を明確にでき、少ない労力で作業できることに充実感を体験するでしょう。サイクリングが運動を超える楽しい娯楽になり、地元に利益をもたらすウインウインの仕組みにしてしまうことには、仕掛け人にとって達成感があることでしょう。人の命を預かる医療関係者が、その職分を大過なく患者ととともに全うできれば、これに卓ことはないようです。これらは複雑な問題の中でいくつかの部分をもれなく把握して、新しい解決策を創出するケースになります。こんな光景を近くで見たいものです。



Mechanism to increase production of hydrogen fuel infinitely  Idea Plaza Summary608

2021-04-27 17:46:00 | 日記


 When automobiles are powered by hydrogen, securing hydrogen fuel is our challenge. In response to this request, in 2020, Australia is planning a transportation test of hydrogen produced from coal stakes to Japan. In this case, the emission of carbon dioxide when processing lignite is a slight disadvantage. Rather, the idea of utilizing renewable energy in untouched areas overseas comes up. The region that embodies this idea is the Patagonia region, located at the southern tip of South America. Patagonia's potential wind energy is 12 times more than Japan's annual electricity demand. Plans are underway to bring hydrogen produced by Patagonia's wind power to Japan. As long as the windmills in this region are spinning, Japanese fuel will be supplied safely.
 Just relying on a foreign country can be daunting. Japan also has resources to make hydrogen. Just by raising the top of many dams in Japan by about 10m, the value of one or two large dams will come out. Mizukubo Dam is located in Yonezawa City, Yamagata Prefecture. This dam will be a multipurpose dam for agricultural and urban water with a height of 62 m and a total storage capacity of 31.5 million 1㎥. There is a plan to raise the Mizukubo Dam by about 10m, increase the total water storage capacity to about 100 million㎥, and add a function called power generation. If you generate electricity at a dam with a head of 50m, you can sell the electricity you make. This can be done in a cycle in which a water wheel is used to generate electricity at night, the surplus electricity is used to decompose water to produce hydrogen, and the hydrogen is stored during the day. Such hydrogen production at 3000 Japanese dams may meet the carbon-free goal.
 Innovations in recent years also seem to have created ways to produce hydrogen from the most common water and sunlight on the planet. With light and a catalyst, hydrogen can be produced. By decomposing water using sunlight, hydrogen can be produced without relying on fossil fuels. It is better to produce hydrogen directly from sunlight than to produce hydrogen from electrolysis or factories. The advantage of the photocatalytic method is that it does not burden the environment in the process of producing hydrogen. Japan seems to be superior in basic research on catalysts. I would like you to take advantage of Japan and achieve practical application.

グーグル検索のアルゴリズムに竹やりで接近する    アイデア広場 877

2021-04-26 18:27:46 | 日記


1,はじめに
 グーグルの検索サイトの最初のページに載っていることは、そのサイトの中ではランキングが高く、話題性があるということのようです。1億とか2億の数のサイトになれば、多くの人が見ているサイトということになるのかもしれません。グーグル検索を調べてみると、グーグル側では、「ページの掲載順位を上げるためにお支払いをお願いすることはありません。ランキングはアルゴリズムによって決定されます。」と説明されています。私のブログは、アルゴリズムにどのように評価されているのかを知りたくなりました。そこで、どの程度のランクにあるのかを調べたわけです。最初のページにある場合、そのサイトの中では、ランキングが高く、話題性があると勝手に判断しました。

2、ランキングの流動性
 日本語と英語のブログ30を並べて、ランキングの変化を観察してみました。たとえば、4月1日に調べた結果が、4月10日にはどうなっているかなどの変化を調べたわけです。
事例1「炭素固定化を促進する植物プランクトンを利用する   0 0」のブログ場合、以前も現在もグーグル検索サイトの「1番最初のページ」ないということです。
事例2「ドライバー不足やITC技術者の不足を解消する仕組み  24,100,000 2,420,000」のブログ場合、以前2400万のサイトの第一面にランキングされていましたが、次に調べた時には240万の第一面に後退しながら載っていたというものです。ランキングは、上昇したり下降したりすることがわかりました。

3,ブログの推移
 日本語の30のブログの内、幸運にも24を最初のページに乗せていただく事になりました。この中には、1000万以上のサイトが4つ含まれていました。1000万未満~100万台のサイトに6つという具合でした。100万未満が14つ、載らなかったブログが6つという結果でした。時間をおいて、次に調べた時には、少し変わった結果も出てきました。1000万以上のサイトが4つ、1000万未満~100万台のサイトに7つ、100万未満が15つ、載らなかったブログが4つという結果でした。時が過ぎるにつれて、ランキングが上がる傾向があったのです。もっとも、短期間の傾向で、長くなると消えていくことも多くなります。
 日本語のブログで行ったことを、英語のブログでも行ってみました。英語の30のブログは、幸運にも26を最初のページに乗せていただく事になりました。この中には、1000万以上のサイトが15つ含まれていました。1000万未満~100万台のサイトに7つという具合でした。100万未満が4つ、載らなかったブログが4つという結果でした。次に少し時間をおいてブログを調べると、英語も少し変わった結果が出てきました。1000万以上のサイトが22つ、1000万未満~100万台のサイトに4つ、100万未満が1つ、載らなかったブログが3つという結果でした。
 英語のサイトは、日本のサイトより数が大きくなることに特徴がありました。日本では最高が1000万単位のところが、英語ででは10億単位になります。少ないより、大きいほうが気分はよくなります。下のような結果になると、楽しくなります。
People who enjoy reading and writing   5,030,000 2,630,000,000
Digital textbooks to develop global human resources 3,440,000 3,920,000,000
日本語の翻訳はグーグル翻訳がやってくれるので、気が楽になります。英語で20億と30億のサイトの1面のランキングに載ることは、どの程度日本を紹介していることになるのかを、いつか知りたいものです。

4.日本人と外国人の同一性と異質性
 最後に、日本語のサイトで上位にランキングされたブログが、英語のサイトではどうなっているのかを調べてみました。「女性能力を日本流に・・」のブログは、最初認められなかったものですが、しばらくすると6000万のサイトに載るようになりました。このブログを英語に翻訳すると、1憶のサイトにランキングされるになっていました。「危機を克服しながら・・」は、最初ランキングが1000万と高かったのですが、次第に300万台にランクを下げていきます。でも、英語の方では、最初から2億台のサイトに載って、そのランクを維持しています。「失敗を許容する職場・・」も、「危機を克服しながら・・」と同じような傾向になっています。「新たなコミュニケーション・・」は、特異な経過を取っています。日本語では、高い3億のサイトに最初は乗ったのですが、すぐに低下します。でも、英語のサイトでは、1憶のサイトから70億のサイトにランクが急上昇しました。どうして、このようになるのか、調べる楽しみができたことが、一つの収穫でした。

女性能力を日本流に伸ばす仕組み  アイデア広場 その821. 0  60,100,000
A mechanism to develop women's abilities in the Japanese style  Idea Plaza Part 821. 127,000,000 167,000,000

危機を克服しながら豊かになる人々 アイデア広場 その804. 10,100,000
3,580,000
People who get rich while overcoming the crisis  Idea Plaza 804. 215,000,000 227,000,000

失敗を許容する職場も良いものだ アイデア広場 その 749.  30,200,000 2,640,000
A workplace that tolerates failure is also good. Idea Plaza Summary 749. 10,300,000 11,000,000

新たなコミュニケーションモデルの出現  アイデア広場 その714.  299,000,000 1,280,000
Appearance of a new communication model  Idea Plaza 714. 118,000,000 7,450,000,000

5,さいごに
 グールのアルゴリズムには、分からないことが多いのです。「新たなコミュニケーションモデルの出現  アイデア広場 その714.」のブログは、2020年10月23日に発信しました。その中で3億近くから100万台に低下して、現在は「0」となっています。一方、これを英語に翻訳した「Appearance of a new communication model  Idea Plaza 714.」は、2021年3月14日に発信しています。これは、1億台から74億台になり、現在は66億台になっています。疑問に思うことは、検索の入力にあります。Appearance of a new communication model  Idea Plaza 714、Appearance of a new communication model 、Appearance of a new communicationという3つの各入力によって、数字が変わるのです。Appearance of a new communication model  Idea Plaza 714の場合は、600万台に表示されます。Appearance of a new communication modelの場合は、66億台に表示されます。 Appearance of a new communicationとmodelを抜いて入力すると23億台に表示されます。でも、「Appearance of a new communication model  Idea Plaza 714」の表示は、変わらないのです。
今回は、グーグルのアルゴリズムに挑戦してみました。いくつかの疑問が出てきたので、この解明することに、今後の楽しみができたようです。


「最近のブログ30のまとめ」日本文
テーマ                         以前の数 後の数
ドライバー不足やITC技術者の不足を解消する仕組み  24,100,000 2,420,000
数学が心地よい時間と空間で学習できる環境   16,800,000 17,100,000
学校弁護士と女性教師の職域を拡大する 14,500,000 16,100,000
肥満予防には細分化した目標設定が求められる   12,100,000 22,100
天使の取引が日本一裕福な地域にする   9,100,000 9,620,000
読んで書いて楽しむ人達   4,760,000 1,250,000
日本産木材を利益の産む金の卵に育てる   2,790,000 612,000
力士の勧誘、成長、開花、そして第二の人生   1,950,000 2,050,000
オンライン飲み会とマッチングサイトを融合する試み  1,330,000 6,900,000
リスクであるコロナ禍をチャンスに変える仕掛け   1,090,000 2,860,000
パンデミックを乗り切るヒントは長寿企業にあります   392,000 378,000
研究者を鼓舞するアイテムとしての便座   388,000 12,000,000
インドから学ぶゲームを加味したエドテック   328,000 255,000
日本の思い切ったデジタル達教育のモデル   317,000 694,000
人類へ十分なたんぱく源を供給する昆虫食   287,000 808,000
母子家庭の貧困や学力低下を阻止する仕組み  240,000 238,000
洗練された情報としての新聞の奮起を希望します  230,000 225,000
多様性のあるスマートシティの実現に向けて   210,000 325,000
運動、食事、睡眠の全体最適を実現する  144,000 149,000
福島原発地区の再生はヤナギの植林から始める   106,000 45,000
異次元の発展を突き進む原発事故地域   41,500 173,000
海氷の予測精度が北極圏航路のネックを解消する  11,400 0
損傷制御設計を組み込んだ親子三世代住宅   9,790 7,600
サイトカインの嵐を防ぐ海藻のお話し  6,290 3,000
分散避難とコロナ禍、そして子ども食堂への発想ゲーム  0 0
ナッジを使った認知症対策    0 0
炭素固定化を促進する植物プランクトンを利用する   0 0
ソバの値上がりをロシア産の輸入で抑制する  0 237,000
ランナーをより元気にするシューズの出現   0 6,750,000
女性能力を日本流に伸ばす仕組み  0 60,100,000


英文
テーマ                     以前の数 後の数
Indian and Japanese tags are the strongest 1,100,000,000 134,000,000
I want a simultaneous interpretation AI that returns to the age of the Tower of Babel 725,000,000 735,000,000
A company that turns risk into opportunity. 383,000,000 14,300,000
The delivery system also goes from partial optimization to total optimization 261,000,000 3,500,000,000
Solution to the recruitment problem where Japan and South Korea become win-win 216,000,000 175,000,000
People who get rich while overcoming the crisis   215,000,000 227,000,000
Appearance of shoes that make runners more energetic   73,500,000 74,200,000
Angel trading makes this area the wealthiest in Japan 70,500,000 71,600,000
A mechanism to develop women's abilities in the Japanese style. 57,500,000 134,000,000
Korean court in a mysterious country from the perspective of Japanese 30,700,000 16,000,000
Insect food that supplies a sufficient source of protein to humankind 27,600,000 31,600,000
The process of creating ideas to leave for offspring 20,300,000 220,000,000
Toilet seat as an item to inspire researchers  14,600,000 27,900,000
Two babysitters bring growth and safety   10,900,000 15,100,000
Toilet seat as an item to inspire researchers  9,320,000 13,500,000
People who enjoy reading and writing   5,030,000 2,630,000,000
Digital textbooks to develop global human resources 3,440,000 3,920,000,000
Do what you want to do during healthy life expectancy   3,070,000 137,000,000
It would be interesting to have an AI that can surmise human feelings 1,890,000 6,550,000
Prepare for grasshopper damage caused by abnormal weather 1,050,000 4,010,000
Phosphorus fertilizer is supplemented by mycorrhizal fungi  817,000 897,000
Sophisticated data improves AI performance   333,000 76,300,000
Efficient telework as a team. 134,000 2,040,000
An area where seniors can live comfortably. 132,000 83,800,000
Parents and coaches to improve children's motor skills  29,500 0
People who get rich while overcoming the crisis 3,090 470,000,000
The spiritual driving force that promotes fair trade   1,560 37,000,000
Read the back of soaring grains   0 40,300,000
Basic knowledge is important in a rapidly changing environment 0 1,010,000,000
Diversity of human resources required by the education and industry  0 0

Improve your writing and speaking skills so that you can understand  Idea plaza Summary 607

2021-04-26 18:26:21 | 日記


 If you really want to write, you will definitely come across a situation where you have to read a book. You prepare your own writing while trying out what is written in the book and the ideas that you have come up with after reading it. It is good when writing in rhythm, but once the rhythm breaks, anguish begins. In this state, I can't even think of straw, and I can't think of anything. When this happens, I'll leave writing. During a slump, it is a wise choice to move away from bad images and out of emotional discomfort. It seems that walking is the most common means of withdrawal. When I think about it while walking, I suddenly get an inspiration. The moment when this inspiration creeps up is fun for the writer. If you write it, you can have such an experience many times, so you can have a good life.
 It is more difficult to speak gently than to write. It's easy to think that everyone should speak equally or show the same thing. If you don't clearly distinguish what to show to which level and what to hear to which level, there will be cases where the story cannot be understood. There is a difference between what you talk to elementary school students and what you talk to high school students. Those who have the same knowledge and those who have the same experience will have a smooth understanding and affinity. It seems important to make the subtleties of the story based on the ability and experience of the other party. This area may be more difficult than writing.
 It is now necessary to improve the skills of talking so that the other person can understand. An online meeting is a hint. This online conference played an active part in this corona disaster. But I'm also dissatisfied. I also found that if I could resolve this dissatisfaction, it would be a great communication tool. There is also a simple solution. One is that people who are not trained in vocalization or pronunciation speak with a 20% reduction in the number of characters. In the online world, where you can only use sight and hearing, it's not easy. If we can create an environment where we can get along with everyone in the world by writing and speaking in an easy-to-understand manner, we may be able to live in a conflict-free society.